いやいや色々あった午前中、母に会いに行くのがすっかり遅くなったが、昨日と打って変ってのよい天気。図書館に返本しがてら清々場所2へ。
4隻そろい踏み。
昨夜から見慣れない船が右はじ。
その左、白波か立てているのがジェットフォイル。
いちばん左はじがカーフェリー。
♪ 海は大なみ青いなみ 揺れてどこまで続くやら
♪ 海におふねを浮かばして いってみたいなよその国
今日は迷わず4隻そろい踏みの写真の中から決めよう、と畑の道を帰ってきたら畑仕事の老女。声を掛けて*吾亦紅写真を撮らせてもらう。
例によって「あんたどこのもんですか」から始まって、何やかやの話。
「家はどこですかの」と聞かれたから、岸壁の側ですがって返事すると。
老おかあさんが、
「家は漁師をしとったからそこに船を止めとったが」となって。
「えっ?家も父さんが漁師だったけど」
父の船の名前を知るやいなや、
「いけえ、私らお世話になったんだけどお父さん元気ですか」って。
2年前にあちらに逝ってしもたですがの返答に老おかあさんが絶句。
「そうかあ」と言ったきり言葉もない。そして、
そんならの墓に花たててくれるかの、とおっしゃってくれるから遠慮なくいただく。
吾亦紅もいただく。
帰りにお寺によって早速お墓に花を立て父に報告する。
それにしても、老おかあさんご主人と一緒に船に乗って漁をしていたというから驚き。船に酔いながらも(もちろんマーライオンね)手は動かして缶コーヒー飲んでたんですって。ご主人はあきれ果てていたそうよ。
そんな話を聞くやらしてほっこりするひとときだったわ。