後場は、後半に場全体が停滞しているのを見て、持ち株を全部処分しました。4771F&Mは+3Kの247Kで、4306バックスグループは+2Kの184Kで、そして3796いい生活と3789SCNは薄利撤退、といったところです。
明日の楽しみとして引け際に、4306バックスグループを185Kで買い戻し、3360グリーンホスピタルサプライを160Kで買いました。この2つが持ち越しです。
今日も難しい展開でした。何となく追随買いをしても利益を得ることは難しいようです。狙いを定めた株が押されたところを、根気よく待って拾うという戦法が一番よさそうです。売り時も、この相場ではかなり神経を使います。思ったような上げエネルギーがないのですね。皆おっかなびっくりで参加しているのが目に見えるようです。
ということで、明日もメリハリのきいたトレードをするためには、売買する銘柄の選別が必要です。そこで明日の注目銘柄です。
テクニカル用語の簡単解説
1.2461ファンコミュニケーションズ ▲
今日は押されるところまで押されたようです。さすがに636Kの安値は売られすぎでした。筆者が付けている指数値はその途中経過では何とマイナス値をマーク。我が目を疑いました。これは11月30日を500000と置いての累計の指数値でした。仕方ありません。1000000と置き直しました。それでも今日の終値での指数値は558000です。初値から約44%の下落ということになります。実際には初値がついた日の終値は644Kなのでチョイとおかしい計算ですが、これはいわゆる窓を開けて寄りつくケースを勘定に入れた累計計算値のためです。まあ、それはそれとして、OSCが+12%の48%と明らかに反転しました。直近の高値903Kを付けた3月14日のOSC55%を抜けば本物ですが、明日は果たしてどうなるでしょうか?筆者なら迂闊に飛びつかずに、押し目をじっと待ちます。猫が根気よくネズミを待つようにです。待つポイントは高く始まれば今日の終値、安く始まれば660Kあたりでしょうか。
2.2440ぐるなび △
久しぶりに春の歓送迎会シーズンたけなわの今、この株を取り上げてみます。OSCを+7%の49%と伸ばしました。高値を付けた3月13日のOSC54%にはあと一息です。一応330Kあたりに抵抗線があることは心に留めておいて下さい。それを超えると340Kから350Kの奪回が見えてきます。しかし、日足で見てもこの株、昨年末から年初にかけての面影がありません。どうもどなたかに骨抜きにされたようです。骨がないということは蛸のようなものですので、明日その蛸壺から何が出るかは誰にも分かりません。しかし春たけなわです。何かの間違いでニョロニョロと出て来るかも知れません。その時はありがたく頂く戦法です。
3.4239ポラテクノ ○
あえて○を付けたのは、指数値が最低なのは当然として、乖離幅-3KとOSCが43%で前日同値、という条件を満たしているためです。どういう因果でこの有沢製作所や日本化薬の由緒ある子会社がここまで貶められるのでしょうか。そろそろこのあたりで許してやってもいいのではないでしょうか。これは全くの推測ですが、この会社の名前が災いしているのかも知れません。「ポラテクノ」というのを早口で喋ると「ポルノ」と聞こえてしまうのは筆者だけでしょうか? これがこの株、世間様から理由もなく叩かれる所以でしょう。くしくも、今日の安値の313Kというのは、筆者の誕生日、3月13日と同じ数字です。筆者ならそれに免じて無罪放免としますが、果たして世間の風当たりは明日は如何に? とにかく押されている株です。油断は禁物です。下で待つとしたらもちろん3.13です。
4.3399丸千代山岡家 △
ついでに貶められっぱなしの株をもう1つ。こちらの名前は由緒ある日本料理屋のようですが、単なるラーメン屋です。ただし、MM銘柄というのが「災い」して、ここまで色々なお方に弄ばれてしまいました。もう身も心もボロボロです。こうなると筆者の判官贔屓が昂じてチョイとしゃしゃり出てきたくなるというものです。この叩きようは、あまりにひどい仕打ちと言わざるを得ません。しかしラーメン屋だからといって馬鹿にできません。何せ日本人ほどラーメンに愛着を持っている国民はいません。その証拠に結構な行列を作って老若男女が待ちくたびれているのは、例外なくラーメン屋なのです。この株OSCが+1%の36%とコンバージェンスしているのは買い材料ですが、PER25倍はまあまあ妥当だとしても、356Kという上場来安値から見るとまだ凋落しきっていないのが少々気になります。しかしその上場来安値の時よりも指数値が低いのに免じて、明日は横目で少々注目してみてはいかがでしょうか。ひょっとするとラーメン百杯分の利益をもたらすかも知れません。今日の損失はちょうど300円ラーメン百杯分ですので、あながち実現性が低いとも言い切れません。
5.3796いい生活 ▲
筆者が今日は薄利で手放しましたが、改めて見てみるとどうも反転の兆しが濃厚です。OSCが37%と9%も伸び、3月9日の736Kの高値をマークした日の41%以来の高い値なのです。しかし、成長期待が大きいせいか、まだPERは428倍もあります。毎年の利益の428年分も期待されているのです。筆者など最低5回は生まれ変わらないと、この株の行く末を見届けることが出来ません。誰がそんなもの信じるものですか!!しかしながら、そのことと明日上がるかどうかという「刹那」の問題と混同してはいけません。出来高が今日はまだまだ控えめでした。それが大きく伸びるときこの株でひょっとすると「いい生活」が始まるかも知れません。ちょっと駄洒落が過ぎたようです。失礼しました。
6.6727ワコム △
この会社、色々と毀誉褒貶もあり筆者はずっと監視だけしておりました。しかし、注目すべき時には注目するのが、客観性を重んじるテクニカル派の礼儀というものです。何せこの会社タブレットでは世界一といっても過言ではありません。今日でOSCが+9%の43%と切り返しました。RSIも29%から38%へと明らかな反転です。
7.9984ソフトバンク ▲
この重たい株がよく抜け出ました。これでOSCが+8%の50%となり、直近の高値をマークした3月20日の45%をきれいに抜きました。後は、OSC面では2月8日の56%というのがありますが、その前に3300円から3400円あたりの壁を突き崩さねばなりません。ボーダフォン買収の戦略的な正しさは、筆者が3月18日に指摘した通りです。何せ、孫さんは「命を賭けても世のため人のためデジタル情報革命をやり遂げる」と公言しているのです。何度も言いますがこの決意がNTTやauの経営陣にありますか?
8.5480冶金工業 △
この株、OSCが+14%も伸び57%となりました。2月27日の高値の560円をマークした時のOSCである55%を抜きました。既に銀行管理体制を伴った一時期の低迷期からはすっかり立ち直っております。明日は更に強気に年初来高値をめざすかどうか注目。筆者がまだ生まれる前の激動の1925年設立のステンレス綱のこの老舗に、今更何の論評も加えることはありません。ひたすら尊敬するばかりですが、一言だけ「明日も上げろよ」とだけ申し渡しておきます。
【その他注目銘柄】
・4809パラカ
出来高は少ないのですがOSCが+3%の60%と抜け出しました。明日は350Kを狙える位置に来ております。
・3789ソニーコミュニケーションネットワーク
今日は出来高少なく不発でしたがこれでOSCが+10%の49%と勢いを取り戻しつつあります。このところの低迷から脱するかどうか明日は注目。もう一息です。
・8706極東証券
この株、どうも株通の方に人気があるようです。デリバティブなどという難しい商品を扱っている謎めいた社名が、その人気に拍車をかけているのでしょう。OSCを何と+8%の64%と伸ばし、3月14日の高値の時に並びました。2000円を超えてきましたので、年初来高値がそろそろ目と鼻の先です。
・4313IXI
OSCが+10%の43%と切り返しました。出来高が細っておりますが、明日あたりから切り返すかも知れません。
以上です。今日はサイバーエージェントやインデックスといった新興市場の先行指標となる銘柄が結構上げたようです。これは明日の好材料です。
注目銘柄は、こうして眺めてみると、少々ひねくれ者が多いようです。しかし、その世界では実績を残している強者揃いです。明日こそ、こうした株に出会い、春の宵の桜の花のように心を和ませて欲しいものです。
明日の楽しみとして引け際に、4306バックスグループを185Kで買い戻し、3360グリーンホスピタルサプライを160Kで買いました。この2つが持ち越しです。
今日も難しい展開でした。何となく追随買いをしても利益を得ることは難しいようです。狙いを定めた株が押されたところを、根気よく待って拾うという戦法が一番よさそうです。売り時も、この相場ではかなり神経を使います。思ったような上げエネルギーがないのですね。皆おっかなびっくりで参加しているのが目に見えるようです。
ということで、明日もメリハリのきいたトレードをするためには、売買する銘柄の選別が必要です。そこで明日の注目銘柄です。
テクニカル用語の簡単解説
1.2461ファンコミュニケーションズ ▲
今日は押されるところまで押されたようです。さすがに636Kの安値は売られすぎでした。筆者が付けている指数値はその途中経過では何とマイナス値をマーク。我が目を疑いました。これは11月30日を500000と置いての累計の指数値でした。仕方ありません。1000000と置き直しました。それでも今日の終値での指数値は558000です。初値から約44%の下落ということになります。実際には初値がついた日の終値は644Kなのでチョイとおかしい計算ですが、これはいわゆる窓を開けて寄りつくケースを勘定に入れた累計計算値のためです。まあ、それはそれとして、OSCが+12%の48%と明らかに反転しました。直近の高値903Kを付けた3月14日のOSC55%を抜けば本物ですが、明日は果たしてどうなるでしょうか?筆者なら迂闊に飛びつかずに、押し目をじっと待ちます。猫が根気よくネズミを待つようにです。待つポイントは高く始まれば今日の終値、安く始まれば660Kあたりでしょうか。
2.2440ぐるなび △
久しぶりに春の歓送迎会シーズンたけなわの今、この株を取り上げてみます。OSCを+7%の49%と伸ばしました。高値を付けた3月13日のOSC54%にはあと一息です。一応330Kあたりに抵抗線があることは心に留めておいて下さい。それを超えると340Kから350Kの奪回が見えてきます。しかし、日足で見てもこの株、昨年末から年初にかけての面影がありません。どうもどなたかに骨抜きにされたようです。骨がないということは蛸のようなものですので、明日その蛸壺から何が出るかは誰にも分かりません。しかし春たけなわです。何かの間違いでニョロニョロと出て来るかも知れません。その時はありがたく頂く戦法です。
3.4239ポラテクノ ○
あえて○を付けたのは、指数値が最低なのは当然として、乖離幅-3KとOSCが43%で前日同値、という条件を満たしているためです。どういう因果でこの有沢製作所や日本化薬の由緒ある子会社がここまで貶められるのでしょうか。そろそろこのあたりで許してやってもいいのではないでしょうか。これは全くの推測ですが、この会社の名前が災いしているのかも知れません。「ポラテクノ」というのを早口で喋ると「ポルノ」と聞こえてしまうのは筆者だけでしょうか? これがこの株、世間様から理由もなく叩かれる所以でしょう。くしくも、今日の安値の313Kというのは、筆者の誕生日、3月13日と同じ数字です。筆者ならそれに免じて無罪放免としますが、果たして世間の風当たりは明日は如何に? とにかく押されている株です。油断は禁物です。下で待つとしたらもちろん3.13です。
4.3399丸千代山岡家 △
ついでに貶められっぱなしの株をもう1つ。こちらの名前は由緒ある日本料理屋のようですが、単なるラーメン屋です。ただし、MM銘柄というのが「災い」して、ここまで色々なお方に弄ばれてしまいました。もう身も心もボロボロです。こうなると筆者の判官贔屓が昂じてチョイとしゃしゃり出てきたくなるというものです。この叩きようは、あまりにひどい仕打ちと言わざるを得ません。しかしラーメン屋だからといって馬鹿にできません。何せ日本人ほどラーメンに愛着を持っている国民はいません。その証拠に結構な行列を作って老若男女が待ちくたびれているのは、例外なくラーメン屋なのです。この株OSCが+1%の36%とコンバージェンスしているのは買い材料ですが、PER25倍はまあまあ妥当だとしても、356Kという上場来安値から見るとまだ凋落しきっていないのが少々気になります。しかしその上場来安値の時よりも指数値が低いのに免じて、明日は横目で少々注目してみてはいかがでしょうか。ひょっとするとラーメン百杯分の利益をもたらすかも知れません。今日の損失はちょうど300円ラーメン百杯分ですので、あながち実現性が低いとも言い切れません。
5.3796いい生活 ▲
筆者が今日は薄利で手放しましたが、改めて見てみるとどうも反転の兆しが濃厚です。OSCが37%と9%も伸び、3月9日の736Kの高値をマークした日の41%以来の高い値なのです。しかし、成長期待が大きいせいか、まだPERは428倍もあります。毎年の利益の428年分も期待されているのです。筆者など最低5回は生まれ変わらないと、この株の行く末を見届けることが出来ません。誰がそんなもの信じるものですか!!しかしながら、そのことと明日上がるかどうかという「刹那」の問題と混同してはいけません。出来高が今日はまだまだ控えめでした。それが大きく伸びるときこの株でひょっとすると「いい生活」が始まるかも知れません。ちょっと駄洒落が過ぎたようです。失礼しました。
6.6727ワコム △
この会社、色々と毀誉褒貶もあり筆者はずっと監視だけしておりました。しかし、注目すべき時には注目するのが、客観性を重んじるテクニカル派の礼儀というものです。何せこの会社タブレットでは世界一といっても過言ではありません。今日でOSCが+9%の43%と切り返しました。RSIも29%から38%へと明らかな反転です。
7.9984ソフトバンク ▲
この重たい株がよく抜け出ました。これでOSCが+8%の50%となり、直近の高値をマークした3月20日の45%をきれいに抜きました。後は、OSC面では2月8日の56%というのがありますが、その前に3300円から3400円あたりの壁を突き崩さねばなりません。ボーダフォン買収の戦略的な正しさは、筆者が3月18日に指摘した通りです。何せ、孫さんは「命を賭けても世のため人のためデジタル情報革命をやり遂げる」と公言しているのです。何度も言いますがこの決意がNTTやauの経営陣にありますか?
8.5480冶金工業 △
この株、OSCが+14%も伸び57%となりました。2月27日の高値の560円をマークした時のOSCである55%を抜きました。既に銀行管理体制を伴った一時期の低迷期からはすっかり立ち直っております。明日は更に強気に年初来高値をめざすかどうか注目。筆者がまだ生まれる前の激動の1925年設立のステンレス綱のこの老舗に、今更何の論評も加えることはありません。ひたすら尊敬するばかりですが、一言だけ「明日も上げろよ」とだけ申し渡しておきます。
【その他注目銘柄】
・4809パラカ
出来高は少ないのですがOSCが+3%の60%と抜け出しました。明日は350Kを狙える位置に来ております。
・3789ソニーコミュニケーションネットワーク
今日は出来高少なく不発でしたがこれでOSCが+10%の49%と勢いを取り戻しつつあります。このところの低迷から脱するかどうか明日は注目。もう一息です。
・8706極東証券
この株、どうも株通の方に人気があるようです。デリバティブなどという難しい商品を扱っている謎めいた社名が、その人気に拍車をかけているのでしょう。OSCを何と+8%の64%と伸ばし、3月14日の高値の時に並びました。2000円を超えてきましたので、年初来高値がそろそろ目と鼻の先です。
・4313IXI
OSCが+10%の43%と切り返しました。出来高が細っておりますが、明日あたりから切り返すかも知れません。
以上です。今日はサイバーエージェントやインデックスといった新興市場の先行指標となる銘柄が結構上げたようです。これは明日の好材料です。
注目銘柄は、こうして眺めてみると、少々ひねくれ者が多いようです。しかし、その世界では実績を残している強者揃いです。明日こそ、こうした株に出会い、春の宵の桜の花のように心を和ませて欲しいものです。