元林院奉納舞

　以前、日舞の会で奈良の芸者さんにお会いしたと書きましたでしょ。
昨日は、その芸伎さんが春日大社で舞の奉納をされました。
　元林院というのは猿沢池に面した花町で、明治５年に設置を許可され花街として発展したそう。昭和３０年度まで栄えたけれど、その後は衰退して現在は十数人に減っています。
　「菊乃」さんは、そのなかで一番若い芸伎なの。素顔はとても可愛らしい方。
　日本の伝統的な文化を継承する為、日舞や鼓、書道に至るまで様々なお稽古に通われています。（１５歳の時からね。今は30少しだそう）
　昨日は７０年振りに元林院の芸伎が舞を奉納するとあって、各テレビ局のカメラが数台来ていました。
　とてもいいお天気に恵まれて、春日大社のりんごの庭で踊る菊乃さん。
さすがプロの踊りはちがうなぁ。芸事を仕事になさっている方は違う！
　支える方が多いのもうなづけます。

奉納の後は春日大社の貴賓館にて、中旬の献という伝統あるお食事を頂きました。（写真はマリママ日記を見てね）
　お食事はお腹一杯になるかなぁという様な量。でも、どぶろくがとっくりでついてたもんね！マリママは手酌でちびりちびり
　そこではっと気がついた！「そうだ！これって神様のお酒？って事はゲンがいい？お父さんにも持ってかえろうっと」
　いい気分だったけど、蓋をしてお土産に。お酒が苦手な夫ですが、「神様の
お酒だから」と勧めると「きついな～これ」と文句言いながら飲んでました。
　長生きするかもよ

　その後また場所を変えて、踊りを真近で拝見。菊乃さんお疲れだっただろう～。これからもがんばってね！