父が機嫌よく施設に出かけた後は、午前から午後まで心おきなく使える私のお遊び時間。21日は、送り出した後一目散でバス停に。
実家とは反対側、ゆえに一度も訪れたことがない真野方面。
年に1,2回は訪れるという玉三郎さんが、
『春の夜の公園。花見の酔客がひとりもいない中、咲き誇る満開の桜』
と新聞に書いていたのを読んだからには、是非是非行かねばなるまい真野公園。佐渡随一の桜の名所2000本の桜観賞と、
佐渡飛鳥路、一人ハイキング。
20分も歩くと真野公園。水仙と桜の取り合わせ、枝垂れ桜などなど見応え満点。
散策路をくまなく回って、あまりの見事な桜に興奮しちゃって、
試飲と合わせてほろ酔いに。頭が痛くなったくらいです。
堪能した後は、いよいよメインコース。飛鳥路ひとりごとハイキング。
まずは国分寺跡、国分寺を目指して。
いくら一直線にといっても、誰にも会わず標識もないのでは、この道でいいのかと心細い限り。ましてや知らない土地だからなおのこと。
庭先でお仕事していた方に確認、屋根仕事していたおじさんに確認、草刈り機でブィーンとやっていたおばさんに確認。
はあああああ、ようやくたどり着きました。
国分寺跡 国分寺 瑠璃堂
恋焦がれていた国分寺に感激
このたたずまいを見ながらひと休み。
飲まず食わずであるいたからね、大福餅を買ってきてよかったわ、としみじみ。
続いて訪れたのが県内で唯一の五重の塔がある妙宣寺。
佐渡はどこまでも奥深い。
境内にはガイドさんつきの外国の人たち。二人連れのバックぱっカーらしき人たちは見かけてことがあるけれど、珍しい。
ガイドさんに伺ったら、チェコからだそう。
ああ、プラハ、再訪したい。そう言ったら、「彼はプラハに住んでいるんですよ」と。
その彼は日本語がお上手。是非来てと言ってくれましたが・・・あああ行きたい。
枝垂れ桜のもとで写真をとりあって、ビデオで実況放送もしていました。
もっとのんびりしていたかったけれど、時間がない。
亀井勝一郎さんが、大和の飛鳥路よく似た風景だと称えたところ。ほんとにそう。
世尊寺(ここがまたいいのよ)に寄って歩いていると遠くに存在感あるハクモクレンの木
最後に訪ねたのが大膳神社の能舞台。ここがJR東日本のポスターに使われた能舞台ね。
と、私も吉永小百合さんポーズを真似してみたけれど、妄想にしか過ぎなかったわ。
苦笑はどこまでも続く。
締めは「白魚そば」にしたかった。時間がなかったので泣く泣く次回に回すことに。
9時半に歩き始めて1時半のバス。よく歩いたわ。
どうでもいいと怒られそうだけれど、これがお土産。
地面見ず突っ込んで歩いた結果