まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

国際文化会館の庭散策

2018-11-30 08:46:25 | 自然・風景

私の情報源はBS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」でして。
山田五郎さん、うるさいなと思わなくもないけれど、その博識に脱帽するばかり。

その日は美術展の前に「国際文化会館」に立ち寄ってのぶらぶらを紹介。
前川國男、坂倉準三、吉村順三の三氏の共同設計により現在の旧館部分が完成。
1976年(昭和51年)には前川國男氏の設計により旧館の改修と新館の増築が竣工(ホームページより)
したとのことで。
五郎さんの口から「前川國男」さんの名前が出た途端、行きたいとなったわけ。
そこで11月の横浜友定例会に無理矢理二人を誘って、昨日行って来たわ。

地下鉄麻布十番駅を降りて、鳥居坂を上って。

歴史的な意味がある建物だけれど、いつものごとくそこはすっ飛ばして
(昭和5年岩崎小彌太がわが国屈指の京都の名造園家「植治(うえじ)」こと7代目小川治兵衛に作庭を依頼したもの)
というお庭散策。
お庭に出るには一階に降りるのだけれど、分からなくてうろうろ。

出口から足を踏み出すと目の前 見事に紅葉

横の小山を上って行くと建物全景 左の部分が前川さん設計なのねきっと


 

背景に六本木ヒルズ

 

 

 

戻って下の道に降りた

 

 

 

芝生では新郎新婦の記念撮影 モデルと見まがうお二人 我らは はああとため息つく

東京タワーを見ながら文化会館を後にして六本木へ。

 

 

 

 

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陽だまりに咲く

2018-11-29 08:06:23 | 植物

ここのところ、うまい具合に夜けっこうな量の雨が降ってくれて朝には晴れている、というパターン。
庭の植物たちは活き活き。私は大助かり。

小春日和の日々、陽だまりにはぽつんと一輪、はたまた賑やかに。

公園で

 

 

わが家で

 

 

 

秋と冬が同居。
そろそろ冬の勢力が大きくなってくるだろう。

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1枚の絵画が主役 『暗幕のゲルニカ』『楽園のカンヴァス』 原田マハ著

2018-11-28 08:52:53 | 

作者の原田マハさん、キュレーターだった経歴がある。
ニューヨーク近代美術館に勤務していたことがあったのね。

美術に造詣が深い方だからこそ書けた小説、わくわくしながら読んだ。
ちなみに「マハ」のペンネームはゴヤの「裸のマハ」「着衣のマハ」に由来するそうだ。ある意味凄い。

『楽園のカンヴァス』が2012年、『暗幕のゲルニカ』が2016年発行になっているが、私が読んだ順番は逆。
暗幕のゲルニカを読んですごく面白かったから、続けて楽園のカンヴァスに、という具合。
2作ともいわば絵画ミステリー。
主たる登場人物は2作ともニューヨーク近代美術館のキュレーター。
そして二人とも10歳の時にその絵に出会い、忘れられない強烈な印象を受けてその後の人生に大きな影響を受ける。
という具合に、2作続けて読むと類似点がたくさんあって、それも興味を引く。構成や章立てもよく似ている。

一枚の絵が、戦争を止める。私は信じる、絵画の力を。
手に汗握るアートサスペンス! 反戦のシンボルにして2 0世紀を代表する絵画、ピカソの〈ゲルニカ〉。
国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、2003年のある日、突然姿を消した――
誰が〈ゲルニカ〉を隠したのか? ベストセラー『楽園のカンヴァス』から4年。
現代のニューヨーク、スペインと大戦前のパリが交錯する、知的スリルにあふれた長編小説。

2001年9月11日同時多発テロで夫を亡くしたキュレーターの八神瑤子(10歳の彼女が見たのは<ゲルニカ>)は、
ニューヨーク近代美術館 MoMAで 「ピカソの戦争展」企画する。
この企画展の成功の鍵はマドリッドにあるソフィア王妃芸術センターから、作品保護の上からもテロの標的から守るためからも、
決してマドリッドから動かしてはいけないと言われている<ゲルニカ>をなんとしても借り出してくること。
その重い任務が八神瑤子にかかっている。はたして、彼女は借りだすことができるのだろうか。

物語は主に、パリとニューヨーク、ピカソがゲルニカを製作当時の1937年から1945年までの出来事と、
八神瑤子が活動する2003年2月~6月 までの出来事が交互に綴られ、
いやあ、はらはらしながら最後まで引っ張られて読みました。はい。

タイトルとなった「ゲルニカ」にかけられた暗幕は。

1枚はピカソのアトリエで。
パリ万博のスペイン館で展示するために描いた「ゲルニカ」。
完成した時、ピカソがキャンバスを覆っていた暗幕を引き剥がすと現われたのは白い画面に浮かび上がる、黒い線描。
縦約350センチ 横・役780センチの巨大なキャンバス。

もう1枚は、パワー長官がイラク空爆に踏み切ると発表したとき。
国連安保理議場ロビーに掲げられている<ゲルニカ>のタペストリーに暗幕が。
ピカソのメッセージは暗幕の下に隠されてしまったのよ。

ゲルニカを覆っていた暗幕も物語の重要な要素となって。謎解きに惹きこまれていく。

最後のページのやけに具体的な断り書き。 

本作は史実の基づいたフィクションです。
二十世紀パートの登場人物は、
架空の人物であるバルド・イグナシオとルース・ロックフェラーを除き、実在の人物です。
二十一世紀登場人物は、全員が架空の人物です。
架空の人物には特定のモデルは存在しません。

そうか、物語の重要な人物ピカソの愛人ドラ・マールは実在の人物だったのか、
エピソードには事実も含まれているのかと、無知な私はそこでも感心するわけでして。


 ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。
そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。
持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。
リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。
ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとは――。山本周五郎賞受賞作。

 

この「夢」とそっくりの絵「夢を見た」ははたして本物なのか贋作なのか。
ティム・ブラウンと早川織絵の対決、二人が下した結論はどうなったか。
そしてルソーが「夢を見た」を描いたカンヴァスは、ピカソが描いた下絵を使用したのか。
それとも真っ白いカンヴァスを使って描いたのか。
他にもいくつかある複数の謎をハラハラドキドキしながら追いかけていき、最後まで楽しませてくれるわけで。
もちろん謎解きだけでなく、ルソーその人や「夢」の絵についても多くのことを語ってくれていて、
それもこの作品の醍醐味になっていると思う。

この作品にも本作は史実の基づいたフィクションです。の断り書き。
二作とも断り書きがずいぶん重要な役目をしているような気がしてくるのよ、なんだか。

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晩秋の児童公園

2018-11-27 08:59:30 | 自然・風景

穏やかな天気の昨日。
歩いての買い物はいつもこの児童公園脇を通る。
全体としては大きな公園の一画にある児童公園、
親子連れや保育園児それも1歳時くらいの小さな子供たちにはぴったりの広さ。
晩秋のこの時期は黄葉がいちだんと美しくて、いつも足を止める。

 

 

 

 

 

 

公園の少し小高いところに上ってから駅前に向かう。

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*ヒメシャラの実

2018-11-26 09:01:49 | 

薄い黄色の葉がついているとはいえ、真っ青な空を背景に*ヒメシャラの実が。
そういえば、今年は異常なくらい白い花が俯きに咲いていた。
それが実になるとこんな光景になるのか。

 

ツバメの子が餌を求めて口を開けているように見えなくもない

 

どなたかのブログで、この実を鉢植えのマルチングに使うとおしゃれ、と紹介していた。

実を割ってみた。薄くて種らしきものが見当たらない。

さて、*ヒメシャラのたくさんの実 冬に向かってこれからどうなっていくのかしら。

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にちにちこれこうにち

2018-11-25 08:52:11 | くらし

毎日チェックしている佐渡のライブ映像を見たら、おおおーっ!佐渡も今朝はぴかぴかの青空。
よかった!
昨日、これから本格的な冬に向かうからなと思って、叔母に電話した。
「寒いのはこたつにもぐってればいいけど、雪はいらんっちゃ」と言うから、まことにごもっともと笑った。
胃の検査は異常なしとのことでほっとした様子。
「膝が痛いのは治らん。寝とると腿からずっと痛くて眠れんちゃ」と、私と全く同じことを訴える。

私もここ1週間近く、夜布団に入ると右膝の内側の骨がぴりぴり痛くて、身の置き所がない。
ふつう、寝ると痛みが軽減するというが違うのよ、横になると痛いの。変ね。
いっそ、足をちょん切ろうかな、なんてちらっと。まさかね。

80代後半でひとり暮らしの叔母。しなしなやらんかっちゃと電話を切った。
で、昨夜は町内の防犯パトロール。警察官も参加して。空き巣対策効果はあるそうだ。
町内は坂道だらけ。上っては下り、下っては上る。
痛む足を引きずって「戸締り用心火の用心」と大声を出して歩く。
何しろ高齢者ばかりだから足を引きずっている仲間は他にもいる。下りが辛いわねとお互い励まし合って。
だらだら坂道では男性が、
「この坂じゃ息が切れてみなさんのように声を出せない、昔は何ともなかったのにな」なんて。
そうよ、20人もの参加者はほとんどが70代くらいの年齢。ここもそういう町内になったわけよ。
ああそうそう昨夜は、澄み切った夜空に大きな月が美しく輝いていて、見守ってくれていたわ。

1週間前の防災訓練での帰り道。町内情報交換。
すぐ後ろの家の奥様が亡くなっていたと聞いて、驚くやらショックを受けるやら。
長患いしたわけではなく、入院して2週間ほどでのことだったそうな。
他の人にも聞いたらもう49日も終わっているとのこと。
何も知らずに、そのお宅の居間の前通路で草むしりなんかして呑気にしていた自分。
何ができるわけでもないが、なんだかこれでいいのかしらと、ちょっとだけ自分を責める。
同じ並びの家の人たちが誘い合わせて、仏壇にお焼香してきたと聞いて、よかったなと。
ご主人はずっと前に逝ったから、40代のひとり娘さんは文字通りひとりになってしまった。

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ちょっとちょっと 間違えたんじゃありませんか?

2018-11-24 08:55:20 | 植物

ミニバスこまわりくんに乗っていて、窓外に目にしたときはびっくり仰天。
なになに、あなたさんはもしかして*海棠 よね。
春に咲くはずがどうして今頃、と問うも返事は返って来ず。
もしかして当のご本人がいちばん「えっ?今は春じゃないの?」なんて戸惑っているかもしれないわ。

すぐそこだから行ってみた。
とはいえ、撮影するにはちょこっとおじゃましなければならず、何やら後ろめたくてそそくさと。

確かに*海棠よね。

こちらは正真正銘、横浜イングリッシュガーデンの*十月桜(10月30日)
私がアップし忘れただけ。

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舞岡公園 収穫祭 2018年

2018-11-23 12:06:05 | くらし

11月23日 勤労感謝の日。雲ひとつない青空。
風もなく穏やかな天気。これ以上ない収穫祭日和です。
原チャ走らせて行ってきました今年も。11時半ただいま帰宅したところです。。
おもち3個、赤飯ちょっと。お椀いっぱいの谷戸鍋いただいてお腹いっぱい。幸せな気分で満足満足です。

舞岡公園の体験田んぼに着いたのが10時前。
皆さん、古民家を目指しています。中には野菜をぶら下げてもう帰る方も。

まずはおもちの予約券列に並んで10時販売の券を150円で買う。おもちと交換したら、

次に谷戸鍋の列に並んで

おもちと味噌汁いただいたら、シートに座って

はふはふいただく。夫は赤飯を買いに。これがまたおいしいのよ。

ポップコーン作りとならんで人気のコーナーのようででごらんの行列。他にも、

 野菜売り場

 手作り品

 かご作り体験

 しゅろで作るおもちゃ

などなど、コーナーは賑わっていました。片隅に大活躍したであろうこちらがひっそりと。

たくさんの方たちが準備や何かで大変だったであろうと思います。
おかげさまで今年も楽しませていただきました。ありがとうございました。

帰りは恒例のもみじ休憩所 紅葉お土産。ちょっと残念な色づきだったけれどよいものピックアップ。

 

 

 

 

 

 

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私はどれかしら

2018-11-22 08:53:35 | 植物

秋になると毎年つぶやいている気がするけれど・・・
すみません、なぞらえるのは性分なので。
「私がどれかってそんなのどっちでもいい」とおっしゃらずにちょこっと聞いてくださいませ。

というのも*カサブランカのこんな枯れ方を見て「これって自分たちじゃない?」と話したことがきっかけ。

 
半分枯れていてまだ少し緑が残っている微妙さが何ともおかしくて。

で、庭のギボウシを見つけて *ギボウシ が枯れていく様観察


まだ青い葉が十分残っている 30代よね これ私!は図々しいってもんだわ


これじゃあね いくらなんでも もうちょっと青い葉もあるわよね


じゃあ、これはどうよ! ま、このくらいの年代か

とまあ、*ギボウシの枯れていく様はそれなりに美しいのです 私とおんなじに。
えっ?!どこが?そんな声がどこからともなく聞こえてきました。

 *風知草

娘に「おかあさん、三毛猫みたいだよ」と言われた白黒茶の私の髪の毛の感じ。
あらま、三毛猫に悪いよね。


*ナルコユリ 豪華な花が枯れるのに比べて葉物が枯れていく様子って好きよ。

突如この季節、薄黄色の葉を付けた*ヒメシャラ
緑のみずみずしい色なら文句なしだけれど、この色では突如もう一度咲きたいかどうかは微妙。

あまりな色ばかりお見せしたので、せめて。

先日行った宮が瀬ダム、帰り道に立ち寄った津久井湖。
静謐な湖の湖面は私の心のよう なんてこと言うと嘘がばれるわ。

今日は上げたり下げたり大変だわ。

 

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行く秋を楽しむ人たち

2018-11-21 09:06:07 | くらし

今年一番の寒さを実感。ストーブを付ける。
とはいえ、今日も1日晴れの天気は持ちそうだ。

先日、朝の公園。
たった1本、色づいている桜を背景に暖かな日差しを浴びて談笑する人たち。

 

散歩の人 ランニングの人

 

豆粒のように見える男性は紙飛行機を飛ばしていた

私がちんたら歩いてきても楽しそうな話は続いていた。
秋深まる朝。

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