雷が怖いとちゅっぱが泣いた日。
買い物に外に出たら面白い雲の形が。あらあらと思ってちょっと遠回り。
小さな児童公園からの風景。冬はここから富士山がよく見える。
写真で見ると思ったより雲の迫力が出ていない。
フェンス際に百日紅が1本。
夏そのものの風景。
さてこれから半年に1度の持病検診のためクリニックへ行って来る。
雷が怖いとちゅっぱが泣いた日。
買い物に外に出たら面白い雲の形が。あらあらと思ってちょっと遠回り。
小さな児童公園からの風景。冬はここから富士山がよく見える。
写真で見ると思ったより雲の迫力が出ていない。
フェンス際に百日紅が1本。
夏そのものの風景。
さてこれから半年に1度の持病検診のためクリニックへ行って来る。
このところ寝ていると膝が痛い、びりびりと痛い。時に目覚めることもあるくらい。
まだまだお付き合いしなければならないかと思うと・・・うんざり。
佐渡でのこと。
地元同級生3人と喫茶店集合。マサチャンママ、遅刻友、口も手も動く友、私。
急に叔母に頼まれた墓の用事を済ませたので遅れて行ったら、膝痛の話で盛り上がっていた。
揃いも揃って膝痛持ち主。
見た目、いちばんつらそうなのが遅刻友、膝痛歴も長い。
すっかり足の形が変形してO脚がひどくなっている。立ち上がって歩き出すまでが大変なんですって。
「若い時に転んで骨を変にしたんだわ、それがもとでさあ。見た目が悪いだろ、
知っとるもんに道で会うとどうしたって言われるからこのごろは先に、
不恰好だろ、膝が悪いんだから仕方ねえっちゃって言うとくのよ」だそうだ。
手術も考えているんですって、それは去年から言ってたから決心はついているのだろうね。
いちばん元気そうなのに膝痛を訴える口も手も動く友。
「さすがにの、いちばん痛かったときは朝起きられんかったっちゃ。ご飯の支度もできなかったわ。
どうしようかと思ったけど、その時だけは嫁さんにしてもらったっちゃ。だけど、お父さんが不機嫌でさ、
困ってしもたや。薬飲んで体操してたら、今はなんともねえわ」
と、スクワットまでしてみせる。
我らは、いやいやあんたそれは治ったんだねえや、無理してそんなことしてだめよ、と意見する。
せっかく喜んでいるのにね。
マサチャンママ、彼女こそ体操教室で飛んだり跳ねたり、歳以上の動きを見せるのに。
「いやあ年だがなあ、走ったりすると膝が痛いわ。
痛い時は、ほんとに気分が重くなって何にもする気がせえせんがね。
埼玉の合唱コンクールの前に痛くなったときはどうしようかと思ったや。階段も上れんだもの。
ヒール履かんなんしさ。鍼に行ってもダメで弱ったっちゃ。
仕方ねえ、痛み止め飲んで行ったら、ピタッと痛みが止まっていやあ助かったっちゃ。
薬ってえらいわね」
と今更のように、薬屋の彼女が言うから笑ったわ。
私?講釈したの。
「テレビで観たんだけど壁ドンがいいってよ」
と実演。壁に両手付いて伸ばして、脚を前後に開き片足は膝を曲げる。
「要するに膝裏を延ばすのよ」との説明。
「あんた、それでやっとるの?」と聞かれて「やっとらせんわ」の返事で信用得られなかったわ。
ああ、今年の私の膝痛はしつこい。重だるさも加わって始末が悪い。
ミニバスこまわりくん愛用で歩かなくなったのも原因のひとつかしら、ね。
本日は鈍い曇り空。
気分は高揚しないけれど涼しいからま、いっかよ。
花が少ない庭にグラス類ががんばってそれなりに。
いやいや雑草ではありません、色や模様や穂を見てくださいませ。
雑草といえば、最近ちょっと庭に出るだけで(1分くらいね)ありんこと蚊を連れて家に入ることになって。
痒い、もぞもぞするでほんと憎たらしい。
あっ本題に、グラス類。これがまあなかなかいい働きをしてくれるわけです。
*ベアグラス
株分けしてあちらこちらに ボリュームがあって葉が美しいから好きなの
*クサヨシ
*ワイルドオーツ
*風知草
*コクリュウ
昨夕
夜8時過ぎ、娘から電話がきた。
ちゅっぱが雷が怖いと言って泣き止まないんですって。
受話器の向こうから雷の音とちゅっぱのひくひく泣いている声がする。
そっか雷が怖いのか。
優しいばあばは、もっと怖いものがあるぞ、なんてことは言わない、励まし慰める。
先週土曜日、ちゅっぱがきた。
すったもんだの挙句、こまわりくんで来た。バス降りるなり迎えに出ていた私にハグよ。
無条件で飛び込んでくる柔らかいものなんて、ちゅっぱいがいにはない。抱っこして家まで。
夫とは話すらしいのだが、相変わらず私にはボディランゲージのみで。
背中から飛びつく、膝にのってくる、抱きついてくる。
椅子に座らないで私の膝に座ってご飯を食べる。4歳なのにいいのか!?なんてことは言わない。
食べることひとつだって、以前は私たちが食べ終わらないと食卓に座らなかったんだからね。
それを思えば、とちゅっぱに甘いばあばは満足する。
で、食後、私とクッション投げをして遊んでいた。クッションをボールに見立ててね。
30まで続くかな、なんていいかげん飽きるくらいクッション投げっこしてたら、ちゅっぱが突如、
「40までやる?」と聞いた。やややおおーっ、びっくり。
持参のお気に入りのぬいぐるみの名前を間違えると、
「メロンパンなちゃんじゃない、クリーム○○(忘れた)だよ」と教える。
「○ちゃん(ちゅっぱの名前)、ゲップした」とまで言ったりして。
ちゅっぱのたった三言だけれどばあばは嬉しい。
電車が混まないうちにといつもの時間に帰って行ったけれど。
夫が運転する送りの車に乗った途端すぐに寝てしまったんですって。
最寄駅についてもまだ眠りこけていたんですって。
娘は17キロのちゅっぱをだっこしてアパートまで歩いたそうな。暑い中大変だっただろう。
(家でもうとうとしていたちゅっぱ)
台風の風が恋しくなるほど暑い。もう暑いの言葉以外口からでない。
昨夜はエアコンつけていても寝られなかったわ。
おかげと言おうかなんと言おうか、ちょうど雨戸の隙間から満月が見えた。
が、それも暑さに負けてちら見で終わり。
昨夕、写真がないので困ったなと思いつつ、ちょこっとその辺ひと回り。
遠くにランドマーク
ススキが穂を付けていたけれど、すくっと立っていてそれらしい風情にはまだ遠いな。
青空によく似合っていたことは褒めて遣わす。
年をとるということは、身近な人親しい人との別れが多く待ち受けていることをしみじみ実感する。
またひとり、お世話になった人生の先輩が旅立った。
倒れてから10か月、という月日は、故人にもご家族にもそれぞれちょうどよい長さだったのかもしれない。
お盆で佐渡に帰る前、奥様に、
「私が帰っている間に異常事態にならないようご主人に伝えておいてよ」
と電話した。お盆はあちら側にいる人が来るのであり、こちら側が行くのではないもの。
奥様が伝えてくれたかどうかは分からないが、盆明け17日横浜の自宅に向かう京浜東北線車中で危篤の報を受けた。
あまりに律儀に約束を守ってくれたと胸が詰まった。
私の勤め人人生最大の危機の時に、同僚だった奥様を通してご主人とはお付き合いが始まった。
もちろんそれまでに一面識もない、奥様ともただの同僚であって特に親しくもなかった。それが。
ある夜、ご自宅に招いてくれて、私の埒もない何度も何度も繰り返す悩み事を聞いてくれ、アドバイスをしてくれた。
大先輩の言葉はありがたかった。
相手を思う気持ちは、口だけではだめ具体的に行動に示して初めて通じるということを私はそこで学んだ。
他にも、母が施設のお世話になり父との佐渡生活が始まって、月1度横浜の自宅に帰るという生活が続いた5年間。
横浜友はお料理を持ち寄り、ご主人も仲間に加わって毎月楽しい会食を催してくれた。
私のいちばんの息抜きだった。佐渡での生活を続ける力を与えてくれた。
以来10年余のお付き合いが続いている。
葬儀には、
ご家族、ご出身である北海道から甥御さんがおふたり、近県の親せきのご夫婦、高校時代のお友だち、
仲人をした夫婦、親しいお付き合いがあったご家族、我らふたりが参列した。
皆、ほんとうに親しかった人たちばかりだから、厳粛な中にも故人を偲ぶ温かな空気が満ちていた。
「1分1秒でも長生きしたい」と生前、何度も口にされていた人。その通りに生きた方だったと思う。
2018年8月18日未明逝去、享年88歳。
今頃あちらでは、大好きだというお兄様が待っていられて、ふたりでお酒を酌み交わしていることだろう。
横浜年上友の家にうかがっても、もうお話しすることができない。さみしい。
昨夕
私はガシッとしていますが、暑さにまるっきり弱くてすぐにへたっとなってしまします。
ひたすらぐだぐだしています。
が。
春から初夏にかけて、美しく花開かせていた植物はただいま休眠中で悲惨な庭なのに。
小さな花をつけ地味なこの方たちが、今が私の出番とばかりに暑さをもろともせず張り切って咲いています。
地味なだけに彩るとは言い難いのですが、まことに健気ではあります。私は好きです。
*ガウラ ハチたちもこの花が大好き 頭を突っ込んで一心不乱 ガウラはゆらゆら揺れて
上の写真と同じくフェンス際の*カラミンサ
こちらも*カラミンサ ほのかに匂います
何度も紹介している*ツルバキア 次から次へと花が咲きます ありがとうと
浅田次郎さんの小説。初めて読んだ。
きっかけは、BSNHKドラマ「一路」にはまったことから。
出演者が知らない役者さんばかりだから、調べたら2016年5月に放映されていたのね。
原作者が浅田次郎さんと知る。
いやあこれが胸ワクワクもの、ごめん浅田さん、食わず嫌いでした。
というのもずっとずっと以前、エッセイ『ま、いっか。』を読んで、「いやだわ、これは、ま、いっかじゃない」と
浅田さん嫌いになったのよ。いやいや浅はかでした、申し訳ありません、これからも読ませていただきますと。
原作はドラマ以上、はるかに面白い。どんどんと読み進めることができました。はい。
父の不慮の死により家督を相続、交代寄合蒔坂家の御供頭として江戸への参勤を差配することになった小野寺一路、十九歳。
二百年以上前に記された家伝の「行軍録」を唯一の手がかりに、古式に則った行列を仕立て、いざ江戸見参の道中へ。
お役目を果たせなければ家禄召し上げという身で、一所懸命におのれの本分を全うしようとする一路。
その前途に、真冬の中山道の難所が立ち塞がる。さらに行列の内部では、ひそかに御家乗っ取りの企みが・・・
石高はそれ以下の旗本なのに、そんじょそこらの大名よりエライ。
大名と同じように、領地を持って陣屋を構え、参勤交代も義務付けられていて、これがたいへんなのよ。
物語は、若干19歳の御供頭 小野寺一路が、
「参勤交代は行軍だ」とツアコンよろしく真冬の中山道を江戸へ江戸へと行列を指揮していく。
と主人公は一路なのだろうけれど、私は西美濃田名部郡を領分とする7500石の旗本、御殿様の
蒔坂左京大夫(まいさか さきょうのだいぶ)様がたいそう好きになって。魅力的だわ。
芝居小屋の裏木戸で贔屓の出待ちをし、町方に捕まったという御殿様。
松の廊下で飛び六法を踏み、「当分乃間登城差控」となった馬鹿殿様。
三百諸侯中、瓦版の種になる御殿様はほかにおらぬし、そのうえ版元に文句もつけぬというのだから、
正真正銘のうつけにちがいなかった。
てな具合で、世間も家来衆もうつけか?それとも?と戸惑う始末。
他にも参勤交代の行列で歩んでいる中、そうもよおしてきて我慢しきれず、
なにしろご気性真っ直ぐなお方なれば、出すものもまっすぐ一直線。
道中の御殿様のトイレ事情は大変で、家来に穴を掘らせ周囲に幕を張り巡らせ、おまけに袴その他の着物の
脱ぎ着も家来の手を煩わせる。だから本陣できちんと済ませるのに、その時は急なもよおしだったのね。
それではあまりに気の毒とばかりに、御殿様は得意の早足を武器に駆け出すのよ。
行列をはるか後方に置き去りにして、ようやくどこかの役人小屋にたどり着いてやれ嬉しやと厠へ。
あちゃあ、そこは悲惨な状況、説明するもあまりの状況。ぼっとん便所で育った私には想像できる。
おまけに、寒さで何は凍りついて盛り上がっているんですって。
読みながらもうおかしくておかしくて。
こんな具合に全編、滑稽味おかし味にあふれていて。
そして、ときにほろっときたり泣けて来たり、そうよねそうそうと共感したり。
その心の機微が、映像となって目の前に浮かんでくるんだから浅田さんの筆力って凄いんだなと。
登場人物皆が「○○だから、かくあらねばならぬ」という縛りにとらわれしゃちこばった中に、
ん?待てよと己を振り返ったり、あいつはああ装っているけれどひょっとして?
なんて、実にひとりの人間の多面的な面を飄々と描いていて、浅田さん、参りましたと頭垂れるわけ。
たとえば、御殿様以外にも、
正義と忠義の狭間に揺れ続いてきた[伊東喜惣次]
おつむの足らない武辺者とされている[佐久間 勘十郎]
人間には隙がなくてはならぬ。謹厳居士の綽名など、決して褒められたものではないと考え直した[松平豊前守]
人はみな、貧富貴賤にかかわらず、つらい道中を行く旅人にござりますれば。
さだめという重き荷を負うた、おのおのが等しき旅人にござりますればー[乙姫様と鶴橋]
などなどが物語を彩る。
そして、ようよう御殿様の行列は、一路の死に物狂いの活躍もあって無事に江戸にたどり着く。
で、なぜか上様(将軍家茂ね)が一介の旗本の御殿様を呼びつけるの、そんなことってあるかしらなんてことはおいて。
御庭番から
「上様のご推察通り、馬鹿でもうつけでもござりませぬ。
蒔坂左京大夫は紛うかたなく、世に言う賢者名にたがいなしと拝察つかまつりました」と聞いていたからね。
そこで御殿様はありがたくも、
『一万石に加増のうえ、大名に列す。』
のお言葉をいただくわけよ。ははあーと、嬉しありがたしと頭畳にこすり付けて受け取ると思いきや。
今の7,500石のままでいいとお断りになる。なにゆえと迫る上様にそのわけを、
理屈で解き情で訴え領地領民を守る殿さまとしての覚悟で迫って。
上様に「僭越であった」と言わしめる。いやあ、お見事。
食わず嫌いはもったいない。「椿課長の七日間」を借りてきた、はたして。
こちらを参考までにどうぞ。 より興味が増します。
すみません、いつものことながらどうでもいい話で。
私、クサナギツヨシクン一筋ではありますが、決してこちらの企業の回し者ではありませんので。
あまりにおかしくて、つい載せたくなったのです。
元所属事務所の差し金で、地上波テレビでの活躍の場をなくしていた稲垣さん、草彅さん、香取さん。
スマップのスの字も口にできないのだからね、他の二人のメンバーの名前も言えないのだからね。
ましてやヒット曲の数々も歌うことができない、そんな現状。
だからまさかCM起用の会社があるなんて、地上波でのCMが放映されるなんて。ありがたいわ。
私は、インターネットテレビAbemaTVで何回も観ていたから、そのたびににやっと笑っていたのよ。
大真面目に演じているとどうしてこうおかしいのかね。いい男の二人が。
よろしかったらこちらもどうぞ。 ↓
ちなみに、楽天で売り上げ1位になったそうよ。
こんなCMやってるツヨシクンが、12月日生劇場でお芝居だ。
チケット取り参戦、ああ忙しい。はたして私に「バリーターク」のときのような神は降りるのか!
(写真はすべてwebから拝借)
そう12月は慎吾君も三谷幸喜さん演出の舞台。稲垣さんも評判だった舞台の再演。
こちらの方たちの活躍も嬉しい。
もう何も申しません、昨日は暑かった堪えました、はい。
暑さ凌ぎに引っくり返っていたら、なおのこと暑くていやはや。
そうはいっても、借りたものは返却せねばならない。
原チャとばして。
途中の空、委細構わず、青くてすっきりと広がっている。
湧き上がっている雲もまた見事な造形美。ちょこっと足を止めて。
遥か遠くいちばん薄く見えるランドマークタワー