株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

一旦東映アニメを切る

2006-03-10 15:46:40 | 株に出会う
後場は、あまり伸びない相場の中で、デイトレで少々稼ごうといくつか売買。まず8936リプラスを311K買いの315K売り。3789ソニー・コミュニケーションネットワークを2度にわたり+1K抜き。そして、引け際に3387クリエイト・レストランツを3610円で買いました。これは来週への持ち越しようです。

いずれも、OSCが前日プラスに伸ばしながら、売買指数が前日よりできるだけ低くなっているタイミングを捉えての買いでした。つまり、そうしたテクニカルポジションがその日の上げエネルギーの充満度を現しているかどうかの検証をかねてのトライアル売買でした。

いずれも狙ったとおりの値動きを示しましたので、来週以降もデイトレのテクニックとしてこれらを使用しようと思っております。

ちなみにクリエイト・レストランツは、これでOSCが+7%の44%と明確に反転し、かつ売買指数も93%から67%へ下がって終わっております。また3月1日の安値をきれいに下抜きです。5日移動平均線は固めた模様なので、売り目標は25日移動平均線の4100円あたりです。

それにつけても、動きの悪い4816東映アニメーションは、ついに切りました。昨日のプラ転できょうこそ7160円を勢いよく抜けるかと思いきや、またまたズリ下げられました。この株、既に26週移動平均線も割り込んでおります。その下の9ヶ月移動平均の7160円に今日はチャレンジしながら跳ね返されております。そうなると、この攻防ラインを超えるまでは、更にその下の24ヶ月移動平均という、恐ろしい谷が待ちかまえているのです。それは5877円ラインです。そうした観点から、今はまだ弱いと考え、ホールドするテクニカルに強烈な理由もなく、7040円でやむなく切りました。-50円と軽微な損ですが、かけた時間からするとそれ以上の損失ですね。メイコーの二の舞はいくら何でも避けねばなりません。

そのメイコーは、OSCが+7%の48%と抜けでて、RSIも+15%の26%まで回復しました。もうこれで底が確認されたでしょう。来週、もし爆上げの兆しが見えるならその時こそ、追加買いのチャンスと見ております。1日で500円位は楽にこの株は上げます。何せMM銘柄ですから上げるときは一気です。買い値の8700円はもう目と鼻の先まで来ております。この株では、中途半端なポジションで、いくらテクニカルには良いからと行って買うことのリスクを学びました。それが収穫と言えば収穫ですが、東映アニメーションで同じ愚を繰り返すことはできません。こうした攻防ラインについてあまり調べないまま2月28日買い参戦し、その後はOSCのコンバージェンスを頼りに3月2日までホールドしたのが誤りでした。翌3月1日のホールドはまだしも、2日はもう前日の安値、高値も下まわり、かつRSIも落ち280円も下げております。この段階では仮に-450円になっていたとしても絶対に降りるべきでした。次々とホールドの言い訳を見つけては、損切りを1日延ばしにしてきたことは、大いなる反省事項です。まさに行動ファイナンスで言われている通りに、自ら実践してしまった訳です。何たる馬鹿か、自分の弱さを改めて痛感しております。

さて、これでメイコーとクリエイト・レストランツの2銘柄のみの保有と大変身軽になりました。キャッシュ比率75%程度です。これで来週の相場がいかように動こうとも、デイトレのテクニックと、今週にソフトフロントとF&Mで実証された、オーバーナイトでの鞘抜きで何とか勝ち抜いていける算段が立ちそうです。

明日(13日)の注目銘柄は、週末にじっくりと今週の成果をベースに検討してからアップします。
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株の集団心理をうまく使って

2006-03-10 11:41:55 | 株に出会う
今日の市場のセンチメントは、昨日の量的緩和を好感しての上げ継続ということではなかったかと思います。しかし、あにはからんや日経平均の出だしはマイナスで始まりました。しかし、そこからの下落が大したことはないと見るや、高値へ登りつめて行きました。それに釣られて新興市場も強気の上昇開始。しかし、昨日からの上げ疲れがあるのでしょうか。まだ本復していない身体にとっては、ちと無理が過ぎたようです。

そんな中で、前場は昨日仕込んでおいた4771F&Mを、乱打線に突入の時に255Kで売り払いました。+9K。

後は、本命株に指名していた4305IMJを168Kで仕込んだものの、出来高が増えず、OSCもマイナスになってきましたので、+1Kで一旦おりました。

その他8902パシフィックを遊びで1K抜き。これも手がかりは、昨日のOSC+5%、売買指数-36%の120%への下落という、かすかなシグナルでした。ダヴィンチ同様、今の状況ではOSCが50%を超えるとチョイと上値が重くなるようです。

その点、これは当方のミスでしたが、8888クリードが、昨日は、OSC+1%の50%で売買指数が173%から71%まで落ちておりました。メモ書きには残していたのですが、ブログにアップする際、OSCのコンバージェンスと売買指数の100%以下は、注目銘柄の対象にすべきところ、うっかり抜け落としていたようです。OSCコンバージェンスですから、今日は昨日の終値より安いところで拾う戦法でした。そして、昨日の安値の493Kを割らないことを確認しての買い出動が、理想的な売買だったのですが、後の祭りです。もう売買指数は157%まで前場で行ってしまっておりますので、ここからの上げは限定的かと思います。

さて、こうして持ち株は6787メイコー4816東映アニメーションという、市場の動きや人気とは一線を画する異色の2銘柄のみとなりました。

メイコーは今日で誰の目にも明らかに切り返したようです。このところのOSCのピーク値である3月2日の43%を+3%超えました。奇しくも、前場の最高値がこの日の終値の8250円です。この後来週にかけては、筆者の買い値の8700円位までの戻しはあるでしょう。そこから先9000円の攻防を超えれば、9500円、1万円と続きますが、まあ、ここまでギリギリの攻防に耐えてきたのですから、この銘柄の癖をとことん見定めるつもりです。しかし、今度明らかな下落サインが出たら、これはあまり遊びすぎても馬鹿みたいですので撤退します。

ところで、我慢のし甲斐があった銘柄といえば、もう1つ、福岡Qボードの8996ハウスフリーダムです。今日はなんと2150円高です。これは上場来の最高の反発です。いよいよ売り枯れて来たのだろうか?上場から昨日までの売買高が14120株です。10株単位での売買ですので、1412人が10株単位で売買を繰り返したことになります。もともと上場時には800人しか株を持つ人がいない、極端に需給が逼迫していた株です。そのうち1412人÷2=706人が下落に耐えきれず売り飛ばしてきた勘定になります。残り100人ほどは筆者のように反転を狙って持っている者でしょう。後は4万円以下で仕込んだ160人(1600株)ばかりの人間がいることを考えると、見事に反転の説明がつきます。つまり、706人+160人=866人となります。66人の端数は2度以上売買している人でしょうか。

と言うわけで、この株もこれからの動きが楽しみです。
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