今日の京都は薄曇り、暖かくて歩くにはちょうど。
まずは龍安寺に。
きぬかけのみちを歩いて仁和寺まで
これから建仁寺です
梅が満開になり河津桜も見ごろになり、そろそろ賑やかになる予感の今日この頃。
そんな中、この頃あまりお目にかからなくなった*ギョリュウバイが河津桜見頃の公園に。
陰に隠れていても存在主張、それなりにアピール。
うーーん、すまない、ときめかない。あまりに細かい花がびっしりで今ひとつだわ。
こちらわが家の*ローズマリー
何本か育ててきたけれど、生育旺盛で苦労したのよ。
フェンスの目隠しに採用した立性のローズマリー、今度はうまく育てられると思う(あくまでも思う)。
花色と匂いが好きだからどうしても採用したくなるの。
そして。
今はほんの少しの花だけれど、これからびっしり細かな花をつける予定の*ユキヤナギ
俵万智さんの短歌がすぐに浮かんだ。
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日 拝借。
「ばあば」とチュッパが言ったから2月24日はばあば記念日
うん、なかなかだ。
木曜日に娘から電話。
「急だけど土曜日に行ってもいい?」って。
ほら低空飛行の日々だからいっしゅん躊躇したけれど、チュッパには会いたい、会いたいのよ。
「早めに来てね」と返事。
家についても相変わらずのチュッパ。
にこにこして駆け回ったり背中に抱きついて来たりはするけれど・・・
我ら夫婦がいると娘とも話さないの。
ま、いっか、いつものことだ、なんて。
そんなこんなで2時間余り。
突然、「ばあば」と呼びかける声。
流しの前に立っていた私はびっくり仰天。
今「ばあば」って言った?!娘に確認よ。はあああ~。
人見知りしないお子さんならなんてことないのでしょうけれど、極端に恥ずかしがりやのチュッパだから。
この日が来たことの嬉しさ(おおげさね)。
ちなみに、その後夫は玄関で「おかえり」と言って迎えてくれたことに感激。
退屈な日々を送る老夫婦に色を添えてくれたチュッパ。ありがと。
ばあば有頂天でお目汚しすみませんでした。
確かに*ノシランよね、と確かめていたら見つけた。
そうかあの実と呼んでいたのは種子だったのか。
そこに掲載されていた写真には、実(たね)と書いてあったので、私もそれを無断拝借。
「青い種子」ではちょいと夢に欠ける。
それほど深い何とも表現できない青だもの。
去年と同じ道端、もうそろそろ実(たね)ができるころとチェックして通るのだがいっこうに見えない。
おかしいなもう見えてもいい頃なのに、ひょっとしてと葉をめくってみると、あああ、いました!
茎が細いわりにびっしり実(たね)がついているから重くて頭を下げて隠れていたのね。
もうほんとによくぞ作って下さいましたという青の色。
瑠璃色か群青色か他の表現はないかと、伝統色図鑑を見たけれどそんなの吹っ飛ばして。
青色でいいわ。
この青がさらに鉄紺色に変わっていくと言うから楽しみ。忘れないようにしよう。
昨日の雨の冷たいこと、いやはや。
もうそこまで春が来ているというのに、ほんとやきもきさせられる。
今朝もいまのところどんより曇り空、晴れるという天気予報に期待しよう。
と、このところ空模様眺めては一喜一憂。
20日のこの日は絶好の空、ちょっとうすぼんやりが混じって、いかにも春はもうそこだよのお知らせ。
公園の河津桜はまたいちだんとピンク色を広げていた。
高層ビルがある上大岡方面を望む
環状2号線道路 磯子方面へ
そして5日前の15日。ハクモクレン(コブシじゃないよね)と河津桜。
両方がうまく開花することがないというのが妙でして。
どちらもこの時期の風物詩。
住宅地の外れ、畑の菜の花。収穫は終わって取り残しの花が淋しく開いている。
いや、黄色は明るいから淋しいなんてことはないわね。それはそれ。
黄色の花はけっこう好き。
そして菜の花のお浸しも好き。
中央公園テニス場の前のレストハウスに、趣味のサークルがあるらしい。
片隅に遠慮深く可愛らしく展示されていたわ。
手巧者な方っているのね、本当に羨ましい。
我ら夫婦はほとんど外食はしない。
年に1,2回もするかしないか。
なんたってわざわざ出かけるのが面倒だからよ。
そんな二人なのに、ま、どこでどうなったか1月の末にデパートの食堂街の天ぷら屋さんに行った。
5時という早い時刻だから店内はまだまだ。
我らが座ってメニューなんか見ていたら、ショッピングカートを引いてきた老女がひとり、
衝立を挟んだ席のその向こうに座った。私からは斜めに見える位置ね。
昼時はめずらしくもない光景だが、この時間に年配の女性がおひとりで夕食とは、と興味津々で(ごめんなさい)。
気になる、1から10まで気になる。で、ちらちら見てたわけよ。
ちょっと買い物した帰りですの普段着、髪の毛をてっぺんでまとめて悠々とメニューをじっくり見ている。
そのうち店員さんを呼んで何やら相談しているの、ちょっと長いのそれが。
どうやら決まったみたい。
ビール、中ジョッキが運ばれてきた。ああ、私もワインにしないであっちがよかったかな、なんて。
だって美味しそうに飲んでいるんですもの。
小さなメモ帳みたいなものを見ているの、ときどきなにか書きつけているの。
飲みながら天ぷらを食べながら、のんびりのひとときを楽しんでいるよう。
そそくさと、なんてことない。悠々自適、周りも何も我関せず。
我らが終わって席を立つときには、さらにグラスビールがひとつ増えて。
何もひとりで外で飲まなくても、と言う人もいるが、私は憧れる。いいわあ。
夫に「私もひとりになったらああするからね」ときっぱり宣告した。
そのときはひとりだから別に宣言しなくてもいいのにね。
パソコン立ち上げると。
生まれ故郷佐渡、今日の天気はどうかなとまずはライブカメラでそれぞれの場所を見る。
いちばんに佐渡の中央、国仲平野の八幡を見て島全体をチェック。
ああ、田んぼの雪が解けたのねとひと安心。
大佐渡の山々の雪も裾の方はなくなって来たわ、春告げる山野草も芽生えが気になるもの。
(ライブカメラの映像をお借りしました)
佐渡の北の海岸線にある集落 入川 を見る。
波が穏やか。風邪も強くなさそう。よかった。
ロードレースの難所Z坂がある岩谷口 ここにも春の訪れをかすかに感じる
実家のある両津 なじみの風景 体育館の屋根の雪がないああよかった
今日はお洗濯も何もかもが気持ちよくできるだろうなあと、同級生の顔が浮かぶ。
もう雪は降らないでほしいよね、ほんと、頼むわね。
ここ横浜。
2月17日 団地の*メタセコイア まだまだ冬の真っ最中
公園は
ほんのり色を添えて *河津桜
遅くなっても必ず春は来ます!と自分に言い聞かせているのよ。