株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(3.23.06)

2006-03-22 23:04:05 | 明日のモニタリング銘柄
テクニカル用語の簡単解説

明日3月23日の注目銘柄です。

1.2432DeNA ▲

 OSC+6%の50%と急伸しました。これで直近高値をマークした2月27日の46%をきれいに抜いております。明日は340K~365Kの奪還への一里塚となるか注目。今日の後場から注目し始めたのですが、目を離したスキに引けにかけて急伸したようです。

2.2450一休 ▲

 これも引けにかけて810Kの壁を乗り越えて上昇しました。分割権利最終日の3月27日まではまだ少し間がありますが、今日でOSCも+3%の57%と上昇し、直近高値を付けた2月28日や3月14日の値を抜き去っております。後は850Kあたりまで空白地帯が拡がっておりますので、この株、明日は素直に上昇気流に乗るかどうか注目。

3.2448イーコンテクスト ▲

 不気味な上昇を続けております。OSCは+1%の58%と伸ばしました。とっくに直近高値の時のOSCは抜いております。後は1月16日のOSCの68%が控えておりますが、それにしては株価の伸びが緩慢過ぎます。ここは一発出来高次第なのでしょう。明日は、再度監視態勢を敷きたいと思います。

4.8789フィンテックグローバル △

 分かりづらいチャート形成ですが、OSCは+1%の53%と伸ばしながらも、直近高値時の62%は越えておりません。株価としては既に越えております。いずれにしても750Kの高値で3月14日に掴んだ方も、もう一安心の株価です。そうなるとこの株、非常に面白いことに、756Kあたりを明日越えてしまえば、800K越えまではこれといったしこり玉がないようなのです。一気の上昇も考えられます。この不思議なチャートパターンに敬意を表して明日の注目銘柄です。

5.8941レイコフ △

 どうも量的緩和政策の解除での金利上昇が不動産銘柄の重しとなって効いてきているようです。この株も3月13日の好決算を受けてストップ高をつけてからは、じりじりと押されてきました。今日やっと小反発しOSCは+1%の54%となり、最高値をつけた3月14日のそれに並びました。明日反発があるかどうか、地価公示の影響と合わせて、この株に注目してみたいと思います。

6.8706極東証券 △

 この株底力があります。明日は2025円の高値を抜いてしまえば、2100円から2200円を窺うかも知れません。OSCはこの株としてはまだまだ低い58%です。既に高値をつけた2月27日の55%を3%抜いております。(有)みつる という訳の分からない会社が筆頭株主というのがチョイと気になりますが、HPをざっと見ても何も出ておりませんでした。また、この会社の前身は富士証券だったようですが、日本のど真ん中にある富士を、なにゆえに、極東証券に変えたのか?極東という名前は、筆者など極東裁判を思い出しいささか暗いイメージがあります。あの気高く美しい(とされる)富士とは大違いです。どなたかご存じであればお教え下さい。まあ、こんなこと明日の株には全く関係ありませんが。

7.8606新光証券 △

 出来高を伴いながら今日もOSCを+1%の66%と伸ばしました。もう上には誰もおりません。まだPER18倍です。なかなか渋い証券会社です。筆者も3年前投資信託を買うために口座を作りましたが、株にのめり込んでいったため、対面が主体のこの会社とは結局取引をせず。担当のお姉様から何度も電話を戴きながら、ついに昨年口座を閉鎖しました。といった縁がある株です。何とか「恩返し??」をせねばなりません。

8.6423アビリット △

 今日も上げて、OSCは+8%の61%まで一気に行ってしまいました。これで2月27日に1810円の高値を付けたときのOSCを3%抜いてしまいました。そうなるとこの株、次の節目は1874円の高値(2月8日)その前に1840円越えの壁があります。ところが、この61%というOSC値はこの株としては、このところマークしたことがありません。まさに初体験ということになります。日足を見ると、きれいなWカップになっております。ここから伸びるのか、それとも息切れしてしまうのか、高OSCがどう効くのか注目です。PERは8.53倍なんですけれどね。こういう業界なので何故かあまり評価されないようです。

9.4114日本触媒 ▲

 読者のタイガーさんが3月14日に買った株です。17日からの切り返しが凄い。これで出来高を伴いながら、OSCは+7%伸ばして58%となりました。60%越えでこの株、過去はピークをつけておりますが、既に2月27日の直近高値の1338円は抜いております。明日1400円越えがあれば、そこから先は上値を取りに行くかも知れません。何かニュースでもと思って見てみたら、最新の記事では、何と「紙おむつ向けに需要が増勢」とあるではありませんか。てっきり日本のことかと思ったら、少子化の日本であるはずがなく、中南米や東欧で伸びているようです。高吸水性樹脂でこの会社25%の世界シェアだそうです。びっくりしました。タイガーさん、おめでとう。

10.7277TBK ▲

 このところの膠着状態から抜け出したようです。OSCが+7%の40%まで伸ばし、855円をつけた3月10日のOSC値の37%はきれいに抜きました。後は900円台を付けたときの51%というのがありますが、これを目指して明日からも上昇を続けるかどうか注目下さい。東京部品工業と言っておりました。筆者が追いかけていたのは400円程度の時でした。随分と成長したものです。TBKと改名したようですが、ちょっと色気がなさ過ぎます。多分、経営者の方々はかなりお年を召しているのでしょう。そう思って確認しようと思ったら、よくある会社情報欄に社長の顔写真なるものが見あたりませんでした。品質方針と環境方針のページにだけ、社長の名前が最後にさりげなく書かれているのみです。気に入りましたこの会社。老醜をさらけ出す写真を載せるぐらいなら、こうあるべきです。という訳で、明日の株価上昇を期待。

【その他注目銘柄】

・3754エキサイト OSC+1%の40%で切り返し気配。
・2410キャリアデザインセンター OSCが+5%の55%で直近高値時を抜く。
・9644タナベ経営 OSCが+9%の53%と急伸。962円を窺う勢い。
・4306バックスグループ 181Kあたりからの切り返しに要注意。
・8114デサント OSC+3%の51%とコンバージェンス。切り返し注意。
・6920レーザーテック OSCが+5%の63%と明らかに抜け出る。
・8458NIFSBMBC 9日の復配で上げてからの調整をこなす。
・7860エイベックス 直近高値のOSCを見事に抜く。明日どこまで行くのか?

以上です。明日もなかなか役者揃いのよい株に出会いそうです。
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いじめられっ子二人を保護

2006-03-22 15:56:58 | 株に出会う
後場はチタニウム兄弟の派手な上昇以外はこれといった値動きがなく、知り合いの訪問もあったりして場中の取引はありませんでした。

しかし、その中でも立ち直りの気配の見える株と、強気の上昇が期待できる株に焦点を合わせて場を見ておりました。

前者からは、よいしょと立ち上がりかけたかに見えた3387クリエイト・レストランツを3260円で、そして、先日一敗地にまみれている9478ワールド・ロジを238Kで引けに買いました。

後者の強気派の株は、6920レーザーテックです。7670円で指しておきましたが、引けに成り売る方がいなかったため出来ておりませんでした。仕方ありません。明日にチャンスがあれば買うこととします。

クリエイト・レストランツは、20日のような引けにかけての強引な売りは今日は見られず、OSCも+5%も反転して35%となりました。RSIはもっと伸びて+13%の43%まで行っております。まあ、ここで買わずにどこで買うといった感じで終わっております。明日伸びるなら完全復活でしょう。その場合、目先のOSCのターゲットは3800円の高値を付けた3月7日の37%ですから、もう目と鼻の先です。明日3300円奪回で恐らく並ぶのではないでしょうか。

ホルダーの皆さん、ほの明かりが見えてきました。もうすぐ夜明けが近いようです。しかし、まだ迂闊に洞窟の外には出ないで下さい。明け方の暗闇の中で、飢えた狼が牙をむいて密かに待ち受けているかも知れません。完全に夜が明けきって、彼らの薄汚れた肢体が白日の下に晒され、諦めて森の中への家路につくのを確認してからでも遅くはありません。その時を見計らって、久しぶりの陽光の中でこれまでの鬱屈した気分を一新するのが良いかと思います。何しろ病み上がりの身体に無理は絶対に禁物です。

もう1つのいじめられっ子のワールド・ロジ。3月14日の上げ以降の下落には、皆さん結構な肩すかしというか、失望感を味わったようです。そのショックの大きさからか、そこからの這い上がりにこの株、相当苦労しております。何とまあ、3月8日のどん底の安値229Kがすぐそこに見えるという、奈落の一歩手前まで行ったものですから、あの時勢い勇んで高値で買ったものの、あれよあれよと言う間の下落で為す術もなく、不安な気持ちで見守っていたホルダーの皆さんのお気持ちは察しても余りあるものがあります。

しかし、これで4日連続マイナス終了に終止符が打たれました。マイナスで終わるのとゼロで終わるのとは、天と地の差ほどあります。もちろん1Kでもいいのでプラス終了するに越したことはありませんが、この際贅沢を言ってはいけません。これまで雌伏4日間?を耐え抜いた方々からすると、ほっと一息がつけたというものです。しかしこの株、脈はまだあるものの、OSCがたったの+1%の42%です。229Kをつけた3月10日でも46%もありました。ほんの微弱な回復の兆しというものです。そんな半病人を筆者もよく今日の引けで買ったものだと、自分のことながらいささかあきれております。この突飛な行動は恐らく、我が愚妻が乏しい資金から285Kとやらでこの株を掴んだまま、いわゆる塩漬けとなっていることへの、ある種の「罪の意識」が作用しているのかも知れません。多分、竹槍でもいいから火の中に突っ込んで行って、そこでおいしい「栗」を拾って、早く飢えた我が愚妻に分け与えたいという、思いやりからの狂気の行動だったのでしょう。ここまできたら明日は、愚妻共々奈落の底に突き落とされないことを祈るばかりです。

以上、今日の後場の感想でした。明日の注目銘柄は、今日の引け際のリスキーな行動で疲れた心身を癒してから、夕食後にでもチェックしてその結果をアップロードすることとします。
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GFAのエントリーに失敗

2006-03-22 11:36:35 | 株に出会う
3月20日の注目銘柄で、今日も底打ち確認をしながらウォッチしていた8783グラウンド・ファイナンシャル・アドバイザリーのエントリーに失敗しました。

この株、3月20日には安値、高値とも切り上げて底打ち感は出ていたのです。しかし、テクニカル指標としては、OSCがまた3%落ち27%となっておりました。但しRSIは+3%の37%とコンバージェンスしておりました。実は、3月17日にはもっと良い形でプラ転して終わっていました。そして翌日は確かに上げて始まりましたが、何とその日の高値からは50Kも落とされて終わっていました。この日の寄り付きで買った人は我慢できずに引けに損切りしたものと思われます。

人はこうなるとやはり疑心暗鬼となります。誰もがおっかなびっくりで今日も板の動きを見ていた訳ですね。ところがポイントは、こうやって冷静に見てみると、寄りから一貫して、20日も今日も安値を切り上げていたということです。後は高値を切り上げさえすれば、その後の上昇は間違いないところでした。

そこで、20日の高値の872Kを抜いた後の勢いを見ておりましたが、一旦885Kまで駆け上がった後、どの株にも見られる一時的な調整がありました。その下落の勢いを見て、871Kまでおりてくるのを待っていた筆者は、一瞬躊躇し、一旦取り消してしまったのです。871Kでは1つしか出来ていないので、もし取り消さなくても出来なかったのは確実でしたが、この取り消しはよくある失敗です。人は、いざというときはやはり頭で考えた理屈はきれいさっぱりと忘れ、本能的に回避の行動をとるものです。

とにかく今日の反省点はなぜ872Kで待たなかったかということですね。この20日の高値こそ、セミプロ、またプロの方が、この切り返し途上の株に対して、虎視眈々と狙っていたリバウンドのチャンスでした。時間のある方はその後の動きを見てみて下さい。すかさず875Kでの買いが入り、後はほぼストップまで一直線でした。

こうした大局的な見方が一瞬に要求されます。そこに最大の勝機がある訳です。これを本能的に行える方は黙っていても勝てます。しかし、筆者のような煩悩を抱えた平凡な人間は、何らかのテクニカルな指標をよすがにして、できるだけ確率の高い方法を追求し、それをいざというときに、あれこれ迷うことなく攻め込むといった力が要求される訳ですね。

前場は、4847インテリジェントウェーブを409Kで売り+21K、そして、2459アウンコンサルティングを、557Kで売り+5K。この2つだけでした。

他の注目銘柄の平金、SUMCO、東邦チタ、東映アニメなどもエントリーのタイミングを逸し手つかずでした。

もう1つの低迷株3387クリエイト・レストランツは、20日はやはり引け際に戻されましたが、今日の引けで同じ轍を踏まずにプラ転で終われば、一枚噛んでおく予定です。

いやー、株は日々シチュエーションが異なるため、実に頭の体操になります。だからこそ面白いんですね。あのジェイコムで20億だか儲けた青年の気持ちが少しは分かります。彼は、趣味は?と聞かれて、しばらく考えた後「特にないですね。」と答えておりました。本当は「株」と答えるかと思ったのですが、それを自然に自制できたところが、彼の凄いところだと、愚妻共々思った次第です。筆者なら、あそこまで資産を株で増やした実績があれば、思わず「株です。」と答えてしまいます。それを言わないところが、彼が株であそこまで実績を残した秘訣だろうと思いますね。その点では非凡です。
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