株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

やっと泥沼を脱したか?

2007-05-18 21:51:17 | 株に出会う
今日の後場は予想通りでした。マザーズ指数は800ポイント割れの797ポイントから800ポイントを回復し、一度割れたものの、先物が堅調に切り返すのと歩調を合わせて、引けにかけてはまさにこれまでの停滞ぶりからすると、怒濤の上げの様相でした。

それは、分足の2時過ぎからの動きを見れば一目瞭然です。陽線の連続です。世の中の論調はまだ今日の引けの結果(マザーズ指数、ヘラクレス指数ともにマイナス終了)だけを見て、新興市場の底割れを懸念しておりますが、結果の数字というのは、あくまで結果であり、それに至るプロセスの一部始終を現しているものではありません。

問題はトレンドが転換したかどうかを何で見るかです。

マザーズ指数でいうと、後場の800ポイント割れの段階ではOSCは22%にまで達しておりました。前場終了のブログに書いたとおり、これは過去最低水準です。

それにタッチしてから、マザーズ指数のOSCは+6%の30%、ヘラクレス指数も+2%の35%までコンバージェンスしております。

この転換がもし前場にあったなら、今日の引けではどちらもプラ転していた筈です。

こうした流れは、終値の結果だけを見ていては判断出来ません。皮膚感覚とでも言うのか、これまでの同じような転換点を集中力を持って見てきた者しか分からないものです。
80%ぐらいの精度で、新興市場は一旦リバウンド体勢に入ったと言えると思います。もちろん、今晩外部環境が大きく変わるなどすれば、出鼻はくじかれるでしょう。そうでない限り、月曜日はプラスで始まるか、少々の押し目を経ての本格反転になるのではないでしょうか。

もちろん、新興市場銘柄でもうんともすんとも反応しなかった銘柄も数多いと思います。しかし、個人に人気の銘柄の反応の良さは特筆すべきものがありました。

このような動きから、引けにかけては上に上に行く3846エイチアイを333Kという高値?で、やむを得ず追加買いをしました。その他、いくつか指していたのは約定せず。後場の早めに買った6779日本電波工業と5384フジミインコの3銘柄を持ち越しております。

残りの余力は、月曜日の様子を見ながら狙いを定めた銘柄に使いたいと思っております。
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一気にいかない苦悶

2007-05-18 11:28:55 | 株に出会う
真昼間っから少々マゾヒスティックなタイトルを書いてしまったようですが、今日の相場、日経平均はそれなりに先物の値動きに連動した上げ下げのある形となっておりますが、新興市場はそうしたぴくぴくした鼓動は一切感じられずに、心停止状態に向かって進む症状に、ご家族の方々の復活の祈りを捧げる声が闇夜に静かに響き渡るばかりです。

マザーズ指数のOSCがついに24%となり、昨年11月21日に並びました。その前9月と10月に21%をマークしております。当時はまだ時たま外に出てジョギングが出来る程度の体力があったため、このくらいまで押されると意地でも反発に転じたものです。今年はそうではありません。1月19日に76%などという、とんでもないOSC値をマークしたのを最後に、半年近くかけてのじり安です。このまま一気にいかないなら、ホルダーの苦悶が増すばかりでしょう。ヘラクレス指数のOSCも29%となり今年初めての20%台です。これの昨年の最低値は7月18日にマークした24%です。

いずれも後少しですが、マザーズ指数でいうと798ポイントというのが、1つの目安というご託宣もあります。後場に一気にそこまで行くのかどうか注目。一気に行けば、それっとばかりに反転攻勢が入るのか、それとも、消耗しきって買いが続かず、先遣隊もふと振り返れば味方の援護がなく、仕方なく撤退という悲惨な結果となるのかは、終わってみなければ何とも分かりません。当たり前か。。。

そんな中、昨日投げた3846エイチアイが300K割れを起こさずに健闘してるのを見て、性懲りもなく315Kで買いました。今日の動きはこれまでと少々違うようです。300Kという固い?底を皆さん信じての、買い上がりタイミングを窺っているような値動きです。

そりゃそうでしょう。ここまで業績優良銘柄が落とされたのですから。

全登録銘柄をざっと見ましたが、前日安値を下回っている銘柄が多いようです。週末要因とNYの不穏な下げ気配などあり、今日の後場の爆上げは少々無理かと思われます。チョイ上げ程度なら可能性はあり。それも一旦800ポイントにタッチはしないと駄目でしょうね。

NYダウが前回のように大幅安になるという危惧が広まっておりますが、この危惧がある限り大丈夫と見ております。上海市場にしてもPERはまだ?50倍程度だそうです。日本のバブル期は70倍まで行ったとのこと。つまり臨界点までもう少しあるということですね。これで多少の上げ下げをしながらNYダウがじり高を辿り、他の市場も異変を見せる様子がなければ、人々はパニック下げのことを口にしなくなる時が来るでしょう。その時です。真の危機が現れるのは。総楽天的な雰囲気になったときに悲劇は予告もなく訪れるということでしょうか。
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