まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

佐渡の山野草 オオミスミソウ(雪割草)

2025-02-09 08:36:55 | 佐渡の花

マサチャンママに電話して街の様子を聞いたら、やっぱり
雪は例年より多くて、娘が5時起きで雪かきをしているという。
昼間だってだあれも歩いておらせんが、と言って。転んでも通る人が
いないから助けてくれる人がおらんが、と笑えない話。いやいや。
寒波、誰も居座ってくれなんて言ってないんだから、さっさと消えてほしいわ。

3月下旬の雪解け水で川は勢いよく流れていく。
このころになると「雪割草はまだかしら」と山野草好きはうずうずして。
*オオミスミソウが正式名称だろうが、私らにとっては*雪割草。早春季植物。
日本海側のものは花も大きく、花の色とシベの色の組み合わせも変化に富んでいるから
太平洋側のものと区別して*オオミスミソウと呼ぶ。ー佐渡の花ーから。

佐渡生活の5年間、4月初めにはドンデン山アオネバ登山口から歩き始めて*雪割草探し。
私らは朝早くに出かけたから、花はまだ閉じているか開きはじめ。帰る頃になるとようやく
全面開花になる。いや開きかけが可愛いから、少しも気にならない。

写真は全て 2010年4月4日 

崖をよじ登り 身体捻っての必死の形相で

枯葉の中から顔を見せてくれると 嬉しくて

奥にエンレイソウも

陽が差し込み始めるとこんなに美しく開いてくるのです

みんな可愛いから選ぶのが大変で。
何回も思い出写真で記事アップしているから既出の写真多々はお許しを。
(どうしてもお気に入りは同じになってしまう)

一月ほど経った5月になるとアオネバ登山口はすっかり緑になる。

島外からの登山客も増えてくる。
新潟から朝一番の船で来て夕方の船で帰って行った登山グループにあったことがある。
それほどにドンデン山へのアオネバ登山道は魅力的だ。
どうぞぜひ一度来島してくださいませ。

 

 

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佐渡の山野草 フキノトウ・ヒトリシズカ・オオイワカガミ・ほか

2025-02-07 08:33:04 | 佐渡の花

昨日より幾分かマシだが今朝も寒い。

マサチャンママのご主人の手術は、無事に終わったそうだから彼女はほっとしたことだろう。
いつもは国仲の病院へは車で行くのに、昨日は雪がやぼだからとバスで行ったそうな。
バスを使うなんてよほどのことだろうから、佐渡も雪がすごかったのだろう。
佐渡といっても広いから、南の小木、羽茂方面は比較的雪が少なく、また大佐渡の北は
風が強いから雪は吹き飛ばされ、大佐渡の麓は雪が多い。そのふもとの集落に
実家があるタケウチサンがよく言ったものだ。
「車で両津に入ってくると少ないもんな、俺んちの方は雪かきせんならん」って。

 

在庫写真がないので、こちらに出張ってもらう。佐渡思い出写真、山野草。
既出写真も多々ありですが、お許しのほどを)
年はいろいろまたいでいるが月は同じで、ああ3月はこんなで5月になるとこうなるのか。
と思っていただければ嬉しいです。

3月に入り、彼岸の頃になるとようやく日差しが戻ってきて。

3月

マサチャンママの車でドンデン山の麓へ

私もチャリンコギコギコでフキノトウを採りに行く。

4月 大好きエンレイソウ 

5月
4月の終わりの週から5月に入ると、ドンデン山行きのバスドンデンライナーが走ったから、
(今はどのようになっているか分からない)
それを利用してアオネバ登山口まで行き、そこから登山道をちんたら歩いた。

キケマン

コゴメが成長してシダになってしまった またそれがいい道なの

多種類の山野草混在

ヒトリシズカ

 

オオイワカガミ 佐渡の山野草は花が大きいから「おお」がつくと聞いたことがある

大好きな山野草

 

 

そして地味で見過ごしがちな*カンアオイ

やっぱり懐かしいわ。
一緒に歩いた遅刻友は施設に入所している。
「行くかや」と言ってくれたご主人は亡くなった。歳月の流れをひしひしと感じるわけよ。

 

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佐渡の思い出 山野草ースプリング・エフェメラル

2025-02-05 08:56:09 | 佐渡の花

今朝は一番の冷え込みじゃないかしら。
家々の屋根が真っ白、瓦屋根の家も。今週が過ぎれば、さらに春の気配がと期待して。

佐渡生活の思い出。
2月なんてまだまだ冬の真っ最中だけれど、3月に入ったら彼岸が過ぎればと
山野草に会いに行くことを待ち焦がれる。
私の山野草デビューは、マサチャンママんちで見たカタクリの花。
コップに1輪さしてあるのを見て一目で惹かれて教えてもらったのよ。
「あんた見に行くか」ってアオネバ登山口のそばに連れてってもらって。
それからは、すっかりはまって、ひとりだったり遅刻友と一緒にだったりで。
遅刻友の「うちの雪割草が咲いたから行くか?!」がお誘いの言葉。
二人ともまだまだ元気だった。私の膝も痛みなんてなかったから崖に
よじ登って写真撮ったりしたわ。

そんな中から
佐渡の早春に咲くースプリング・エフェメラル(春の妖精たち)ーを。

春先に開花し夏まで葉をつけると、あとは落葉広葉樹林の林床などの地中で過ごす
一連の野の花を総称してスプリング・エフェメラル Spring Ephemeral と呼びます。
その可憐さから「春の妖精」とも言われます。

エフェメラルは「はかない」とか「つかの間の」を意味する形容詞だそう。
うーん、ぴったりだ。

まずはカタクリの花を(福寿草は紹介済みで)

花開く時期になかなか行かれなくて   私にとって貴重な写真

ショウジョウバカマ

キクザキイチゲ
遅刻友は「どこにでも咲いとるからめずらしくないな」なんて。
ほんとにそう。チャリンコで行かれるニリンソウおじさんの田んぼで。
おじさんも田んぼもどうなったかしら。

 

*アズマイチゲ ちょい不安

 

*キバナノアマナ

*アマナ

写真を撮った場所が浮かんでくるほど懐かしい。

 

 

 

 

 



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私の中の山野草

2023-02-16 09:07:46 | 佐渡の花

おもいっきりの青空。久しぶりだわ。
空気は冷たくて洗濯物を干す手が痛くなるほど。でもでもそれがなんだ、ってなものよ。
気持ちが晴れ晴れする。

遅刻友ご主人が亡くなって2週間になる。早いものね。
佐渡生活中、2月はまだおとなしくしているけれど、3月も下旬になり4月初めともなると、
「そろそろ咲いとるんだね」と、遅刻友に催促する。車を出せと催促する。
友は自分の運転では心もとないので、ご主人を引っ張り出してアッシー君にする。
私もその方が安心だ。安全運転、地図に詳しいからね。
ご主人も山歩きや山菜摘み大好きだから「喜んで」とばかりに、なんて都合よく解釈して。
「雪割草」見に行かんかと平場のそちらに行く。雪割草はいなくて*オウレンに出会った。
オウレン、大好きだからいいの。

*セリバオウレン


ユキワリソウとコラボ

私の中では山野草は、ドンデン山アオネバ登山道の両横の崖に枯葉や枯草を突き破って
顔を出し、春を告げるカタクリ、ユキワリソウ、シラネアオイ、キクザキイチゲ・・・
厳しい冬を乗り越えて、時季になったらいつものようにいつもの場所に咲いている。
そんなイメージが強い。枯草や枯葉を突き破って、ね。
きっとその人その人、その場の山野草があるに違いない。

USBに保存してある写真から。
カタクリ、ユキワリソウ、シラネアオイは思い出として何回も登場しているから
今日は別の山野草、ってこちらも紹介済みかもしれないがそこはご勘弁のほどを。

 

田んぼの水温むそんな季節に

 


*キクザキイチゲ 「キクザキイチゲはいいっちゃな」というくらいそこここで見られる
紫と白

 


*アズマイチゲ?


*エンレイソウ

 


*ウスバサイシン?


*ショウジョウバカマ 紫 めずらしい白

 


*ユキザサ


*ヒトリシズカ

 


*チゴユリ

こうやって見返しながら懐かしく佐渡の春を思い出している。

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佐渡で山野草に会えた

2022-05-20 08:56:38 | 佐渡の花

佐渡から帰る時、マサチャンママがわらびをしこたま持たせてくれた。
両手丸くしてすっぽり入るくらいの量。もちろんあく抜きしてある。
「こんなにたくさんいらんよ。持って帰るのも重たいしさ。二人が食べる分でいいっちゃ」
と言っても「こんくらいなんだや。すぐ食べおせるが」と言ってきかない。
ご主人も「俺んち、持ってきてくれるもんがおって集まるんだから持ってってくれ」と言う。
そうね、マサチャンママんちは付き合いが広いから野菜でもなんでも困るくらい集まる。
筍だって「毎日ゆがいとったっちゃ。娘んとこにも送ったけど」なんてこと言う。

そういえば2月に横浜の娘さんのところに来た時、一袋3個か4個しか入ってないジャガイモが
300円近くすると言ってびっくりしていた。
「うちじゃ、残っとるジャガイモの芽をかかんなんて言うとるのんにね。まあ玉ねぎでも
なんでも買わんなんのね」と、都会暮らしがお金がかかることを実感していたものだ。
マサチャンママんちはジャガイモや玉ねぎなんて知り合いが持ってきてくれるから、
わざわざ買うという発想がない。1年分はゆうにあるからね。
保存しておく方が大変だとおもうわ。

わらびは、教室仲間に無理やりおすそ分けして食べてもらうことにしたわ。よかった。

さて、従弟のお嫁さんに連れて行ってもらったお山で久しぶりに会えた山野草たち。
山野草ではなく木も入っているけれど。ま。

タニウツギ

オオカメノキ 大好き 林の中でひっそりと咲く白い花を見ると落ち着く

 

*シラネアオイ

 

 *チゴユリ

 

 *ユキザサ 蕾

 

 終わりに近い*延齢草

 

 *カタクリも終わりの色

そしてまさかの*サンカヨウ

 

例年3月の彼岸に帰っていたから春の山野草にはほとんど出会えてなかった。
それがこのたびは思いがけず出会えてほんとうれしい、軽く興奮したわ。よかった。

 

 

 

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思い出 佐渡アオネバ登山道の山野草 雪割草・カタクリ他

2022-02-20 08:57:52 | 佐渡の花

昨日は二十四節気「雨水」だったのね。
雨水がぬるみ、草木が芽吹き始める、ですって。今朝の雨はどうかしら。

昨日さんざんごたごた言ってた山野草の出身地のこと。
福寿草はこうあってほしいの。なんて。

口ばかりではなんですので「ほら見てください」って。
腕のわるさには目をつぶっていただいてUSBに保存してあった写真を紹介しますね。
2010年前後の年・4、5月初旬ごろの写真です。
佐渡のドンデン山への登山道、最も一般的でアオネバ登山口からアオネバ十字路まで。
標高差約600m。所要時間2時間くらいかしら、遅刻友とふたりの歩きはちんたら3時間。
60代前半だった私もがんばってがんばって登ることができたのよ、若かった。
でもでも、だいたいは半分まで行って引き返すことが多かった、半分から上がきついのと
何と言っても根性なしだから。それにそこまでで十分満足して満たされたわけ。


登山道

山野草はたいてい崖の上に咲いているから、よじ登って踏ん張って撮る、片手で撮る。
膝の痛み発症前だからできたことね。よくずり落ちなかったわ。

まず*雪割草は4月

*カタクリも4月

*カタクリと*雪割草の競演

*シラネアオイは5月

後ろの*ヒトリシズカと共演

*オオイワカガミも5月

 

ちょっと前のことはきれいさっぱり忘れるのに、毎年のように行ったアオネバのことは
鮮明に思い出すからおかしなものね。

 

 

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2020・3 *ウスバサイシンなど佐渡で出会った山野草

2020-03-28 08:46:14 | 佐渡の花

不要不急の外出自粛要請。
はい守ります、きちんと。そばの公園散歩はしても人込みには出ません。
30日に予定していた定例会も、皆で意見交換してこんな情勢だからとキャンセルした。
2週間前に来たチュッパと娘も、私たちにも体調変化がなくてほっとしている。
佐渡で出会った皆さんも、私が感染源で体調崩すことがないよう後1週間祈るのみ。
ああコロナ騒動はいつまで続くのか。
山中伸弥先生はインタビューで、
「コロナは短距離走ではなくてマラソンと考えて1年はみていたほうがいい。
サクラは来年また帰ってくるけれど命は帰ってこない。ここが頑張りどころ」
と言うような趣旨の話をされていた。
そうか、と改めて覚悟を決めた次第。なにに対してかははっきりしないけれどね。

この方たちはいいな。
浮世のことは関係なく、季節が来れば「出番です」と顔を出す。
いとこのお嫁さんと行った山道で。

こんな崖で見つけて、ずりずりと滑り落ちそうになりながら撮りました。

 *ウスバサイシン
薬草ですって。7,8月ごろ根茎を掘る。鎮痛や去痰、咳止めに効あるそうだ。
細辛の粉末を酢で練ってへその穴に詰めると口内炎に確実に効くって、ほんとかしら。
笑えるけれど『佐渡の花』に書いてある。

 *延齢草

 *アズマイチゲ

 *ミヤマカタバミ

 *ナニワズ

 *キケマン

 *福寿草

 *雪割草 

 *エンゴサク

 

ここで怪我したら笑いものだと必死だったことは内緒。

 

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*キクザキイチゲ 満開

2020-03-25 09:13:14 | 佐渡の花

昨日の朝6時半過ぎ、佐渡汽船に向かって歩いていると後ろからブブーッって。
振り返ると車からシブヤサンが顔をのぞかせた。
「送って行ってやるから乗れっちゃ」って。いやあありがたい。
「久しぶりだのう」「カミさんが死んでから11年になるよ」と言うからしみじみした。
その奥さんとは佐渡生活の慰みにと始めた太極拳で一緒になって仲良くなった。
具合が悪いと言って横になったらそのまま逝ってしまうとは。
そうか、もう11年になるのか。
佐渡に帰ると、その手の話をあちらこちらから聞くから心細くさびしくなる。

スプリング・エフェメラル「春の妖精」*キクザキイチゲがいたるところで満開。


真法院の庭に


荒れ地の崖に


ニリンソウおじさんの田んぼわきの崖に


石仏の供花に

 

 

 

八重のめずらしい種類も

*キクザキイチゲが早春の山野草の一番手かもしれない。

蛇足
やっぱりなあ、パソコンの前はストレスがなくていいわ。

 

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佐渡 思い出の花*シラネアオイ

2020-03-18 07:36:40 | 佐渡の花

これから佐渡に帰るのだが、彼岸に帰ってもお目当ての山野草に会えない。
父母に「何しに帰ってくるんだ」と叱られることは百も承知だけれど、残念。
マサチャンママは、
なにもこんな寒いときに帰ってこんでも、暖かくなってからでいいねかや、
って言うの。でもねえそういうわけにもいかないし、第一落ち着かないわ。
やっぱりねえ、彼岸に墓参りして仏さんにお花立ててやらないと。
そうでなくったって、そのうちなんやかやで帰れなくなるんだから、
できる時にできることをせねばってことよ。
でも、やっぱり会いたいな、あの人ならぬあの花に。

会いたい山野草のひとつ *シラネアオイ
ゴールデンウィークを過ぎないとお目にかかれない。
アオネバ登山道を歩いて行けば、いつもの場所にいつも通りに咲いている。
それはそれは見事なシラネアオイロード。

濃い紫から薄い紫、めずらしいもので白もある。

 

 

 

 

 

 

 

よろしかったらこちらもどうぞ。

シラネアオイ

せめてもと写真を見ては思い出して懐かしんでいるわけ。

それではコロナ騒動のさなか行ってきます。今回はめずらしく佐渡直行。

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佐渡 思い出の花*オオイワカガミ

2020-03-09 08:50:54 | 佐渡の花

USB画像整理は着々と進んで、いやいや違うくたくたになりながら進んで。
佐渡編は、ほぼ1個のUSBに収まりつつある。
何しろ多いんだから。今までの3個のUSBから拾い上げて四苦八苦。
「まあいいや、もうやめよう」なんて思いつつ、変に頭固いから続けている。

佐渡で出会った花*オオイワカガミ。
もしかしたら一番好きなんじゃないかしら、と思うくらいよ。
早春に咲く*カタクリや*雪割草(ミスミソウ)が枯草を突き破って咲きだすなら、
この*オオイワカガミは5月のゴールデンウイーク当たりから咲き出す。
なので、周りの木々や植物が柔らかいとりどりの緑色に輝きだして、
この*オオイワカガミのピンク色がいちだんと可愛くきれいに見える。いいわあ。

写真は全部アオネバ登山口から

(今にしてようやく見つけ出しました、興味がありましたらどうぞ)

 アオネバ~ドンデン山荘トレッキングコース

 


つやつやの大きな葉が特徴

 


小さな握りこぶしのような蕾もかわいい

 

 


光が差し込めばすべてが輝いて一枚の絵

 

うつむく花 ピンクの色も様々。
もうちょっと紹介したい本音がちらほら。どうぞご覧ください。

佐渡の花 *オオイワカガミ

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