株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(3.13.06)

2006-03-11 19:50:32 | 明日のモニタリング銘柄
テクニカル用語の簡単解説

いよいよ春爛漫を迎えます。株運も益々隆盛を極めますように願って、明日の注目銘柄です。

1.3789ソニーコミュニケーションネットワーク △

 今時大化けするような株ではありません。見直されるならとっくに見直されております。それでもOSCが+2%の50%と上昇し、逆に売買指数が90%と下落。そして2日連続のプラ転での終了です。

2.6158和井田製作所 △

 金曜日は3377アイケイコーポが噴きました。この株、もちろん買い気配が高水準につづいております。しかし、OSCが一気の+10%の44%と伸ばして、売買指数が何と2日連続200%(引けの高値引け)をつけながらも、金曜日にも25日線を一気に抜け、ほぼ高値で終わりました。2月10日に3500円まで付けておりますが、これは突出した値段だとしても、3000円を越えれば勢いが強まるでしょう。ちなみに、アイケイのOSCは何たることか83%です。もうパンツのゴムが伸びきって切れる寸前です。その点、この株の44%が愛らしく見えます。

3.6667シコー技研 ▲

 過去のように業績期待で買われる銘柄ではなくなってしまいました。何と言っても前期はついに赤字となったためです。本来筆者のウォッチリストから消すべきところですが、この株、携帯用の小型モーターで高い技術をもっており、時折、何かの話題で噴くときがありますので、未だに残してあります。金曜日はあの地合で久々に押されました。しかし、OSCが44%とコンバージェンスし、売買指数も何と15%まで売り込まれました。こうなると、2月20日の386Kが目前です。そこで、明日はここまで売り込まれての自律反発狙いです。場の雰囲気がまだ怪しく出来高も少ないようだと、即降りて下さい。

4.4325バンダイビジュアル ○

 これも相当に売り込まれてきておりますが、これは2月10日に大和総研が目標価格引き下げをしたためです。しかし、どうも最近風雲急を告げているようです。3月2日にはメリルリンチが東証の調整係数の見直しに関するレポートを発表し、このバンビもTOPIX連動買いの候補として上げられているようです。また、秋葉UDXという複合ビルが9日に開業したとやらで、秋葉関連株のバンビにも焦点が当たっているようなのです。なお、2月14日に会社が中期計画を発表し上げたものの、その後は市場の下落に合わせてまた下げております。しかし、ここはテクニカル指標に何としてでも活躍して貰わねばなりません。OSCは+3%の45%と続伸です。そして、売買指数が何とこの株には記録にないプラス引けでの11%まで落ちております。(1月10日に0%がありますが、これはマイナス引け)と言う訳で、本来なら◎を付けたいところですが、まだまだ病み上がりということで対抗馬、いや対抗鹿かな?、としておきます。

5.4314ダヴィンチ・アドバイザーズ 無印、コメントのみ

 筆者もこの株のお世話になった手前、また多数のダヴィンチファンのために、テクニカルな現状をお知らせしておきます。この株、金曜日は良く頑張りました。その結果、OSCは何と60%にも達しております。売買指数こそ-22%の156%ですが、高水準です。筆者が節目と言っていた2月10日の安値の168Kには、金曜日は届きませんでした。このあたりのしこりは相当のものだったようです。今の相場環境ではこのあたりが当面の限界かと見ております。もちろん、筆者は今はノンホルダーですので、この見解に何ら偏向もありません。ちなみに、他の不動産株もダヴィンチ同様、上値にリーチがかかって誰かの振込み待ちのようですよ。もし外れていたらごめんなさいです。

6.4340シンプレクス・テクノロジー ▲

 筆者も含めて、皆さん逃げ足が速いものです。9日はニュースに反応したものの、上値が重いと見るや早々に撤退です。しかし、この株は元来、8日には底を打っていたのですね。しかし金曜日の調整で、OSCが+1%の43%とコンバージェンスすると共に、売買指数が-100%の22%まで落ちております。ちなみに、RSIは15%もコンバージェンスしております。筆者好みの優良株です。金融ソフト開発のコンセプトは他に比類のないものです。ここは、少し下げての反発を狙わない訳には参りません。

7.4776サイボウズ ○

 ストップ高を8日につけてからの踏ん張りに敬意を表します。さすがサイ坊主です。OSCを+1%の52%と伸ばし、売買指数を何と50%まで落としました。明日は、再度ボウズパワーが発揮されるのかどうかご注目下さい。筆者なら156K以下で黙って買いです。

8.4816東映アニメーション △

 設定関数のちょっとしたバグで、金曜日のOSC値が少々低く出ておりました。正しくは+1%の36%でコンバージェンスです。そして、売買指数も45%まで落ちております。何とか、7030円の安値はキープしております。明日は、もう一度この株の反発があるかどうか見守りたいと思います。

9.6130日平トヤマ ▲

 2月23日に大幅増益修正したこの株、その後の調整を経て9日に大幅に上げたものの、8日は再度低迷。しかし、これでOSCが+1%の42%とコンバージェンスし、売買指数が何と32%まで-130%も落ちました。これも1200円近くまでの明日の押し目からの反発を狙う手です。自動車エンジン生産の専用機メーカーという、筆者も憧れる技術特化会社。しかし、これが東洋紡系だというから世の中分かりません。何事もなせば成るということでしょうか。

以上です。どうでしょうか。明日はなかなかユニークな株に出会うのではないでしょうか。
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来週の楽しみ

2006-03-11 14:08:43 | 株に出会う
これを書くと持っていない人に悪いので、そのつもりはなかったのですが、明日の注目銘柄のブログのイントロとして少し触れるつもりが、こんな文章になってしまいました。

実は、来週はチョイとした楽しみがあります。それはIPOの「比較.com」がマネックスで1年ぶりくらいに当選したのです。なかなかの評判の株のようです。このところ、岩井証券は初値売却で正解。ハウスフリーダムは持ち越しで不正解。その昔にさかのぼれば、明治電機は初値からの下落過程で売って不正解。サミーネットワークスは初値からの上昇過程で売ってまずまずの正解。

こうなると、一体IPO株は何時売るのが正解なのか皆目検討がつきません。要は人気度の高い株はある程度(最大2週間から、化けるなら1ヶ月)の期間持っていた方が良さそうです。この株は人気がありそうですので、1-2週間を目途に持つつもりです。そうなると、愚妻への分け前もひょっとすると予定より増えるかも知れません。このところ、分け前を快調に配分しているので、実は彼女、株には負け続けてもすこぶる機嫌がよいのです。全く現金なものですが、その気持ちはよく分かります。誰だって現ナマを貰えば、貰った相手に冷たくあたる訳には参りませぬ。多分、多少は相手が神々しく見え、怒ったり冷たくするとバチが当たるような気でもするのでしょう。

問題は、この機嫌の良さの持続期間を如何に長引かせるかということになります。それには実は、継続的に現ナマを「贈呈」するのが一番効果的のようです。いっぺんに大金を与えても、その効果の持続の程は怪しいものです。
退職金をポンと糟糠の妻に差し出したお父さんは、そこのところを時間が経つにつれ、身に染みて感じている筈です。この俺に何たる仕打ちかと。

これから退職される特に仕事一途できた団塊の世代の方々、毎月の収入が途絶えるばかりか、現役の時より身の回りの世話で余計な手間がかかり、うっとうしいばかりのお父さんの存在を、この世で一番忌み嫌う存在は、あなたの相棒なのですよ。過去は過去です。もう過ぎました。決して言ってはならないことは、「誰のお陰でここまでこれたと思っているんだ」等という、実に恩着せがましいセリフです。これをうっかり言うと離婚沙汰になることを覚悟した方が良いようです。筆者は、家事分担を始め、かなり下手に出ているつもりですが、それでも愚妻に溜まるマグマの噴火に度々晒され、全くもって、その都度生きた心地がしません。

それがどういう訳か、このところ現ナマを結構差し出すようになってからは、コロリと態度が違うのです。鼻歌が出る頻度が多くなると言ってもいいでしょうか。そういう状態が続くと、筆者も、あろうことか、この世で生きていることの愉悦を少々感じたりするのですね。そうすると、株運も上向き、今回のようなIPOにも当たってしまったりします。つまり、世の中の他のことも同じで、好循環サイクルが始まる訳です。本当にちょっとしたことが生きている上での些細なきっかけを作り、人を天国にも地獄にも導くことがあることの一例です。

これから仕事を辞めるお父さん方、呉々もご用心下され。徒手空拳で退職後の人生に立ち向かうことほど危険なことはありません。何か金儲けのバックアップが必要ですぞ。絶対にね。
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