
数日前、愛犬の散歩コースでもある緑道を歩いていたら、ほんの一角に、巨大キノコがニョキニョキ生えていて驚いた
いつの間に
見るからにふてぶてしくて立派なキノコ
よく観察してみると、隣り合うキノコが途中でくっついている
京都の下鴨神社にある「連理の賢木(れんりのさかき)」を思い出したが、菌糸から成るキノコの方が、くっつきやすそうなイメージだ
ただ、散歩コースにこんなにたくさんのキノコが生えているのは危険うっかり愛犬が口にしたら大変
お散歩の時は気をつけなくちゃ。
そんなことを考えながら歩いていると、今度は、剥いたみかんの皮状の物体があちこちに落ちているではないか
「ええ〜っ」
こんなところに捨てていくなんて困ったもんだと、思いながらよく見てみたら、これもキノコ。
茎まで模様がある
あまりにも珍しいので写真に撮った
帰宅してネットで検索してみたが、同じキノコが見つからない
検索ワードをいろいろ試したがでてこない
そこで、キノコを詳しく調べるために朝一で、もう一度同じ場所を訪れ、採取してきた。
生まれて初めてのキノコ狩りである
ただ、残念なことに、ご丁寧に雑草を刈っていただいた方がいたようで、だいぶ引っこ抜かれていた
そのなかでも形がとどまっているものを3つ持ち帰った。
そして今日、図書館に行ってきた
その場ではわからないので、キノコ関連の興味深い本を5冊借りた。
最初に見たみかんの皮状のカタチは、傘が裂けてあの形になったものだとわかった。本来の形状で見つけるのが難しいが、近しいキノコを見つけた
その名も、「ウコンハツ」
同定出来ているかは定かではない
でも鮮やかな黄色だったことは間違いないので、名前は合っていそう。
柄(茎のような部分)や傘の状態も似ている
そしてふてぶてしい身なり?!のキノコは、「ヤマドリタケモドキ」ではないかと
もしもそうだとしたら、食用にもなるようだ
モドキではなく、「ヤマドリタケ」は、高級食材の「ポルチーニ」、「セップ」のことだと、きのこ図鑑に書かれていた
ごく身近に高級食材に似たようなキノコがあることに改めてびっくり仰天
散歩コースのキノコ観察、しばらくハマりそうです

絵本やアニメに出てきそうなカタチのかわいいキノコ。ただ、色が地味すぎた

かたまって生えていると、ふてぶてしい雰囲気


朝の6時半に家を出てキノコ狩り

柄がメリメリしているのは、乾燥して干からびたよう

傘の裏はひだになっています。

最初に出会ったキノコでした
(見出しの写真のキノコ)

かわいそうに、誰かに引っこ抜かれていました

傘の中央部がへこんでます

借りてきた本
