ちょっとタイトルがおかしいんじゃないの
とお叱りを受けそうですが、いやいや若冲の作品の素晴らしさはもうもう周知のことなので。
「ひと月限りの、この世の楽園」なんてキャプションが付けば混雑するのは必須。
横浜友よ、昨日の顛末を報告するね。
絶対必要事項 『忍耐』と『根性』 これを忘れずに。
だいたい、夫の要望を聞いて11時15分ころに並んだなんてのが甘かった。
都美術館に行ったときにはすでに道路にまで人の列。最後尾の札にはただいま80分待ちの文字が。
それからうねうねと誘導されて、エレベーター脇の臨時のチケット売り場横に来たら「ただいま100分待ち」の文字。
ため息吐息。
後ろの方が「ここまで来たら抜けられないね」と言ってたがほんとよ、辛抱強く待つしかない。
すでに30分が経過。
入場制限がかかっているから、下りエレベーター前で一定人数がようよう館内に入場できる仕掛け。
いやあ、我らが館内に入ったのは結局12時前ぐらいで、やれ嬉しやと歓喜した途端、そこに「40分待ち」の文字が躍るわけよ。
もうここまでくれば諦めと意地が勝つね。
じゃあ何時に展覧会会場入りできたの?って100分待ちの数字はあながち大げさでもなかったから12時半ぐらいかしらね。
で、会場第1室に入っても驚きなさんな。
ひとひとひと。動きません上の方しか見えません。大部分は頭を観てます。
係りの方が「前の方の方は止まらないでゆっくり歩いてみてください」なんて声をからしているけれど無理。
我らはそこはすっ飛ばして先に1階へ。
お目あての「動植綵絵」は1階の広い展示室だからこっちの方がまだよく見えたかな。
何しろ夫はこの若冲展が絵の展覧会デビューだから音声ガイド借りて丁寧に観てるわけよ。
それを待ってるから私は疲れた、しかも律儀に並んで見えても見えなくてもガイドを聞いている。
私は腕を引っ張って隙間に連れて行き、こっちから観ろ観えるでしょと教えなければならない。
よくできた妻は疲れる。
館内の椅子はくたびれた人たちで満席、ここまで混雑。
飲まず食わずの1時間半。
極めつけはショップでの会計は「1時間待ちです」のお言葉。
どうよ。覚悟はできた?!
で、昨戦。
我らが並んだ11時ごろって最高に待った時間帯だったから中途半端な10時から14時頃の時間帯は避けよう。
(出口を出た2時過ぎ頃は並んでいる列は少なく、60分待ちの文字だったわ)
夕方はほとんど待ち時間はないから、夕方もありかな。
そして同じ待つなら、出来れば朝早くに行って早々に1階に駆け上がり最初に「動植綵絵」鑑賞して。
後は好きな作品を見つければいいんじゃない?なんてのはどう?ご意見待つ。
今回私の好きな絵『伏見人形図』2点とも。可愛いのなんの。
墨絵の中の小品も心惹かれるのがあったわ。
やっぱり混雑しようが何だろうが行く価値はあると思うのよ。ほら、「その技、際立つ。」って言ってるもの。
こっそり付け足します。2009年10月 国立博物館『皇室の名宝』鑑賞記 興奮しています。
http://blog.goo.ne.jp/mannmo_2005/e/ae47c49e56c1b3909bd7dd73c1ebd3cc