まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

ところ変われば・・

2007-04-21 14:28:06 | モブログ
佐渡に帰ってから暇です、先々週からの騒ぎが嘘のように。平均しないものだろうかね。なんか身の置き所が無いのよ。

で、つらつらホームセンターのチラシなんか眺めるわけ、どうせ買わないのになと思いつつ。
これが面白い。『山菜採りグッズ』のコーナーなんかあるわけ。そんなの、横浜では見ないよね。
山菜入れバッグ、山菜採りエプロン、山菜採り帽子etc・・
ふーーん、どんなのかな、写真じゃいまいち分からないなと思って、早速自転車で、少し離れたそのホームセンターへ、暇に任せてね。
バッグ (丈夫な布で口が広い。両側から紐で結べるようになっている。肩から斜めがけできて摘んだらぽいとすぐ入れられる作り。危うく手を出しそうになった。)
エプロン(丈夫な布で胸当てつきの奴ね。ポケットが上部ガバッと口が開いて大きいので、摘んだ山菜をぱっと入れられる。)
帽子 (ほら普通の麦わらに網の布が下がったハチよけ帽子のものよ。)
写真見たほうが分かりいい、と言われてもね。これ以上の説明は私には無理。ま、想像していただくしかない。

他にもね、面白いものがあるのよ。
長靴だって、田植え用。畑用。足首まで、膝まで、腿まで。
作業用手袋もそう、もう見ていてもきりがない。
中に靴足袋というのがあって。
地下足袋の靴版。裏がズックのゴム底になっているのよ。メーカー名が力王たびというのがまたそれらしくて。これは危うくお買い上げしそうになった。そんな物買ってほんとの履くのか?面白そうジャン!邪魔なだけでしょ?そうだよな。と、葛藤の末、せこく止めました。

佐渡は、この時期、どの田んぼにも水が入りました。ビニールハウスには稲の苗が青々と。出番を待っています。
で、暇に任せて、ようやくの晴れになった天気に任せて、自転車で知らないところ巡りをしました。2時間くらいうろうろしたかしら。
1日目の田んぼではおじいさんと2日目の田んぼではおばあさんと世間話を。
二人とも、私が定年でぶらぶらしていると思ったらしく(そりゃあそうだわ、私が見かけたのも二人なら、向こうがふらふらしている人を見かけたのも私だけだったでしょうからね)、
「その辺見て行けっちゃ、散歩すればいいねかや。」とススメてくれる。
「俺たち百姓の苦労を見て行けっちゃ。」1日目のおじさん。
「俺とこの嫁は新潟から来ての、米でも、お釜についていてもそのまま流してしまうしの、時代が違うし仕方が無いの。」と話しはどんどんそちらのほうに。
それでも、俺は何も言わんちゃ、言うてもらちかんものな、わけえもんは、わけえもんだしな。時代が違うわ・・・
「ま、そっちの道をずっと行くと本線に出るから、行ってみいや。たまにはこんなとこにくるのんもいいもんだわさ。」
うん、ほんとうにいいもんだった。えらい坂道をうんうん言って自転車引っ張りあげたわ。しーーんとしたなか鶯の鳴き声がよおく聞こえてきた。道端のスミレも可憐だった。気持ちがよかった。

2日目はまったく正反対の地域に行ったのだが、そのおばあちゃんは、チラッと私の事情を言ったらえらく同情してくれて、たいへんだのう、を連発。うん、頑張る。

で、今日は、春のもやっとした天気も作用して、疲れています。頭ももやっと痛いです。肩も張っています。しょうがないね。一度にいろいろやったんだから。
コメント
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