まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

アズマイチゲ

2014-04-30 06:57:41 | 佐渡の花

 

このたびの佐渡行きはまことに任務が多かった。
それも私にとってはほんと苦手なこと、苦手なんてもんじゃない拒否反応が激しくて。
なんだって相続人と被相続人の区別もつかないんだから。
どっちの欄にどっちの名前を書いていいかもはっきりしなくて。
先延ばしにすればやらなくていいならそうするけれど、延ばしてもやんなきゃならないなら、さっさと終わらせてしまいたいのがやっかいな私の性分。

それでもこう言ってはなんだが、父が亡くなった時にしょしょの名義変更でくたくたになった経験が生きて、まあこんなものか、で終わったのが意外と言えば意外で。
「書類不備です」とか「これを用意してください」と言われても、「ああやっぱりね」で混乱しなかったから、まあ何でもやってみるもんね。
おまけに関係機関から友人知人から、
「あなたは兄弟がいないからだからまだ楽ですよ」と励ましてもらうやら何やら。
事務手続きを進めていくうちに、あれま、ほんとにそうなのねと実感したりして。

で、どうにかこうにか目途がついたときには思わず「ばんざーい!」と自分褒め。
いやあ、我ながらよくやったわ。えらい!といちおう自慢、自賛。
やればまだできる!自分

そんなこんなで頭がぐちゃぐちゃになっているとき、この清楚かつ上品な*アズマイチゲ


*ニリンソウと区別して見つけられるようになったからほんと嬉しくなっちゃって。
この頃とみにこの花がいとしくなっているからね。

アオネバ歩いている時も遅刻友と「なあ、愛しげだがなあ。咲き始めはほんといいがなあ」とお互い我が身と比べあって。

透き通るような白、首うなだれるその姿、なんとも奥ゆかしい。

 「おはよう」 ようやく目覚めた

 そろそろ顔をあげて

 正面の顔もどことなく品が

今年はそのせいか*アズマイチゲを多く見た気がするのよね。

で、私、区別がつかなかった*ニリンソウならぬサンリンソウ(そんなの、ないよね)
初めて見つけたから嬉しい

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観おさめ

2014-04-29 09:59:59 | 自然・風景

佐渡に来てからのピクチャー写真を整理していたら、
「そうか、冨月寺さんの枝垂れ桜ももう見ることはないな」
と突然感傷的になる。

遠い遠い親せき筋に当たる方の会葬御礼に、
「父は桜の花の時期に逝きました」
とあって、母の時は涙も出なかったのになんだか胸が熱くなって・・・

やはり、桜は何かと日本人の心に訴えるものがある、と思う。

 

    

そして。* 乙女椿


 

 こちらにはお客様が

これも *乙女椿かしら?上品な色合いがとっても魅力的

 

ひとつの花の終わりが次の季節を教えてくれるのね。

 

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ぎこぎこ自転車

2014-04-28 15:04:08 | 自然・風景

佐渡生活2日目の昨日。
勝手に忙しくしているから散歩は早朝、と言っても8時過ぎ。

春特有のもやもやの空模様。
タソガレ場所から清々場所、いつもの定番コース。

タソガレ場所の遅咲きのサクラは上品でお気に入り。

写真を撮っていると向こうから白いつやつや毛並みの大型わんこちゃん。
あまりにいい男なので許可得てパチリ。
ご主人様が「はちポーズ!」なんて。
名残惜しそうに振り返ってこちら見るなんざ嬉しくなるじゃないの。

角の家の見事な枝垂れ桜。
梅津川沿いの濃いピンクのサクラ。
それぞれ観賞。

緩やかな坂道フウフウいいながらこいで。
鈴鹿ナンバーのバイクツーリングお兄ちゃん一行をやり過ごして。
若いっていいな、とため息ついて。

負けじともうひとこぎ。

水を張った田んぼの向こうに残雪の大佐渡の山々。

 

ぎこぎこ自転車

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アオネバ登山口から落合まで歩く

2014-04-27 12:28:48 | 自然・風景

さあ、今日はご一緒にゆるゆる山歩きをしましょう。

なんといっても膝が痛い者同士、他の人のスピードにはついて行けません。
朝観ていたテレビ「あの人に会いたい」はちょうど脚本家の田中澄江さん。
花がある山とそうでない山では疲れが違う、とおっしゃっていたけれどほんとにそう。
花が運んでくれるのよ。

「アオネバ登山口」から「アオネバ十字路」までのほぼ三分の一の「落合」まで、しかもこれからきつくなるという前に引き返すのだかららくちんらくちんよ。(ほんとか?)

そういうわけで、我らが歩いている道順通りの写真です。

登山口にはニリンソウがお出迎え。

去年5月中旬に見た*シラネアオイがもう花開いていました。

他にもカタクリ、オオミスミソウ(近場では終わりに近い、)エンレイソウ、ヒトリシズカ、アズマイチゲ、スミレ、オオイワカガミの蕾などが見られます。

ほんとにちんたらですからね、休憩の必要もないくらいですからね。
下りてきたら10時半だったので、3時間。普通の人の足ならとっくにドンデン山荘に着いているね。
でもでも、おかげで疲れないの。はい。ではご一緒に。

アオネバ登山口から落合まで歩く

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佐渡です。

2014-04-26 15:44:33 | 旅行

昨夜到着。
 今朝も早よからの7時前に遅刻友からの電話。

「あんた、リュックの用意しとる?」
「行くか?」って。
行く行く!行くにきまっとる。
ちょうどドンデンライナーの検索していたところだから涙が出るほど嬉しい。

「8時に家出るからね」って言うから忙しいのなんの。
なに、ほんとはそんなことないの、歯磨いて顔洗っただけ。

二人のおみ足が「もう限界!」と悲鳴を上げるところまで行かんかと言うことになって。
アッシ―クン引き受けてくれた友の車に乗り込んだ。アオネバ登山口まで。

 

 

 本日はここまでとして、明日はどうぞご一緒にハイキングしましょう。

 

で、午後からは墓参りして叔母の家に用足し。ついでに冨月寺さんの枝垂れ桜観桜。

 

山の緑の中にぽつぽつ白く見えるのはサクラ。

帰って見ると玄関の土間に。

帰りの車中で遅刻友に、コゴメは食べたかウドまだかいな、と聞いていたところなの。
まるで聞こえたかのようだわ。

やっぱり佐渡はいいな。

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桃色タンポポ

2014-04-25 07:37:37 | 

今が花盛り、そして出番待ちもたくさん。
にぎにぎしく紹介、なんて言うほどでもないけれど!(^^)!

桃色タンポポ。優しい花色が気に入って去年の一株から今年は二株に格上げ。

 

ヘリオフィラ こちらも一株から三株に格上げ 3か所でへらへらしています

 

そして、新顔 *ギリア

 

ちょっとない花色でお気に入りに追加。来年も購入決定。

それにしても、春に花咲かせる苗は秋に購入しておくに限る、と実感。
冬の寒さに当たった苗は根の張り方が違って元気元気。
今までは必ず駄目にしてしまう苗があったけれど、去年今年は皆頑張ってくれてるわ。

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居ながらにして富士山

2014-04-24 12:22:47 | くらし

我が家の夕食は早い。
皆さんが「えーっ!」と驚くくらい早い。そんなに早くてどうする?と不思議に思われるくらい早い。
5時半過ぎには、暮れなずむ空や庭を見てささやかな晩酌を始めている。どう?

で、ささやかな量のお酒を飲んだ夫はすでに酔っぱらっていて、
「俺は幸せだ」と真顔で言う。酔っていても真顔。「幸せだ」と繰り返す。



「家に居って富士山が見られるもんな」
「春、夏秋冬、いつの富士山も見られるもんな」
「おっ、初冠雪」
「今日の富士山は、5合目まで雪だ」
幸せなこった。

そうよ、そんな家に居って富士山が見られるなんてところはないよ。
ありがたいと思わなくっちゃ。
しかも四季それぞれ見られるなんてさ、まあ滅多にないわ。
と、私も負けじと応戦する。

もう、おかしいのなんの。よくそんなこと考えつくわ。
なに、私の白髪頭を見てそう言ってんのよ。
きれいに染めたときは夏。
そろそろ白髪が見えて来たら初冠雪、秋ね。
ほったらかし状態になると5合目か7合目かとか言って冬。

一緒になって大笑いしている私も太っ腹の大物妻。
「そうだ教室の春の遠足はね、富士山を巡る旅だってよ」
と教えると、
「俺はそんなもん行かんでもいい、3秒で巡って来られるもんね。わざわざバスに乗らんでも行ける」
とこう来た。まあ、あちらこちらの皆様まことにすみません、可愛げがなくて。
でも、当のご本人は幸せなんだそうでお許しください。

ちなみに本日の富士山。
雪が降ってもすぐに溶けそうな微妙なところ。
あっ、夕食が早いと夜が長くて私はすごく居心地がいいのよ。
もうすっかりそのペースに慣れて・・・

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オーニソガラム

2014-04-23 15:23:38 | 

お気に入りの花は数々あれど・・・

夫が庭を見ていて、
「うちの花の色と他の家の色は違うな」
と言う。
「あそこの家の花は赤いのが多いけど、うちのは青とか白とか地味なのばっかりだ」
と続ける。
そうよ、その通りだわ。
私が好きなのは風に揺れて小花で主張があまりないのがお気に入り。
ずっと眺めていなければ、バラやチューリップなどのなどの華やかな花もいいなあと思う。

で、オーニソガラム。好きなのよ。

この上なく地味。朝は花を閉じて、徐々に花開いて、夕方にはまた閉じる。
1日中開きっぱなしもありがたいけれど、ちゃんと律儀に太陽に合わせてくれるパターンが何とも奥ゆかしい。
いいじゃないの、上等よ。
そして、グリーンに彩られた白、の花色。上品。

植えっぱなし、しかも手間いらず。
今年はよく咲いてくれて。ありがとうです。(名札立ててあり場所確認怠らずを忘れないように←自分)

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雨あがる

2014-04-22 08:27:36 | 

穀雨の恩恵を受けて草花が全身で喜んでいます。

 モッコウバラ

 

エリゲロン ワスレナグサ               アジュカ                    シラー シラユキゲシ

ギボウシ アサギリソウ          ペンステモン ヒューケラ         ギボウシ ラミューム

自画自賛、ぼんやりうっとり庭を眺める至福の時よ。

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パット・オン・パット

2014-04-21 12:23:39 | くらし

そろそろ冬ものを片付けなくては、と思いつつ。
このところの気温の低さでそれもほったらかし、ほったらかしだけれど。
今朝、手に取ってみた。

もうひと月以上前の話。
ちゅっぱのお宮参り当日の朝、
「そうよ、あの洋服でいいわ」と前々から決めていた(といおうか、きちんとしたスーツはそれしかないの)洋服に着替えた。
ひーっ、あんれまあのビックリ仰天。
もうもう肩パットに力が入っている。肩パットここにありと主張激しい。
いくらなんでもね、顔と肩パットと釣り合いが取れない。さて困った。
で、もう一つのとっておきで決めようと、一番のお気に入りだった、福沢諭吉何枚もはたいたスーツを着たら。
ほえーというぐらいの肩パット。

無理もない、あのころの洋服だからね。私のようななで肩には天の助けともいう肩パットだったからね。
世は肩パットの女性たちがイケイケで肩で風切って歩いていた頃の洋服だからね。

スカート穿くと、体重は変わりなくとも体型の変化はなはだしいから、スリットが膝の上まで来ていて弛んでいるおみ足見せているじゃないの。なに?と速攻処分。

もう時間がない、仕方ないからほえー肩パット上着に黒パンツ。
さらに肩パットの主張が激しいスプリングコート着て、パットオンパットで電車に乗ったわ。
いやあ、身を縮めるってこういうことね。
何とも流行おくれの着心地の悪い洋服我慢して着ているときもそう使うね。
写真屋さんでも神社でも料理屋さんでも、意識は肩パット。誰にともなくすまぬ、の気持ち。

で、今朝よ。
もう処分しようと肩パット上着手に取った。取ったわ。
でも、しばし待て、パットだけ切り取ったらどうなる?パットなしでどうなる。
結果。
やっぱり、きちんとした場合のため(これからの一生の間に何回もないだろうから)パットなし上着使い回しでいくことにする。そう決めた。はい。

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