明け方は日が射していたのに、9時頃になるともう雨が降って来て、ほんとに当てにならないのよ。大急ぎで洗濯物を取り入れたりして。これからはこういう天気になるのだろうな。やはり昨日、散歩に行っておいてよかったわ・・・
父はそんななか母のところに行きました。
目を開けておらんと昨日は文句を言い、今日は、目を開けておったけれどどこを見ているか分からんと、またもや文句を言い。
じっと見つめていた、なんていうときはちょっとご機嫌です。
なにしろ、何にも分からんでも形があるだけでいい、何にものうなったら切ない、と言っていましたから。母の存在価値は十分あろうというものです。
父がショートスティから帰った日、新潟に住んでいる父の妹さんからどうだった?と電話がありました。
「とうさん、おばさんが父さんが大勢の中で一人でおって大丈夫かと心配していたよ。」と伝えると、
「なに、こっちはたくさん経験しているからそんなことはなんも心配いらん。それに第1号だから、誰もおらんだった。」と全然平気そう。
のんきな人には何ごとも別に・・なのね。
水曜日には、ケアマネさんが来月のケアプランを持ってやって来ました。
「施設はどうだった?」開口一番父に訊ねてくれました。
「新しくていいところだった。」と。
「来月も行く?」
「入所じゃないから行くや。」とすっかりその気になってくれて、私もホッとしました。
ケアマネさんは、父が毎晩晩酌をやっていたと聞いて、目をひんむいていました。
「そんなところないや。」と父に引導を渡して。
ディサービスは週に1回だから楽しみで。
ショートスティは1週間だからそれも良しで。
父には父なりの基準があるようです。