SDカードをパソコンに突き刺し大きな画面で撮って来た写真をスライドショーにして見る。
おおおーっ!天才じゃないの?というくらいに自画自賛、絶賛の嵐、もちろん自分の腕によ。
いいじゃない美しいわあ上手いわあ、私のコンデジえらい!なんてしょっちゅう。自惚れて自分を褒めまくる。
ね、誰に害があるわけでなし、ひとり悦に入るくらい許していただこうってなもんよ。
そりゃあ、一眼レフカメラを駆使しマクロで撮った写真を見ると惚れ惚れうっとりして、いいなあとため息ついている。
私も挑戦しようかしら、なんてちらっと思うけれど、重いかさばるの二重苦。
おまけにコンデジでさえ老眼鏡もかけないで適当にバシャってやってるだけなのに、いろいろあれこれしなくちゃいけないのでしょ。
無理無理あんたには、と脳内からきついお達しの声が聞こえる。
やっぱりねえ、もっと天才ぶりを発揮しようと思ったけれど。そんなものよ。
って自分褒めまくっていた矢先、軽井沢に同行したジュンコチャンからレイクガーデンの写真が送られてきた。
いやあショック、ジュンコチャン上手。とっても素敵に仕上がっているのよ。やはりコンデジ使用なの。
サワギキョウの向うに池。私と同じ構図なのに雰囲気抜群。
恐れ入りましたと平伏脱帽。
自惚れが散って砕けてぺっしゃんこ。別に私が特別うまいわけじゃないんだ、被写体の素晴らしさか。そっか。
さすが
「テレビ画面で観て家族にこんなところに行ったのよって教えてあげるの」
「気に入ったのを額に入れて飾っているのよ」
と言うだけある。やってみたら?と勧められてその時はふふふなんてやり過ごしていたけれど・・・
どうしようかしら。
そう考えると、おおーっと思う写真は被写体がすごくいいからなのね、別に私の腕じゃなかったのね。あらああ。
私の自惚れもいい加減にしないとね。
って、いやいやそのくらいやっぱりいっか。他に自画自賛するものもないし、と開き直る。
これもその自惚れ写真
11月2日 日が経っているからなあ もうデリートしようと思えど 好きなのよ気に入ってたの
11月26日 陽が降り注ぐ公園