今回の佐渡行では3つの取り組むべきことを持って(大げさね)。
ひとつはトイレの修理、緊急課題だから横浜から手配しておいたりして第一番に(顛末は報告済みでして)。
次なるは、ま、やった方がいいこと、ね。
父の利用施設が、こちらから振り込んでください、と指定してきて開設した口座。
父が死んでもう使用することないのに面倒でほっておいたやつ。
物忘れのひどさに自分で驚いているから、まだ何とか処理できる今のうちにと重い腰を上げて整理。
これでひとつ管理するものが減ったわ、ああ、スッキリ。よかった。
そして、3番目やれたらやっちゃおう、のこと。
叔母が来て、病院からもらう薬(凄い量なんだって)を入れる大きさのバッグがないか、と言うので、
「母カバン」と書いた段ボールを開けてみたら、なんとどれもこれもカビが生えている、いやはやびっくり。
大事にとっておいたのに、ね。捨てた捨てた、セカンドバッグ以外はみんな捨てた。速攻。
これで私の整理心に火が付いたね、もう燃え盛る火よ、消しようがないくらいの。
で、父のロッカーダンスを開けた、いや今までも何回かは風を通しているのよ、が。
これは?とビニールカバーで覆われている礼服を見たら、ここでもカビだらけ。
何の躊躇もなく捨てた。
他のも眼鏡かけてよくよく見たら、襟が変色などなどのジャケット、だいたい大男だから着ていただく人もいないだろうと
上着ズボンも捨てた。ごみ袋いっぱい捨てた。段ボールに入っていたジャンパーも全部捨てた。
ま、ま、1回に全部はなんだから数着は残しておいたわ。
こうやって燃えるゴミに出せるものは自分で出せるからいいようなものだけれど。
2階の廊下にある食器棚や柳行李、それから餅つき機、金属でできている棚、大きなかご等々。
こんなものは業者に頼むしかないもんね。連休が2日あるから動ける平日は2日しかないもんね。
薬局行って聞いた。
やってくれると思うから電話してみい、って。「佐渡シルバー人材センターだや、佐渡がつくんだや」
そりゃあ家に帰るやいなや電話したね、今日の明日だから駄目もとで。
人材の手配が付いたって、翌日の1時に二人で伺いますって。もうそれからしゃかりきよ翌日に備えて。
いやいや内心は、家の処分のときに何もかもいっしょくたにすればそれでいい、と思っていたの。
だから緊急には考えていなかったのよ。
でもでも、年に数回しか帰ってこないといえど帰って来たときは自分が快適に過ごしたい。
そのためには家の中をすっきりと整理整頓しておきたいわけ。目障りなものは処分したいわけ。
使わないものはできるだけなくしたいわけ。
それでね、暑くも寒くもないこの時期だってんで頑張った次第。
はい、人材センターのおじさん二人が一生懸命働いてくれて、クリーンセンターに持ち込み帰って来るまで
1時間で済みました。ごみ処分量3,500円、後は後日送られてくる人件費の請求だけ、待ちます。これで済んで
嬉しくて。ありがとうございました。ほんと。
そして、しみじみおもったわね。
マサチャンママが座布団取りに来てくれて渡すとき彼女、
「あんた、この後も使うときがあるんじゃないの、取っといたほうがいいんじゃないの、もったいない」
と盛んに言い募る。いいんだって!いらないのよ。と引き取ってもらったが。
姉妹がいると、いちいちこうやって要るの要らないのと揉めてはかがいかなんだろうなあ、挙句の果てに口げんかになったりして
ああ、ひとりっこでよかったって。なんてったて全部自分で決められるものね。
これで、押入れの棚も中は7分目、部屋は私の背丈より高いものはなくなり、まあまあ気分よく過ごせるようになりました。
次回はぼろぼろの襖を何とかして、電灯の付け替えね。