カラスウリは夜にしか顔を拝見できないらしいが、キカラスウリは、いつでもどうぞとばかりに出し惜しみしないで、朝でも昼でもお目にかかれる。まことに庶民的でして。
美しさは同じような気がする、とは、幾分負け惜しみかしら。
上越新幹線で東京に向かう時。
長岡を過ぎてトンネルに入り、浦佐駅が近づいてくると、信濃川の上流、魚野川のゆったりした流れが見えてくる。初夏には鮎釣りの人の姿も見る。川の向こうに稲田が広がり、遠くには越後三山を含む山々が四季折々の様相を見せる。それはそれは美しい風景。
よくぞ日本に生まれけり、と感慨にふける場所のひとつなのに・・・。
１時半のトイレに立ってからというものどうしたわけか寝そびれて。
悶々としながら・・・
中くらいの雨音を聞く。
早起きのミンミンゼミが１匹、朝の挨拶をしているのを聞く。
負けじとスズメやウグイスが賑やかに鳴いているのを聞く。
左の横腹が痛いなあ、なんかしたっけと考える。
夕飯なんにしようかなと思い巡らせる。
新聞配達のバイクが爆音を響かせる。
寝ようと焦るけれど、眠気が襲ってくるけれど、眠れない。
テレビをつけたら、JUJUさんのコンサート。
玉城千春ちゃんと♪長い道 のコラボ中。
小田さんの番組で知り合ったからと ♪ラブストーリーは突然に のコラボ。
BSニュースを見て、NHKニュースで集中豪雨関連の映像を見て心痛める。
まだだめ、余計眠れそうもない。
川上弘実さんのエッセイを２,３編読むけれど頭に入ってこずすぐに諦める。
５時にどこかの家で雨戸を開ける音が聞こえる。
右向いたり左向いたり。
チラッと寝たらしい。
目が覚めたら６時をまわっていた、仕方ない、起きる。
ま、いっか。どうせ昼間も似たり寄ったりだもんなと言い聞かせる。
昨日の全国ニュースで、佐渡の豪雨映像が流れてびっくり。
本当に、今年は地球規模で異常な出来事が起きる。どうなっているのだろう。
アジサイは結構花の時期が長い。
枯れていく様をしっかり見せ付けて・・・
いつまでもしがみついているけれど。
それを美ととらえるか醜ととらえるか。うーーーん、ま、花色にもよるか、なんて結論付けては実も蓋もないわね。
アナベル。薄緑色の蕾も乳白色の咲ききった色も好き。
この白はそれなりの品を保つのか、それとも・・・か。さて、どうなる！？
美女の老後を確認するかのようで。ちと意地悪だけれど・・・
そよとも風が吹きません。
ムシムシムシムシ。じめじめじめじめ。いったいどうなっとるんだ！
はっきりせえ、きっぱりせえ、と発破をかけますが手応えなし。いやんなっちゃうねえ。
そんな天気に関係なく、ネジバナ。
芝生や草の中で見つけると、おおっ！となんかお得な気持ちになって・・・
それはいいけれど、今まで何度挑戦してもピンボケになって悔しい思いをしてきましたが、今回はちょっとはましな写り。
右巻きあり、左巻きあり、巻きたくないってごねる奴ありだそうで。いいじゃないの上等だわ、皆と同じになる必要なし！
この可愛さでラン科だそうだから、納得するようなしないような。
以下は、枯れ木も花の賑わいといったところで、似たりよったり。
いやいや私のお顔のことではありません、もちろん。
頭の中、脳のことです、脳。
「どんなモンだ自分！」「やったぜ自分！」と鼻高々に突っ込んでおります。
いくら丈夫な身体を持っているとはいえ、私だって生身の身。
一つや二つ、それどころではないたくさんたくさん不調なところを抱えているのです。
そのひとつが、痺れ。
寝ていると手足にびりびりと電気が通るような痺れ（これを痺れというそうで。本日医師に確かめました）。気持ちが悪いと言ったらないの。
ひと月あまりほったらかしておいたけど、さすがにね。意を決して脳神経内科に。
最悪、入院して点滴治療だなと覚悟して。
そうしたら、なんと検査結果
「同じ年代の方に比べて、血管もとてもきれいで、脳の異常は見つかりません」
だって。ほんとか！
検査前の問診表に体重を書き込むのですが、ここで四苦八苦。
毎日計っているのに、十の位が５か６かどう考えても思い出せない、思い出せないのよ。どっちだったかなあと焦る。しかたない、少ないほうは図々しいかと６を採用。
で、MRI検査室に入る前に体重計があったからのってみたわ。
５だった５。狭苦しいベッドに寝かされてから助手の方に訴えたね。
「体重を間違って書いた」って。
その方、えっ？１０キロも違うのとびっくりしつつも調べてくれて。そして。
「よく覚えていましたね、そのとおりだったわ。素晴らしい」って褒めてくれたけれど・・・
いいのか！自分。褒められることか！自分。
これでも脳はきれいだというのか、ほんとか！
嬉しいような。疑わしいような。喜んでいいような。
原チャリに乗るのに、鍵を忘れ、ヘルメットを忘れ、そのたびに玄関の鍵を開け閉めするような自分の日々の現実と合わないからほんと困る。
どうする自分。しつこいか！
ハイキングの会の方々が何とか記念で、県外初出張尾瀬散策に行っている先週末、行かれなかった私は、拗ねて張り合って近場自転車ぎこぎこ。
ほらあ、見つけたたった一つのヤマユリ。
恥ずかしがって葛の葉にお隠れになっていたのを、
葛を取っ払い無理矢理表に出して記念撮影。
美貌を曝け出していただいて、そのお姿を記念におさめました。
あっそうそう。
ただ今我が家に帰っています。昨日、９時を待って水道料金を納め、暗闇が迫るころようようたどり着きました。
本日ひたすらごろごろしています。コーヒー飲みたくて、一大決心して起き上がったところです。はい。
今朝、洗濯物を干そうと窓を開けたら、物音に驚いたのかこの方が慌てて飛び立った。
君はまだこの辺にいたのか！？（写真は、１９日、野っ原で撮影）
昨日の夕方、テレビを見ていたら、いきなり居間に飛び込んできて部屋中うろうろしているの。えっ？えっ？
おにやんま（いいんだよね）なんて、こんな海岸通りで見たことない。通りの窓は閉めてあるし、君は何を血迷っていったいどこから飛び込んで来たのさ、としばし茫然。
この家に用事があるのか？と問いただすも返事はないしなあ。
変だ！おかしい！
カやハエは飛び込んでくるが、トンボがオニヤンマがお訪ねになるなんて。嘘みたい。ま、生き物になってここに来る者は全て父の生まれ変わりかと・・・
丁重にお帰りいただいた。
１９日はトンボ遭遇率８０％。
上の写真の方と下の写真の方は違うのよ。
どう見てもひと休みの図。
哲学していない。
夏の花と言ってイメージするのはそれぞれに違うだろうけれど・・・
私はこの花がとても懐かしい。
*ヒメヒオウギズイセン*
小さかった頃、お隣の家の前にこの花と松葉ボタンが植わっていた。
暑苦しいようなそうでもないような。何しろ郷愁を誘われる。
濃いピンクの夾竹桃なんて暑苦しいだけだと思っていたけれど。
白は清涼感あふれていてなかなかよろしい。
お好きな方には申し訳ない、何ともコメントのしようがございません。
もう夏空に負けていないもんね、ノウゼンカズラ。
*ムクゲ*
いっとき大好きになって考えたことがあったのよ、今はお持ち帰りしなくて正解だったと思っているわ。
今日の清々場所も夏仕様。
＜ぶちぶちぶちぶち・・・＞
これでも写真配置は結構気を使っているのに・・・
横浜に帰ってXpで見ると、あっちゃらこっちゃらでがっかりするのよ。
おまけに、なんで画面横にスクロールバーなんか出てくるんだろうね、全く！
ごくごく当たり前の使い道の話は別にして。
いやいやそれもそうだけれど、尿取りパットの性能もすごい。いくらでも水分を吸収するので、びっくり仰天。おかげさまで、丁寧に洗浄していただけるっていうもの。
先日、母が入院している病室に行ったらちょうどシャンプーの準備中でして。
寝たまま頭の下にオムツ。もう一枚首周りにエリマキトカゲ状態でもう一枚。
はじめて見た時はいったい何を始めるのかとびっくりしたけれど、お風呂に入れない寝たきりの母に本格的なシャンプーをしていただけるなんて、感謝の気持ちでいっぱいに。
専用のシャンプー容器と、お湯が入っている専用容器２，３本をセット。
手際良くごしごしシャンプーし、お湯をかけてきれいに流してくれる。
「かゆい所ある？」なんてユーモアたっぷりの看護師さん。
もちろん母は何も分からず答えられないが、目を閉じたゆったりした表情が何より気持ちを代弁している。ありがとう。
たっぷりお湯を流しているけれど、紙オムツはびくとせず。
ゆうゆうとたっぷりの水分を吸いっとって、ベッド回りは濡れない。はああ。
そんなことを可能にしてくれる紙オムツにも感謝せねば、ほんと。
目からうろこの使い道。
こんなに美しい夜明けなのに、今日は１日曇り空。
毎日、ごろんと横になる暇もない、ほんと。
今日はお寺さんに。本位牌が仕上がったので魂入れのお願いに伺う。こんなことをするなんて全く知らなかった。
全く関係なく半夏生。
で、ためになるお話を聞かせていただいた。
お盆に提灯を下げるのは仏さんの道案内のためにだそう。
そんなことも知らないでいた。
だから玄関先に吊るすのがいちばんいいのだが仏壇の横でもいいとのこと。そっか。
提灯がなかったら・・・
ろうそくを立てるのはそういう意味。
もっと昔むかしは、ろうそくなんて貴重品で仏さんには使えなかった。
で、代わりに「鬼灯」を。
私は、毎年鬼灯を供えながら、これはなんの意味なんだろうな、と思っていたから明快なお答えを頂いてまことにスッキリした。
年をとることで少しづつ賢くなる・・・て、ほんとか！？
