まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

港の見える丘公園は秋色 チョウもお出まし

2023-09-30 08:35:11 | 

昨夜8時過ぎカズコサンからライン。
わが家からお月様が見えました、お月様につきもののススキを送りますって。
タカノハススキの写真付き。お庭のものですって。
私はいつものように1時ごろ目覚めて窓から満月をめでた。
30日になったから中秋の名月ではないのかしら、とちらっと思ったりして。
ま、いっか。

ヤマナカサンは先日、
「うちのが声が出ないと言うのよ」と。
ご主人、無口だものね。ヤマナカサンが何かしゃべってというくらい無口だものね。
食事以外はほとんどひとり部屋で過ごしているというから、誰ともしゃべらないのね。
ご主人、夕食担当だから買い出しとかはしているはずだ。でも基本部屋で1日。
「大きな声で、いただきますとかごちそうさまとか言えば、と言ったのよ」と
言うから笑ったわ、ごめん。ま、訴えるくらいだから大したことはないだろうね。
それにしても知り合いに無口な男性はけっこういる。
マサちゃんママんちの婿。娘の夫。初任同僚の婿ふたり。
うーん、口数多くて妻を怒らせるよりいいのかしら。

 

港の見える丘公園、この日はチョウが乱舞していた。お見事。
私の安コンデジでも写せるくらいの数。秋にこんなに多く飛んでいるのかしらね。
チョウも一緒に。ピンボケはコンデジのせいにして。

*ペニセタム・パープルファウンテングラス

チョウはどこにいるの なんておっしゃらないでくださいな

コリウスも秋の主役

 

 

 

休日を楽しむ人たち

 

 

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港の見える丘公園は秋色

2023-09-29 08:32:23 | 公園・庭園

一足飛びに秋が来たと思っていたのに、なんだなんだここ2日の暑さは。
じっとしていても手の甲、背中身体中のそこここから汗がにじんでくる。ほんといやだ。

もういいよね、なんて言って寝室のエアコンスイッチの乾電池を外してしまったのよ。
そうなりゃあ、もう一度セットするなんてことは夫婦二人とも面倒がってしない。

ひたすらじっとして暑さに耐える。じっとしてれば暑さは凌げる。
なんてこった、だわ。

雨戸1枚開けているので隙間から月が見える。
11時前に寝た時にはまだ見えなかったのが、1時過ぎにトイレに立ったらベッドの上に
光の筋が。こういうときは、途中覚醒もいいもんだ。しばし月を見て感傷に浸るってほんとよ。
夫は「俺のところからは寝てても見える」だなんて。
今朝は曇っている。中秋の名月は見られるかしら。

ようやく疲れも抜けた気がするけど、24日日曜日はまだまだかったるかった。
ごろごろしていても疲れは取れないから、植物に元気をもらおうと思って暑い最中、
午後から「港の見える丘公園」へ。
華やかな花がないことは分かっているが、丘公園だからそれなりにあるだろうと。
公園はすっかり秋色、落ち着いたシックな秋色。公園をひとまわり。

 

ライムグリーンのジニア 大人の色だわ

 

いたるところに*ペニセタム・パープルファウンテングラスが 秋色を演出

 

吾亦紅のワイン色

 

 *パンパスグラス





秋はグラス類が主役

 

 

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その場所を飛び出して

2023-09-28 08:58:41 | TV

 昨夕

日曜の夜は、スマホアプリのradikoで『ShinTsuyo POWER SPLASH』を聴いている。
草彅剛さんと香取慎吾君がパーソナリティーを務めるラジオ番組ね。
1995年開始というからもう長いのよ、私もそこらあたりからそこそこ長く聴いているの。
いやいや20代SMAP時代のキラキラしているときだったからね。話がお笑いもので爆笑。

先週だったかしら、剛君が、
「俺今が一番頭がよくなった。台本もすぐ覚えられるし、受け答えもしっかりしているし」
なんて言い出すから、慎吾君じゃないが私もえっ?と笑ってしまった。
そうよ、40代あたりまでの剛君は即興の類はひどくてハラハラドキドキもんだったわ。
何言いだすか分からない、聞かれていることへの答えは全然かみ合あわないし。
観ている私は愚息を持つ親の心境だったね。
今はこんなたわいもない話で二人は盛り上がっているが、J事務所を飛び出した当初は
それはそれはひどかった、声が暗かった。番組中に何度も「何話そうか」なんて。
「ぷっすま」はじめ、TVのレギュラー番組やCMなんかほぼ全部なくなっていたからね。
仕事の話なんかとてもできなかったのだろう。

 

そんな逆風吹き荒れていた中でも続けてくれたbayfm。だけど。
番組の中でもSMAPのスの字も口に出さないし、中居木村の名前ももちろん言わない。
第一、SMAP時代の曲がかからない。曲名だってあの歌、あの歌詞で通しているからね。
いかに事務所の圧力が強かったことか。

それでも「新しい地図」として活動をはじめ、AbemaTVやYouTubeで活路を見出して。
チケットの神様がいたおかげで観劇できた草彅さんの舞台『バリーターク』

 (ネット拝借)

男二人が壁に囲まれた部屋で同じことを毎日繰り返す、それはそれで居心地がいいのだが。
ついに男一人がその部屋を飛び出そうとする。
「向こうに違う世界があると分かっていてなぜ飛び出さない」(そんな意味)
もう当時の剛君とぴったり重なって。難解な劇だったけどとても印象的だったのよ。
そうやって少しづつ仕事が増えていって。
剛君は、映画『ミッドナイトスワン』では日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞する。
映画は今も上映が続けられて、公開から4年目にはいっているとのこと。

地上波TVでも3人はEテレでレギュラー番組を持つことができるようになり、ここまで
来るのに6年かかったけれど、それぞれが自分の場所を作ることができてほんとによかった。
男40代、人生の転機をどう攻めていくかの一つを示してくれた生き方だったわね。
剛君、10月からの朝ドラに出るんだ。朝ドラ、今まで観たことないからなあ、録画だな。
そして、舞台『シラの恋文』が待っている。
東京だからなと躊躇していたが、ポスターのこの表情を観たらだめだ、チケット取りに参戦する。

 

剛君は実にポジティブな考え方をするのよ。
「寝れば何とかなる」って。これがポジティブかって聞かれても困るけど。

来年5月には映画『碁盤斬り』も公開されるから、楽しみに待つことにしよう。

 
 
 

 

 

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近所の秋探し

2023-09-27 08:56:02 | 植物

 

 

 

 

 今朝の空

 今日は蒸し暑く
 なりそうだ

 

 

 

 

日没が早くなるのに合わせたかのように、夕飯の時間が早くなる。
午後は何をするでもなくグダグダしているから、というよりグダグダしないと1日が
おさまらないからひたすらグダグダする。
で、そのうち飽きてくるから4時前になると夕飯作るか、となって。
そうなれば6時前には食事が終わっている。何たるこったの毎日よ。
で、テレビをつけたら、ひゃあ面白い。久しぶりに目が釘付け。

『くものぼせ 夏の陣 〜最強のクモを目指して・鹿児島加治木町〜』

鹿児島県加治木町に400年前から伝わる「くも合戦」。戦うのはメスのコガネグモ。
普段はおとなしいが、対峙すると途端に戦闘モードに…ってなことで、戦闘モードに
なっているのはなにもコガネムシだけじゃない。くものぼせの男たちがね。
「大真面目で少し常識外れ」って語っていたけれど、少しどころじゃないわ、大いに
常識外れ。でもでもそんなに夢中になれるものがあるなんてすばらしいじゃないの、
うらやましい限りだわ。ほんと。
もう目が真剣そのもの、戦う前から、育てているときから半端じゃない。
いいねいいね、夫や息子がくものぼせだったらえらい迷惑だけど、諦めるね。
で、くも合戦は行事がいて決まり手もちゃんとあるのよ。
《糸切り 糸掛け かみつき》 の3つ なんだか笑っちゃうけど。
今年の優勝は熊本の人だ。戦うコガネグモを探して車を2000キロ超走らせたそう。
念願かなって大喜び。よかったよかった。
で、戦いが終わったら、くもたちは必ず自然に返すんですって。

私も興奮が移って長くなってしまったわ。
わが家の庭にはないから、近所で調達。秋みつっけ。

 ルコウソウ

 オリーブ

 ムラサキシキブ

 ヘクソカズラ

 柿

 レモン

 カラスウリ

 キバナコスモス

 アオギリ

落とし物 
バス停そばの空地のフェンスの上に寝転んでいたのを起こして
盛岡駅の忘れ物を思い出したわ

 

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茅ヶ崎市 高砂緑地・松籟庵

2023-09-26 08:24:09 | 

それにしても朝晩の涼しくなったこと、ようやく秋を感じることができる。
空の高さ、月の美しさ、しみじみと。気分もしみじみと。
気分はしみじみだけれど、夏の疲れをどうやったらとることができるのかしら。
ごろごろグダグダしていてもなかなか抜けない。やっぱり動くしかないわ、と。

って、茅ヶ崎美術館への道。
駅からぶらぶらと、確かこの道だよなと細い道路を進んで図書館が見えてくれば
お隣が高砂緑地、中の日本庭園の一角にある前庭つき茶室・書院が松籟庵。

図書館の時計

前の家の庭には*酔芙蓉

 

その名の由来は、かつてこの付近に砂山があって「たかすな」と呼ばれていたこと、この地は
小字が「上高砂下」であることだそうな。

この地一帯は、明治35年頃に新派劇俳優の川上音二郎とその妻・貞奴の別邸「萬松園」が建てられ、
大正8年には後に日本火薬製造(現・日本化薬)社長・会長となる原安三郎が購入し別邸「松籟荘」
を構えた。昭和59年、敷地を茅ヶ崎市が購入し、高砂緑地と茅ヶ崎市美術館を整備して一般公開された。

松籟庵は日本庭園にある前庭つき茶室・書院で、茅ヶ崎市在住の岩田孝八氏(元長崎屋・会長)の母親が
亡くなられたときに、長い間茅ヶ崎市にお世話になったお礼として、末永く茅ヶ崎に残る有形物にと
1億円の寄付を受けたことにより建設し、平成3年の文化の日に開園した。

と、茅ヶ崎市美術館のHPに。
大金持ちの方の心持と行政の心意気は大事ね。文化度がはかれるってもんだ。

こじんまりとしたほぼほぼの広さはとても気持ちいい。落ち着く。
この歳になって、松もなかなかいいもんだなと思えるようになったからよけいね。

で『松籟庵』

 

一巡りしてから美術館へと。

 

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茅ヶ崎 『小津安二郎』展覧会 本

2023-09-25 08:53:33 | 展覧会

春に神奈川近代文学館で「小津安二郎」没後60年の展覧会が開催されていた、が、
どうにも足が向かなくて結局観ることなく終わってしまった。
うーん、行っておくべきだったなと軽く後悔していたのよ。
もう少し若かったころに「東京物語」を観て感動して
以来、小津監督関係の本を
読み漁ったのにな。興味津々の人だったのにな。

近隣の美術館で何かないかと検索していたら「茅ヶ崎美術館」で
開館25周年記念 生誕120年 没後60年 小津安二郎の審美眼
が開催されている。期間も長い、美術館はアクセスもいい、今度こそ行ってこようと。
それにつけては、茅ヶ崎館関係の本を読んでおこうと、確か私持っていたなと本棚を。
ハードカバーの本はほとんど処分したが、小津さん関係の本は何冊か取っておいたはず。

『小津安二郎と茅ヶ崎館』石坂昌三著  少しずつ

読み返して茅ヶ崎館と小津安二郎とのかかわりを復習。何度読んでも小津さんに惹かれる。

ところどころを抜粋。

小津語録

「どうでもよいことは流行に従い
重大なことは道徳に従い
芸術のことは自分に従う」

茅ヶ崎館、小津の部屋は中二階、一番海寄りの角部屋二番である。八畳一間のバスもトイレも
ない素朴な部屋だ。窓からは、松林とツツジ、金雀枝の庭が見えた。

一見何の変哲もない、茅ヶ崎館のこの部屋に小津は戦後の十年間、毎年百五十日から二百日も
滞在しシナリオを書いた。
この部屋で書いたシナリオの中に、『晩春』『麦秋』最高傑作『東京物語』の三大名作がある。
原節子が主演したこの三作品は、いずれも主人公の名を「紀子」といったため、『紀子三部作』
と呼ばれた。

小津語録

「脚本を書いているときが、一番楽しい。それを配役する段になってがっかりする。現場で俳優を
動かして見て、もう一度がっくり来る」

監督の撮影現場の出で立ち、白い帽子、白いワイシャツ、グレーのズボンに白タビのいつも決まった
同じスタイルだった。

 このスタイルね

 このスタイル

(web拝借)スタッフは小津さん用に茣蓙を持って待機していたそうだ。

巨匠は王様だった。カメラの位置を決めるのも、小道具の位置も、俳優の位置も、カメラを
覗いたままで「笠さん、もうちょい観音寄りだ。お銚子は二センチ前に。あっ行き過ぎた」
演出もやはり、カメラを覗いたままで「原さん、コーヒーをスプーンで右回し二回かき回してから、
静かに目線を上げてセリフをいう。じゃあ、テストいってみましょう」

ほぼ全作品に出演した笠智衆さんはその著書『小津安二郎先生の思い出』」の中で書いている。
小津演出は、箸の上げ下げからオチョコの置き方、ご飯をゴクンと飲み込むのどの動かし方
まで、それこそ一から十まで決めていくものでした。あまり細かいのでなんだかロボットに
なったような気分になり・・・
そうだろうなと素人の私でさえそう思う。これじゃ笠さんはNGを出す王様になるわけだ。
小津組の中で一発OK組ももちろんいて、笠さんはあこがれたそうだ。
杉村春子さん、佐分利信さん。
俳優の演技を許さなかった小津監督だが、杉村春子さんだけは別格で好きなようにさせていた、
と別の本でも読んだ記憶がある。やっぱりそうなのか。

もうひとつ。
笠さん、ある場面での動作に
「そりゃあちょっと不自然じゃないですか」思い切って抗議してみたら、
「笠さん、僕は、君の演技より映画の構図の方が大事なんだよ」と、一蹴されてしまいました。
って。まさしく「芸術のことは自分がに従う」そのもの。

「小津先生は、原節子と初めて会った時、少年のように頬をポッと紅く染めた。」
伝説のように語り伝えられている。

小津は昭和三十年『早春』の脚本を茅ヶ崎館で書いたのを最後に、野田が兄から譲り受けた蓼科の
山荘を仕事場にして、茅ヶ崎へ再び戻ることはなかった。
茅ヶ崎館では「明日からいきますから」という、ちょっと鼻声の小津の電話のかかるのを待ち続
けたが、ついにかからなかった。

「秋日和」(1960)頃からは、五十七歳の小津の日記に「大変草臥れた」の記述が、目立つようになる。
そうよ、小津さんエピソード私の十八番。秋日和撮影の時、あまりに撮影が延びるのでスタッフが
脚本の表紙の「日」に1本縦線を入れて「秋田和」にした、というエピソード。
そうなんだ、当の小津さんも草臥れていたんだ。

小津安二郎

明治36年(1903)12月12日深川に生まれる。
昭和38年(1963)12月12日還暦の誕生日に死去。

そんな地元であるかのような茅ヶ崎での展覧会。

 

 高砂緑地を通り抜け

 茅ヶ崎美術館

館内は撮影禁止 下の2点は許可 いずれも小津さん直筆

 

 

茅ヶ崎館 小津さんの部屋を再現

以下はパンフレットを

期待が大きかったからかしら、ちょっと物足りなかったことは内緒。

 

 

 

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円覚寺 松嶺院の山野草

2023-09-24 09:01:25 | お寺

いやいやなんだなんだ、昨日の涼しさを通り越した気温。
夜は薄い掛布団を出してひっかぶったわ。
いくら暑かった夏とはいえ、そんなに一足飛びに秋が来なくてもいいものを。
ひっそりと忍びやかに来てほしいものだ、奥ゆかしく。

で、円覚寺に立ち寄った金曜日。
私の安コンデジがふつうのカメラモードになっていなくて焦る。
なんだか知らないが、今まで見たこともないマークが画面に出てきてシャッターを押すと
妙な色の写真が撮れる。ますます焦る、画面横の操作部分をやみくもにあれこれいじる。
MENU押したりINFO押したりFUNCSET押したりあれこれ。
ちっともいつも通りの画面にならないでそのまま。先に松嶺院の山野草は撮ってあったから
いいものの、まだほかの場所を撮りたいからどんどこ焦る。
そのうちカメラが熱くなってきて、バッテリーが不足だから補充せよなんて指示が出た。
さすがの私もこれはまずいと安コンデジ放置。家に帰ったら説明書読もうと。
そういえば今年の夏佐渡に帰った時も、実家でコンデジ取り出してみたらすごく熱くなった
ことがあった。なにも触っていないのに変だなとは思ったのよ。それと同じ。

安コンデジめと毒づいて説明書めくったら、そうなのか分かったわ。
上部のモードスイッチがカメラマークじゃなくて、その隣のムービーモードになっていたんだ。
何かの動作の折に横に動かしたのね。まったく。無知は困る。

というわけで、先に撮ってあった松嶺院の山野草を。

 

門を入ったら もう十月桜がひとつふたつ

 

 

*ダンギク

*吾亦紅 色がいまひとつかな

*シロバナサクラタデ?

*シオン

*ムラサキシキブ

*シロシキブ

*酔芙蓉

 

 

 

*シュウメイギク

松嶺院を出て 

 

大好きなお方です。

昨日のアクセス解析、ページごとの閲覧数を見ていたら去年は11月に訪れていたことが分かった。
訪れてくださった方、ありがとうございます。おかげで思い出しました。

それにしても、コンデジにこだわって撮ったほどの出来でもない写真だわ。

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円覚寺《松嶺院》 萩

2023-09-23 09:00:20 | お寺

彼岸の中日、秋分の日。
今にも降り出しそうな曇り空で一気に涼しくなった。いいようなそうでもないような。

そろそろ春の花の苗を購入しようかな、とサカタのタネのHPを開いたら閉店のお知らせが。
2023年(令和5年)12月24日(日)をもって閉店ですって。あらあ、とは思ったが、
ここ2、3年春秋お店に苗を見に行っても、苗の種類が少なくなってお客さんも少なく
なって、ガーデニングブームが去ったことを確実に感じさせていたから驚きはしない。

サカタのタネさんには、今のおしゃれな店舗になる前の小さなそこらの園芸店といった
感じの店の時から、ずいぶん楽しませてもらった。いろいろな種類の苗があって探す喜び
があった。藤沢店もよかったな。横浜年下友に車を出してもらい、何回か苗選びに行ったわ。
園芸店は、店が小奇麗になると不思議につまらなくなる、って私の勝手な思い込み。
1か所遊ぶ場所が減ってちと寂しい。
近年の社会情勢や商環境の変化を鑑み今般、閉店させていただく運びとなりました。
とあったが、そうだろうなと実感する。
「通信販売」や「サカタのタネ オンラインショップ」は続けていくそうだ。そうか。

 

で、昨日は大船の教室があったから、いつものように寄り道して。
いちばん近い北鎌倉円覚寺の《松嶺院》が秋の公開をしているはずだからそちらへ。
萩がこぼれ咲いている長岳寺横のハイキング道に行こうかと思ったけれど、とても
とても歩く元気がない。駅から近い《松嶺院》も咲いているかもしれないと、ね。

いやあ思った以上に萩がお見事。このくらいがちょうどいいな。

遍路道に沿って

 

 

 

 

 

右奥は山門

 

こちらは白鷺池ほとりの萩

 


お寺に萩はいいわね。よく似合う。

 

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あなたならどうする

2023-09-22 08:59:02 | くらし

いやあ、やってしまったのよ。
1週間たった今でも、その時のことを思い出すとドキドキする。バタバタする。

ツアー旅行も最終の最終、盛岡駅で新幹線のはやぶさに乗ります、さあ集合時間が
迫っていますというとき、駅構内のベンチに座っていた私ははっと気が付いた。
いつも手に持っている小さなトートバッグがない!手元にない!
貴重品の財布と(カード1枚入っている)スマホを入れてあるの。さあ大変だ。
もう頭は真っ白、顔は真っ青、あそこしかないとトイレに直行。いちばん奥の個室。
ドアは開いていた。あった、大事なトートバックが物置棚の上に鎮座していた。
お待ちしていましたよって。よかったあ、助かったあって、力が抜けた。
そのトイレ使ってから15分くらいは経っていたのよ、その間よく待っててくれたね。
と、誰にともなく感謝したわ。
いちばん奥ってのがよかったのかしら、でもな、18時台よ、誰も使わないってないよね。
バッグの前面にツアーバッチをつけていたのが効果があったのかしら、きっと取りに戻って
くるからそのままにしておこう、なんて。

でもでも。あったからよかったものの、なかったらどうすればいいのかしら。
そう考えるとそれだけで冷や汗ものよ。
これがツアーじゃなくて個人旅行なら駅の遺失物係に届け出て、それ相応の手続きをする
んだろうとは考えるの。
それがツアーよツアー、忘れ物したから私だけ置いて出発して下さいってなるのかしら。
そんなことしたら、切符もお金もカードもない私、帰りはいつになるか分からないし困る。
それともツアーご一行と新幹線に乗車して、えいっ!なるようなれって帰宅してから、諸々の
手続きをすればいいのかしら。
盛岡駅に連絡し、カード会社に連絡し、スマホ契約会社に連絡し、考えただけで頭が痛くなる。
だいいち、仮に運よく見つかったらまたもや盛岡駅まで取りに行くのかしら、なんて考えだし
たら眠れなくなったわ。
いままで数多くのツアーでは私のような人もいたろうなあ、そんな方はどうしたのかしら、
あなたはどうしたの、とお聞きしたいくらい。

で、日が経って少し冷静になってきたから、忘れ物の対処の仕方についてネット検索した。
「落ち着いて」って。ま、そうよね。
駅での忘れ物は、後払いで自宅郵送してくれるそうで、ひとつ懸案事項解決。ただし物に
よっては送れないものはあると。スマホや財布は当てはまるかしらね、当てはまりそうね。
いろいろ読むと、まずはツアーご一行様と一緒に帰り、帰宅してから事務的に処理する。
それが私の結論だわ。それでいいかどうかは別にして、ね。



それにしても、後からトイレ個室に入った人が(いたとして)、親切心で駅員さんとかに届けて
くれなくてほんとよかった。きっと戻ってくるよと思ったかどうかは分からないが、そのままに
しておいてくれたから助かった。
これから、私がそんな場面に遭遇したらそのままにしておくことにしよう、って思ったわ。
ん?でもな、忘れ物がもしトイレ手洗い場にあったらどうする?個室以上に人の出入りが多い。
そのまま放置は紛失リスクが高そうだ、やっぱり駅員さんに届けた方がいいかな、なんて。
忘れ物ひとつでずいぶんいろいろ考えて脳が活性化したわ。忘れ物に感謝だね。(負け惜しみ)

ま、なんてったって忘れ物しないように、いつでもどこでも確認行動がいちばんよ、ね。
分かっておる!

 

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9月の庭 ぼちぼちと

2023-09-21 09:03:52 | 

昨日は彼岸の入りだったのね。すっかり忘れていた。
仏壇処理し、離檀をし墓じまいをしたから、お寺さんからは板仏はどうするか、などの
連絡は当然来ない。
信心深くもないけれど、コロナ前は毎年必ず佐渡の実家に帰って墓参りをしてたから、
ちょっとね、ふっとね、寂しいものはある。ま、そういうものだと。

今朝は曇り空。
予報では今日明日は雨が降るようだから助かるわ。

その予報を聞いたから、重い腰を上げて先ほど*三尺バーベナを植え替えてきた。
狭い庭のどこが気に入ったのか、あちこちからこぼれだねから茎が伸びている。
邪魔だなと思いつつほっておいたのよ、それらをまとめてフェンス際に植え替え。
直根だから根付くかどうかは分からないが、まいいやと。扱いが雑。

 

お隣との境に植えた*メラレウカが好き放題に伸びている。気になってたのよ。

 切った後

ちょっとやそっと小枝を切ったっところで追いつかないから、太い枝をのこぎりで切った。
梯子に上って切った。うまくお目当ての枝が切れたからやれやれって梯子から降りたのよ。
あちゃあ、やっちまったわ。一段踏み外して地面にすっころがったわ。頭を壁にぶつけたわ。
どこも怪我がないからよかった。頭も二日経ったけど特に何ともない、と思う。
その後、お隣さんが「こちらから切れるところは切りましょうか」と言ってくれたので
ありがたくお願いした次第でして。

ぼちぼちはそんなところ。変わりない庭の花たち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*リナリアが我が物顔に広がってきた

 

 

 ジンジャーは萎んでは咲き 
 萎んでは新しい花が咲き

 あたりに甘い香りを放って
 いる

 

 

 

 

 

 

 

 ヤブラン

 

ツルバキアも旺盛になってきた

 

 ハツユキカズラの葉色が美しい

 

 ボケの実

 

 吾亦紅 うーん

 

暑さと蚊の襲撃の合間を見て、ぼちぼち庭いじりも開始せねば。

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