NYダウがFOMCでの利下げが中途半端だったことや、シティの金融不安の再燃で大きく下げました。300ドル超さげた翌日の日本市場の動きは、10月22日の月曜日に典型的に現れていたように、大きく下げて始まった市場はその後20-30円の小反落からは確実に切り返しております。
今回もその先例が踏襲されたようです。先物は一度、この過去の例を踏まえて上がりかけたのですが、10時過ぎに16500円割れを演じました。ここが前場でのハイライトでした。
ここで筆者は持ち越しの6779日本電波を手放したのですが、その後、この先物がじり高を辿っての前場は16600円を一時回復するまでに至っております。16500円割れは、一瞬でしたのでいわゆる騙しの結果となりました。(後場は、この重要な節目を割り込むようなら要注意です。)
このようにリバウンドするのが、NYダウが300ドル以上も下げた時の先例ではありますが例外もあります。それは8月中旬のサブプライムローン問題の本格懸念が示されて相場が大きく荒れた時でした。この時は、さすがの先物も、一旦反発しかけるのですが、次つぎと大波が襲いかかり、結局うまくリバウンドを果たせずに終わっております。そして翌日も更に下落が続き、例の8月17日の大暴落につながったという次第です。
このように見ると、まだ今日のところは第二次サブプライム問題の始まりとは言えず、第一次の後の余波だと見なすことが出来そうです。
そうした雰囲気からか、新興市場、特にマザーズ指数は絶好の買い場到来とばかりに、前場終了にかけて何とプラ転です。新興市場銘柄に準じる3715ドワンゴなどストップ高です。3846エイチアイも堅調。
そして、ついに押しに押されていた船舶銘柄が意地を見せました。まったく相場というのは如何に天の邪鬼なものでしょう。例えば9113乾汽船。寄り付きに2510円まで押されておりますが、その後は怒濤の反撃でした。つまり、このところ押しに押されていた船舶銘柄は、あまりに押されてしまったので、ゴムまりがはじけるように上に放れていったということですね。
人間でもあまり押さえつけすぎると、堪忍袋の緒が切れてしまい、思わぬ反撃を喰らうということがよくあります。窮鼠猫を噛むという言い方もあります。そうした人間心理を今朝の寄り付きの段階では、未熟にも筆者は読み切れておりませんでした。
これで船舶関連はさらに致命的な打撃を受けるものと、勝手に思いこんで監視も何もしていなかったのです。逆に上方修正銘柄などの押し目を狙う心理状態でした。たまたま6457グローリーがそうした銘柄ですが、前場終了段階では特に大きな「異変」はありません。-20円で推移。
この行動ファイナンスに裏付けられた心理状態を改善することは、よほど心しておかないと難しいようですね。机の前に張り紙でもしておきますかねぇ。
前場は、前日安値を抜けてプラ転した8728マネースクウェア・ジャパンを239Kで仕込みました。今日はこの株中心に相場が何処まで回復するのかをみたいと思います。雇用統計も控えており、週末でもありあまり上伸するとは思えない相場です。
今回もその先例が踏襲されたようです。先物は一度、この過去の例を踏まえて上がりかけたのですが、10時過ぎに16500円割れを演じました。ここが前場でのハイライトでした。
ここで筆者は持ち越しの6779日本電波を手放したのですが、その後、この先物がじり高を辿っての前場は16600円を一時回復するまでに至っております。16500円割れは、一瞬でしたのでいわゆる騙しの結果となりました。(後場は、この重要な節目を割り込むようなら要注意です。)
このようにリバウンドするのが、NYダウが300ドル以上も下げた時の先例ではありますが例外もあります。それは8月中旬のサブプライムローン問題の本格懸念が示されて相場が大きく荒れた時でした。この時は、さすがの先物も、一旦反発しかけるのですが、次つぎと大波が襲いかかり、結局うまくリバウンドを果たせずに終わっております。そして翌日も更に下落が続き、例の8月17日の大暴落につながったという次第です。
このように見ると、まだ今日のところは第二次サブプライム問題の始まりとは言えず、第一次の後の余波だと見なすことが出来そうです。
そうした雰囲気からか、新興市場、特にマザーズ指数は絶好の買い場到来とばかりに、前場終了にかけて何とプラ転です。新興市場銘柄に準じる3715ドワンゴなどストップ高です。3846エイチアイも堅調。
そして、ついに押しに押されていた船舶銘柄が意地を見せました。まったく相場というのは如何に天の邪鬼なものでしょう。例えば9113乾汽船。寄り付きに2510円まで押されておりますが、その後は怒濤の反撃でした。つまり、このところ押しに押されていた船舶銘柄は、あまりに押されてしまったので、ゴムまりがはじけるように上に放れていったということですね。
人間でもあまり押さえつけすぎると、堪忍袋の緒が切れてしまい、思わぬ反撃を喰らうということがよくあります。窮鼠猫を噛むという言い方もあります。そうした人間心理を今朝の寄り付きの段階では、未熟にも筆者は読み切れておりませんでした。
これで船舶関連はさらに致命的な打撃を受けるものと、勝手に思いこんで監視も何もしていなかったのです。逆に上方修正銘柄などの押し目を狙う心理状態でした。たまたま6457グローリーがそうした銘柄ですが、前場終了段階では特に大きな「異変」はありません。-20円で推移。
この行動ファイナンスに裏付けられた心理状態を改善することは、よほど心しておかないと難しいようですね。机の前に張り紙でもしておきますかねぇ。
前場は、前日安値を抜けてプラ転した8728マネースクウェア・ジャパンを239Kで仕込みました。今日はこの株中心に相場が何処まで回復するのかをみたいと思います。雇用統計も控えており、週末でもありあまり上伸するとは思えない相場です。