前回の続きです
今回初めてスーツケースを2個持ってきたので、同時に運ぶことが上手くできない
壁にぶつけながら、また狭いエレベーターにも何度か扉が閉まりかけつつ入れていたら、お掃除のお姉さんが持ち上げながら押し込んでくれた
フロントに着くと、さっきの男性が「さぁ、行こう!」と、言って、スーツケースひとつを掴むと、数ブロック先にある同じ系列のホテルへと案内してくれた。
そして「どうして日本人はお風呂が好きなの?」
とたずねた。
「お風呂は毎日入るのが習慣で、日本人にとってはごく当たり前のことだから。
あなたはお風呂は好きじゃない?」
と、たずねると
「お風呂だと時間がかかるし、沢山の水を使うからね。水はとても大切な資源だよ」と。
大切な資源と言われると、なるほどな、と少し考えさせられる
ほんの2、3分ほどでホテルに着いた。こちらのフロントのおじさまも、状況がわかっており、スーツケースを預かると、「部屋が空いたら入れておくよ」と話してくれた
直ぐにお部屋に入れるわけではなかったので、前日に買ったヨーグルトを、どこかの冷蔵庫に入れておいて欲しいと頼んだ
おじさまはヨーグルトを持って下に向かう階段を降りていき、途中振り返って、
「コーヒー飲むかい?」と聞いてくれた。本当は飲みたかったが、時間がないので丁寧にお断りした。
このとき、何時にお部屋に入れるのかを確認しておかなければと思い、戻ってくるのを待っていたら、このホテルまで案内してくれた男性と、ここのホテルのおじさまが階段を上がってきた。
私が何か尋ねようとしているのを察知した男性は、笑顔で
「Tell me,tell me!!」と、両手を手前に引くようなジェスチャーをして言うので、
「À quelle heure~?」とたずねると、「11時か、15時か、そんなところだね。ヨーグルトは部屋の冷蔵庫に入れておくよ。」と答えてくれた。
とりあえず、美術館から戻る頃にはお部屋に入れる事がわかり、安心して出かけた。
つづく!
余談ですが、最初のお部屋のシャワーは、底面が縦・横80cmくらいのシャワーボックス。
こんな狭い中でのシャワーなんて慣れていない
案の定、腕を数回ぶつける羽目に
でも、14時間のフライトで疲れていたので、さっぱりすっきりしました
※見出しの写真は、今回同行した2つのスーツケース!
羽田空港で撮影したものです。