4月も今日で終わり。
なんだかいろいろあったなと。
もういい加減にしなさい!と言いたくなるくらいに風が吹き荒れている。
早朝には雨も横殴りで。雨はどうやら止んだようだが。
昨日、子どもたちがお世話になったおばちゃんの娘さんが寄って行ってくれた。
おばちゃんは施設に入所してそれなりに生活していると思っていたのに。
1週間前私が面会に行ったときは、今までで一番はっきりした表情で声も明るく、
よかったと安心して娘さんに報告していたのに。昨日の面会で娘さんには、
「どうして私はここにいるの、家に帰りたい、あんたこれから帰るんでしょ。一緒に帰ろう」
と何回も繰り返すんですって。娘さんは現状を話すも全く受け入れなくて「帰りたい」と。
しまいには「もう帰って、もういいから帰って」と言われたそうな。切ない。
喜んでもらえると思って面会に来たのに、と娘さんの表情は暗い。切ない。
高齢になれば通る道で受け入れねばと思いつつ、娘さんの心は揺れる。
叔母は、90歳まで独り暮らしを続けてきた気丈な性格が幸いしているようだ。
手術ができなく、退院後は施設入所になることを覚悟しているとのこと。
昨日、甥御さんから、送った品が届いたというお礼の電話をもらった。
1週間に一度は面会に行ってくれている。本当にありがたいことだ。
叔母は顔色もよくなり元気にしているとのこと、食事はおいしくないって、それはね。
時計を持ってきてほしい、メモするノートがほしいとお願いしているようだ。
従妹は「あんな見えない目で、不便な家でよう一人で暮らしていたもんだわ」と
呆れるやら感心するやら。
叔母にとって入院は本意ではないだろうけれど、ある意味では安心できる場所かもし
れない。ここまで来たら遠い先のことを考えず、取り敢えずのことを一つ一つ対処して
いくしかないね、と従妹と話している。
先日、オクガワサンとバスで一緒になった。
毎日道路掃除をしている90歳越えのオクガワサン、どこも痛くないんですって。
膝腰、何ともないんですって。しゃんしゃんしている。
で、私、グランドゴルフに誘われてしまった。いやいやとてもとても、とお断りしても、
「真剣に誘ってます。本当に一緒にやりませんか」と勢いがすごい、負ける。
私見ているもんね、7時過ぎにはピンクのユニフォームを着たオクガワサンが、グランド
ゴルフから帰ってくる姿を。これから行くんじゃないのよ、帰ってくるのよ。無理。
ひとり暮らしのオクガワサン、毎日お買い物をしゴミ出しをし、お元気だ。