株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(3.22.06)

2006-03-20 22:45:24 | 明日のモニタリング銘柄
明日(3月22日)の注目銘柄です。

1.3360グリーンホスピタルサプライ △

 3月10日の高値の時のOSC46%に並びました。ここから更に上げにかかるのか、一旦小休止で利確の動きが強まるのか、地合にもよりますが、ここまで押されての久々の反発でしたので、明日も引き続きご注目下さい。週足で見ると見事に底打った感じはあります。これまでの天井が摩天楼あるいは鐘楼のような珍しい形をしています。

2.3399丸千代山岡家 ▲

 ここのところ、少し上げては引けにかけて落とされており、そのため指数値が2月28日以来まで落ちております。明日も、更に落とされるでしょうが、500Kを死守できれば、そこからの反転があるかも知れません。OSCが+2%の34%とコンバージェンスしております。RSIも+1%の60%でコンバージェンス。第一売り目標は530K。

3.8606新光証券 ▲

 証券株が軒並み急伸してきました。OSCが65%と3月13日の64%を抜き、昨年来高値の更新です。この株、PERがまだ18倍と、最近急伸の丸三やコスモの24倍程度よりも割安です。丸三の気が狂ったようなOSC88%に比べれば、まだまだこの株の上昇余地ありとの見方も可能か。PERが丸三やコスモ並に上昇するとすると900円越えとなります。

4.9756ASKPLANNING △

 先週金曜日の初動は気にしていたのですが、今日も激しく戻しております。2月24日に好決算を発表したにもかかわらず、その後の調整の理由がよく分からないため、保留としていたものです。今日でOSCも+8%の56%と完全に抜けました。2月27日の高値をマークした時が53%でした。1000円を超えていた株です。まだまだ上昇の余地はあるかと思います。ちょっと手出しが遅かったかな。でもまだPERは20倍。

5.4325バンダイビジュアル △

 2月10日に大和総研がどういう意図からか、レーティングを引き下げてからは、まさに苦難の道でした。この愛称バンビは、今日はOSCが+1%ですが前日比+15Kと上げにかかり、やっと500Kの挽回が見えてきたようです。出来高も回復しつつあります。メリルがトピックス連動資金の買いが予想される銘柄として、このバンビ他を3月2日に挙げております。これが本格的な追い風になるかどうか注目。明日は、今日の上げすぎからの利確の波をこなしてからの買い出動の動きに追随するのが良いかと思います。

6.2351アドミラルシステム ▲

 また戻してきました。指数値は17日が最低値をマークしましたが、まだ前回の暴騰前夜の3月13日よりも低い値です。OSCも3月15日に並びました。明日は、やはり出来高が勝負です。一瞬の高騰劇ですので、目を離さずに大口のパクリ喰いにすばやく追随することです。

7.4816東映アニメーション ○

 OSCが3月15日の58%に再度並びました。明日はいよいよ7800円越えが見られれば、その上は8400円までスカスカに空いております。そこを突破できるかどうか注目。筆者は抜けると見ております。

8.3436SUMCO ▲

 今日は結構上げましたが、これでもまだOSCは+3%の45%です。3月13日の高値時の45%に並び、またその前の2月27日の高値の時の45%にも並びました。ここから先は6000円台が控えております。そこを突破するかどうかは明日が正念場です。

9.5727東邦チタニウム ▲

 このところ2月27日の高値以来の調整が長引いておりましたが、今日でOSCが50%になり抜け出す気配です。25日線も今日下から抜きました。明日は7800円を窺う勢いがあるかどうか注目。それが抜ければその後は8000円奪回が視野に入ってきます。

10.5541大平洋金属 ▲

 久々に平金にも登場して頂きましょう。OSCが+3%の42%となり、直近の3月14日に高値を付けた時のOSCを1%ですが抜きました。2月28日の高値の時の54%まではまだ距離がありますが、明日から反転開始かどうかご注目下さい。


【その他注目銘柄】

・3390ユニバーサルソリューションシステムズ
 OSCが直近14日の45%抜きの48%に。330K~345K目標。

・8995誠建設工業
 OSCが+3%の47%へ。3月9日の45%を抜く。後は3月2日の52%。

・4822ハドソン
 OSCが+4%の56%となり、直近高値の48%を抜く。出来高も倍増。

・8611コスモ証券
 出来高を伴い直近高値更新。OSCも更に伸びて68%。年初の高値更新するか?

・5803フジクラ
 慎重にOSC+1%の54%と伸ばす。
 明日は1260円から1300に向けての上昇なるかどうか注目。

・5448東京鋼鐵 
 OSCが67%と伸び、3月14日の高値マークの日はおろか、1月31日の748円をマークした時の67%も抜き去りました。

以上です。東証銘柄が結構多くなってしまいましたが、これは致し方ありません。別に東証に意図的にスポットライトを当てた訳ではありません。そういう場の流れなのでしょうね。あまり、特定の銘柄にこだわらず流れに身を任せるのも、勝つための大切な処方箋かも知れません。
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万有引力の法則が株にも

2006-03-20 15:44:40 | 株に出会う
どうも、株も人生も一度悪い方に転がり続けると、そこからの脱却に要するエネルギー量は、普段の何気ない動きに必要な量の何倍もいるようです。それは、下落を食い止めるエネルギーと、上昇に持って行くエネルギーの2つが必要とされるためではないかと、ふと思ったのが今日の相場でした。

その典型が9378ワールドロジ3387クリエイト・レストランツ3796いい生活、そして、8783グラウンド・ファイナンシャル・アドバイザリーといった銘柄でした。

いずれも、一度はいい感じで上昇するのですが、すぐに壁にぶつかり、そして停滞をし始めると、「待ってました」とばかりにどこからともなく売りが湧いてくるので、それを見て、そろそろ底だと思ってその日に買い上がった方々の、手じまい売りもしくは失望売りが、更に引けにかけての下落に輪をかける、という悪循環です。

その点、勢いのある株の引けの動きは違っていました。

4847インテリジェント・ウェイブがその例です。

筆者は朝の新聞ではマークしておりましたが、場中はたまに覗く程度でした。後場の終了前15分くらいの様子では、高値からジリジリと押されており、テクニカル面では379Kを割り込むと危ないと思って見ておりました。そこから切り返すようだと買いと判断し、380Kで指しておりましたが、こうした上昇株は、やはり皆さんこの押し目を狙っておりました。一瞬379Kにタッチするもどこからともなく買いが湧き出てしまい、結局388Kで買う羽目になりました。しかし、これでこの株、OSCは+8%の51%と伸び、3月13日の53%を射程にとらえました。これを抜けると2月21日の410Kの壁を崩すばかりか、2-3日かけてその上の453K(1月16日の安値)あたりまで行くかも知れません。筆者はライブドアショック+マネックスショックのその日の午後に、この株の急激な下落過程でつい433Kで拾ってしまい、引けに411Kで撤退した因縁の株です。という意味もあり、何とか損失の半分でも返してもらわねばなりません。引けにかけての勢いで、少なくともあさっての410Kまでの上昇を確信した次第ですが、さてどう出るやら。

もう1つ、引け際に買ったのは2459アウンコンサルティングです。買い手がかりは、3月15日の直近高値の614Kを付けたときのOSC値である39%を今日抜いて41%となっていること、そして、直近安値をつけた3月8日の指数値を今日は6Kポイント抜き返したこと、この2つです。買い値は552Kの今日の最安値に近いところですが、引け間際に筆者のように狙っていたお方の買いが入って554Kで終わっております。

こうして、引けにかけての動静で翌日の動きを先取りしないと、10Kくらい高めで始まる(上に窓を開ける)ことが多く、特に売買の多い銘柄はこうして日を挟む方が値幅取りが楽なようです。もちろん、オーバーナイトのリスクは承知しながらとなります。今日の全体の場の動きを見る限り、新興市場はじり貧とはなっておりますが、指数面を見る限り軽微な下落調整に留まっております。勢いの良い株が明後日にその勢いがそがれるような雰囲気ではありませんでした。銘柄選別での強弱感が混在する地合だったかと思います。

さて、明日(3月22日)の注目銘柄は、明日に検討の上ブログにアップしますので、それまでお待ち下さい。
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裏のない株はやりやすい

2006-03-20 11:31:43 | 株に出会う
前場の終わりに愚妻が2318ビービーネットはどう??、と聞くので止めた方が良いと答えておきました。1年以上、この株をウォッチしておりましたが、ついに最近消しました。要するに、業態もよく動くときはそれなりの値動きもあり、個人投資家の人気銘柄でもありますが、MSCB銘柄の典型的な特徴を持っており、テクニカルに反応しないのですね。証拠がないため憶測と言われても仕方ありませんが、このことは筆者がこれまで数多くのMSCB銘柄で実際に経験してきていることなのです。MSCB銘柄というのは、何かの力が働いているとしか思えない値動きをします。当然ながら、安く安く引っ張る時は、転換価格を低く設定したいお方が、恣意的に動いている訳ですね。それ以外に説明しようがありません。

今日は、金曜日に買った銘柄を全て利確しました。

2321ソフトフロントを+2Kの156Kで、2448イーコンテクストを+7Kの387Kで、8114デサントを+36円の710円で、そして、4331T&Gニーズを+2Kの168Kでした。

稼ぎ頭のデサントは、金曜日の後半からのウォッチですが、実に素直にテクニカルに反応してくれました。今日の売値の710円は2月27日の安値の690円の次の節目の2月16日の安値でした。これを越えると後は755円というのがありますが、いくら何でも今日そこまで行くエネルギーはない、と見ての判断でした。この株は金曜日にOSCが48%と抜き出て終わっておりました。2月24日の直近高値を付けた時のOSC44%をきれいに下から抜いていた訳です。そうなると次のOSCの節目は、2月7日の高値の850円を付けた時の62%しか残されておりませんでした。つまり、売り方が圧倒的に少なくなっていた訳ですね。

こういう、MSCBなど絡まなくて分かりやすい株だけを手がけていけば、そう苦労することなくプラスには持って行けるようです。要するに、難しい局面にある株や癖株については迂闊に手を出しても勝率は半々である上に、リスクは結構高い訳です。君子危うきに近寄らずと言う格言がありますが、株で継続的に勝つには、修羅場にあえて入ることはしない、というのも1つの鉄則かと思います。

前場は、アドミラルシステムやゲオの反発を見過ごしてしまいましたが、あさってに向けて、じっくりとテクニカル妙味のある株を見つけておきたいと思います。
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