記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

モンパルナスのホテル vol.2

2023年09月26日 22時32分31秒 | Paris

前回の続きです

今回初めて
スーツケースを2個持ってきたので、同時に運ぶことが上手くできない
壁にぶつけながら、また狭いエレベーターにも何度か扉が閉まりかけつつ入れていたら、お掃除のお姉さんが持ち上げながら押し込んでくれた

 

フロントに着くと、さっきの男性が「さぁ、行こう!」と、言って、スーツケースひとつを掴むと、数ブロック先にある同じ系列のホテルへと案内してくれた。

 

そして「どうして日本人はお風呂が好きなの?」

とたずねた。

 

「お風呂は毎日入るのが習慣で、日本人にとってはごく当たり前のことだから。

あなたはお風呂は好きじゃない?」

と、たずねると

「お風呂だと時間がかかるし、沢山の水を使うからね。水はとても大切な資源だよ」と。

 

大切な資源と言われると、なるほどな、と少し考えさせられる

 

ほんの23分ほどでホテルに着いた。こちらのフロントのおじさまも、状況がわかっており、スーツケースを預かると、「部屋が空いたら入れておくよ」と話してくれた

 

直ぐにお部屋に入れるわけではなかったので、前日に買ったヨーグルトを、どこかの冷蔵庫に入れておいて欲しいと頼んだ

 

おじさまはヨーグルトを持って下に向かう階段を降りていき、途中振り返って、

「コーヒー飲むかい?」と聞いてくれた。本当は飲みたかったが、時間がないので丁寧にお断りした。

このとき、何時にお部屋に入れるのかを確認しておかなければと思い、戻ってくるのを待っていたら、このホテルまで案内してくれた男性と、ここのホテルのおじさまが階段を上がってきた。

 

私が何か尋ねようとしているのを察知した男性は、笑顔で

Tell me,tell me!!」と、両手を手前に引くようなジェスチャーをして言うので、

À quelle heure~?」とたずねると、「11時か、15時か、そんなところだね。ヨーグルトは部屋の冷蔵庫に入れておくよ。」と答えてくれた。

 

とりあえず、美術館から戻る頃にはお部屋に入れる事がわかり、安心して出かけた。

 

つづく!


余談ですが、最初のお部屋のシャワーは、底面が縦・横80cmくらいのシャワーボックス。
こんな狭い中でのシャワーなんて慣れていない
案の定、腕を数回ぶつける羽目に
でも、14時間のフライトで疲れていたので、さっぱりすっきりしました

 

※見出しの写真は、今回同行した2つのスーツケース!
羽田空港で撮影したものです。

 

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モンパルナスのホテル vol.1

2023年09月26日 21時51分39秒 | Paris

綱渡りのようにしてみつけたホテル、実はバスタブ付きかどうか、到着してみないとわからない状態でした。
なので、予めメールで強くバスタブ希望と訴えておいた

ついでにアイロンがあったら借りたい旨もお願いしておいた

 

チェックイン時、フロントのおじさまに、「バスタブ付きのお部屋ですか?」と訊ねると、「それはわからないよ」と答えた。

 

わからないってどう言うこと心の声

 

ルームカードキーを受け取り、部屋にはいり、速攻バスルームをチェック

 

 

シャワーでした

 

気を取り直して、スーツケース2つの置き場所を決め、エコバッグを取り出して出かけることに。

 

外出時は、フロントでカードキーを返却するシステムなので、返却時に、「シャワーでした。残念です」とガックリした表情で訴えたんです

 

すると、フロントのおじさま、「今日は変えられないけど、明日バスタブ付きの部屋が空いていたら変更してあげるよ」と、言ってくれました

 

やった!これで希望が持てる

 

そして、アイロンの件も、あるから大丈夫!と言ってくれました。

予約時に送ったメールの内容は、一応読んでくれていたのね

 

翌日、トワル・ド・ジュイ美術館に行く予定だったので、早々に支度を済ませ、フロントでカードキーを返却したら、昨日のおじさまではない男性が座っていた。

「バスタブ付きの部屋に移動できますよ!」とのこと

 

昨日のおじさま、今日のシフトの男性に、確かに引き継ぎしてくれていたのだ

 

「このホテルには、バスタブ付きの部屋はないんです。だから、歩いて数分のホテルに案内するよ!」とも言った。

 

シャワーのみのホテルだったとは、、、
予約サイトで明確にして欲しかった。

 

満面の笑みで「いつ移動できますか?」と訊ねると、「Now!!」と彼も笑顔で返してくれた。

 

びっくりした私は、思わず「NOW?!」と聞き返していた。

 

これから出かける予定で出てきたし、部屋は片付いていない

 

慌てて部屋に戻り、スーツケースを開けて、出しっ放しの荷物を詰め込んだ

 

つづきます

※見出しの写真は、ホテルの窓からの眺め
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