株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

ダヴィンチのエネルギー

2006-03-03 15:51:10 | 株に出会う
引けにかけての新興の人気銘柄の回復ぶりには度肝を抜かれました。
2時半頃までは、東証の先物に引きずられる形で、新興銘柄もいつものパターンでの連れ安でした。ダヴィンチも140K近辺で低迷しておりましたが、そこから11Kの上昇です。

しかし、戻しの悪い7860エイベックスは、引けの成り売りで処分し-70円。そして、既に26週線も割り込み、今日の反転が見られなかった4816東映アニメーションを、引け際に戻りの目安である6930円で売り-11Kでした。

今日のダヴィンチの買い増し分と、6787メイコーは、そのままホールドです。
このメイコーは、日足線を見ると分かりますが、1月18日に安値の7900円を付けております。今日も7900円まで引けにかけて押されました。しかし、そこからは8050円まで押し戻されております。つまり、下値として7900円が効いているということですね。

それに、このメイコーは今日でRSIが何と8%です。売られ過ぎもいいところです。

今日は、ダヴィンチも26週線の137Kが十分に抵抗線として機能しました。あれだけ後場の終盤にかけて日経が下げ、他の新興株も下げを強めていたにもかかわらず、ダヴィンチは139Kあたりで踏ん張っていたのがいい証拠です。

もう1つの押されっぱなしの8701イートレードですが、この株の26週移動平均は240Kでした。ところが、きょうは筆者が240Kで買い、239Kで損切ってから、なんと233Kまで落ちました。この段階で、この株の復活を見限って、板の登録銘柄から外したのでした。ところが、この株も新興市場のいわば花形銘柄です。引けに251Kまで復活しております。月曜日はダヴィンチともども、寄りから高く始まるようだとそのまま乗っても、余程のことがないかぎり上昇トレンドに切り替わるでしょう。

今日は、ダヴィンチのお陰で、抵抗線をどう見るかということについて実践的な勉強をしたのが、今更ながらですが、収穫でした。これまでは、あまりに自動的に売買ルールを適用しておりましたので、1日遅れで反発に合い悔しい思いをしておりました。

メイコーが月曜日に7900円を割り上に行けなかった場合は、引けにかけてそれを判断し潔く損切ります。その場合は、26週移動平均の7090円あたりまで更に下落する確率が高まるからです。そうなるとRSIもひょっとするとゼロに張り付く状況となるかもしれませんが、MSCBを出している訳でもない優良株が、そのような事態に陥ることはちょっと考えにくいですね。以前に、タカラバイオがRSIがゼロをマークしたことがありました。これはMSCBの影響だと思われます。徹底的に安くして、そこで株式に転換するという意図が見え見えでした。こうした、投資家を犠牲にするMSCBは、以前から主張しておりますが、何らかの規制を加えるべきと考えております。

それにしても、ダヴィンチ・アドバーザーズの反発エネルギーは凄い。ヘラクレスタイムに入ってからも今日の高値を抜いてしまう始末です。これで来週は切り返すでしょう。持ち続けた甲斐がありました。

デイトレを行う場合は、全体の場の動きに徹底的に個別株の上下も影響されることが、ここのところの神経質な値動きでよく分かりました。動くときは上にも下にもほぼ一斉に動くのですね。

これで何とか今週も大過なく乗り切ることが出来ました。来週は、メイコーの復活とダヴィンチの逆襲で利益を積み増しする週としたいものです。残りのキャッシュで、週末に十分に検討した銘柄に注目して、何とかこの難しい相場で勝ち抜く「技」を磨きたいと思っております。

明日の注目銘柄は日曜日までにアップします。
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この程度なら面白い相場だが

2006-03-03 11:20:03 | 株に出会う
やはり人気の不動産系が調子を取り戻すと、それに連動して他の株も勢いを増すようですね。

ダヴィンチ・アドバーザーズは、朝方押されてどうなることかと思いきや、26週線あたりの抵抗ラインは死守してくれたようです。これで安心かと思います。前場の終わりに例によって、わずかでも利確をしたい方々の売りに押されましたが、それでもOSCは30%とプラ転でのOSC+1%との好転です。筆者が待っていたのは、このテクニカルな形でした。そこで思わず、前場の終わりに142Kで買い増しました。

MACDの分足も昨日、そして今日のボトム圏です。ここを買い足さなくてはテクニカル売買をしている甲斐がありません。ここからは落ちても限定的かと。昼休みに朝方の不動産株の活況、そして調整を見た方々の行動がどう出るのか興味があります。筆者なら、これっぽっち回復したのを見ても、今更、損切りする行動に出る方は稀と見ております。それより、今日150Kまで戻してほっとして、そのまま、果報は寝て待てというパターンと、これ幸いと午前終わりの押し目に対して買いを入れるのと、2通りが有力ではないかと思います。もし、ここであわてて損切りする方々が大勢出るようなら、そして、今日の安値をも下まわるなら、これは一大事というものです。

前場は、他に7860エイベックスを2920円で、4816東映アニメーションを、悪い癖で上値追いの7050円で購入しました。そして、4835インデックスを+1K抜きで売買し、8701イートレードを、これも悪い癖で落ちるところを拾い、あわててキャンセルするも一瞬の差で間に合わず-1Kで撤退と、実にあたふたと取引してしまいました。

しかし、このように乱高下する相場は、うまく立ち回れば利益を得られるチャンスがあるため、一方的な下落相場に比べて、はるかに面白みがあります。来週もこうあって欲しいものです。
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