まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

横浜駅東口風景 「はまみらいウォーク」から「みなとみらい大橋」まで

2024-08-21 09:03:00 | 街・風景

昨夜の満月、大きかった。
トイレに立ってみれば、雨戸を開けてある窓から光がちょうどベッドの上を照らして。
その時間は白い月。わが家からは月が上る光景は見ることができない。
夜中過ぎから朝方の月、沈んでいく白い月。

先週の土曜日「ヨシタケシンスケ展」を観て食事をしているとき、チュッパが、
なにかで「わたし自分のこと好きじゃない」と言うからびっくりして。
「〇ちゃんが自分で自分のこと好きじゃないなら、誰が好きになってくれるの」
と言うと娘を指さしている。娘も「かわいいよ」だなんて、うーん。
小5はそんなこと考えているのか。
チュッパのひとつひとつの微妙な行動や反応が、いまいちよく分からないでいたから、
こりゃあ無理ないな、分かんなくて当然だと妙なところで納得したわ。はああ。
お正月に会うことを約束し、握手して別れた。

その日、10時待ち合わせに時間があるから横浜駅東口からみなとみらい方面へ歩く。

そごう横の通路から出ると

「はまみらいウォーク」

橋を歩くのは好きだから 右左きょろきょろ

あちらに架かっている橋まで行かれるなとふんで

日産本社突っ切って歩道に下りて、左に曲がれば橋を渡ることができるだろうと。
あとはベイクォーターからそごうに戻ればいいや、と景色見て算段する「検索より探索」

日産本社横の通路を歩く 出ると歩道に下りる階段があったからそこを

ひゃあー でっかい

「みなとみらい大橋」っていうんだ

くらくらするほど暑い なのに日陰のないあそこを歩くのかと 自分のバカさ加減がうらめしい

Kアリーナを見て

日産とその向こうの「はまみらいウォーク」見て

「ベイクォーター」 シーバス乗り場

私の生活圏では全く馴染みのない「帷子川」 確かめる

今歩いて来た「みなとみらい大橋」観光バスが待機していて運転手さんたちつかの間の談笑

ベイクォーターとそごうをつなぐ動く歩道

 

そごうに戻ってきた。あら、30分もかからないんだ。

川があり橋があり広がっている空、都会の風景は好きだけれど真夏に行くところじゃないわね。
涼しくなってからもっと探索だ。

 

 

 

 

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息子夫婦が来た

2024-08-20 08:50:21 | くらし

昨夜の雨で今朝の涼しいこと。27度がこんなに気持ちがいいなんて。
空気が冷えていることがありがたくて。1日くらいオレンジマークを見たくないわ。

金曜日の夜、息子からラインで「日曜日、〇ほ(お嫁さんの名前)と行っていいか」って。
えっ!?なに今の時期に、何かあったのかとうろたえるが断る理由もないから
「いいよ」と返事する。さあ落ち着かなくなってきた。
息子から連絡があると碌なことがないから、あれこれ悪く想像する。
何という親子関係。年に1回正月に会うだけだからね、ラインも電話も一切ないからね。
それでいいのに、元気でやっていればいいのよ、それなのに。
夫も、何で来るんだろうと不思議がる。「嫁さんの挨拶かな」なんて。
土曜日に会った娘も「えっ、どうしたのどうして来るの」と不思議がる。
希薄な家族関係で。息子夫婦が突如来るというだけで皆して騒ぎ立てるんだから。

(百日草)

昼頃行くと言うから、お寿司を用意して待っていると、時間通りに来たからまずはほっとして。
息子にこっそり「お前心配したよ」と言うと、きょとんとして、えっ何がだって。
テーブルについてビールなんか飲んで。
「かあちゃん、元気だねえ」と言うから、どこがと聞くと「声が大きいよ、よくしゃべるよ」
なんて。カラ元気だ、ほんとはあちこち具合が悪いんだとアピールしておく。

お嫁さんは、乳がん手術をして退院してから2週間経つ。とても元気そうでよかった。
しかし今の医学はすごいね、入院翌日手術、4日後には退院よ。
ま、乳がんステージ1ということもあるかもしれない。退院して翌日には家で仕事を始めたそうだ。
9月から放射線治療が始まり、約3週間毎日通院しなくてはいけないそうだから、
今のうちにと来たのでしょうね。特に何も言わなかったけれど。



それと、息子夫婦は今の分譲マンションから賃貸のマンションに引っ越すことを決めていて、
そんな話のあれこれも。2年前に転職していて落ち着いたこともあるのだろう、通勤が
50分も短縮されるからと都を越えての県に。賃貸の身軽さも決め手となって今年中に、
なんて予定していたのがお嫁さんの事情でいつになるかまだだと。そうか。
子は大きくなり親は年とる、ってそういうことだ。
昼間っからビールを3缶も飲んだら、寝たくなったと言うのよ、冗談じゃないとさっさと帰す。
「今度は正月だね」と言って帰って行った。これが通常運転。


 

 

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そごう美術館『ヨシタケシンスケ展かもしれない』

2024-08-19 08:55:18 | 展覧会

もう、言っても詮無いけれど暑い!
せめて朝晩くらい涼しければ我慢もしようが、6時前起きた時から29度も
あったんじゃあげんなりする。
だめだめ、やっぱり口にするのは止そう、暑さが倍増する。

って、台風が去った翌日そんな暑い中、横浜そごうで「ヨシタケシンスケ展」へ。
チュッパが夏休みに入ったので娘と「行こうか」となって、土曜日の17日に。
私はちょうど去年の同じころ、佐渡からの帰りに新潟で観ているからお付き合い
程度の気持ちでね。正月以来でチュッパに会えるなと。

 

会場が違えば、展示物はほぼ同じでも雰囲気は違って見える。

 

膨大な数のスケッチ(展示は複製を) そんな中 見つけたわ私を 
ヨシタケサン わが家をこっそりのぞいたんじゃないの

あははは

小さい細かいスケッチ

『りんごかもしれない』

『つまんないつまんない』

『あつかったらぬげばいい』文字が読みにくいかしら

 

「顔出して」と言ったらチュッパに拒否されました チュッパ 得意なのにね

 「アイツ」かわいいの

「西日」 この顔がなんともで おかしくて

 残念 いませんでした

 

娘と「ヨシタケサンは哲学者だねえ」と。

会場は動線がすっきりしてずいぶん洗練されていて新潟とは違ったわ。
見終わった後はランチして。ようやくチュッパとも話して。
「〇ちゃんは人見知りする?」と聞いてみたら「超人見知り」だって。
会うやいなや、腕に飛び込んできた可愛さは遥か彼方に行ってしまったわけ。
ばあさんだけがそんな姿を思い出すのよ。
小5になった今は、去年に引き続きひとり新幹線で広島のおじいちゃんちに行って
1週間もお泊りしてくる。その大胆な行動と超人見知りが結びつかなくて複雑だわ。
娘は「損な性格よ」だって。
正月にまたね、と約束してさよならをする。

 

 

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思い出 南イタリア

2024-08-18 08:30:35 | 旅行

お盆が終わってしまった。
わが家の仏壇らしき机にそれらしき設えをしたけれど、キューリの馬もナスの牛も
作らなかったし、ホオズキの提灯もなかったから、両親はどこへ行っていいのか
迷ったんじゃないかしら。あまりお盆という気がしなかった今年の夏。

退職後毎年、今年が最後今年が最後と言い続けて出かけていた年1回の海外旅行。
2006年5月の南イタリアの旅が本当に最後になってしまった。
この年の12月3日に母が脳出血で倒れてしまったから。母はそれから7年間、介護施設で
寝たきりのまま過ごし、最後は病院で息を引き取った。
父はその前、2011年の6月に脳梗塞でやはり意識を取り戻すことなく亡くなった。
二人とも90歳を超えてからの闘病生活だったから、それまで私は好きに過ごし、
両親にはずいぶん子ども孝行してもらったと感謝している。そんなことをつらつらと。

で、南イタリア旅行にはヤマナカサンにお願いして一緒してもらった。
ふたりの旅行は初めて、しかも海外。付き合いが長いとはいえ、お互い遠慮がある間柄
だったからどうなるかと思ったが、案外さっぱりと気を遣わず旅できたからよかったなと。
今でも会うと時々の思い出話。

懐かしのアリタリア航空から 素敵な男性でしょ

まずはとんがり 帽子屋根のアルベロベッロ

次に洞窟の街 マテーラ

両街とも異様といおうか独特な造りといおうか

カプリ島 青の洞窟

ソレントへ

課外活動の子どもたち どこも一緒なのね

アマルフィ 大聖堂

ナポリへと

ポンペイ遺跡

イスキア島 映画「太陽がいっぱい」のロケ地にもなったそう

 

旅程コースは記憶が薄れて順不同。
変化に富んだ楽しい旅だったなと。もちろんヤマナカサンとでは珍道中にはなりません。
次は、シチリア島にと願っていたけれど、ま、そういうこともある。

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夏野菜を食べる

2024-08-17 08:20:09 | くらし

昨日の整骨院行き、散々迷ってやっぱり決行と。
運のいいことに傘を差さずに済んで、帰りのバス停で雨に吹き込まれた程度。
よかったわ、すっきりしたわ。先生に「迷ったでしょ」と言われたから
「昨日の夜からさんざん悩んだわ」と。ほんと気が小さい自分。ま、結果良し。

 今朝5時過ぎ

で、台風本体もそう悪さをせず通り過ぎてほっとしているの。
そりゃあ蒸し暑かった、エアコン28度じゃあ気温とほぼ同じせいか冷えないし。
そっちの方がまいったわ。今朝も蒸し暑い、ちょっと動いただけで汗がつーっとよ。
今日も耐える。

 (今朝の朝顔)

夏野菜で耐える。
茄子、胡瓜、ピーマン、トマト、インゲン、カボチャ、を使い回しての献立。
他の根菜類は食べたくない、常備のキノコ類もだめ、葉物もちょっとなあ、と。
当然、メニューは乏しい貧しい。いいのいいの、そんなにカロリーは要らないから。
って、それでも太るから変だわ。
料理番組を見ていたら、緑野菜の炒め蒸しってのが紹介された。いいじゃないの。
塩をした豚肉を炒め、ざく切りのピーマン、オクラ、ズッキーニ、シシトウをぶっこんで
軽く炒めてあとは蒸し焼き、しばらくほっといて混ぜ合わせて出来上がり。仕上げに
オイスターソース、私はもう塩コショウだけでいい。簡単でシンプル、美味しい。
もう酷暑は簡単な蒸し焼きで乗り切る。

 (元気よく隣の木にまで絡みついた)

が、ビールのお伴の枝豆だけはうるさい。
産地をよくよく吟味する。もちろん新潟、山形産がいちばん。この時期はよく出回る
から嬉しい。意外といけるのが湘南産、こちらもなかなかで口に合う。
ところが、湘南産は私の買物範囲には売ってなく大船に行かないとなのが悔しい。
こうやって枝豆、毎日お伴にして皿数を増やしているの。

この夏、わが家にデビューしたのがなんとなんとトウモロコシ。
私、トウモロコシをがぶっと食べたことなかった、北海道に行ったって食べなかった。
粒が歯に挟まるのが嫌だったのよ、丈夫な歯なのに。
が、なんの拍子か買って来て1本レンチン。いやあ、甘くておいしい歯ごたえもよろしい。
さあ、それからというもの、お肉の付け合わせにサラダのボリュームに、煮物の横に、
頻繁に登場して。食わず嫌いはいけないわね。

さて、今日は緑野菜の炒め蒸しの残りがあるからアレンジして一品だ。
新潟産枝豆も茹でよう。あとは適当だな。

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台風がくる前

2024-08-16 08:11:33 | くらし

7時過ぎの今はふつうに雨が降っているだけ。
強い風も雨もこれからかしら、今か今かと台風来るのを待っているなんて変だ。
私に整体予約がなければのんびり過ごしているのに。
キャンセルしようかどうしようかしら、ピークは午後というから、ま、もう少し様子見だ。
落ち着かないわ。

昨日は骨粗しょう症の薬だけのための整形外科受診。
こちらのクリニックは待たない、それが取り柄だから、うーんと思ってもいいや薬もらう
だけだからと受診を続けている。
で、調剤薬局でぐちぐち薬剤師さんに訴える。
1ヶ月分じゃなくてもっと出してくれないかしらって。そんなこと言われても薬剤師さんも
困るでしょうね、でもまあいちおう「先生の方針みたいですよ」なんて慰めてくれる。
そんな昨日。台風に備えての準備、は特にしない、自宅のある辺りは大丈夫だと確信して。

 

整形外科受診前後の街の風景。
カンカン照りの空とモクモクの雲。
どこに台風が来るのかしら、ってないつもと変わらない街の風景。

高層団地後は低層の団地建築中

 

 

児童公園は人っ子一人いない

 

バス待ちの駅前ロータリー

 

 

 

やっぱり台風が来そうな空だわね。

7時半の現在、曇っているとはいえ穏やか。嵐の前の静けさなのかしら。

 

 

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うらめしい空

2024-08-15 08:26:39 | 街・風景

猛烈な台風7号が関東に近づくおそれがあります、と気象予報士が。
何度も、おそれがあります、ですって。
「おそれ」ってなんだ、はっきりしてくれ、どうして近づきますときっぱり言えないんだ、
覚悟が違うでしょ、とぶつぶつ。夫が、台風がそれたら困るからだと言うが、いいのよ別に、
予報が外れても。それはそれで、ああよかったと思えばいいだけのことで。
なんでも曖昧だ、気に入らない。って、明日整体の予約をしているの、だからなの。

 

今朝の朝顔、勢いがなくなってそろそろ終わりが見えているわ。

 

昨日の朝、バス待ちの停留所で。先に女の子がひとり並んでいる。
この時間にめずらしいなと思って、こちらを向いたから「暑いわね」と。
58分のバスを待っているけどと言うから、今の時期は土曜時間だからそのバスは
ないと教えて、ずいぶん待ったでしょなんて。
小5ですって、156センチあるんですって。チュッパが小さい方だからびっくりよ。
はあ、今どきの女の子はおしゃれだな、と、お洋服からスニーカー、腕時計まで
グリーンと白でコーディネートしたスポーティーで可愛い姿を見て感心する。
間に合う?と聞いたら「大丈夫だと思います」って。なんだかまぶしいわ。

 

大地が冷えない、夜中も室温30度だなんて。晴れ上がった空がうらめしい毎日。

 

バス待ちの人たち

 

夕空

今朝

うらめしい空なんてタイトル付けたけれど、台風が直撃するおそれがあるのというのに
不謹慎かしら。

 

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散歩道開拓 いたち川のほとり

2024-08-14 08:39:37 | 街・風景

ヤマナカさんからの電話。
「暑いわねえ」って。それでも血圧下げるために毎日散歩しているんですって。
「歩かねばならない、ねばならないで歩いているんですよ」と言う。
ほんとほんと。私も膝のためにねばならないだけれど、エアコンの部屋に閉じこもって
いると、ちょい鬱になるのよ。閉め切った狭い部屋にずっといるのが耐えられない。
どうも閉じ込められる感覚に陥ってしまって。
で、午前中のほんの少しの時間、ふらふらと外出する。しなくてもよくてもする。

ヤマナカさんがいたち川沿いの散歩道を勧める、これまでも勧めてた。
春は桜がきれいですよ、と言ってた。今は緑が濃くていいですよって勧める。
行かなきゃ悪い気になるほどで、電話でコースを聞く。
バスで「天神橋まで行って降りてください」って、それは大丈夫経験済み。
そこから本郷台駅までの道順を詳しく教えてくれる。不案内で不安だけれど、
ま、行ってみよう、と昨日の朝決行、おおげさね。

 

天神橋下車。ヤマナカサンはこちらの川沿いをすすめたけれど、今回は却下。
あくまでも駅を目指すコースを。

区役所の中に入らないで通り抜けてと教えられたのに、駐車場がふさいでいるように見えて
通りをまっすぐ進んだ。これが失敗だと後で気づくの。

で、目指すいたち川が見えてやれやれ。向こうに区役所の表示。だから、区役所を突っ切ると
すぐに川に出ますよと教えてくれたんだ。そうよ、川を見たかったんだから。

川沿いを歩きたいと思って来たんだから、引き返す形になるけれど行こうと。

なんだ、川の中のあいつは。

うふふ、いたちのオブジェみたいよ。

来た道を振り返って。
あの橋のところからだと確認して、区役所まではいかなかったけれど引き返す。

橋を渡って駅への道を。
橋の上で娘さんを連れた若い女性に駅までの道を聞く。口は大事なコミュニケーションツール。


いたち川はもっともっと先まで、みたい。

川のほとりで見つけたこの看板。おおー、よおく分かる、次回はこれを参照にだな。

川沿いでない、遊歩道も完備されているんだ。

女性に教えられたとおり、マンションの間を通り抜ければ本郷台駅。バス停天神橋から
3000歩強、2、30分。坂道がないし川を見ながらの散歩はなかなかで。
気が向いたらの散歩コースに加えよう。

 

 

 

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思い出の上司

2024-08-13 08:00:50 | くらし

昨日が係長の思い出エピソードなら、今日は支店長、副支店長の思い出。
遥か遥か昔、私の独身時代。その支店は開店したばかりだったから支店長の心労はいかに。
部下といえば20代の跳ねっかえりばかり、右も左も分からないがむしゃらな若者たちよ。
あああ、小柄などこから見てもいい人の支店長の面影が浮かぶわ。

そんなころ、先輩と私の二人が対外的な仕事を任された。先輩はベテラン私は新任。
仕事は年齢に関係ない、やったわ、なにがなんだか分からないままやり終えたわ。
そしたらね、支店長がご苦労さんと二人を関内のウナギや「わかな」でご馳走してくれたの。
人生初ウナギ、美味しかったのなんの。はい、今でもよおく覚えています。

その頃ってそんな時代だったのかしら、父が私の下宿に泊まりに来て。
ついでと言ってはなんだけれど、支店を訪ね、支店長に挨拶に行ったのね。娘が世話になってると。
忙しい中会ってくれたらしく、二人とも海軍出身と分かって意気投合したらしい。盛り上がって。
休みに支店長、佐渡観光に来て実家に泊まったらしいのよ、私は何も知らなかったけど。
大分たってから支店長「あの時は魚攻めにあって、後で便秘になって困ったよ」なんて。
知らないっつーの。
父は父でお土産にもらったせっかくのお茶なのに「うちはほうじ茶しか飲まないんだ」と
言ったとか言わないとか。ぜーんぶ、後から聞いた話。
ご自宅へ遊びに行ったこともある、懐かしい。

名前から支店長と「忠孝」コンビと呼ばれていたのが副支店長。
支店長がどこから見ても穏やかな人格者ならば、副支店長はどこから見ても癖がある人。
ま、個性的ともいう。

「スリッパをきちんと揃えないと気が済まない人は病気だ」なんてことを言うの。
他にも副支店長席から我ら部下の様子をじっと見てて、たとえば席に着くのを見てて、
「あの人はいつもはそっちを通って席に着くのに、今日は別の方から席に着いた、
何か気にかかることがあったのかもしれない」とか。けっこうめんどくさい。
私もいつも書いていたタイトルを変えたら、どういうつもりでこのタイトルに変えたのか、
なんて聞かれて困てしまった。無意識の行動に意味を見い出だしていたのかもしれない。
私たちが井上陽水のLP「氷の世界」の話をしていたら、興味を持ったらしく購入して
感想を延々と話してくれた、そんな面も見せてくれた。
お母様の麻雀相手に仲間共々ご自宅にもおじゃましたわ。
深く濃い関係を持つことができたよき時代。

忠孝コンビとはよく言ったものだ。まったくタイプの違うお二人が支店運営をうまあく回して
いって支店は軌道に乗ったのだから。

今日からお盆、とっくに鬼籍に入っているお二人は「勝手なことを書いているね」と
苦笑していることだろうが、許してもらおう。

 

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夕空 上司の思い出エピソード

2024-08-12 08:51:38 | くらし

 今朝の朝顔

夫はゴミ出しに行く時野球帽をかぶる、すぐそこなのよ、誰にも会わないのにね。
何なのだろう、思考経路が不明。「いいんじゃないの」とのどまで出かかるが、
そこはそれ私も長年の付き合いで分かってきたということだ。
私は夫じゃないからね、被ろうが被るまいが夫の自由だものね、佐渡弁でいうところの
「いらんへちこぜえ(余計なお世話)」というものだ。

 

そんなことがあったわけじゃないけど、突如思い出したわけよ。遥か遥か昔、
まだ独身時代、勤めていた時のことを。
4人ひとグループの島で係長が病気休養になった。どうやら落ち着いたというので
先輩とふたりでご自宅へお見舞いに行ったわけ。前もって伝えておいたはずなのにね、
玄関に出てきたのは当の係長。やたら慌てふためいて「ちょっと待って」って。
待つことしばし、しばしどころじゃないふたりして長らく待った。
で、応接室らしき部屋から「どうぞ」との声。おじゃまします、と部屋に入ったわ。
唖然、目がテン、笑いそうになるのを必死でこらえる。いやあ、びっくり。

係長、新聞紙で折った兜を頭にかぶって出てきたのよ、どうすりゃいいんだ。
40代男性が新聞紙の兜をかぶっての図、目を合わせて話すのが難しい、笑いそうになるんだから。
病で髪の毛が乱れているからみっともないって。いいのにね。
兜の方がよっぽどおかしいのにね。
でもでも、ふだんは整髪剤で1本の乱れもなく整えているような人だから、ぼうぼう頭で
部下に会うのは許せなかったのね、繊細だわ。
そんな上司の胸の奥なんぞなんの忖度もせず、軽薄な我らは職場に帰ってあちこちで
言いふらしたのよ、つける薬はないわね。思い出しただけでおかしくて。

上司エピソードはまだまだある、また今度。

昨夕

 

 

 

 

今日も地獄の暑さがもうすでに。

 

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