株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

この気概をもってものを作って欲しい

2007-11-05 19:56:55 | 折々の随想
今日、アキュフェーズから品質保証書が届きました。

この会社は、お客様カードを送らないと品質保証書が発行されません。送られてきたものを見て改めて感じ入りました。何に感じ入ったかというと、封書の中に入っていた「ごあいさつ」という和紙風の紙に縦に書かれた社長のサイン(これはさすがに印刷)入りの文章にです。

余計なことだとは思いましたが、こうした会社もあるということを紹介したくなって書いております。真ん中の文章だけ抽出します。

「本機は、心から音楽を愛し高度なオーディオを求める真の愛好家のみなさまに御満足いただくために、経験豊富な技術者が精魂こめてつくり上げたものですから、必ず御期待にお応えできるものと信じます。」

ごく簡単な日本語の文章ですが、今の日本でものを作っている会社で、こうしたことを堂々と言える会社もあるということです。社長が、社員の仕事を信じていること、それが購入者を必ず満足させるものであることも信じていること、この思い入れがひしひしと伝わってくる文章です。

アキュフェーズを買って本当に良かったと思います。

今もアキュフェーズで、これまでに聞こえなかった音が蘇ったCDを聴いています。まるでアキュフェーズの技術者の魔術でバッハの音楽が生き返ったようです。
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明日のモニタリング銘柄(11.06.07)

2007-11-05 16:29:08 | 明日のモニタリング銘柄
先物は後場に16220円まで押されるも、10月25日の16210円をかろうじて死守。そこからは16300円まで戻しての終了でした。これでOSCは+1%の49%ですので、まさに明日はNY次第、為替次第、お天道様次第の相場です。

新興市場は、さすがにここまで主力市場が調整の度合いを深めてくると、プラス維持とはいかずマイナスに沈んではおりますが、まだ25MAからの乖離も、マザーズ指数は+5%あり踏ん張っては降ります。但しヘラクレス指数の方は、一足先に25MAラインに降りてきております。あまり参考にはなりませんが、日経ジャスダック平均は既に2%下方乖離しております。日経平均は4%下方乖離。

今日の後場は、この下降トレンドではなかなか買いには入れず、唯一、4238ミライアルが後場の下げ地合にも動ぜず、プラスを維持しておりましたので、4920円で仕込んだだけでした。

明日は、基本的には下降傾向継続でしょうが、NYダウがOSCを前日同値の53%とし1日の13548ドルを底値にしての切り返し体勢にあります。そのため、特に日経先物はテクニカルには反発体勢を示しての終了となっております。

従って、一気に底割れするためには、今晩に悪いニュースが更に出ることが必要ですが、ここは市場の癖からいって、小反発に転じる可能性が大かと思います。

個別銘柄のチャートは相当に壊れてきております。後から考えれば、ここが底だったと思わせるような値動きでした。もし、明日小反発に転じれば、明後日の切り返しが最も強く出るのではないかと思います。その意味で、今日のNYダウが小反発し、日経も明日は上下しながらもプラス基調で終了するなら、明後日が勝負時となりそうです。

もちろん、一気に悪材料で16000円割れを演じれば、これは16570円の例の黄金分割比率を巡る攻防となってきます。そうなると、更に相場は泥沼に陥りそうです。そうでない限り、戻しの目安として16500円が意識されるかと思います。

さて、そうしたよく訳の分からない市況分析を頭に入れながら、明日のモニタリング銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説

1.3854アイル
 9月21日の316Kが視野に入ってきておりますが、ダイバージェンス度合いが強まっております。明日の押し目からの反発があるのかどうかモニタリング。

2.3842ネクストジェン
 もう一日これをモニタリングしてみます。今日の安値の345Kが底抜けすれば様子見。

3.4063信越化学
 押しに押されておりますが、OSCは着実に切り上げてきており、今日で+4%の38%です。RSIもコンバージェンス中でまだ23%です。オシュレーター系の指標は底値が見えない時に弱点を露呈しますが、今年3月5日の6880円までの下落も覚悟しながら、切り返しタイミング狙いのモニタリングです。

4.2389オプト
 400K割れから踏ん張っております。そこから滑り落ちるようなら要注意ですが凌ぎきれれば、再度上昇に転じる位置取りです。

5.5310東洋炭素
 指数値が結構落ちてきております。8月17日ほどではありませんが、翌日の18日のそれをも下回っております。もう少しの下落で1万円に近づいてからの反発があるかどうか。

6.5659日本精線
 10月17日に中間決算の上方修正をしてからここまでの下落です。これも622円の安値を巡る攻防。11月8日が中間決算の正式発表。ステンレス二次加工の大手。

7.3315三井鉱山
 今日、25MAを割ったところ。425円からの下落がどこで止まるのか?OSCは40%で10月31日の39%に対してはまだ踏ん張っております。これが破られれば400円割れも。

以上です。

資源関連が手痛く売られておりますね。それに鉄鋼も。船舶は一時の栄華が何処へやらといった悲惨な下げです。上げすぎた反動と言ってしまえばそれまでですが、そろそろ底値圏にテクニカルには近づいております。
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底を探る展開

2007-11-05 11:16:15 | 株に出会う
日経先物は、一度も16500円を回復できず、16400円も割っての前場終了です。

前場終了にかけての安値更新の前の、相場が揉み合っている時に6779日本電波工業に手を出して失敗。戻し基調にあったとはいえ、そろそろ利確の動きが出る頃であり、あくまで業績好調で上向きの銘柄の押し目を狙うべきでした。その意味では業績はどうか分かりませんが、明確な切り返しを見せていた1412チャイナボーチーに朝方乗り遅れたのが第一の失敗でした。

このまま推移すると新興市場も日経も底値を探る展開が濃厚です。日経平均の直近のOSCの最低値は10月24日の37%、終値16358円でした。対して、前場終了段階では前日比-1%の54%とまだ高く、終値は既に今日の安値で16358円を下回っております。ちょうど拮抗点にあるようですが、ここから崩されるかどうかが後場の焦点です。

安値目途は10月25日の16200円あたりですが、日足では一目均衡表の雲の下限にまで到達しており、まさに断崖絶壁の淵に立っている感じです。

やはりサブプライムの第2段階への移行が効いているようです。

後場はあまり無理をしての買いには入らず、節目の価格を意識しながら、前場のようなヘマをしないように気を付けねば。。。
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