まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

藤 揺れる

2016-04-30 12:08:11 | 植物

我ながら何だか照れるタイトル。
いやいや、朝方TV「小さな旅」を観ていたので、あの番組の独特のタイトルを真似してみたわけ。
もちろんタイトルが思い浮かばない(いつもそう)というのもあって。

毎日がゴールデンウィークだから特別遠出することもなく、昨日は公園墓地散歩。
我が家から一番近い入り口近くに野生の藤が。
たいてい下を向いているから気が付かないのに、昨日は風が強かったからなんとなく目は空に行って。

あらあ、こんなところに、という次第で。
なんのことはない、クリの木のすぐそばでした。
風が強く花房が振り子のごとく揺れるので、写真撮るのはなかなか苦労でした。

2本と離れて1本

 

 

 

 

すぐ横に枯れたクリの葉

設えられた豪華な藤棚もいいけれど、あちらこちらに蔓を伸ばしているこちらも捨てがたく。

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オーニソガラム 閉じたり開いたり

2016-04-29 08:38:07 | 

*オーニソガラムもそろそろ終わり。
私たち充分働きました、とばかりにクタッとうなだれています。

オーニソガラムは大好き。
緑と白の潔さ、閉じたり開いたりの変幻自在の動き、程よい大きさ。
どれをとっても可愛いわ。
何より植えっぱなし球根で手間いらず。勝手に増えてくれるものね。

でも昨年、あまりにあちこちから顔を出すので鉢にまとめて植え替え、家裏にほっぽって置いたら。
大丈夫よ、と元気に育ってくれてほんとえらい。

 朝夕は閉じて

 花は昼開く

白とピンクのコラボを楽しみたくて庭にも残しておいたら

こんな所からっていう驚きのおチビちゃん

 

閉じたり開いたりは一人前

 こんな所から第2弾

 

けっこうな長い期間楽しませてくれて感謝感謝、ご苦労でございました。

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若冲展 混雑記

2016-04-28 09:29:15 | くらし

ちょっとタイトルがおかしいんじゃないの
とお叱りを受けそうですが、いやいや若冲の作品の素晴らしさはもうもう周知のことなので。

「ひと月限りの、この世の楽園」なんてキャプションが付けば混雑するのは必須。

 

横浜友よ、昨日の顛末を報告するね。
絶対必要事項 『忍耐』と『根性』 これを忘れずに。

だいたい、夫の要望を聞いて11時15分ころに並んだなんてのが甘かった。
都美術館に行ったときにはすでに道路にまで人の列。最後尾の札にはただいま80分待ちの文字が。
それからうねうねと誘導されて、エレベーター脇の臨時のチケット売り場横に来たら「ただいま100分待ち」の文字。
ため息吐息。
後ろの方が「ここまで来たら抜けられないね」と言ってたがほんとよ、辛抱強く待つしかない。
すでに30分が経過。

入場制限がかかっているから、下りエレベーター前で一定人数がようよう館内に入場できる仕掛け。
いやあ、我らが館内に入ったのは結局12時前ぐらいで、やれ嬉しやと歓喜した途端、そこに「40分待ち」の文字が躍るわけよ。
もうここまでくれば諦めと意地が勝つね。
じゃあ何時に展覧会会場入りできたの?って100分待ちの数字はあながち大げさでもなかったから12時半ぐらいかしらね。

で、会場第1室に入っても驚きなさんな。
ひとひとひと。動きません上の方しか見えません。大部分は頭を観てます。
係りの方が「前の方の方は止まらないでゆっくり歩いてみてください」なんて声をからしているけれど無理。
我らはそこはすっ飛ばして先に1階へ。
お目あての「動植綵絵」は1階の広い展示室だからこっちの方がまだよく見えたかな。

何しろ夫はこの若冲展が絵の展覧会デビューだから音声ガイド借りて丁寧に観てるわけよ。
それを待ってるから私は疲れた、しかも律儀に並んで見えても見えなくてもガイドを聞いている。
私は腕を引っ張って隙間に連れて行き、こっちから観ろ観えるでしょと教えなければならない。
よくできた妻は疲れる。
館内の椅子はくたびれた人たちで満席、ここまで混雑。
飲まず食わずの1時間半。

極めつけはショップでの会計は「1時間待ちです」のお言葉。
どうよ。覚悟はできた?!

で、昨戦。
我らが並んだ11時ごろって最高に待った時間帯だったから中途半端な10時から14時頃の時間帯は避けよう。
(出口を出た2時過ぎ頃は並んでいる列は少なく、60分待ちの文字だったわ)
夕方はほとんど待ち時間はないから、夕方もありかな。
そして同じ待つなら、出来れば朝早くに行って早々に1階に駆け上がり最初に「動植綵絵」鑑賞して。
後は好きな作品を見つければいいんじゃない?なんてのはどう?ご意見待つ。

今回私の好きな絵『伏見人形図』2点とも。可愛いのなんの。
墨絵の中の小品も心惹かれるのがあったわ。

やっぱり混雑しようが何だろうが行く価値はあると思うのよ。ほら、「その技、際立つ。」って言ってるもの。

 

こっそり付け足します。2009年10月 国立博物館『皇室の名宝』鑑賞記 興奮しています。
http://blog.goo.ne.jp/mannmo_2005/e/ae47c49e56c1b3909bd7dd73c1ebd3cc

 

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蕾もみんなふくらんで

2016-04-27 08:43:19 | 

何しろ我が家の庭は春仕様ですから。
この時期以外は見る影もなくなりますから。

     (狭い庭をあらゆる角度から)


蕾があがってくるとウキウキドキドキなのです。
佐渡に行くことを渋っている一因はここにもあるのです。

出を待っている方たちです。

  
グラスペディア         西洋オダマキ     白   紫

  
ジギタリス            銀葉 ジギタリス       リシマキア

  
          デルフィニューム                アンチューサ

  
ニゲラ              セントーレア           アカンサス

  
カンパニュラ          カシワバアジサイ       コバノズイナ

 

以上、にぎにぎしくオールキャスト総出演に相成りました。はい。

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『杉村春子 女優として、おんなとして』

2016-04-26 09:28:30 | 

花だ緑だと追いかけているうちにどんどん忘れて行って焦っています。
すごくいい本だったので。

 

なぜ今ごろ杉村春子さんかと。

録画しておいたデジタル版の『晩春』を観て、生き生きと演じている杉村さんがとても素敵だったので。
晩春は若いころにも見ているのにその時は杉村さんには目がいかなかった。それがこの度観て。
円覚寺の階段前でお財布を拾ったという場面
嫁入り衣装を着た原節子さんが部屋を出て行った後、くるりとひとまわりしてそれから出ていく場面。
私なんかが言うのもなんだけれどとても印象的だったのよ。

その前にもBSテレビ 「2時間散歩」で江守徹さんが四谷付近を散歩しているとき文学座が近くにあるということから、
杉村さんのお話をしていて(内容は覚えていないれど尊敬の念溢れていた)それもどこかに残っていたの。

で、図書館に行ったら飛び込んできたのが『杉村春子 女優としておんなとして』
これは読めということね、と早速借りた次第。
引っくり返って読むにはあまりに分厚く重かったけれど、面白かったので一気呵成に読破。

いやあ、杉村さんってほんと壮絶な人なのね。
それこそ女優としても女としても。
ごめんなさい、画面からどこか小意地が悪そうな感じは受けていたけれどほんと凄まじい。
(そして再度ごめんなさい、その印象は消えなかったわ)
もう凄いとしか言いようがない。

杉村さんのことはあれだけ有名な方だから私ごときがおこがましくて。
が、作者の中丸美繪さんにはとても興味を持った。

足し算も引き算もなくひたすら資料からインタビューから杉村さんに近づいて行って。

そこから客観的に冷静に切り込んでいって、実にくっきりとした杉村春子像が浮かび上がってきて。
そこには中丸さんご自身の内なる感情がひとつも見えない、ひたすら証言と真実のみ。
中丸さんが杉村さんをどのように思っているのかすら読み取れない。
それが小気味よくて読み終わった後、その時その場所で杉村さんが話している言葉や動きが目の前に見えて
動いているように感じられ、ちょっと感激して息を吐き出したくなるようだった次第でして。

 

中丸さんのコメントです。 

2005年秋、フジテレビ「女の一代記」シリーズで、女優米倉涼子によって、稀代の女優杉村春子が演じられた。
杉村はまだ女性の社会的立場が弱かった時代に、女優となり70年にわたって演じ続けた。
彼女の生涯を書くにあたって、私は6年の歳月を要したが、彼女の知られざる前半生について証言してくれた人々は、
単行本が文庫になったときには、多くが亡くなられていた。
単行本のために、取材に東奔西走していた頃が、生身の杉村を知る最後のチャンスだったのかもしれない。
直接に杉村を知り、いっしょに演じた関係者と出会い、貴重な証言を得られた幸運を心底有難いと思う。
杉村の生涯は女優という「魔」にとりつかれた一生だった。
いまや日本の演劇界、映画界、芸能界はかつてのそれでなく、俳優たちの成り立ちも質も激変した。杉村は伝説の女優となっていくだろうが、そのときこの本が、稀有な女優の生きた道その時代の演劇界を伝える一助となればと考える。 

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ハンギングバスケット 横浜イングリッシュガーデン

2016-04-25 08:25:04 | 植物

うらうらとしたいいお天気です。
気持ちはお天気に左右される。はい。

昨日は自らぶら下がっている花たちでしたが、今日はぶら下げられている花たち紹介です。
それにしても横浜イングリッシュガーデンは、常にどこかしら新しいコーナーがあって飽きないのよ。
植物たちもきれいにお手入れされていて。
ハンギングバスケットなんか特に水遣りやら植物管理やら大変だと思うの。
だらしない私なんかちらっとも作りたいと思わない。
絶対枯らすから。
作ったときの美しさを保てないから。
それがね、センスの良さをそのまま保っていてほんと素敵。

こちらのバラは色ごとにコーナーが分かれているけれど、ハンギングもそれを生かしていて。
同じ植物を使っていてもひとつひとつのハンギングが微妙に違うわけよ。
例によって絞りきれず。

 

 

 

 

 

もう総合芸術作品です。
こんな写真でなんですが、どのハンギングに1票入れますか。なんて。

 

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ぶら下がります

2016-04-24 09:15:08 | 

小ぬか雨が降り続いています。
天気予報では9時から曇りだったはずなのに・・・
いやんなっちゃうわ。めいっちゃうわ。
ぼそぼそ言ってると頭の隅っこからにょきっと手が出て、
なんということを言ってるのだ雨露凌げてぬくぬくとしているくせに、南の地方を思え!南を!
と、ガツンと一発くらってしまう。

ぶら下がって可愛い花をつけているこの方たちを見ていると、
ぶら下がるって楽ちんなんだろうな 
なんてしっかり者(ほんとか?)の自分の人生にはなかったことが浮かんできたりして。
軟弱な!
とまたもや一発くらって、おまけに蹴飛ばされたりもして。はああ。

 

 *アマドコロ

 *ホウチャクソウ

 *スノーフレーク

 *ドウダンツツジ 団地から拝借

こちらの方たちもむりやり仲間に入れます

 *西洋オダマキ

 *シラー

 *シラー

 

ぶつぶつ言っても始まりません。
これから先の人生では「今日がいちばん若い!!」
さてもう少ししたら買い物に行ってきます。はい。

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雨あがる

2016-04-23 08:40:52 | 建築物

「私29日に帰るけど、あんたどうする?」
ヨウコチャンから電話が来た。そうだ、去年、アオネバ登山道登ろうと誘っていたんだ。
それなのに、うーん、今ひとつ決断が付かない。
「もし帰ったら電話するからそん時は行こう」
我ながら歯切れの悪い返事。

去年はゴールデンウィーク中、
遅刻友に付き合ってもらってアオネバ登山道半分折り返し
ヨウコチャンに付き合ってドンデン山頂付近散策
夫に付き合ってアオネバ登山道制覇、ドンデン山荘まで
なんと都合3回もうろうろ楽しんだのに。

今年はどうもぐずぐずしている。
佐渡に行きたいようなそうでもないような。
雪割草もシラネアオイもニリンソウも諸々の山野草が待ってくれるのにね、変。
ま、そのうちどっちかの気持ちに落ち着くだろうから、待つとしよう。

で、雨上がり昨日の舞岡公園

  

 

いつもよりやや遠回りの道を散策してもみじ休憩所に帰って来ると。
文字通り休憩しているお方。
君もおばちゃんとおんなじに疲れているんだね。

12歳になるんですって。
お口の周りが白くなっているもの。
白内障も患っていてよれよれなんですって。
それでもお散歩に行きたがるんですって。

いいよいいよ、わんこの12歳といえば長生きよね。
後はのんびり行こうぜ。
なんてエールを送ったわ。

 

 

舞岡公園

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横浜イングリッシュガーデン イベント作品

2016-04-22 07:42:47 | 植物


(ホームページからお借りしました)

3/28(月)より4/24(日)まで
「サンジョルディ装飾」始まりました!
4月23日は、サンジョルディのひとして、カタルーニャ地方(スペイン)の伝統的な祝祭日です。
大切な人に美と教養、愛と知性のシンボルとして、一本の薔薇と一冊の本を贈り祝うそうです。
横浜イングリッシュガーデンでは、ブック型のコンテナを展示しています。
一つ一つ手作りのブック型コンテナにそれぞれの絵柄と植物がコラボレーション♪
とても素敵な作品たちをぜひ見にいらっしゃって下さい♪

(ここからは私の写真)

作り手の方のセンス、ほんとにすてきでした。ため息がでます。
どこをどう押したら植物でこんなシックな昨品ができるのでしょうねえ。


私の中でいちばんです

 

 

 

 

 

 

 

 

受付の方がおっしゃっていました。
「今年はバラの蕾がたくさんついているから見事だと思います。混みます、バラと同じくらいお客様が来てくれます」
高木絢子さんもおっしゃっていました。
「こちらのバラが咲く時はうちも咲きますものね」
高木さん、おっしゃる通り!

ほんとに蕾がぎっしりついていました。
混むの覚悟で行くか、横浜友よ。

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色が踊る 横浜イングリッシュガーデン

2016-04-21 08:34:50 | 植物

4月横浜友定例会横浜イングリッシュガーデン訪問が5月末に延期になって。
やっぱり今日行って来ようと。
水曜日はシャトルバスがないから平沼橋からてくてく歩く。(行きはよいよい帰りは恐いよ、疲れました)

さてトイレに入ってからと。
個室から出て手を洗っていると先客の方が、「今日は空いていてよかったですね」と声をかけてきてくれたので、
あまりに静かだから閉館なのかと思ってしまいました。なんて。ほんとにそうなの。

「バラの時期はすごく混むから止めておいた方がいいって言われて今日誘われたんですよ」
とこちらを見るお顔が。
ああ、やっぱりそうだわ。一方的によく知っているお顔、声、話し方。
失礼顧みずいささか興奮して思わず「高木絢子先生でらっしゃいますか」と。
「よく分かりましたね」ですって。そりゃあ分かります。
「テレビでお目にかかっていましたから、ちょっと感激しています」なにを言ってんだか。
「若いときのことです」とおっしゃる。いやいや今でも十分にお若くて。
地味なお洋服であまり化粧気もないけれど、物腰柔らかくて上品でとても素敵です。
「マダム高木」なんて命名するからいけない、小柄でちょっと雰囲気のある普通の方なのに。

去年、春バラは混むから秋のバラを見に来ました、なんて小賢しく言うと、
「つるバラは春でしょ、やっぱり春のバラは魅力的なんですよ」
と専門家のお言葉が。横浜友よ春バラですって。

トイレの立ち話もなんなんでお先にの動作をしても遠慮される、されても困るのです。で、続きは外に出て。
高木先生、
「今日はレストランがお休みなのね、外で食べましょうと言ってたところ」
そしてまたそれはそれは嬉しそうなお顔で、
「またバラの鉢を買っちゃいました」
とおっしゃるからびっくりして
はい、それはもう私のようなレベルで、親しみがわきました。はい。

 

すみません、興奮続いていて前置きが長くなってしまいました。
横浜イングリッシュガーデン、端境期なのね。来園者は私がいた1時間で10人前後。
静かな中、それはそれでゆっくり楽しみました。
園内いっぱい賑やかに春色が溢れていました。

 

 

 

 

 

 

横浜イングリッシュガーデン

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