株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(3.28.06)

2006-03-27 22:16:11 | 明日のモニタリング銘柄
あまりはっきりしない相場が続きますが、その中でもストップ高を付けるような銘柄もあります。出来高が少なくなっているからと言って放置すると翌日急に出来高を伴い動く株もあったりします。

明日の注目銘柄は、このように裏をかかれないよう慎重に品定めをしてみたいと思います。

テクニカル用語の簡単解説


1.3754エキサイト ▲

 特段悪いニュースはないようですが、このところ出来高も極端に細り下げております。しかし、OSCは29%と-4%ダイバージェンスし、このあたりで明日は切り返す気配です。女性向けにアンチエージングの店舗情報を提供することを今日発表しておりますが、この程度の中高年向けのニュースリリースではパンチ力不足が否めません。

2.3756豆蔵 △

 このところ気を吐いている豆蔵ですが、指数値が3月9日よりも落ちております。売買指数も17%まで下落。OSCは前日と同様の42%です。明日は、チョイ下落からの反転があるかも知れません。何しろ、社長の経営計画発表だけで一転人気銘柄になったようです。出来高が細ったとはいえまだ1700株も出来ております。エキサイトの60株とは雲泥の差です。明日は押されたところからの反発のタイミングに遅れないよう監視態勢を敷いておくといいかと思います。

3.6819オメガプロジェクト ▲

 OSCが-6%の28%でダイバージェンス。明日はOSCが30%越えで始まるようだと切り返し濃厚。指数値も金曜日に3月6日を下回る。一発爆上げもあり得るなかなかに面白い株です。映画と投資ファンドという変な組み合わせのビジネスで、思わぬ利益を計上したりする、いわば「名脇役」とでもいうべき株。100株単位で取引できるため、小銭が集まり時として活況を帯びるプチ小型株でもあります。

4.8894原弘産 ▲

 山口県内のマンション、賃貸住宅など手がけながら、風力発電や太陽光発電でも稼いでいる異色のデベロッパー。OSCが+6%の53%と急伸し、直近高値の366Kの更新を窺う勢いとなっております。転換社債は気にくわないのですが、環境事業というのが気に入りました。明日は初めて値動きをチョイと注目。


【その他注目銘柄】

・2465ラヴィス OSC+1%の50%と伸ばす。出来高も増えております。
・8942シンプレクス・インベストメント 逆張り。860Kあたりからの切り返し
・8709KOBE証券 OSCが+5%の38%へと伸びる。配当発表しても伸びない七不思議の株です。
・3791プロダクション・アイジー OSCが+1%の38%と理想的な伸び。
・9702アイ・エス・ビー 1800円越えの上放れ注意。
・4822ハドソン 2月27日の高値時のOSC57%を2%抜く。700円奪回注意。
・3736コネクトテクノロジーズ OSCが32%でダイバージェンス。切り返し注意。
・4290プレステージインター しぶとく切り返しOSCが+7%の68%と伸ばす。

こうしてみると、明日出会う株というのは、どうもあまりぱっとしない脇役連中ばかりになってしまいました。別に意図した訳ではありません。こうした脇役が脚光を浴びることもままあることでしょう。銘柄に難癖をつけてはいけません。とにかく勝てばいいのですから。
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後場は戦果上がらず

2006-03-27 15:54:34 | 株に出会う
後場は一部の株を除いて全く買い場がありませんでした。引けにかけてもこれはという動きが見られず、少し反発気配のあった9378ワールドロジを、240Kで買いましたが、引けは239Kに落とされる始末。愚妻が損切りを躊躇している株なので、反発するところに乗じて少し挽回をしてやらねば、との意識が強すぎました。しかし、何とか+1Kで終わってくれOSCは-1%の31%とダイバージェンスしております。底が抜けるのをかろうじて防いでいる形でしょうか。それにしても、この株との付き合いが長くなりすぎました。そろそろ縁を切りたいのでが、縁を切る前に「慰謝料」を一発当ててからと思っております。この株、指数値も3月22日を底に、少しずつ切り上げてはおりますが、皆さん撤退時期を230Kに定めているようです。チャートからは誰が見てもそうですが、こういう後ろ向きの心理状態では上がるものも上がらないようです。

後付になりますが、今日見逃していたのが2338ザイオンです。3月17日に16K上げた日の指数値より金曜日は下げていました。今日はほぼ底値を打ったと見た方からの買いが入ってストップ高まで行ったようです。2471エスプールは筆者のエントリー価格(1K及ばず)の失敗。ザイオンは見逃し。こうなると勝てる訳はありません。前場に買っておいた2725ITXも206Kで手放し-3Kです。これでワールドロジ以外は手持ちがありません。

今日はこれから外出します。明日の注目銘柄は、今日のようなドジを踏まないよう心機一転検討し、夜にアップします。
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T&Gニーズの教訓

2006-03-27 12:14:30 | 株に出会う
今日は、朝高から思ったように伸びず、3776BBTの526K売りの+24Kはいいとして、4239ポラテクノは、339K売りで-6K、そして期待していた4331T&Gニーズは、172Kの+1Kでやっとの思いで撤退しました。
また、落ちてくる刀を拾ってしまった2725ITXは、209Kでの試し買いでしたが、前場終了段階で-4Kの含み損です。

問題はT&Gニーズです。まだ今日の終了まで分かりませんが、TOPIX買いの期待で買い上がりが見られたものの、金曜日も高値の177Kから171Kまで降りてきて、筆者が追加買いができた程でした。皆さんの期待を盛り上げておいて、そこから一気に売り浴びせるという、その筋のプロの方々の策略にどうも嵌ったようです。今日はテクニカルには172K以上で終わらないと、明日以降第三弾の爆弾があるかも知れません。166Kまで前場に降りてきたときはすぐに指そうとしましたが、到底間に合いませんでした。165Kでとりあえず第三弾の投下があったときのために待機しておりますが、果たしてどうなりますか?

教訓は、金曜日の177Kから171Kまでの第一次の爆弾投下を見て、風雲急を告げていることを察しなければなりませんでした。ところが、金曜日はその後の盛り返しでOSCも+1%の53%と理想的に終わっていたのです。BBTの売り時は慎重に見極めておりましたが、このT&Gも177Kを上回れない朝の勢いから一旦利確に走るべきだったのですね。

話題で上げた銘柄は、その裏で密かに高値で売り抜けようとする勢力が必ず存在すること、これをこれからは肝に銘じなければなりません。好業績で上げてきた銘柄が発表前日をピークに下げに転じるなど、このパターンの典型ですね。このあたり、良いニュースとテクニカルなポジション、そしてこれから反転してもおかしくないチャートポジション、こうした要素が重なり合っていたため、筆者はある意味で相当に安心しておりました。ここに落とし穴があった訳です。もちろん、今日177Kを抜いていれば、こうした潜在的な売り圧力も後退していた訳ですね。そこは紙一重の攻防でした。

前場では、2471エスプールが、本格反転に転じる日だったようです。最初の急騰時に320Kで指しておりましたが、321Kまでは急降下してきたのですが、タッチの差で出来ずでした。勢いが良い日の株は、多少高めで指すべきでした。ちなみに320Kというのは前日終値でした。

これだから本当に株は難しいものですね。普通にやっていたのでは、今年のような難しい相場ではイーブンがいいところでしょう。
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