私が60歳の時、母が12月に脳出血で倒れ意識のないまま入院、施設入所になった。
父が亡くなるまでの5年間、佐渡の実家で二人暮らしの日々。
90歳を超えたとはいえ、父は自立していたから手がかからなかった。
それでも、母を毎日見舞い、脳梗塞を1回患った高齢の父との暮らしはどこかで
気苦労とストレスがあったのだろう。
そんななか、遅刻友が月1回のハイキング仲間に入らないかと誘ってくれて。
長時間歩くなんて私の生活にはなかったけれど、日々の鬱屈をどこかで晴らしたかった
のでしょうね、すぐに入れてもらったわ。
なにしろ、歩き始めの場所まで車で連れて行ってくれて、帰りは車が待っててくれる
という緩いハイキング、ムリなんか決してしないのよ。ほんとよかった。
おかげで佐渡に生まれていながら、行ったこともない場所にずいぶん連れて
行ってもらった。会長が山野草好きだったから、いろいろ教えてもらったわ。
なんだかんだいっても60代は若いわね。つくづくしみじみ。
で、またもや佐渡思い出、ハイキングの写真出番。
早春の4月限定。今日の写真は、年月日が分かるが、場所が思い出せない。うーん。
2009・4・11
木々は強い北風に吹きさらされて 一定方向に
2010・4・24
おっ 遅刻友の姿発見
ブナの根元 強い生命力
2011・4・10
今は想像できないタフな私!?いい思い出だわ。