エリゲロン

*洋種アズマギク　または　*源平小菊　とも。
源平小菊か。
咲きすすんでいくと花色が白から赤に変化。途中経過の色も合わせると多色に見える。

栽培方法、って大げさなほどでもなく、*シラーと同じくほったらかし。勝手に増える。
大丈夫、ずぼらな私が言うんだから。
ただ、花期が長いからほっておくとだらしなく伸びる、その時は遠慮会釈なく切り戻せばよし。

でね、このエリゲロンが結構重宝なのよ。私は大好き。
可愛い、主義主張しない、野性味もある。
『さまざまな草花と相性がよく、美しく引き立てる』　ここが大事なのよ。

テレビ誌でね、先日のSMAP５人旅のことを、ナカイサンがこんなこと言ってるの。
「やっぱりね、稲垣、草なぎの存在感。もういなくちゃならないから。草なぎくんとか稲垣君って
ちょっと地味なタイプですけど、２人がいないとこのグループは成立しないってあらためてかんじる。
オレと木村と香取でやってたら成立しない」

うーん、ナカイサン、さすがよく分かっているわ。
つまり、ツヨシクンとイナガキサンはエリゲロンタイプね。
誰とでも相性がよく、さらに相手を美しく引き立てる。うん、完璧納得、疑問の余地なし。
エリゲロンからSMAP話、我ながらちょっと強引か。ごめん。

で、我が家におけるエリゲロンのお役目。

　
　無骨な石をふんわり隠す

　葉だけでは物足りないから色を添えて

　よりいっそう柔らか味を増す

　*イベリス　の白とコラボ

近所の園芸屋さん、木の周りの下草一面　エリゲロンびっしり採用で、まことに洒落ていた。

 

 

首、うなだれて待つ

このところ連日飽きずに庭を眺めている。

なにしろ自分としてはいちばん気に入っている開き具合だからね。
花が開ききるとうるさくなって早く枯れてくれないかしら、なんて思う身勝手さ。
ほんと。
そんなわけで、親の仇を取るがごとくあちらこちらねめつけているから、あれま、と気づく。
蕾の時、首をうなだれて、花開かせようと待機しているのがいるのね。健気。

　　
アークトチス　　花開いているときは堂々と首を伸ばす

　　
アネモネだっておんなじ

　桃色たんぽぽは「これから咲きます」になると首が伸びる

でも、中には凛と胸張って、蕾の時からしっかり自分主張の方ももちろんいらっしゃる。

　
　

あなたはどっち？ですって？
そりゃあ、私は言わずもがな「首うなだれる」派です、花開く時があればね。
そして・・・
胸張り派の人生を送ってきたらどうだったんだろうと、考えなくもない。はい。

新緑

ベランダに出て洗濯物を干していると、公園墓地の緑がまぶしい。
いい季節だなあ、としみじみする。

いったい何と言う名前の緑があるんだろう。
『日本の伝統色　和色大辞典』検索。

若草色・黄緑・若菜色・若苗色・草色・萌黄・鶸萌黄・若緑・薄緑・若竹色・緑・常盤色・・・
はあ、よくぞ微妙な色合いをこう名付けたもんだ。
日本人の感性ってすごいわね。

さて、公園墓地散策。
いちばんのお目当ては*フジ　ちょっとだけ遅かった。

　　

なんといっても白が浮かび上がって遠くからも目立つ*ミズキ

　

どういうわけか住宅のすぐそばに*クリの木

　
クリの向う、遠くにランドマークが見える

　モミジ

で、すみません、図々しくはるか１０日以上も前の浜離宮恩賜公園新緑モミジもこっそり、はい

　　

これがなあ、深緑一色になってくるとうっとおしくて・・・

真っ盛り

テレビニュースはゴールデンウィーク関係がトップ。
毎日がゴールデンウィークの身にとっては、かけ離れていることが淋しいようなそんなこんな。

我が家の庭はこれからがゴールデンウィーク、いやゴールデンマンス（使い方、合ってる？）
手始めに。

モッコウバラ

　

今年は雨どいに引っ掛けるアーチは止めた。フェンスのみ。

玄関わきのメラレウカ。

　

ピンクの小花が降るほど咲き、触れるたびにいい匂いがする。
でもね、目にうるさいから花盛りでもすぐに切り戻す。
間から顔を出しているカシワバアジサイも蕾があがってきているわ。

シアターオーブ

はい、昨晩観劇して来ました。ツヨシクン主演　『二都物語』。

劇場　シアターオーブ。
新しくなった東横線渋谷駅を出るとHikarieに直通。
シアターオーブがある１１階に直行。

　
地下３階のHikarie　　　　　　　　　　　オーブ１１階チエック。広くとられた窓から新宿方面を見る。

　
こんな建物を見ると、建築家って凄いな、といつも思う。

１７時４５分開場したので、オーブの中歩いてみる。

　２階席があるホワイエから１１階を見る

　１６階、３階席があるところからホワイエを見る

３階席を案内していた女性に「結構怖いですね」と思わず言ってしまった。ちょっと足がすくむ。

で、二都物語はどうだったんだって？ツヨシクン堪能、それに尽きる。

　　

妄想は膨らむのに想像力に欠ける私。
ツヨシクン！
君の演技力か脚本のせいか演出の力か知らんが、
自分の命を犠牲にするほどのサクヤ（堀北真希ちゃんね）への愛をもっとぐぐっと伝えてほしかった。
ちょっと届かなかったぞ（すまない）
涙が出そうで出んじゃないか、惜しい（私の感じる力が弱い）。
いやあ、その処刑される場面、仮面を外した時の表情、オペラグラスでガン見したけれど、言葉にできないほど美しかったね。それだけになおのこと惜しいのよ。

ミュージカルや音楽劇が中心の、約２０００人収容の劇場をほぼ満員にする役者になるなんて凄いことだ。
しみじみする。

 

東京タワー

今更の感大の東京タワー。
スカイツリーに完全押されている東京タワー。
今や、そんなのあるのか、と言われている気もする（ほんとか？）東京タワー。
電波塔のお役目も終わったかの（ほんとか？）東京タワー。

大丈夫、私が贔屓するから。そんなの力にならないとつぶやかれても贔屓するから。
だって、東京タワー見るとなんとなく懐かしく嬉しくなっちゃうんだから。
ほら、SMAPも歌っているじゃない。
♪東京タワーで　昔見かけたみやげものに
♪はりついてた言葉は「努力」と「根性」（もう何回も書いている）
そんなわけだからご一緒に眺めてくださいませ。

　
４月１０日　　浜離宮恩賜公園から見る。

４月１６日　浜松町駅から増上寺に向かう。

　

増上寺から見る。

　

やっぱり姿かたちが美しいわ。贔屓する。

 

シラー ３色

断続的な雨ですねえ。
気象予報士が、今日の雨は植物に恵みの雨、とおっしゃっていたけれど、それを差し引いたとしても、
私的にも、今日の雨は気分が落ち着くいい雨だわ、なんだろ。春愁だからかしら。

庭は*シラー　でいっぱい。
去年の写真を見てもそう。
夫は、前はもっとすごかったと言うが想像がつく。
何しろ私は佐渡生活だから手要らずの植物だけ残しておいたものね。

シラーの育て方、なんてあるけれど、はっきりきっぱり言います。
「何にもしなくてよろしい、日陰だろうとなんだろうとどこでも育ち、勝手にいくらでも増えます」
どう？楽ちんでしょ。

むしり取ってこのくらいでおさめたけれど、それでもシラーの白はまぶしいから目立つ。

　　

去年通路に移動したら、今年はすでのもしゃもしゃ状態。

　　

紫はかわいいから増えても許す。

　ピンクは植えた覚えがないんだけれど・・・

ベル状の花を数輪咲かせるこの種類は＊カンパニュラータと言うのね。
ネット検索したら、

「丈夫で花も美しいのですが、花後にはだらしない葉があるだけの姿になります」
とあったから、ひとりでにやっと笑ってしまったわ。

３０センチ四方で見ると・・・

あっちだこっちだの写真紹介で我が家の庭はおろそかに。
いやいや、こちらは今や生い茂ってどの植物の葉っぱもお浸しにしたら美味そうでして。
ちらちらと小物の花が咲き、大物は蕾ふくらんで今か今かと出番待ちの状態の庭が実は一番好きでして。

で、居間から眺める庭。ほんの畳３，４枚の狭い庭。

左側　

右側　

株間無視して植えているから押し合いへし合いの惜しくらまんじゅう状態。
それを３０センチ四方で切り取って見ると。
あれま、まあまあ見られるじゃないの。

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　アネモネとペンステモン　　手前からフウロソウ、クリスマスローズ、オダマキ

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　シレネとギボウシ　　　　　　　　　　　　宿根アリッサムとギボウシ

　　　　　　　　　　
　　　　　　　ヘリオフィラとアークトチス　　　　（通路から拝借）　イベリスとホウチャクソウ

庭に関しては何でも自画自賛。
それにしてもなあ、我ら人間も全体で見た方がいいのかしら、
それとも３０センチ四方の部分で見た方が悶着が起きないのかしら。
考えちゃうわ、はい。

 

春愁

慶次郎縁側日記　『春の出来事』の冒頭文。

森口慶次郎は、両国米沢町の菓子屋、橘屋で末広おこしと初夢煎餅を買ったものの、そのあとの行先に迷った。これも春愁というのだろうか、誰かに会いたいのだが、誰に会うのも億劫なのである。

『春愁』？なんだその言葉。はじめて聞くわ、で、珍しく辞書で調べる。
「春の日になんとなくものうくなること。また、その思い。」
わあ、いい言葉だねえ、覚えていたら今度から使おうと思うくらい。 

で、佐渡での薬局談義。

今回は珍しく雑貨屋マスターが参戦。
何の話の流れか、薬局ご主人と、
「帰って来れるなら１回あっちへ行ってみてえもんだな、どうなっとるか知りてえが」
「ほんとよね、認知も治るなら経験してみたいもんだわ、その時の自分の頭の中がどうなっとるのかしら」
ってなことを言っていたら、マスターがぼそっと、
「帰りてえかっちゃ」と。
「俺は逝ったら逝ってもう帰らんでもいいな、帰ってきてなんかおもせえことあるかっちゃ」

うん、別にそんなに面白いことはない。
「俺はもう何にもおもせえことないからさ、あんちゃんたちはそろそろだなと言う取るけど採りものも俺はそんなもん関係ねえしさ」
「そんなとこ行くぐれえなら、家でごろごろ寝とった方がいくらいいか」

食べ物にも興味なし。

「朝ご飯は食べえせんだろ、昼も残っとるもん食べりゃあ食べるけど、どうでも食べんならんことねえし、
夜も母さんが帰るのんが１０時過ぎるから、自分で作るくらいなら水でも飲んで寝ようかなと思うが」

ほんとかさ、お孫さんの保育園送り迎えし、まだ現役で働き、薬局にきて毎日オロナミンC飲んで。
楽しそうじゃないのよ、なんて冷かして大笑い。

薬局ご主人
「こういう人に限って長生きするんだがさ」
と、ばっさり切り捨てる。
そんなこんなのマスター、あなたも春愁かしら。

福島 花の旅

今日の寒いこと。
ストーブは片づけてしまったので震えています、はい。

それにしても、私たちが行った１９日でさえ寒さに身を縮めていたのに、昨日今日訪れた人たちは花見どころではないだろうなと・・・
ニュース映像で郡山なんて雪が積もっていたわ、東北自動車道では事故が起きて通行止め区間があるというし。

で、私たちのツアーの続き。
８時１０分横浜出発、一路大内宿目指して３時間以上。

　
　

添乗員さんの話。一昨年はもちろん去年は観光客はほとんどいなかったとのこと。
今年は賑わっていて。よかった。

続いて会津若松へ。

　
日新館の小彼岸桜。

会津若松　鶴ヶ城。

１８日に行ったのですが、前日はまだ２分咲きくらいだったそうで。
この日の気温２２度、一気に満開。
いやあ、私の願いをかなえてくれたのね、と誰にともなく感謝。

さて１９日。マイナスのお山越え磐梯吾妻スカイラインを通って福島の花見山公園到着。
ご一緒に皆様の後に続いてどうぞ散策を。

福島市花見山公園

ほらツアーだから時間がなくて３０分コース選択。
もっともっとのんびりしたかった。

それにしても福島好きだ。
バスの車窓からは常に雪をかぶった山が遠くに見え、懐に抱かれた感が心地よくて・・・

何回でも訪れたくなる。