株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(5.22.07)

2007-05-21 21:39:36 | 明日のモニタリング銘柄
日経平均は、予想の最低100円、最大300円の最低値寄りで着地し、17500円を回復しました。形の上ではきれいに切りかえした格好ですが、まだボックス圏。TOPIXも同じトレンドです。

新興市場は、ひと括りにして論じるのがどうもしっくり来なくなりました。個別銘柄は賑わっているものもありますが、業績悪化銘柄が買われる道理はありません。せいぜい、オーバーランして売りすぎた場合の売り方の買い戻しでのリバウンド程度です。インデックスがその好例です。

結局、それらの業績不振銘柄がいつまでも足を引っ張っているため、いつまで経っても指数値そのものが浮上しないのも当然です。

しかしながら、指数値全体に個別株が影響されるのも明らかですので、一応押さえておきたいと思います。

マザーズ指数のOSCは前日比変わらずの30%です。800ポイントは何とかキープしております。ヘラクレス指数のOSCも変わらずの35%ですが、1403ポイントという安値を今日はマークしております。OSCは17日の33%を底にしてのコンバージェンスですので、まだ明日への期待がわずかですがあります。

持株は6779日本電波工業のみ5600円で利確し、それ以外のフジミインコとエイチアイはそのまま。エイチアイの追加は出来ず。フジミはやっとOSCが直近ピーク値を抜いての良い形での終了でした。エイチアイは相変わらずの押し目買いが続いております。これは毎日売却ラインを上げながらホールド継続とします。ウェブドゥは前場の勢いが影を潜めたため、+3Kで撤退でした。

さて、新興銘柄はやはり好業績、高成長銘柄は着実に切りかえしつつあります。DeNAなどの動きが悪いのは、これまでに十分に押していなかったため、この地合では上値が重いためのようです。またPERが80倍にも達しているため、既に評価は十分になされている株価位置にいるためとも言えます。こうした要素も勘案しながら、明日の注目銘柄です。

1.3811ビットアイル
 OSCを+5%の37%に伸ばしての+5400円終了で、何とか底打ちの気配。6月18日が四半期決算。RSIは16%でVR改も30%です。分割のたたりかどうかとにかく売られすぎからの反発なるか注目。

2.4757インテリジェンス
 これは逆張り。OSCが22%まで落ちております。ここから底まではもう近いのではないかと。RSIも17%です。去年の9月26日に状況が酷似しております。あの時は翌日に198Kまで落ちてからの反転攻勢でした。明日はまさかそこまでの転落はないでしょうが、230Kあたりまでの凋落はありうるところ。

3.2337アセットマネジャーズ
 明日のヘラクレス指数が復活するかどうかの試金石にこの株をノミネーションします。相変わらずの出来高ですが、OSCで37%割れを起こすことなく踏ん張っております。今日は前日同値の38%です。明日は141Kという安値が死守できるのか、そしてOSCを40%台に乗せる勢いがあるのか注目。もし141Kが破られれば、どこで止まるのかまさに底なし沼地獄へと転落です。

4.4088エア・ウォーター
 16日に来期は減収ながら最終利益は四季報を上回る予測を出しながらも、売り込まれてきました。しかし、14日のOSC36%からすると今日はまだ40%の1241円終了。明日は今日の安値の1229円がきちんとキープできるかどうかで下落の歯止めがかかったかどうかの判断をしての買い出動。

5.5727東邦チタニウム
 今日は出来高も少なく低低気味でしたが、OSCはしっかりと+4%の46%まで伸ばしての+80円。明日もプラス基調を保ちながらの切り返しが鮮明となるかどうか注目。18日の4850円という安値で底打ちした気配が濃厚。

6.1976明星工業
 542円の直近安値を死守出来るかどうか。OSCは前日同値の47%です。44%をマークした5月11日の終値588円からのダイバージェンス度が強まっております。明日の押し目があればそこで買いか。

以上です。アセットM以外は地味系の株が選ばれました。銘柄選別がいよいよ大事になってきております。あまり新興市場全般の値動きに惑わされずに、こうした地合の時こそ、成長性のある銘柄への投資を行いたいものです。
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前場危機一髪から立ち上がりかける

2007-05-21 11:18:44 | 株に出会う
久し振りの外国系証券が買い越しで始まり、シカゴの日経先物も堅調だったにも拘わらず、日経の先物は+70円高と控えめにスタート。17500円を超えるあたりから、新興市場株も上値を目指しましたが、それがフェイント臭いとなり、再度先物が17500円を割り込むや、利確の動きが顕著となり、マザーズ指数のOSCも一時30%を下回り28%程度まで下落しました。

しかし、マザーズ指数に関して言えば、5月17日の24%と18日の797ポイントという指数値がベースラインです。ここを突破されない限り、上昇局面にあると言えます。

そして、前場終了間際に先物も17500円を回復したところで終わっております。この切り返しで、死にかけていた新興市場も、マザーズ指数のOSCが+2%の32%、ヘラクレス指数のOSCは前日同値の35%と、とりあえず危機一髪から立ち上がりかけております。

持ち越しの3846エイチアイは、この先物の下落局面でもあまり下げず、これは強い反発トレンドを示しております。一応340Kで追加分の買い指しを入れてありますが、果たしてどうか。

6779日本電波工業も今日は+150円と堅調。これは一旦下げ止まったでしょう。

後の5384フジミインコーポレーティッドだけは、まだ足下がフラフラしております。しかし、大きく下げる訳ではないので、ここは踏ん張りどころです。多少の含み損は他の銘柄でカバーしながら、明らかな売りサインが出るまでは何とか我慢しようかと。

今日追加で買ったのは2138ウェブドゥジャパンです。先物の下落局面で199Kで拾いました。今日の朝方の勢いが良かったのと、金曜日にOSCが28%まで落ちていたことが手がかりです。この株の決算は四季報を少し下回ってはおりますが、そう悲観的な数字ではありませんでした。何と言っても出来高がずっと高水準なのは魅力です。一応売り目安は222Kあたりに置いております。損切りラインは買値です。

といった訳ですが、相変わらず日本市場は弱くもたついておりますが、そろそろ日経が一気に行く気配ではあります。今日17412円まで落とされておりますが、そこからの切り返しで、17日の安値の17482円は前場に抜き返しました。後場に17500円回復が確かになれば、ここからは上空への飛翔があることを期待。

それに合わせて新興市場が本復を見せるようなら、そのタイミングを見計らっての追加参戦を考えております。

新興市場は指数値こそマイナスですが、マザーズ指数は9連続マイナスの重い病で病床に臥せっていた身です。いきなり外に出て野良仕事を手伝えと言う方が酷というものです。ここは、少し栄養分の補給に徹して、消化の良い食べ物をそろりそろりと与えるのが良いかと思います。何しろ、6726オー・エイチ・ティという、消化しきれない仕手性大化石銘柄というか、癌銘柄とでも言うか、とんでもない放蕩株を抱えております。この株が他の真面目に働く身内の将来に影響しなければよいが。。。
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