株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

なんとかトントンに

2006-03-31 15:50:02 | 株に出会う
後場もリカバリーショットは打てませんでした。やはり昨日からの「山岡家の憂鬱」をどうも引きずっているようです。

前場にむきになって買ってしまった4305IMJは、何とか+1Kの212Kで売り抜けましたが、もう1つの3360グリーンホスピタル・サプライは、これといった盛り上がりが見られず、しかたなく-2Kの171Kでの撤退です。

こうした株を落ちてきたところを拾ってもろくなことはありません。買うならあくまで初動ですね。皆さん何とか今日のうちに利確をしたいと思って参集してきている訳です。そうなると、既に材料は消化した後の値動きに追加のエネルギーがある訳ありません。IMJはまさにその日の材料出尽くし感での後場のじり貧でした。

その点、グリーンホスピタル・サプライは、特段の材料がある訳ではなく、これまで押されっぱなしでの反動が出たに過ぎません。そのため、今日はもうこれ以上買い上がる力はなくても、来週以降に更に上昇を期待する方の「ホールド気分」が売りと買いをほどよくバランスさせるのでしょう。しかし、筆者は来週の修羅場にそのまま足を突っ込む気はありません。潔く今日の判断ミスに対して授業料を払った気分です。

その他、4239ポラテクノで+3K、4847インテリジェントウェーブで6Kほど取りましたが、訳が分からなかったのが8783グラウンド・ファイナンシャル・アドバイザリーという舌を噛みそうな名前の今日の注目銘柄です。午前中に膠着状態だったので、後場の初動に834Kで買いました。その後調子よく855Kまでするすると昇っていったのはいいのですが、その後またするすると降りてきました。何のことはありません。結局、昨日の安値の832Kを上回れないのを引け際に見極めて、その832Kで降りました。-2Kと傷は浅いのですが、もしそのまま天まで昇っていると、よいリカバリーショットが放てたものだと、自画自賛し気持ちよい週末を迎えることができたのに、この株、筆者以上にとんでもない偏屈株でした。全く、世の中一瞬先は読めません。だからといって気分だけでトレードをしても勝てませんので、あくまでも市場参加者の総意をいかにして四本足を中心としてテクニカルに読み解くかが勝負と心得、自分なりの勝ちトレードの方程式を洗練させていく以外にありません。この株、来週こそ奈落の底に落ちたのを見定めてから、もう1発勝負に出ることとしましょう。このままのじり貧状態で持ち越すのは少々リスキーです。これがこれまで度々下落相場で傷口を大きくしなかった筆者の売買ルールですので今日のところは致し方ありません。

持ち越したのは、3387クリエイト・レストランツです。今日は下がってしまいましたが、何とか昨日安値の2900円は死守しております。また今日でこの株のRSIが15%まで下がりました。2月20日に17%というのがありますが、そこからは反転を果たしております。この事実は一応尊重しなければなりません。ここのところ出来高も増えてきております。そろそろ切り返しと見た方々が、筆者も含めて一発当てにきているようです。その蠕動だけでも感じられるのは大変よい兆候ですね。何と言っても、皆さんの可処分所得が増えており、それが消費行動に表れているはずです。おいしくてコストパーフォーマンスの高いレストランの調子が悪い訳はありません。あのトリドールとかいう、焼き肉ダイニング屋さんが何でPER99倍で、この三菱商事をバックにした株のPERが46倍なのでしょう。とんと理解に苦しみます。

それはそれとして、引け際に買ったのは因縁の9378ワールド・ロジです。249Kでした。この株、252Kで終わってくれております。皆さん、何を見て買い判断をしたのか存じませんが、これでOSCが+7%の54%と伸び、3月15日の51%、2月27日の50%をきれいに下から抜きました。実は、前回筆者が買った3月14日(ストップ高を付けた日です)の終値でもOSCが同じ54%でした。しかし、翌日は安く始まり、一時期は291Kまで伸びたもののそこからはじり貧となり、結局275Kで終了しOSCも-4%の51%と落ちました。筆者はこの落ちる過程でやむなく277Kで損切りしたものです。愚妻はこうしたOSCのようなツールを見ている訳ではなく、そのまま逃げ遅れて大きな傷を負いました。間接的に筆者も愚妻の放つ愚痴により、大きな「トラウマ?」を負いました。

今日のこのワールドロジの終わり方は、前回よりも良い終わり方です。地合も好転しました。来週月曜日こそは、何とか、この株で一矢を報いたいと思っております。勢いがあるなら買い増し対応をする予定です。

週末です。今日はこれから所用があって出かけます。

明日の注目銘柄は週末にじっくり精査し、アップロードしますのでご期待下さい。
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乱打戦に消耗

2006-03-31 11:34:26 | 株に出会う
前場は目先の動きに翻弄されました。前日の持ち越し銘柄はほぼ全滅です。1839真柄建設は、320円の厚い買い板をもろくも崩されました。こうなると今日は駄目という心理が蔓延してしまいます。結局319Kで売りました。平均-3.5K。しかし、世の中には反抗心を持った唯我独尊の方も、少数ですがいらっしゃるようです。筆者が売ってから何と324Kまでの成り買いがありました。まさか、こういう奇特なお方がいるとはつゆ知らず、特に朝方に316円で売った方は「しまった!」とほぞを噛んだことでしょう。筆者もあやうく320円あたりで買い戻しそうになりました。

同じ動きが3777ターボリナックスでもありました。これも前日比水面下でウロウロしておりました。しかし、真柄のこともあるので、どなか奇特な方が現れるのを期待して買い値より+1Kの236Kで指して置きました。これも案の定10時半頃、救い主が現れました。あっという間に239Kです。

こうなると、真柄の時は抑制が働いていた筆者の心理状態にどうも「異変」が起きてしまったようです。これは今日はターボが噴く日だと勝手に思いこみ、236Kで買い戻しました。しかし、世の中甘くありませんでした。この株のあゆみ値チャートを見て下さい。ゴシック建築の尖塔のような形をしております。つまり、この尖塔から筆者は突き落とされたのです。233Kを割るとチャート面でも買いではなくなります。一気に尖塔の下に放り投げられると命を落とす可能性がありますので、泣く泣く馬謖を斬りました。233K売りですから、-3Kです。この株では元も子もないどころか結局マイナスです。

もうこうなるといけません。先日騙された3360グリーンホスピタル・サプライが、まるで春の突風に舞い上がったかのように上がっているではありませんか。何たることか。下で待ってやろうと決めて173Kで買いました。

それから同じく博報堂との業務提携で爆上げしてた4305IMJをこれも根気よく待って211Kで買いました。

「慌てる乞食はもらいが少ない」、の喩え通り、前場終了段階では両方ともマイナスです。宴の後にならないように、どこかで手を引かねばなりませんが、どうしてこうしたリスクの多い取引をしてしまったのか?

唯一の正解は、朝の上昇からの押し目をきちんと375Kで拾った4847インテリジェント・ウェーブだけです。

残りの持ち越しの3387クリエイト・レストランツは、またまた押されております。残念ながら今日のこの株には、2900円を死守できるかどうかという後ろ向きの関心しかありません。この押されっぱなしの株の昨日の上げは、どうも無理しすぎたようです。せっかく一人で立ち上がったところを、後ろから来たどなたかに体力が弱っているのを見透かされて、残りの有り金を全部持って行かれたような、ある種の哀愁まで感じる始末です。これはこれはいけませんです。

こういう様々な悲喜劇に巻き込まれるとつい悪循環で博打を打ってしまうのが、昨日の「山岡家の憂鬱」の記事ではありませんが、筆者の弱点なのです。(何で、山岡家が今日上げてるの?)

こうして自らの軌跡を冷静に見つめ直しながら、後場は何とかリカバリーショットを放ちたいと思います。返り血を浴びなければ良いが。。。
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