Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

【付下げの別誂え(フルオーダー)第5弾:金彩完了編】

2016-09-07 23:08:33 | 着物
春から別誂えをお願いしている藤色の踊り桐唐草に吉祥矢羽根模様の一つ紋付き
付下げですが、昨日ご紹介した友禅の作業が終わり、金彩や縫い紋を入れる作業
までが終わって、反物が完成したようです


メインとなる鳳凰柄の矢羽根にははっきりとした金彩が使われていて、鮮やかな
鳳凰が浮き上がって見えるかのようです

背景となる踊り桐唐草は白をベースにしつつ、葉の部分には淡いオレンジ系統の
ぼかしが入り、花の色はやさしいピンク色に

サブとなる矢羽根はシンプルな柄に控えめな色使いに抑えて、メインの矢羽根が
引き立つようにされています

その下の矢羽根には細やかな柄が描きこまれ、一段落ち着いた色合いでの彩色。

友禅や金彩でメリハリがつけられ、とても綺麗な着物になっているようです

このあとは仕立てに入り、今月中には仕立てあがった着物が手元に届くそうで、
早く実物を見てみたくてワクワクしています


【付下げの別誂え(フルオーダー)第5弾:友禅編】

2016-09-06 23:07:38 | 着物
春から別誂えをお願いしている藤色の踊り桐唐草に吉祥矢羽根模様の一つ紋付き
付下げ。昨日は糊伏せの記事を書きましたが、今日は友禅の作業をご紹介


糊伏せのあと順調に地色染めに進み、とてもきれいな藤色に染め上った反物が、
とうとう公庄様のもとで友禅の作業に入ったところです

ちょうど背景となる踊り桐唐草の桐の葉の部分に、薄い色でぼかしを入れている
場面のようですね

今回も友禅の色使いは完全に公庄様にお任せしていますが、画像を見る限りでは
京友禅らしい綺麗な色使いで彩色して下さっていて、どんな仕上がりになるのか
とても楽しみです

このあとは友禅が完成したら、金彩や縫い紋を入れる作業に入ります


【付下げの別誂え(フルオーダー)第5弾:糊伏せ編】

2016-09-05 23:05:25 | 着物
春から別誂えをお願いしている藤色の踊り桐唐草に吉祥矢羽根模様の一つ紋付き
付下げですが、作業がどんどん進んでいて工房からもご報告を頂いていたのに、
産休に入ってからバタバタしていて、しばらくご紹介ができていませんでした

今日から数日にわたり、進んでいた工程のご紹介をしていきたいと思います


こちらは糊伏せが終わった際に送って頂いた画像です。上前の裾に近い部分の柄
でしょうか?背景の踊り桐唐草も主役の矢羽根も全て糊で伏せられているので、
柄がとても大きく見えますね

べったりと糊で伏せられた柄の下に、糸目糊でなぞられた細やかな模様が薄~く
透けて見えています

この後は一番大切な地色染めの作業です。小さな色見本から選んだ地色ですが、
この大きな反物が、狙い通りの綺麗な色に染まってくれるかドキドキしますね


お宮参りをすませました(別誂え・翡翠色地流水花筏柄訪問着) / おうちごはん(イタリア料理:シチリア料理・9月)

2016-09-04 23:02:04 | 着物
生後1か月を過ぎた大安の今日、無事に息子のお宮参りを済ませました


お宮参りということで、数か月ぶりに着物に袖を通すことができて嬉しいです。
9月のはじめなので暑ければ絽の着物にしようかとも思ったのですが、うす曇りで
それほど暑くなかったので、単衣の訪問着を選びました


こちらの訪問着は、いつも礼装の別誂えをお願いしている公庄工房様で初めての
別誂えをしたときのもの。9月にあった友人の結婚式に向けて単衣の訪問着を用意
するにあたり、市販の単衣はなかなか気に入るものがなかったので、それならと
思い切って別誂えをお願いしたのです

そのあとも色々なイベントに着ましたが、最後に着たのは娘がお腹にいるときに
京都の南座で行われた、三味線の流派の会でした。

娘がまだお腹にいたときの一大イベントで着た着物を、今度は息子のお宮参りに
着るだなんて、この着物にはよほど縁があるのだなぁと思います


着物はサラっとした縮緬地を淡い翡翠色に染め上げて、銀彩で描かれた流水に、
菖蒲・朝顔・撫子・桔梗・菊・扶養・紫陽花などの、初夏~初秋の花々を乗せた
花筏が浮かんでいるもので、お気に入りの別誂えの単衣の訪問着。

帯は爽やかな白地にピンクや水色や藤色などのパステルカラーの糸と金糸銀糸を
使って花菱が織り出されている絽の袋帯。

帯揚げはごく薄いピンクの絽地に、赤い絞りで楓模様が表現されている輪出し。
帯揚げは表が薄いピンク、裏が白になった夏の礼装用の平組。

朝から自分の着付けに娘や息子の支度とバタバタしながら、なんとか準備を全て
済ませて、10時ごろに神社へ向かいました


現地で両家の両親と待ち合わせして、祈祷の申し込みをして拝殿に入りました。
まだまだ暑い時期なのであまりいないと思ったのですが、同じ時間帯にほかにも
3組のお宮参りのご家族がいらっしゃいました。やはり大安だからでしょうか


神社についてから祈祷が終わるまでのあいだにどんどん空が晴れてきて、気温が
ぐんぐん高くなってきてしまい、暑すぎて外での写真撮影があまりできなかった
のが残念でしたが、予報とは違って雨に降られなかったのは幸いでした

神社を後にして次は写真館に向かい、1時間ほどかけて家族の写真や息子の写真、
子供2人の写真などを撮って頂きました


お昼を過ぎてやっと帰宅して、全員でお祝いのお膳を囲むことに。産後間もない
ということで、今日は私はお料理は少しだけで、メインはお寿司をとりました。
私が作ったのは冷やし茶碗蒸しとお吸い物のみ

息子を囲んでみんなでゆっくりお食事をしながら息子のお宮参りを祝いました。
これで無事にお宮参りも済み、ホッとひと安心です

お昼寝をはさんで夕方はのんびりと過ごし、夜は早めに娘を寝かしつけて、夫と
2人でゆっくりディナータイムを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:シチリア料理編・9月】


前菜はズッキーニのグラタン風。一度焼いたズッキーニに基本のトマトソースや
茹で卵やハムやチーズなどを合わせてオーブン焼きにした一品。アツアツなので
体がとっても温まる、秋らしいお料理です


パスタはノルマ風スパゲッティ。ノルマ風とはナスとトマトとバジルとリコッタ
チーズを使ったものです。トマトソースは前菜に使ったものと同じなので、少し
手抜きができるのが嬉しいですね。リコッタチーズは手作りしました


メインはメカジキのインヴォルティーニ。メカジキを薄く伸ばして長方形にする
のが難しいのですが、それさえできてしまえばあとはとても簡単なお料理です。
パン粉・松の実・レーズンなど、いかにもシチリアらしい詰め物を入れて


ひさしぶりのピクニックと息子の公園デビュー / おうちごはん(イタリア料理:基本・9月)

2016-09-03 23:59:08 | おうちごはん
今日は予報ではあまりお天気が良くないといっていましたが、今朝起きてみたら
晴れていたので、お弁当を準備して久しぶりにピクニックに行ってきました



娘と久しぶりに行く大きな公園。息子にとって初めての人のたくさんいる場所。
息子は抱っこしているあいだはずっと眠っているので、娘が楽しそうに遊ぶのに
思いっきり付き合うことができました


家族4人で来ることができたからか、娘はとても楽しそうでテンションも高くて、
パパに高い高いをしてもらうとキャーキャーと声を上げて喜んでいました


ひとしきり遊んだあとはお弁当タイム。思い立ったのが急だったので、炊き込み
ごはんのおにぎりと夕食の残りものくらいしか準備できませんでした…


テントを張ってお弁当を食べた後はリラックスタイム。

このころには息子ももう起きていて、テントの中で寝ころびながら、周りの子供
たちの様子を見ていたり気持ち良い風を感じていたりと、いつもなら抱っこして
いないと泣くのに、この時間はとても上機嫌で過ごしていました

やはり家の中で同じ景色や音だけだとつまらないのでしょうね。こうしてお外に
連れ出してあげるのも大事だなぁと思いました


食後は夫と娘がボール遊びをするのを見ながら、息子とまったり過ごしました。

久しぶりのピクニックは家族全員とても楽しむことができて、やはり外で遊ぶと
いうのは気持ちが良いなぁと改めて感じます

お昼寝をはさんで夕方は家でのんびりと過ごし、夜は早めに娘を寝かしつけて、
ゆっくりディナータイムを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:基本編・9月】


前菜は大麦とツナのサラダ。お米のサラダはイタリアンでもフレンチでも作って
きましたが、麦を使ったサラダはまた食感が違ってとても美味しいです。野菜や
チーズを色々入れてアレンジしても美味しそうですね


パスタはリングイネ・ジェノベーゼ。自家製ジェノベーゼソースは香りがとても
しっかりとしていて、本当に美味しいです。ジェノベーゼを食べるならソースは
絶対に自家製がおすすめですよ


メインはチキンとぶどうのさっぱり煮。いまが旬のぶどうを使った少~し甘めの
ソースが美味しい一品です。夫も私もブドウが好きですが、今年は娘がブドウの
美味しさに目覚めたようで、いまは毎日ブドウを食べています