株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(5.29.07)

2007-05-28 17:49:18 | 明日のモニタリング銘柄
今日の新興市場は、金曜日と違って日経先物が後場はほぼフラットに推移する中、2段下げを演じました。前場でマザーズ指数のOSCが60%まで達して、その後を買い上がる方が不在だったというのが、その下落モードへの転落の理由かと思います。

新興市場は、やはりまだまだ本復はしておりませんでした。マザーズ指数のOSCは前日同値の52%にまで下落。ヘラクレス指数のそれは+3%の54%です。しかし引けにかけてのだらだら下げは、明日の相場見通しを暗くしております。

日経平均のOSCは、+5%の50%とこちらは堅調でした。17500円をきちんと固めて終わったのは評価できます。こちらはOSCは60%台への復帰は十分に狙えるところです。

持株は逆指し値にひっかかったのと、早めの利確で新興銘柄はゼロとし、引け際に、5727東邦チタニウムを4840円で、5384フジミインコーポレーティッドを2880円で買いました。フジミは3度目の正直を明日期待。

明日は、新興市場は下落しきるまでは取引御法度とします。その間に東証銘柄で反転タイミングにある銘柄の売買に入ることを基本としたいと思います。そこでそのための明日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説

1.4088エア・ウォーター
 地味ながら、6869シスメックスとともに明日も注目。控えめな反発でのプラ転。これに釣られての後は出来高だけ。

2.8939大和システム 売り
 短期急騰銘柄。OSCは-6%の62%とやっと下落。RSIも前日の87%から79%へ調整。VR改も905%と驚異的な水準。

3.4282イーピーエス
 25MAで終了し長い下髭を示現。出来高細いので明日も352Kの今日の安値近辺で気長に待つ手か。OSCが66%まで上昇しておりますが、23日の49%からのダイバージェンス中。上げは366Kが壁か。貸借銘柄でもありよく値動きがつかめない鵺株

4.8934サンフロンティア不動産
 不動産銘柄のこのところの低迷で、この株も安値こそ230Kあたりで底を打っているようですが、ずっと低迷中。しかし、今日でOSCが+4%の41%と40%台に乗せての+2K終了です。明日は出来れば236K以下231K以上での仕込みか。

5.6361荏原製作所
 今日は中国の原発計画関連で原発銘柄が軒並み上昇しておりました。チョイと気がつくのが遅かったようです。これもその一環。18日の本決算では今期は四季報予測、アナリストコンセンサス予想よりも下回る計画のため、566円まで売り込まれてきましたが、何とか600円を回復。OSCも+4%の52%まで伸ばしております。このまま600円を固めて次の上げ目途の620円近辺まで行くのかどうか注目。

6.4238ミライアル
 出来高が少ない株ですが、OSCを28%→34%ときっちりと切りかえしてきました。このまま13000円台を奪還するのかどうか注目。しかし、一体この優良株に何があったのでしょう。チョイと不気味です。

以上です。しかしあまり魅力ある銘柄はありませんでしたね。今日の注目銘柄からは、7826フルヤ金属が予定通りに切りかえしてきました。それからJR東日本が何とかプラ転を果たしましたが、この勢いが明日に持続するのか?、それから、今日も逆行安を演じた2142USJが、明日は逆行高を演じるのか?なども合わせて注目下さい。USJの指数値は4月19日のそれより下落しており、サイクル的にはそろそろ上げにかかるタイミングかも知れません。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森を見なければ駄目だった

2007-05-28 11:22:12 | 株に出会う
5月18日のブログに、80%の精度で新興市場はトレンド転換したと書きましたが、その翌週の月曜日に一旦下げ、その後2日ほど上げてから、金曜日は一旦下に持っていきながら、ここで最後の駄目押しをしてからの爆上げは記憶に新しいところです。

今日は誰が見ても上げ基調で始まると想定されていたため、押し目で買いが新規に入るかが焦点でした。マザーズ指数の2分足を見るとその押し目も2回目で25本移動平均を割らないと見るや、後は上空での水平飛行に移行しております。

こうしてみると買い場は、マザーズ指数で言うと、5月22日の804ポイントから数ポイント切り上がって、前日終値を抜いたところでした。

そこで明らかにトレンド転換していたので、そこからはデイトレモードからスイングないし短期のホールド戦術に切り替えるべきでした。

それが疑心暗鬼にならされているため、どうしても先週金曜日などは、利益が乗っているものは利確したくなるのが人間の弱さですね。

今日の動きを見れば歴然です。どれでも良いのですが、先週の金曜日に、上げる途上の株を買ってマイナスに落ち込んでいるものは少ないのではないのでしょうか。

前場はそうした反省をしながら、下で指していたうち9381エーアイティのみ少々約定。エイチアイとコムチュアの持ち越し株はそのまま、少し下で逆指し値をしながらホールド中。

今日はRSSがリアルタイムで更新されないトラブルがあり、マザーズ指数のOSCなどは不明ですが、多分60%近くまで来ているのではないでしょうか。

18日の安値からの反転の勢いからすれば、そろそろ終盤に近づいているのかも知れません。但し、この予測は今年の新興市場の超弱気のトレンドをベースにした場合です。

昨年からの不調が、ここに来てのインターネット総合研究所などの退場処置で灰汁抜けしたとすれば、まだ2-3日の上昇はあるのではないかと思います。あのずっと沈んでいたインデックスやサイバーエージェントが1つの指標となります。前場にストップ高をつけたインデックスはストップが既に解けておりますが。

こうした株の動きを注視しながら、追加買いをするかどうかを見極めたいと思います。もし下降トレンドにいち早く転換した気配があるなら、早期利確の動きが加速するでしょう。

それにしても、デイトレをやっていると、やはり木を見て森を見ずになっておりました。なぜ、先週の初めや2度目の買い場の先週の後場に思い切った買いに入れなかったのか、これが相場を見る眼の違いでしょうか。

次回こそ、何とかこの相場のトレンド転換に乗じた本来のスイングトレードの妙味を味わいたいものです。今回は中途半端でした。場の動きにあまりに幻惑され続けて、自分が信じられないこともありました。8411みずほFGを見るとよく分かりますが、念には念を入れての押し目を必ず作ってからでないと、本格的な金の流入はなされないようです。全く、頭では分かっていても、そうした森全体を絶えず見ていないと、今回のようなことが繰り返されるでしょうね。週明け早々、反省また反省と相成りました。

注)RSSが楽天のサポートでとりあえず復旧。前場終了段階ではマザーズ指数のOSCは+8%の60%、ヘラクレス指数は+6%の57%、日経225平均は+5%の50%、TOPIXは+6%の54%です。結構な上昇幅となっております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする