まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

クリスマスローズ

2017-01-31 08:59:30 | 

以前、近所のモリタサンは「私クリスマスローズ嫌いなのよ、花が地味でしょ、下向いているし」って言っていたけれど。
ほんとにそうよね、その通りです。
後ろの家のスギヤマサンは2階の洗濯物干し場のベランダから、通路のクリスマスローズを見て「シックねえ」って。
ほんとに。はい、その通りです。
好みはいろいろ。私はその時々によっていいなあと思ったりなんだかなあと思ったり。

そんなクリスマスローズ。ミモザのそばで苦節10年以上。


1月28日

 1月26日

 1月6日

クリスマスローズ観察日記でした。

 

ネットで調べると。
クリスマスローズは無茎種(茎がなく、根茎から葉柄と花柄が別々に伸びる)のヘレボルスで、
無茎種の原種を交雑させてできた園芸種。
まだ蕾のこちらね↓
拗ねたフキノトウみたいね。


先に紹介した我が家のそれはこちらの品種なのね。
ヘレボルス・アーグチフォリウスは、有茎種(立ち上がった茎に葉をつけ、頂部に花を咲かせる)のクリスマスローズ。
常緑の多年草で、さわやかな黄緑色の丸い花を、1花茎に30輪以上咲かせます。って。

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『蜜蜂と遠雷』

2017-01-30 09:12:27 | 

もうどうしてなの?とわが身に聞きたいくらいクラシック音楽がだめなのよ。
ほんとからっきしダメなの。楽しめない、退屈する、その二言。
聞かないからかしらね、浸らないからかね。感性がない。

でもでも、そのクラシック音楽に携わっている人たちの物語はすごく興味があるの。
千住真理子さん、その母上、佐渡裕さん、辻井伸行さんを指導した恩師、等々の作品は読んだ。
TVで、ピアノコンクールで自社のピアノを使ってもらうための宣伝マンたちの奮闘のドキュメンタリーも興奮して観た。

それらを観たり読んだりすると音楽家って如何にストイックでたゆまぬ努力をする人かと圧倒される。
もうすごいとしか言いようがない人たち、1日24時間以上音楽に捧げているものね、凄い。

ちょうどそんな時期、お笑い芸人の若林さん司会のテレビで朝井リョウさん、西加奈子さん、綿谷リサさん、
村田 沙耶香さんの対談番組を観ていた。去年の暮れごろだったと思う。
そのとき、おすすめの1冊に朝井さんがこの『蜜蜂と遠雷』をあげたのよ。

そのプレゼンが上手いのなんのって。もうすぐに読みたくなるくらい。
そしてそのとき彼は言ったね、恩田陸さんはこの作品で「直木賞」取りますって。すごいわ、本当にそうなったんだから。

気になってたから書店でも眺めたけれど、もうちょっと待ってみようと。
図書館に返却に行ったら休館で仕方なく軽い気持ちで地区センターに寄ったら、あったじゃないの。
運としか言いようがない。予約1番、返却日が20日ときたらこりゃあ手続きよね。
そして待っている間に「直木賞」決定。そりゃあ手元に来るのを楽しみにしていた。


「構想12年、取材11年、執筆7年」とは『蜜蜂と遠雷』のプレスリリースや新聞広告で使ったフレーズ、だそう。
わが家は新聞をとっていないからその手の情報には疎い。
でも読んでみると本当に長い年月かけて書いたんだろうな、ということは十分に推察される。


3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。
「芳ヶ江を制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた??。

養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年・風間塵16歳。
かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。
音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。
完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。
彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。
第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?

はい、裏切りませんでした、面白くて。
紹介文そのまま、彼ら4人のコンテスタントが本選まで勝ち抜く過程、ありていに言えばそんなところだけれど。

朝井さんのプレゼンのうろ覚えを拝借すると、
4人それぞれの個性に合わせた演奏を、一次予選から三次予選まで曲ごとに見事に描き分けられていて
その表現がどの曲もダブらずそれはそれは圧倒的で読むものを惹きつける。と

ほんとにそうでした。
平易な文章なので、一気呵成に読めるのですがもったいなくて、予選ごとにいったん本を閉じて、
二次予選は次の日に続きを読む、また次の日に読む と言う具合にして本選までを読み進んでいったわけ。。
予選ごとに自分もあたかもコンクール会場にいるような気分にさせてくれて、審査員の描写になれば審査員のつもりに、
コンテスタントそれぞれの描写では、自分がそうなったつもりの疑似体験感情がわいてきて、読みながら軽く興奮していくわけです。
まさか文章で演奏に浸り音楽を味わおうとは。恩田さん、凄い筆力だ。
ピアノコンクールを通しての青春群像小説と言ったところでしょうか。
音楽知識感性皆無の私にも音楽って素晴らしいものだなという思いが十分伝わってきました。そんな小説です、おススメです。

画像

あっそうそう、最後の方のページは開かないでね。
いつもの癖で捲ってしまった私は失敗。コンクール結果がばっちり載っていたのです。

 

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昭和にアレンジ

2017-01-29 09:01:17 | Weblog
もう言うのも恥ずかしいくらいパソコン教室に通っているのに。
教えていただくたびに、えっ⁉︎なにそれ⁇の世界。
昨日は デバイス の語句に「いみふめー」の叫び声あげる二人。
先生、まことに申し訳ありません。

でもいいの、そんな私でもiPad写真加工は張り切った。はい。
神楽坂の風景をモノクロにアレンジしたら。










おおー一気に昭和。なかなか雰囲気出てるじゃないの。いい感じ。


ちょっとした芸術作品のようで


隈さん設計のお店はニューヨーク って行ったこともないのに妄想
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公園の梅

2017-01-28 08:50:20 | 植物

サクラとくればウメ、ウメの次はサクラ。
日本の春はいいですねえ。

どこで見てもウメは梅。
けれどお寺で見るのと公園で見るのでは風情がちょっと違う気がするわ。

駅前通りに通じる道路際の公園。
例年通りの白梅。

青空に映えて美しい

こちらは八重の梅 匂いが素晴らしい
地元のボランティアの方々がお世話してくれています

八重の紅梅

そして公園ならではの風景
紅梅のもとで保育園児たちの楽しそうな声が響き渡って

一昨日の散歩

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河津桜 七分咲き

2017-01-27 08:59:14 | 植物

先日紹介した1輪の河津桜、日にちも経ったことだしどうなっているかなと、昨日。

ずっと遠くにランドマークも見えるこちらの公園。横浜年上友に、
「あの公園から環状3号線が見える?」とご指摘いただき汗たらたら。
今まで3号線と思い込んで書いていた記事は全て二重線で消し、2号線としてくださいませ。
まことに恥ずかしい。

で、その2号線が見える公園の手前の木は2分咲き程度、なのに。

いちばん端っこの木はもう7分咲き。
何でも早し遅しはあるのね。

10時ごろの早い時間なのにお砂場では。おばあちゃん、寒いだろうな。
この女の子が可愛いのよ、愛想がいいのよ、にっこり笑ってお辞儀して。

 

今朝の朝焼けは不気味だったわ。
今も南風が吹き荒れていて。私の胸の内とおんなじだわ、はい。

 

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タフな人たち

2017-01-26 09:05:32 | くらし

キルト展集合のときのこと。
埼玉から厚木から千葉から横浜から東京からの9人女子。
ま、1回喫茶店でとなって席を作っていただきずらりとおばさんが。

作者のツエコチャンの感謝の言葉とともに手作りのゆず化粧水をいただく。
聞けば昨晩も飲み会があって、なんだかんだで午前2時に就寝だとのこと。ひゃーありえん。
今はもう5月のキルト展へ向けて制作しているって、毎日がどうなっているのの世界。

カズコサンが「あんたはこの後行かないって聞いたから、横の席に座って、あ、前でもいいわ。説明するから」
そうなのよ、2月に箱根旅行が控えているから、そのだんどりについてなの。私も聞こうと思ってたところ。
プリントしてきたから、と渡してくれる。この時点でもうすでに恐れ入る。

私たちはロマンスカーで行くけど、あんたは違うでしょ、箱根湯本○じ集合ね。
時間がもったいないから昼ごはんは食べて来てね、ひとりで食べられる?
それから湯本でフリー切符買っておいて、いちいちお金払うの面倒でしょ。

と聞きたかったこと全て網羅して。もう、ははあーと平伏したくなる。ありがとう。
カズコサンは、この集まりまで全く接点がなかった人だ。ああ、こういう人なのねとあらためて認識したわ。
そしてカズコサンも手作りのひな人形を皆さんに配る。そういえば前回は干し柿をもらったんだった。
いやあできる人はどこまでもできるのね。

私以外は皆さんそのまま新宿の飲み会になだれ込む。
キルト展で疲れ切っているのにさらに新宿移動、同級生男子と合流しての飲み会。
大勢から大勢へ、もう信じられません。早々に離脱してちゅっぱに会いに。

夫の話では、カズコサンとヨウコチャンの埼玉組は夜の部カラオケまで付き合ったそうな。タフだ。
そうだ、箱根旅行の締めはまたもや新宿合流の飲み会ですって。
私?もちろん離脱です。考えられません。

 

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黄色い花

2017-01-25 09:17:36 | 植物

すみません、チュッパが天才だと悦にいってたことを取り消します。
ただの孫バカでした。

日曜日、神楽坂の公園で見たパパと1歳半くらいの男の子。
地球儀のような遊具に乗っていたの。
その男の子は遊具の持ち手の色をしっかり認識していて
「あか、あお、きいろ」と教えてくれました。

同じ年くらいのとき、ユリオプスデージーの花を見て「きいろいはな」と言ったチュッパ。
凄い!と褒め称え感心したけれど、ふつうだったのね。そういうことか。

こちらの黄色い花 *ソシンロウバイ

12月30日に浄智寺に行ったとき、すでに満開にちかい。

こちら自宅近くのバス停そば。

これからしばらく楽しめる。

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1月は。。。

2017-01-24 09:14:52 | くらし

1月、ここ10年は佐渡に帰っていた。
そうだわ、今年は冬の佐渡に帰っていないんだ、と気がつく。

母が倒れて入院しその後施設に入所して。90歳を超える父をひとりにしてはおけない、父との二人暮らし。
月の内3週間は佐渡での生活が父が亡くなるまで5年間続いた。お正月も佐渡で迎えていた。

父が亡くなっても施設でお世話になっている母の所に毎月会いに行く生活がほぼ2年間。
去年はその母の3回忌に一昨年は1周忌に、厳寒の佐渡に帰って法事を執り行った。
一昨々年の1月は。

正月は息子夫婦、ようやく産休に入って出産を控えていた娘夫婦と過ごし、楽しみな1年になると思っていた。
ところが3が日が開けた途端、母の施設から入院したとの呼び出しが。
いつものように2週間も入院すれば退院できるだろうと駆けつけたが、
医師が見せてくれた診断書には入院期間が書いてない。ということは、と血の気が引いた。
いやいや母には怒られるが母の死と娘の出産が重なったらどうしようかという恐れよ。

それからというもの、日々が切羽詰まって常に緊迫状態。
娘の予定日は2月の上旬。
出産準備の手伝いをし出産には立ち会ってあげたい、でも母の状態では1日でも帰ることができない。
覚悟が決まらないから、思いは常にあちらに揺れこちらに揺れ。
しまいにはどちらを優先したらよいかなんて血迷ったことまで考えてしまった。
そんな1月の中旬。

ある日病室に行くと、7年間もつないでいた母の導尿の管が外され経管栄養の管が外され、さっぱりとした身体になっていた。
そういうことなのかと、横浜で留守番していた夫に連絡して来てもらった。
あれは27,8日頃だったと思う、母の妹が見舞いに来たときのこと。
それまでぼんやりとしか目を開けたことのなかった母が、両目をしっかり開けて天井を見ている。
見ているだけじゃなくて、顔まで右に左に動かして何かを探しているかのように目で追っている。
私は今まで味わったことがないような何とも言えない不思議な気分に襲われた。叔母が、
「母さんが両目開けてるのんは初めて見たわ、あっちへ逝ったもんを探しているんだわさ」
と言った。そんな状態が続いた1月の終わり。

2月1日、私には「今日あたり」という予感がして、看護師さんに病室に泊まることを伝え布団を用意してもらった。
ベッドの横に布団を敷いて寝ていると母が大きないびきをかきだした。ほんとに大きないびきだった。
それがいつまでも続く。布団の中でそれを聞いていると、私は母と居て今までに味わったことのない安らぎを覚えた。
二人して旅行に出ているような旅館に泊まっているようなそんな感覚に襲われた。いい夜だなあとさえ思った。

その大きないびきも12時近くになると止んできたので、実家にいる夫に電話して病室に来てもらい3人して
最後を過ごした。2月2日3時半、医師が臨終を告げた。2月3日火葬をし、夜、通夜振舞いの最中の6時半頃。
お婿さんから「女の子が生まれた」と写真付きのメールが入ったときの安堵と感激は忘れられない。
通夜に集まって下さった皆さんに報告して、一緒に喜んでいただいたことも忘れられない。

  昨夕

母の命を受け継いだかのように生まれてきたのがチュッパ。
わが家では2月2日の命日と2月3日の誕生日がセットになっているのよ。
それにしてもつらい1月だったな、と。忘れられない2014年の1月。

 

 

 

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神楽坂ぶらり

2017-01-23 09:22:05 | くらし

東京ドームなんて、SMAPの最後のコンサートに行ったきりだ。
キルト展の会場がそことくれば、ここは一つ先の駅「飯田橋」からの神楽坂をぶらりしなさいってことでしょ。
散々検索して、ほら敬老パスを使いまくっているから今回もバスで上大岡まで。
そこからは京急、地下鉄を乗り継いで神楽坂駅まで。9時半に着いたけれど。12時集合までの時間は少ない。

 
お目当てはひとつ。こちらのお店『ラカグ(la kagu)』新潮社の倉庫だった建物。
隈研吾建築都市設計事務所によるもの。
内観デザインは、昭和40年代に建てられた本の倉庫をあえてそのまま活かした工業的でミニマルな空間となっている。
また外観デザインも、街に根付いた景観を壊したくないという隈研吾の思いから、50年前に建てられた倉庫の面影を残しつつ、
ウッドデッキと2階へつながる大階段が設置された。
とあれば行きたくなる。
開店時間に飛び込んだけれど、ランチするだけで精一杯、店内探索はパス、ああもったいない。
左は開店前の外観 右が11時の開店を待つ人々。

開店前まで神楽坂通りをぶらり。
まずはやはり隈さんデザインの赤城神社へ。お寺までデザインとはね。

 

10時前の通りは閑散としている

が、こちらのスーパーは大賑わい 安いのよ    お肉屋さんの店先も準備OK

 

私と同じポーズをしたおじさん 無断撮影ごめんなさい 覗きこみたくなる不思議なお店

 

横丁の先には公園 広い公園で遊具も種類多々 休日はパパと遊んでいる子がいっぱい

 

こじゃれたお店日本的なお店 小さな飲食店が多々 

 
 

 

 

奥のビルの庭のような小さな公園 

 

善國寺                           反対側の路地を入ると

 

本多横丁                         私的1位の居酒屋

 

残念ながらこの日は三味線の音とかは聞こえず  家に挟まれた小さな稲荷神社

 

いかにもいかにも神楽坂のイメージ

 

いやいや長々とお付き合いいただきましてありがとうございました。汗が出ております。
水道橋集合時刻にはギリギリで飛び込みました。はい。

 

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キルト展

2017-01-22 15:33:03 | くらし
佐渡の同級生が出品しているので、首都圏在住の仲間7人と見て来ました。
大作。


佐渡の北小浦に生息している珍しい魚「コブダイ」を縫いあげて見事です。







見ている方が「歯までリアルね」と感想をもらして。





海の中も生き生き。

大賞の作品。


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