株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

先物の切り返しは本物か?

2007-11-22 11:23:32 | 株に出会う
日経先物は、朝方は14700円を切って始まりましたが、その後は14700円を抵抗線としながらじり高でしたが、前場の引けにかけては先物が不気味な上昇を見せての終了です。これが騙しなのかどうかは、昼以降の為替相場が大いに影響すると見ております。

その為替ですが、実はドル・円以外は昨日押されすぎの状態であり、どの通貨も今日の一押しからは反発必至と見ておりました。これはオシュレーター値と売買指数による筆者独自の判断ですが意外とあたります。その一押しがあったのが概ね10時頃です。そうやって見てみると、今日の先物は10時頃に朝のオーバーシュート気味の上昇からの14700円を挟んでの揉み合いを続け、そして、為替の円安方向への振れと共に前場の終わりにかけて上昇していっており、完全に符号しております。

前場はその10時頃のもたもたしている時に、M2Jや東洋エンジニアリングで薄利を3回。そして、この前引き前の動きに合わせて、指してあったうち、5563日本電工が758円で約定し唯一持ち越しております。

後場も為替次第のところはありますが、テクニカルには各通貨ともに反発体勢にあるものと見ておりますので、先物がGDして始まるのかどうかを注視。

今日の地合にしては、「少数精鋭」のモニタリング銘柄は善戦していると言えそうです。3勝1敗ですので悪くはありませんね。その1敗のブリヂストンも前日終値まで後ひと息です。(2勝2敗でした。威張るほどのことはありません。削除したい気持ちです。)この株、やはり相当な腕前の人が参戦しております。前場の先物の急伸に先立って、この銘柄だけ上へ上へと動意付いておりました。場の先行指標としては任天堂などと同じく頼りに出来そうです。

OSCは日経平均、先物、TOPIXともに1-2%コンバージェンス。マザーズ指数は同値の45%ですが、ヘラクレス指数だけ-4%の47%となっております。日経平均、TOPIXのRSIはわずかにコンバージェンスしております。この調子で後場に変調がなければ、切り返しての終了となる気配です。

しかし、NYダウの変調が止まっておりません。まだOSCは-1%の45%です。一旦8月17日の安値の12518ドルあたりまで試してから切り返すかもしれませんが、指数値で見る限り、後100ドル程度の下落でその8月17日に到達します。それからすると、12650ドルあたりで下げ止まるのではないでしょうか。このあたりの見通しは全くの山勘です。それを週末にかけて先取りして今日の日本市場が終わるかどうかが焦点ですね。

いずれにしても、この不安定な地合での持ち越しはしないつもりです。
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