まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

三渓園の椿 ミニバスちょっといい話

2020-02-29 09:00:54 | 植物

コロナ騒動でミニバスこまわりくんの乗客も減っている。
それでも乗る人は乗る、街へ出る人は出る。
バス待ちベンチに座っていたら、お隣の老女は
「昨日90歳になったんですよ」とおっしゃる。それを聞きつけてそのお隣の老女は、
「私は93歳」と胸を張る。お二人とも凄い、シャンシャンぴんぴんしている。
「おかげさまで足腰は丈夫なんですよ」と。
その通り、バスを降りて歩く格好はよたよたしていない、私のほうがはるかに怪しい。
高齢者は外出を控えて、のお触れは通用しないわ。

それ以前、そのこまわりくん車中でのこと。
始発時は全員座っていたけれど、徐々に混んできて立つ人が出てきた。
途中バス停から、杖を突いて足取りがおぼつかない老女が乗ってきた。
真ん中あたりに座っていたから、さすがの私も席を譲ろうと腰を浮かしかけたら、
「大丈夫です、すぐ降りますから」とおっしゃるので持って行きようなく腰を下ろした。
そしたらすかさず運転手さんが、
「危ないですから譲ってもらってください、座って下さい」
とアナウンス。穏やかな声でアドバイス。運転手さん、ミラーで見ていたのね。
そうよねその通りなの、カーブ坂道と続くんだから立ってたらよろよろする。

老女と席を交代したら、その運転手さん再び、
「ありがとうございました」とアナウンス。
うーん、なんて素敵な運転手さんだ。運転手の鏡だ。
江ノ電さーん、運転手さん不足で四苦八苦大変でしょうけれど、
こんな運転手さんもいますよ。

突拍子もなく三渓園の椿を。

 

 

 

 

 

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*ミモザ満開

2020-02-28 08:53:30 | 

  昨夕

家は日産NOTEだわさ、コロナじゃない!なんて吠えてみても・・・
ああもやもやするイライラするざわざわする。

知りませんそんなこと、と優雅に*ミモザがつぶやいている。
ま、そんなミモザの胸の内を忖度してつぶやいてみるね。

ベランダから ちょちょっと奥さん 花が貧弱なのが丸見えですって

去年の台風がいけないの 太い枝が3本も折れたんだから
でもまあ枝に隙間ができたから 陽が差し込んできて地面の植物はラッキーでしょ

居間から見ると全身がこんな感じね
そんな貧弱なところばかりじゃあなんです 私がかわいそうです
いちばん器量よく見えるところ お願いします

 

庭はさびしいと言っていたけれど、わが家で真っ先に春を告げる木がここにいた。

 

 

 

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濃い色の花を

2020-02-27 08:53:33 | 植物

昨晩、世話人さんから3月の健康麻雀はお休みになったとの連絡。
そうよね、このご時世ですものね。
4人が至近距離で卓を囲んで、ちんじゃらちんじゃらはちょっとね。
残念だけれど仕方がないわ、4月の再開を願って電話を切った次第。
あああ鬱陶しい、なんかスカッとすることはないかしら。

特にスカッとするわけでもないけれど、濃い色の花が今までになく魅力的に映る。
数少なくなった保存写真から拾い上げてみた、苦し紛れってこの方たちに叱られるか。

2月10日 小学校の校庭 梅?ですよね

2月13日 よそのお宅 仲間に入れるには優しすぎる色

2月14日高台公園の*ギョリュウバイ

2月21日 東京駅大丸前 名札の写真がボケボケで?濃い色の桜です

今朝のわが家 *シクラメン

 *ストック

庭は相変わらず淋しいまま。

 

 

 

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アーティゾン美術館作品 そのほか フォトチャンネルで

2020-02-26 08:50:41 | 展覧会

昨日はエクスプローラーがストライキを起こして、いやそっちじゃなくて
カードリーダーかSDカードのストライキか、ともかくコンデジで撮った写真を
読み取ってくれず取り込めない、そのことで頭がいっぱいになって。

アーティゾン美術館のフォトチャンネルを作って張り付けようとしたけれど、
縦写真が横に変更になっていないからここでもプチパニック。
ということは、23日、いや24日までは取り込めてたのにと、
またもやなんで取り込めないだろうと頭の中はぐるぐる。あああ。

で、いったん深呼吸。
ようやく落ち着いて、お気に入りに入れたら多すぎるのでフォトチャンネルを編集した次第。
それも何度も削除したりやり直したり。

この美術館では写真を撮っても照明があまり映り込まない。
(あっ、映り込んでいるのも多々。そこは脳内削除してください、
あくまでも今までの経験値からの独断)
そこもいいなあって。

 

 

 

アーティゾン美術館作品

作品名を入れたかったけれど、力及ばず省略。
この絵はあの画家だな、などと楽しんでいただければ嬉しいです。

 

 

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アーティゾン美術館作品 私のお気に入り

2020-02-25 09:04:40 | 展覧会

何しろ200点以上の作品、とてもとても全部をじっくり観賞はできない。
根性がいる。
友人があらかじめ作品リストを送ってくれたから、絶対外せないものをチェックして
後は出たとこ勝負。あくまでも私の好みということで。

旧ブリジストン美術館の顔ともいえる青木繁「海の幸」
創設者の石橋正二郎さんが買いが収集を始めるきっかけになったという作品。

もうあとは節操もなくお気に入りの作品を並べます。

 愛らしいのなんの 抱きしめたくなる
ルノワール「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」

 セザンヌ「帽子をかぶった自画像」

 大好きなモディリアーニ「若い農夫」

マティス「縞ジャケット」

 ルオー「郊外のキリスト」
ルオーは好きじゃないのに この絵を観たら泣きたいような気持ちになったのよ

 安井曾太郎「薔薇」

 

国吉康雄「夢」

ルソー「牧場」

ルソー「イヴリー海岸」

ザオ・ウーキー「無題」
青が何とも言えず印象的


マティス「石膏のある静物」


デュフィ「ポワレの服を着たモデルたち、1923年の競馬場」


デュフィ「オーケストラ」絵の中から楽しげな音楽が聞こえてくるよう

まだまだあったけれどきりがないからこのへんで。

 

 

 

 

 

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アーティゾン美術館作品 ジャコメッティ「矢内原」

2020-02-24 08:56:12 | 展覧会

アーティゾン美術館は太っ腹だ。
展示作品をすべて撮影していいという。えっ!本当にいいのですかとびっくりしてしまう。
そうとなったらお気に入りの作品は記念に撮っておこうじゃないの。ね。張り切りました。

でもこちらは違う、特に気に入ったわけじゃないけれど。
私の情報源TVぶらぶら美術・博物館がタイミングよく
アーティゾン美術館を取り上げていた。
番組中で新収蔵作品のジャコメッティ「矢内原」について、
山田五郎さんと解説の貝塚さんのエピソード披露が面白くて絶対に観賞しようと決めていたの。
こちら。

 少しだけ拡大して

ここから聞きかじりのエピソード披露。

小木さんじゃないけれど、私も誰この人?のレベル。
有名な哲学者でフランスに留学していたおり、ジャコメッティに出会って親交を深めたそうだ。そして帰国をする前に挨拶に行ったとき「君の顔を描かせてくれ」と請われて。
五郎さんいわくそれが運の付きで、いつまでたっても描き終わらなくてなんと72日間もかかって、帰国は延期されたって。

次の年からは、ジャコメッティからチケットが送られてきて、
夏休み毎年パリに渡ったというからジャコメッティの執念もすごい。
またもや小木さんじゃないけれど、もうこれでいいんじゃないのと思えるのに、
描いては削り描いては削りの繰り返し。

「描きたいけれど、描けない。だから描きたい」
「なぜ描けないかを知りたいから、描きたい」
困ったもんね。
そんなジャコメッティの情熱に応えて矢内原さんは午後の2時から夜中の12時まで
モデルを務めたそうな。
こちらも尋常じゃない。

研究者たちの中では、「ヤナイハラ・クライシス(矢内原の危機)」と言われていて、
矢内原に没頭し、他の作品が描けない状態の面白い興味深い時期と捉えていると。

「鼻が難しい、鼻が捉えられない、鼻が描ければ顔も描ける」

(webから拝借)
この鼻がそうか、捉えられないのか、芸術家はすごいわね。

そして五郎さんが下世話な話を。
矢内原さんとジャコメッティの奥さんは恋愛関係にあり、ジャコメッティもそれをけしかけていたというから分からん。
毎晩描き終わると3人でカフェに行き、そのまま矢内原さんと奥さんは一緒に帰り奥さんは朝方家に帰るという関係だというから、何と言っていいものか。いいのか。

でもね、ジャコメッティは絵を描いたり彫刻を造ったりしているとへこむ、それを
矢内原さんが励ますという、大親友でありいわば男同士の友情が成り立っていたと。
貝塚さんは続ける。
矢内原さんは哲学者だからジャコメッティと向かい合う意味を考え続けたのではないか。
おそらく一緒に作品を造っているような気持になって、いろいろな意味で一体感を持った
のではないかと。
描いていること自体が作品であり、完成より描き続けること。
何かを求めていく過程が作品なのではないか、と話されていた。
結局のべ230日かかったそうな。

こんなエピソードを聞いてから作品を観ると、
そういうことなんだってと誰にともなく教えてあげたくなる。

ちなみにこちらが美術館所蔵のジャコメッティ作品。

 ディエゴの胸像

 正面 

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新装なった「アーティゾン美術館」

2020-02-23 08:57:53 | 展覧会

元職場同僚だった彼女とは長らく年賀状だけのお付き合いだった。
ご主人が起業を計画して彼女もそれに従って日光へと。気苦労多く忙しい日を送ることに。
今年の年賀状に「ようやく一段落して次の段階に入った」との一文があったので、
ぜひとも会いたいわと手紙を出した。

折り返しすぐに電話が来て。
アーティゾン美術館に行きたいからそこでどう?って。
速攻で賛成して。したけれど、そこってどこ?と間抜けな質問よ。
「ブリジストン美術館が新しく開館してそんな名前になったの」と彼女。
そうなのかそういうことなのか。
「チケットは予約制だから私が取っておくね」と言ってくれて何もかも彼女に任せて。
その予約日が21日金曜日、10時から11時半入場の回。

彼女は新幹線で来るという、時間も料金もかかって申し訳ない。
当初は10時待ち合わせだったけれど、せめて通勤時間帯は避けようと11時にした。
待つ人の私は20分も前からうろうろきょろきょろ。
信号の向こうにそれらしき姿が見えたから、お互いに手を振りあって。
ハイタッチしようとして「いいかしら」なんて笑いあう。
18年ぶりよ。懐かしいのなんの。


八重洲中央口から5分 アクセスのいいこと


美術館は6階まで そこから上はオフィス

入口
入場して3階までエスカレーターで行き、セキュリティーチェックを受ける

こちら目玉のタッチパネル 収蔵作品がずらりと 

観たい絵をタッチすると このように拡大される

展示は6階部分から始まるのでまずは6階へと
館内はすこぶる洒落ていて近代的 広々としているけれど動線も分かりやすく疲れにくい
チケット予約制のお蔭かコロナの影響か 人が少なくとても静かだった
展示作品には題名のみ 説明も何もなくいたってシンプル
ここ最近の美術館は展示方法にいろいろ工夫を凝らしているけれど これはこれでありかなと

休憩用の椅子も素敵 吹き抜けも多く開放感がある


張り出している2階部分がミュージアムショップ 下がカフェ

入場時間が決まっているだけで、滞在時間には時間制限がない。
そうは言っても200点ちょいの作品をくまなく観るには労力がいる。
彼女も私もこれだけは、に絞って1時間くらい集中的に観たかしら、充分。
その後は、カフェでお昼ごはんを食べながら18年間の四方山話に花を咲かせた。

 

 

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三渓園 池と三重塔

2020-02-22 08:53:09 | 自然・風景

しつこく記事アップしてきましたけれど、これで終わり。
満を持しての三重塔、やはりこの風景です、絵になります。なんてひとり悦に入ってます。


正門から入るとすぐに目に飛び込んでくる景色です

 

で、すぐそばまでえっちらおっちらのぼります

立派な三重塔 正式名称は「旧燈明寺三重塔」パンフレットによると)、
建築年は室町時代(1457年)移築年は大正3年(1914年)
京都・木津川市の燈明寺(廃寺)にあった建物
現在、関東地方にある木造の塔では最古
だそうです。

登れば下りる

 

 



池 梅 三重塔のそろい踏み

 

 

と、ぐるり1周して来ました。

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三渓園のめずらしい梅を楽しむ

2020-02-21 08:25:02 | 植物

そうよ、三渓園に来たならばめずらしいこちらの2種類の梅を楽しまねばならぬ。
ということで、海岸門を出て海のほうへ歩くと見えてきた。

花弁の根元にある萼が緑色の「緑萼梅」(りょくがくばい)
横浜市から上海市に桜を送ったお礼に送られてきたという珍しい梅。

私のコンデジではこれが限界だけれど、確かに萼が緑色っぽい。

 

ちょっと離れてみると、左のそれはたしかに全体的にやや緑色に見えた。

そしてもう1種類。
竜が地を這うような枝振りの「臥竜梅」(がりょうばい)

 

 

 

以前来たときはもっと枝が太かったような記憶が・・・
それにしても奇妙に曲がりくねった姿。

他にも園内のそこここに。池や建物を背景に風情のあること、三渓園ならではの観梅だわ。

 

 

お仕事中。

 

さて、今日はこれから東京に行かねばならぬ。
嫌いだけれど、電車で非常ボタンを押されないように、しっかりマスクをつける。
せめてもと、時差出勤で出かける。
待ち合わせはアーティゾン美術館。いざ!

 

 

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三渓園 木々と苔の庭を散策

2020-02-20 08:55:08 | 自然・風景

騒がしい世間のあれこれ、煩わしい日常のあれこれをぶっ飛ばそうと。
2月の横浜友定例会は、明治の生糸王、横浜の原三渓が造りあげた「三渓園」へ
梅を愛でながらの散策としゃれた。それが18日火曜日。
先月は吉田茂邸だったから、無意識に懐深い大きな人の心意気に触れたいのかしら。

アクセスがあまりよくない処だから、年下友が車を出してくれてらくちんよ。
「車はいいねえ」なんて。
車内で止まらない咳に二人が白い目を向ける。
「大丈夫だって!」と根拠のない言葉をはいて、なおのこと盛大にせき込んだわ。
「帰ったら消毒しなくちゃ」だって。ふふふ。

さてと。
窓口で敬老パス見せたら、700円のところが200円に。
大いに得した気分になり、気をよくして散策開始。
ランドマークの三重塔はまた紹介するとして、原家が私邸として使用していたエリアの
内邸からぐるっと回ることに。
木々と苔の造る繊細なお庭をご一緒にどうぞ。まずは正門から入って大池の向こうに三重塔

御門をくぐって(臨春閣はじめ工事中の建物多し)


建物は 茶室 蓮華院


月華殿へ向かう坂道

春草蘆(フォトチャンネルに)からの道

海岸門から外苑へと

展望台への道

展望台からは遠くに富士山も見える タンクは削除して在りし日の三渓になったつもり
で東京湾の海を眺める

あまりにも写真枚数が多いので ちょっとここで休憩 こちらに

三渓園

風もなく暖かく人も少なく静かで、じつによき散策日和でした。堪能。(続く)

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