まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

寄り道

2009-04-30 15:47:23 | くらし

こちらの洋品店で2回ほど簡単な洋服を作っていただいた。
作ってくれる方がちょっとこだわりを持っていて、私もそれが好みなので、そんな贅沢をした。けちな私にとって滅多にないことなので。仮縫いまでして、注文まで出すなんて・・

少し嬉しい。
その方が、「せっかく往復しているんだから、寄り道したら・・」と勧めてくれる。
東京での寄り道ばかりを考えていたけれど、新潟での寄り道もありなんだ。発想の転換。

この時期、ほくほく線が素晴らしいからって。
十日町まででいいから車窓の旅を楽しんだらいいと。
八海山が見えて感激するわよって。
佐渡の農村風景とはまた違った景色が見られるからって。

その方が、田んぼに水がはられた様子を「水鏡」というと教えてくれた。



国語辞典では「水面に物の影がうつって見えること」とある。

帰る途中で下車するのは結構面倒だけれど、気力もたくさんいるけれど、季節のよい時期に試すのも一興かもしれない。そんな楽しみもとっておいて・・・

(2枚の写真が曲がっていて気持ち悪いけれど、ご勘弁を)

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どうにもならないけれど・・

2009-04-29 12:51:29 | くらし

「墓の前で倒れておるなや」とは、横浜から帰る時の夫の言葉。
「父ちゃんに杖持たせてね」とは、それに対しての私。ほんと不謹慎な会話。
介護をしている人たちの切ない話が後を絶たない。

今日も自転車をこいでいたけれど、そんな時間になっても、お昼ごはんの時間までに帰らなくていいんだと、ふっと肩の力を抜いて自分に言い聞かせる。父はディサービスに行っているんだから。

「あんたその割に暢気だね」とは、行ったり来たりで大変だなあと言ってくれたあと続く私の事情を知った人の言葉。

私は、物事を突き詰めて考えない自分の血液型および干支に感謝しているけれど、時々澱のように疲れがたまっていることを感じる時があるから、私よりもっと大変な思いをしている人たちはどんなかと想像してしまう。

同級生、友人知人、出会うとその話になる。
義母を10年も介護してついこの間見送った先輩は、やっと長男の嫁の務めを果たした気がすると安堵している。
96歳で骨折してから寝ついたお母さんが今100歳という同級生は「大人しくて助かるわ、頑張らんかっちゃ」と明るい。
一人暮らしの弟さんが要介護になって、折々に手助けしている同級生もいる。
弟夫婦に面倒を見てもらっているお母さんが退院するから、新潟から手伝いに来た
という同級生は「こんな時くらい来ないとね」と言いつつ、続けて「私は自分の家がこっちにあるからまだ来られるけれど、Tちゃんは、遠慮があってお母さんのところに会いに来られんって言うとるのよ」と、そちらの立場からの事情をこぼす。
かと思えば、妹たちが1回も見舞いに来ないと、一人で頑張って介護している人は言う。私が長女だからいいけどさって。

店番友、遅刻友、マサチャンママ、姉妹が多くても、佐渡に残った彼女たちが
皆大仕事をしてきた。若かったからやれたんだわよって言っているけれど・・・

何だか暗い何を言いたいのか分からない支離滅裂な文章になったけれど、嘆いてもなにしても今日はあるし明日も来るのだから、ね、そうしようと思うわけです。

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自転車こいで

2009-04-28 12:44:23 | くらし

朝の所用が思いのほか早く終わったので、そのまま自転車こいで、清々場所からもっとお山の方に・・・
冷たい風が気持ちよかったわ。

 今が満開

『大でまり 小でまり 佐渡は美しき』 高濱虚子 (何とかの一つ覚え)

自転車こいで両側の景色をひとり占め。
ひとり占めだからどんどこどんどん妄想は膨らんで・・・

とんでもないことをした愚息を呼び寄せて、佐渡案内。自転車で並んで風を切る。
「ゆっくりやすみな」なんて言ったりして、
「山の若葉がきれいだこと」なんて恥かしげもなく、
「ほら、これが劇団ひとりでなくヒトリシズカ」なんて寒いギャグを飛ばしたりして、
「紫っぽいのがヒメオドリコソウ、白いのがオドリコソウ。私が子供のころ、ここの蜜を吸っていたんだよ」なんてウンチク言って、うるさがられたりして・・・

「ああおバカには、もう付き合ってらんない!!」と、どやしつけられている気がするので、もういい加減やめます。

自転車でわずか30分も走ると、こんな風景に出会えるなんて・・・いいところです。

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出番待ち

2009-04-27 12:02:46 | くらし

「そりゃあさ、今が花盛りの人たちを見せびらかしたいのは分かるけどさ、私たちだって見てもらいたくてずっと待ってるのよ。今ごろなら私たちだって花盛りになっているのにさ!」

と、ぶつぶつ言っている君たちのことは私だって忘れていませんよ。
大丈夫、今日お披露目するからね。地味だけれど可愛いって思っているからさ。


 

GIFアニメ工房    お寺裏 (水芭蕉→ニリンソウ→ミヤマカタバミ)            (ツクシ→ツクバネソウ→ウラシマソウ→ナルコユリだと思う) 

教室の仲間が素敵なアニメを作ったのを見て、生来の負けず嫌い(そんなのあるのか!)な気持ちがむくむく湧いてきて・・・それなのに、間をおかずに作らないと忘れるわ、やっぱり。
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こんなときもある

2009-04-26 15:39:26 | くらし

今日の佐渡が荒れ模様だから結果的にはよかったのだけれど、1便早く帰るって中途半端だな。
4時の船に乗るには、1時13分の新幹線乗車、そのためには家を11時過ぎに出なくては、と計算する、と、せっかちな私にはなかなか難しい。
家出発の時刻まで過ごすのも落ち着かない。今回は新潟で用足しする時間がないから、東京駅で見つくろわなくてはならない、そう思うと早めに出なくてはと、これまた落ち着かない。やっぱり今度からは、いつもの時間で行こう!と固く決心して・・・


(ニリンソウおじさんの田んぼの近くで、雉を見ました。水溜りの手前、右側に、赤い頭が見えますでしょ)

雨が降ったり、曇ったり、少し薄日が差したり、今日の天気は忙しい。
そんなわけで当然の如くお山は中止。延期だわ。疲れていたからよかったかも。

で、のんびり炬燵です。一人で炬燵です。何にも用事がないので何にもしません。
掃除もしません、食事の支度もしません。これで昨日の昼、夜、今日の昼、3食もそこらへんのものですませました。夜、明日の昼までそこらへんのものですませます。もう、最高!いいんです、たまには。
明日の夜からは、また父との日常が始まりますから・・・


(ニリンソウおじさんのところのニリンソウ。今年は咲いてた場所が移動していたよ)

2枚とも18日の写真です。やっぱり自分のカメラは最高だ。

 

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災い転じて

2009-04-25 08:20:23 | TV

昨夜の記者会見をチャンネルかえてほぼ一部始終見た。
深夜とかでなく早くに会見したことはよかったし、言葉はつたないながら率直な感情を伝えていた思う。

それにしても、今考えると、彼は逮捕されてかえって正解だったかもしれない。

意識がないのだから、下手をすれば死に至るかもしれないし、そのままの姿で夜明けを迎えれば、不特定多数の大勢の目にさらされてしまう。もちろんこんな時代だから、写メ何ぞ撮られ放題だろう。それがどんなことを意味するか。

そう考えれば、やりすぎと思われる家宅捜索も、してもらったことで、かえってあらぬ憶測を封じ込めてしまうことが出来た。

彼自身だけのことを考えれば、この際、忙しかった自分自身を見つめなおし鍛え直す機会になるし、いい人というパブリックイメージをある面かえることが出来たし、精神的に楽になる部分が出てきたのではないかと思う。ここでの自粛なんて、35歳になる節目でちょうどよかったじゃないのさ。

って、あくまでも、彼個人だけについてね。CMとかの社会的制裁は自分が受けているんだからそれでいいと思うけれど、グループにかけた迷惑だけは計り知れないものがあるから、それはほんと深く後悔しろ!と説教し、背中をどつく、頭叩く、けりをいれる。

以上、不肖な息子には大甘な母のたわごとでした。


通称 カリフォルニアライラック


モッコウバラ 誘引が上手くいって

今日は雨の中、これから佐渡に帰ります。
明日、お山歩きがある予定だから、いつもより1便早い船に乗ります。
この時期は船に乗っても、島流し気分にはおちいりません。

明日の天気は大丈夫か心配しています。では、また。



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カラー

2009-04-24 14:50:56 | くらし

眼科に行ったとき、治療を受けた後言われた。
「佐渡にも眼科はあるでしょ、暗くなったらそちらに行ってくださいね」
「暗くなったらって、目の前が暗くってことですか?」
なんておばかな事を聞いたのかしらね。こんなことが時々事実になるなんて、私も神がかりだ。

で、花のカラーの話。
我が家にあるカラーは、庭造りを始めて最初にお越しになった花。
荒れ果てていた地面を整地していたら、今は亡くなった前のお家のご主人がどうぞと嫁にくれたもの。我が家からも嫁に出して、今は2箇所にほんの少し植わっている。
今が咲きはじめで一番いいときだ。


カラーの話のはずが、どういうわけかイベリス

先週、『日曜美術館』を観た。
何よりもカラーに感嘆した。三宅一生さんががゲストで、イギリスの陶芸家『ルーシー・リー』の話。その三宅さんの向こう、大鉢にカラーのみがわんさと生けてある。
カラーのあのすっと伸びた清楚な白が何百本。それはそれは印象的だった。
ホームページで確認したら300本だそうで・・・
そして、その横に、ルーシーの花瓶にシックな色合いの花が、見落とすのではないかと思われるぐらい、さりげなく投げ入れられて置かれていた。

カラーが300本、暗い色目のやや平たい大鉢に生けられて。番組の間中目に飛び込んできて、それはルーシーの生き方を象徴するかのようで、とても鮮やかだった。

そのルーシー・リーの展示会が、ミッドタウン、檜町公園に接する、安藤忠雄さん設計の建物で催されている。
私は2月に『三井寺展』を観たとき、ついでに行くつもりでミッドタウンの出口を出た。
ところが冷たい雨が降ってきて、やっぱいいか、と思い取り止めてしまったが行っておけばよかったなと後悔しきりで。

4月からの『日曜美術館』は楽しみだ。
なんといっても、キャスターが大好きなカン(漢字がうてない)尚中さん。
あまり興味がないときでも、カンさんの声だけを聞くことにする。話す声は勿論、頷く声や笑い声、何でもいいからそんな楽しみ方をする。邪道かしら。

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本日は

2009-04-23 13:39:30 | くらし

愛する愚息が不肖の息子がとんでもないことをやらかしまして・・・
ショックで寝込んでおります。そりゃあないか!でも夕飯のおかずは一品減ったな。

目の前にいたら張り倒します、けりを入れます。そういうわけですので、愛する豚児のバカな出来事で動揺していますので、この辺で失礼します。


エリゲロン

ああああああ。。。。。

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花盛り

2009-04-22 15:51:51 | くらし

今日会った横浜友たちとのことではありません、念のため。
それにしても気持ちのよい天気。春を満喫しています。

日曜日、娘出産のため首都圏に行っていたマサチャンママが3週間ぶりで帰ってきたので、遅刻友と慰労会でもと薬局に出かけたのですが、なんのなんの、我らの心配なんかなんのその。
「なに、一日中家にいればいいんだから楽なもんだが」だと。そういえば日頃、お店で客やら私のような暇つぶしの人たちの相手しているんだから、佐渡にいるほうがよほど疲れるというもの。その彼女が、
「まあ、都会の人たちのガーデニングってすごいがなあ」と感心しきりで・・・
「そうでしょ、あんたたちの庭みたいにぼうぼうにしてないでしょ」と別に私の庭でもないけれど、力んですごさを説明しました。

で、横浜友のお庭もとてもきれいだったけれど、家もすごいよと自画自賛。(あくまでも自画自賛です)
もう鑑賞できないからとすでにあきらめ状態だったのが、その放任が彼女たちもよかったのか、のびのびと花咲きだしました。


狭い庭ながら、コバンソウ、イベリス、セリンセ、シラー、ヘラオオバコまで咲いています。ユリが伸びてダッチアイリスが膨らんでいます。

バスから見た街路樹のハナミズキも白い清楚な花を咲かせて・・・
木々も柔らかな緑になってきて・・・
いい季節です。

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病院に行きたい

2009-04-21 14:06:55 | くらし

なんてふだんは露とも思わないのに、今回ばかりは、早く医師に診ていただきたくて待ち遠しかったです。

土曜日の夕方、突然右目の前に黒々とした筋が現れて、それが前後左右に動くのです。
また飛蚊症だろうから気にしない、なんて大きさじゃない、太い線もしくはおたまじゃくしのように頭がある、または細かい点が天の川のように目の中、上から下へと動くのです。消えないのです。

失明するかと思ってわが手で目を片方づつ押さえて、自己流視力検査。
見えないところもないしゆがんでもいないから、そこのところはいいかなといとも気楽にこれまた自己流判断したけれど・・・

その後、電気が点いていない部屋に入って洋服をたたんでいると、隣の部屋の明かりの当たり具合によって、目じりに剃刀で切ったような細い光の線が目の中を飛び交うのです。キラッ、キラッって感じで。気持ちが悪いったらありゃしない。酔いそうな気分になってしまいました。

島内の病院に行こうかなと思ったけれど、日曜日でもあるし、月曜日には横浜に行くし、明るいところにでなければ我慢できるし、テレビも本もパソコンも見られるし、緊急に動かなくてもいいだろうと、じっとおとなしくしていて・・・

昨夜、家に着くや否や、夫に、「目が変でしょうがないから、明日眼科に行って来るからね」と高らかに宣言しました。

朝は朝で「絶対、レーザー手術するから、お金たくさん持って行かなくては」とこれまた断言して。はい、分っているの病名、過去の経験からね。
待ち遠しかった病院、早く確かめたい、このうっとおしい黒筋をなくしたい、もうその一心で駆けつけました。

やっぱりそうでした。前にふさいでおいた網膜が破れたんだそうで。(出血までしていたとは驚いたけれど、それは大丈夫でしょうと)例によってレーザーで裂け目をふさいでもらいました。
ここ数年やってなかったですが、すぐ終わるとはいえ、レーザーを照射されて目の奥がずんと鈍い痛みを覚えるのは気持ちがいいものではありません。

まだ少し違和感は残っていますが、慣れていくことでしょう。
目の性が悪いから、本当に困ります。

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