まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

びろうな話

2019-07-31 08:53:29 | くらし

 昨夕

ちょっと前、隣駅の商業施設通路を歩いていた時のことね。
1メートルくらい前を、夫よりはるかにすてきな格好してた老紳士が歩いていた。
買い物帰りらしく手にはそれらしきものが。
やや腰が曲がっていたとはいえ、すたすたすたすたと軽やかなわけ。と突然。

そうよ、そちらの音が高らかに聞こえたのよ、1メートル後ろに。
ぷっ!程度の可愛らしい音じゃないの、ま、書くのは何なので想像していただくしかないけれど、
連続したさぞ気持ちいいだろうな、ってな音よ。いやあびっくりしたわ、した後、にんまりひとり笑ったわ。
老紳士?何事もなかったのように、聞かれたかと辺りを見回すでもなく、すたすた立ち去りましたよ。正解。
私も身に覚えがあるからそこから学んだね「我慢ならない時はせめて後ろに人がいるかどうか確かめること」実行。
あれ?ふつうは我慢し続けるか、そうか。

父は、それはそれはよくひっていた。まあよくぞそんなにと思うくらいにね。
たまりかねて「ちょっと」と言うと『出物腫物所構わず』と委細構わず悠然としていたから参ったわ。
で、その体質は私に遺伝したらしい。
まだ3,4歳のころちゅっぱが遊びに来ると、娘通訳で私に出せと言うの、聞きたいって言うの。
そんなもの出せと言われて出るわけはないけれど、まあ出る。
「お父さんには内緒にしておいてよ(何しろお婿さんは上品な人だから、娘は聞いたことがないと言う)」
と言って盛大に出して見せる時もある。ちゅっぱは大喜びよ。
あんな子供が腹抱えて大笑いしているから、ばあばも調子に乗る。いやはや。

それが近頃は、頭ばかりかお腹も尻もゆるくなってきて油断も隙もありゃしない。
昨日も予備のパンツ2枚買ってきて不測の事態に備えたわ。これで安心ね。

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箱根 ポーラ美術館 「森の遊歩道」

2019-07-30 09:01:38 | 自然・風景

ポーラ美術館には美術館入り口横から散策できる「森の遊歩道」がある。

印象派の作品も堪能したことだし、さらにリフレッシュするため森のイオンを浴びようと乗り気でない友二人を急き立てる。
せっかくはるばる来たんですもの、コースは20分くらいとあるんだからもったいないわ、ね。貧乏性。 

森の遊歩道「風の遊ぶ散歩道」2013年7月オープン、富士箱根伊豆国立公園内の自然をお楽しみください、
とおすすめしている。
エリアの中には彫刻作品もあるから探しながら散策するのも一興、なんて、全部帰ってから復習して知ったこと。
惜しかったわ、行く前予習していればよかったとはいつもの後悔でほんと懲りない。ま、いっか。

「風の遊ぶ遊歩道」素敵ね。

 なんといっても*ヒメシャラの大木が目を引く
ヒメシャラってこんなに大きく成長するんだと、ほとほと感心した次第よ


薄曇りの日だったけれど、それがまた木々の緑をしっとりと美しく見せてくれてよかったわ。

もちろん最短コースよ。
私は最長コースを行きたかったけれど、折り合い、というものを知っているから妥協したの。

もうちょっと見たいと思われる方はこちらもどうぞ。

森の遊歩道

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ポーラ美術館『彫刻・ガラス工芸品』

2019-07-29 08:54:11 | くらし

箱根には「彫刻の森美術館」という野外に大きな彫刻作品が展示されている素敵な美術館がある。
夏休みになると子供たちを連れて遊びに行ったことがある。それを思い出して去年訪れてみた。
ロケーションの良さ、多種多様の作品群、野外で作品に出会う素晴らしさを十分に味わった次第でして。

でもでも、大きな彫刻作品は広々とした場所でこそ観賞し甲斐があるけれど、室内ではやはりうっとおしい。
『ポーラ美術館』のロビーのそちこちにさりげなく置かれている作品、空間にマッチしてどれもとても手頃な大きさ。
たくさんの絵画を観た後は、また違った気分になれる。お口直しという感じかしら。

入口のドアが開くとお出迎えしてくれる 佐藤忠良「カンカン帽」

 

そして、大好きヘンリー・ムーア「≪座る女≫のための習作」

 

お持ち帰りしたい ブレーデル「パリジェンヌ」    同じブレーデルでも持ち帰りたくない「バッカント」(右下)

 

 

 難しいポーズ グレコ「水浴の女Ⅲ」

展示室には若干のガラス工芸品。このころになると疲れはピークに達しほぼ素通りよ、今思えば惜しかったわ。

エミール・ガレ

 こちらもガレ「犬型陶器」ブサ可愛いっていうのかしら

 ドーム兄弟の作品

 柿右衛門 激しくお持ち帰りしたしたい気持ちが募ったの

 

観終わった後、ランチには少し時間が早いから森の散歩道をゆるゆる散歩した。

 

 

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ユリは手品師?

2019-07-28 09:16:01 | 

ようやく雨も止んだ今朝。
昨夜の家も揺れんばかりの強風、その前の一時的な強い降りの雨もおさまって、蒸し暑さが気持ち悪い。
あああ、いやだな。

私の「1日ひとつ処分」まことに順調で(いつもの自慢)、昨日はボールペンひとつポイ。
その前の日は大掛かりで、夫を動員して、3畳の黒ずみ染みつき汚れ満載の敷物を処分したわ。
カッターで50センチ以内の大きさに切って丸めて収集所へ。
何年も放置の使えないビデオデッキも50センチ以内だからと、恐る恐る収集所へ。
もしかしたら粗大ごみの可能性があるからね。あとで確認しに行ったら、うん大丈夫収集してあった。やれやれ。

庭の木々がゆさゆさ揺れているのに、折れることなく平気の平左のこの紅色のユリ。

 今朝のユリ

昨日、ゴミ捨てに行く途中のモリタサンに会ったら、「お宅、赤いユリも植えているの」と訊く。
「そうなのよ、何を血迷ったのか3本あるうちの1本だけ赤いユリにしたのよ。3本とも白にすればよかったわ」
「いやね、前は確か白いユリが咲いていたはずなのに、いつの間にか赤くなっているから、
白から赤に変わるユリかと思ったのよ」とモリタサン。
「まさかあ、ユリは手品は使えません」と二人して大笑い。モリタサン続けて、
「家から見えるこっちの地面の白いユリは、植え替えたの?」と訊いた。

ユリって花が終わった後いつまでも葉が残るのが嫌で、地面は1本だけにして3本は鉢植えにしている。
これなら鉢を見えないところに移動しておけばいいだけだからね。

翌日には二つの蕾も開いた

白いユリ*カサブランカはもう終わり。昨夜の風で最後の一輪が落ちていた。
紅色のユリはもう少し楽しませてくれそう。

 

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ポーラ美術館『印象派、記憶への旅』モネほか

2019-07-27 08:44:57 | くらし

 昨夕の空(印象派風と言えなくもない、なんて)

印象派絵画にすぐれた作品を数多くコレクションしているという
ポーラ美術館とひろしま美術館の共同企画『印象派、記憶への旅』

パンフレットには、
両館のフランス印象派の風景画を中心に、ドラクロワやコローからピカソ、マティスまで73点の名品を選び、
19世紀の画家たちの旅と記憶、都市や水辺の風景に向けられた画家たちの視線、
風景の印象や移ろいゆく光の変化を留めたかたちや色彩の表現を探ります、とある。

73点とは決して多くない作品展示数だが、なんだろう最後の方はもう疲労困憊、いやはや。
この頃の展覧会では珍しくなくなってきているが撮影OKが多々あって、証拠写真を残したい私にとっては嬉しい限り。
(でもでも、ピカソ、マティス、ゴッホ、セザンヌ、日本の洋画家の作品は禁止なの。残念無念)

ピンポイントの光が入っているけれど、よろしかったらご一緒してくださいませ。

“モネ”

 


「睡蓮の池」


「セーヌ河の日没、冬」 わたしはこの作品がいちばん好き


「散歩」

「セーヌ河の支流から見たアルジャントゥイユ」「アムステルダムの眺め」

“裸婦たち”


ルノワール 「水浴の後」


ボナール 「浴槽、ブルーのハーモニー」


マティス 「横たわる裸婦」マティスって裸婦も描いていたのね

 ピサロ「水浴する女たち」

 

そのほか 好きな作品

             

シスレー「サン=マメスのロワン河」 ピサロ「ポン=ヌフ」   ロートレック


デュフィ 「パリ」 明るくて華やかでそれでいてシックな感じもして

そして、これぞルノワール

 

充実した作品を堪能することができて、はるばる箱根までやって来た甲斐があろうというものでした、満足満足。

 

 

 

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はるばる箱根の『ポーラ美術館』へ

2019-07-26 09:00:54 | 建築物

今月の横浜友定例会は、どこか行きたい病にかかっている二人が小さな旅を提案。
TV「ぶらぶら美術博物館」情報から「江之浦測候所」はどうだ!となったけれど、
何しろ暑いから屋外はまたの機会にと延期。

で、今度は「日曜美術館」情報 (webから)岡田三郎助「あやめの衣」の女性に会いに行くことに。
箱根も仙石原『ポーラ美術館』は結構遠い。夫は「化粧品観に行くのか」なんて頓珍漢なことを。
かくいう私もそんな美術館があることは知らなかった。私にとって箱根は近いようで遠いからね。

珍しく年上友が指揮を執る。小田原8:50の直通バス乗車に間に合うよう時間設定してくれて。
美術館9:42着。いいねいいわあ、降りた時から期待に胸膨らむ。

エントランスまでがまた素敵で、すでに作品を鑑賞している気分が。

 

両横は林の緑

中に入るとエスカレーターで下る  ガラス張りの天井からの光

 

 

1階のアトリウムギャラリーは 大山エンリコイサムの大きな作品「Kairosphere」

そして今回の企画展『印象派、記憶への旅』展示室へと

 

ゴッホ「ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋」(ポーラ美術館所蔵)のポスターが出迎えてくれる

1歩中へ入ると モネの「セーヌ川の朝」(ひろしま美術館所蔵)

それにしてもすごく印象に残る素敵な建物だ。
明るくてモダンですっきりしていて観賞しやすくて。いったいどなたが設計したのかと調べたら、
日建設計、担当は安田幸一さん(現在は東工大教授)。日本建築学会賞を受賞している、そうでしょそうでしょ、納得よ。

「箱根と自然と美術の共生」のコンセプトのもと、2002年9月に開館印象派など西洋絵画を中心に約1万点を収蔵。
ほんと私的3大美術館に加わったわ。

外から見る。

 

 

展示室は地下にあることがよく分かる。
作品紹介などの続きはまた。

 

 


 


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ひょろりひょろひょろ

2019-07-25 08:45:05 | 

 昨夕久しぶりに見た夕日

それにしても、こんな片隅ブログに来てくださる方たちがいる。ありがたくて嬉しい。
特段の情報があるわけでも素敵な写真が(たまにはあるかな、自己満足で)掲載されているわけでもない。
ただ一度やり始めたことは、ちんたらちんたらでもやり続けるという粘っこい性格で、
ブログというツールが私にすごく合っているから14年も続いているのかと、ね。自分でもびっくり。
おまけに変化を好まないというか、新しいことができないからずっと同じ画面仕様。ま、いっかよ。

そして、アクセス解析の「端末・ブラウザリスト」をみるとブラウザはIEに代わってChromeからが多くなり、
iPhone/iPod Android iPadから見てくださっている方もいて、時代の変化をつくづく感じてしまうの。
小さな画面では、私のやたら長いだらだら文章や枚数だけ多い写真はさぞ見ずらいだろうな、
と思えど、めんどくさがり屋だから直すことはできないわ。

でもでも、ほんとうに来てくださる方がいて励みになっているので感謝感謝です。

庭の花もそんな主にそっくり。
いちおう咲いて見せます、生存してます、程度の主張でひょろひょろながらそれなりに、ね。
(撮影日はばらばら、天気もそれぞれ)

 

ひょろり*アガパンサス

 

*ミントの仲間

 

*ルリタマアザミ

 *エリンジウム

 *カンパニュララプンクロイデス(ハタザオギキョウ)二番花


言いたかないが、今日も「暑い、あつい」と愚痴るだろうな。




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夏のようなそうでないような

2019-07-24 06:53:40 | 舞岡公園

昨日の午後からは夏の日が射して。

天気予報はようやくお日様マークが並んで、いよいよ梅雨明けかと期待が膨らむ。
なんでも27日連続の雨だったんですって。異常だわ。
もう何もかも異常だらけで感覚もマヒしそうで怖い。ほんと。

18日の舞岡公園、どんよりの日。
例年なら夏の気配がしそうなものだけど・・・まだ遠かった。

 

*タカトウダイ

*ネムノキ 花は終わりなのかこれからなのか 花色が薄い

 

 

 

*エゴノキ 緑のかわいらしい実ができていた

*クサレダマ

 


??

こんな天気ももうお別れね、きっと。
これからは「暑いわね」「暑いわ」の毎日が始まるんだろうな。

 

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家庭内コメンテーターは不要です

2019-07-23 08:48:29 | くらし

朝に昼に夕に、TVニュースといおうかワイドショーを観ている夫は何かというと、
TVに向かって「そんなもん竹やりで突いてしまえ!」とわめく。それも毎回毎回。

あんまり言うから辟易しているのよ、だから昨日は私も提案したね。
「TVの前で寝そべって言ってたって駄目じゃない、自分がやんなきゃ誰がやるの。
近所に竹藪あるからさ、そこからもらってきて竹やり作れば。鉈はあるの?カッターナイフ?そんなもんダメよ。
竹やり持って走って行って来いっちゃ。殺人犯の妻になってあげるからさ。我慢するから」って。
すると「ちゅっぱが嫁さんに行かれんなるからから」だって。
で、この程度じゃらちが明かんから突っ込んで更なる提案。

「『日本竹やり党』を作ってさ、立候補すればいいじゃないの。息子夫婦と横浜友くらいは票を入れてくれるんじゃないの」
夫も乗ってきて、
「そうだな、街宣車の上で、○子さん(年上友ね)に昔を思い出してもらって、飛行機に向かってエイエイオーって
竹やりで突いてもらお。○サキさん(年下友ね)にもおんなじポーズ真似してもらわんなん」
なんて馬鹿笑い、かくゆう私も図柄が浮かんできて大笑い。いやはや。

それにしてもほんと、おんなじニュースをしかも映像も原稿も同じ画面を観て(ひどい時は昨日も今日もよ)
よくもよくも、ああでもないこうでもないとコメントにもならない独りよがり感想を述べ立てるものだと、
ある意味感心するわ。毎回同じコメントなんだから。
そして、わざわざ腹立てるニュースを見つけようとチャンネルあちこち回しているから呆れる。
「消せばいいじゃん」と言うと「死んでしまう、生きがいだ」とのたまうから、好きにせよと言うしかない。
だからコメントの後に「な。」なんて同意を求められても私は完全無視。
しらんわ違うんですもの、反論すると面倒なことになるんですもの。

「家庭内コメンテーター」とは横浜年下友が何かの記事で見たんですって。
同じストレスを抱えている方がいるのね。そうそう、ご近所にも夫のそれで頭が痛いと言ってる人がいるわ。
私の対処法『三十六計逃げるに如かず』
その手のニュースは夫と観ない、ひたすら部屋移動して別行動。これよこれこれに限る、あああ。



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ヤマユリ咲く

2019-07-22 08:43:06 | 舞岡公園

期日前投票を済ませていたから、気持ちが急くことなく班の公園掃除に行って来た。
新しい住宅の若い人たちや子供たちも参加して、掃除メンバーも今までより少し若返ったの。
終わってモリタサンと一緒に帰る。
モリタサン御年80代、体調も良くないけどお世話になってるからと私よりせっせと働く。
私んちから植木ばさみの音がすると居ても立ってもいられないんですって。
私など20分くらいでさっさとやめるけれど、モリタサンは根気強い。
私が買い物に行って帰って来てもまだ庭に出ている。
「やり始めたらとことんなのよ、ふらふらして倒れそうになりながら家に入るの。すぐに寝ているわ」
ですって。そりゃあダメだわ、適当なところで切り上げないとと、釈迦に説法。
そのモリタサンがやはり「白いユリがきれいだったわね」と褒めてくれた。私、そりゃあにんまりよ。

舞岡公園のヤマユリが見事に咲いていた。林の中。

抜けて歩いていくと園路際にも

 

ヤマユリもいいなあ、野性味があって夏らしくて。

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