株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(6.6.08)

2008-06-05 20:54:37 | 明日のモニタリング銘柄
夜に入ってからドル・円相場が円安に振れております。106円台乗せです。106.4円あたりが当面の天井かと思いますが、これを受けて大証イーブニングセッションでは90円も上げております。

最初にOSCのコンバージェンス件数の推移を見ておきます。

20件(+203円)→32件(-184円)→8件(+415円)→12件(+214円)→25件(+102円)→6件(-231円)→37件(+226円)→37件(-94円)→17件(?)となっております。

どうも高値圏でのOSCコンバージェンス件数は、結構なバラツキがあるようですね。

さて、明日のモニタリング銘柄です。

1.3624アクセルマーク
 ビリングシステムも同様にモニター。こちらが指数値で押されております。またOSCも33%と連日の30%台をマーク。また、公募価格比で1.67倍は、BSの1.87よりも割安。272K近辺で下げ止まるかどうか?

2.3620デジタルハーツ
 こちらはOSCがコンバージェンスしての40%を評価。明日は再度455Kの安値を巡る攻防からの本格反転なるか?

3.2432DeNA
 やっとこさ、この株OSCを39%にまで落としました。後8Kほどの下落で指数値では史上最低値に追いつきます。ここまで落ちた時は、明確な切り返しサインが場中、または場が終わるまでに出るまでは、中途半端な下落では拾わない方が良いかと思います。しかし、そろそろ買い警戒警報発令か。

4.9438エムティーアイ
 OSCは+4%の47%にコンバージェンス。明日は143Kが固いのを見極めての参戦。ダイバージェンスが強まっており、RSIも24%にまで落ち込んでいることが、その理由。

5.9424日本通信
 最後に仕手株を。後少しで直近の指数値に追いつきます。ということは、105Kという今日の安値まで近づいた時に仕込む手か。今期赤字幅を拡大させながらも、来期は強気の黒字予想をしているばかりか、社長が率先して、来期の売上高の7割増は保守的とまで言い出す始末。この会社の社長の三田聖二氏。昔アップルジャパンの社長をやっていたお方。三田佳子と松田聖子を合わせたような名前ですが、そこが芸能株のような胡散臭さを、筆者には醸し出しております。案の定、株主を見てみると、上位には訳の分からないカタカナ社名が沢山出てきます。このあたりが仕手株の所以か。筆者の家人の大のお気に入り銘柄。何しろ、上場直後の7万円が25万円ぐらいまで行って、家人は生涯でピカイチの大儲けをした、その時の快感が脳裏に焼き付いているようなのです。

以上です。新興市場の株が押しに押されております。期せずして新興銘柄ばかりになってしまいました。

新興市場はどうしても嫌だというお方に何かお勧めしたいのですが、このところ押しに押されている5713住友金属鉱山か、一応1部上場の不動産銘柄8902パシフィックあたりしかノミネーション出来ません。どちらも不安を抱えておりますが。

もっと刺激の強い株をご所望の方には、直近高値を抜けた4098チタン工業はいかがでしょうか。電池材料を巡って何やらきな臭い噂を家人が聞きつけてきております。多分、がせねたでしょうが。。。

どうやら明日も面白くなりそうですね。
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市場概況(6.5.08)

2008-06-05 15:38:27 | 市場概況
6月5日(木)の市場概況です。赤字部は6日朝更新

テクニカル用語の簡単解説

・日経先物:OSC63%(+6%)6月2日の63%に並ぶ。
・日経平均:OSC62%(-2%)6月4日の64%から下落中。
・TOPIX:OSC65%(-1%)6月4日の66%から下落中。
・マザーズ指数:OSC49%(+2%)6月2日の52%から反落に転じる。
・ヘラクレス指数:OSC48%(-1%)6月3日の48%の底値に再度並ぶ。
・国債先物:前日比55銭高 OSC53%(+3%)6月3日の54%から反落中。
・日経先物イーブニングセッション:14440円(大証終値比+90円)
・シカゴCME日経先物:14570円(大証終値比+220円)更新
・NYダウ:12604ドル(+214ドル)OSC51%(+4%)5月27日の42%から切り返し中。更新
・ドル・円:105.93円(76銭円安)OSC59%(-2%)5月30日の63%から下落中。更新

後場は、先物も荒れませんでした。前場の高値・安値のレンジでの動きでした。為替がジリジリと円安方向へと振れたことがサポートしたようです。

しかし、債券先物は1日だけ調整した後、今日はまた切り返しておりますが、OSCで見ると頂点に近く、この点からも、株式市場の下げ方が今の段階では踏ん張ったと言えるでしょう。この先、金曜日の夜の雇用統計でアメリカ市場がどうなるか?

昨晩までのNY市場は、いわば崖っぷちに踏みとどまっております。雇用統計などの大きなイベントがなければ、ここは底近辺にあたります。RSIは28%にまで下落。OSCは+2%のコンバージェンスで47%は、5月27日の42%を底にして、まだ底抜けしておりません。本来なら、ダイバージェンスが強まっており、昨日の12338ドルの安値さえ防衛出来れば、100ドルやそこらは切り返すポジションです。

今日は、昨日に引き続いて新興市場銘柄が悲哀をかこちましたね。プライムワークスも一時は抜けかけましたが、結局その日の風が悪いと、チョイ上げからのその日のデイトレーダーの利確と、高値で買ってしまい、損切りのタイミングを狙っていた方々の共食いになって、下に突き落とされるのが落ちです。

3624アクセルマークもそうでした。290Kを抜けた時、筆者もよっぽど追いかけようと思いましたが、後場の2時半を過ぎていたことや、今日のこの株の劣勢を見て、すんでのところで思いとどまりました。案の定、そこからは再度の安値圏レベルへと突き落とされております。この株、明日は272Kという5月19日の安値を巡る攻防となりそうですね。

2150フルスピードは、昨日懸念したとおりに、底抜けとなってしまいました。今日の後場の地合にも全く反応せず。いわば死んだ状態です。しかし、このレベルからの監視体勢の巧拙が勝負を分けます。指数値は最低値を更新。OSCは29%→32%ですが、2月には22%という記録もあります。その時はRSIも16%でした。今日はまだ36%です。底が抜けた以上、硬い地面にまで落下することになるでしょうが、それは、こうしたテクニカル指標からも考えられるレベルまでの落下を意味します。もちろん、この株の絶対値は誰が見ても、2月の154600円(分割後)を除けば、随分と低くなっておりますので、明日の212Kの下値ラインが死守できれば、一定程度の買いが入ると見ております。

まあ、余計な解説かも知れませんが、今日のモニタリング銘柄にした「責任」のようなものが若干ありますので、下手な解説を試みた次第。。それにしては、これまで外れたケースでの解説がないって?? まあ、そのあたりは気まぐれです。

持ち越しは4840エン・ジャパンと3715ドワンゴの2つ。

ドワンゴはあわよくばプラ転して終わって欲しかったのですがテクニカルには実にいい形です。275Kでダブルボトムを形成したようです。283Kで仕込みましたが明日に期待。

-------6日朝のコメント-------

NYダウがここまで戻すとは予想外でした。テクニカルにはリバウンドの時期にはあったのですが、雇用統計を前にして100ドル程度の上昇かと思っておりました。今日の日経平均は、シカゴCMEの結果からすると直近高値を更新するのは間違いないようです。

アメリカはどうも雇用統計が多少悪くても、FRBが堂々とインフレ懸念の方を強調し始めていることから、大した影響を株式市場には与えないと見ているようです。これが下げすぎてきたダウの大幅なリバウンドの背景ですね。逆に雇用統計が大方の予想を裏切り、大幅に改善(まずないと思いますが。)していれば、利上げの可能性が高まり、ドル高、株安(その後株高へ)へと振れるのではないかと思っております。しかし、金融機関を救済するため、まだ利上げは時期尚早でしょうね。住宅価格が下げ止まらない限り、金融機関の損失拡大は止まりません。これが根っこにある真のネック。
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プライムワークスの売り炸裂弾

2008-06-05 11:20:05 | 株に出会う
久し振りに、直近IPOのVC売りの凄さを見てしまいました。

この株、ベンチャーキャピタル(VC)の保有比率は比較的高く、推定5000株を超えております。6月3日から動きを監視しておりましたが、その日の引けに最初の押し目からの立ち上がりで、特に引けにかけての怒濤の買い上がりがありました。

そして、昨日は628Kまで寄り付きから買い上がった後は、ジリジリとご多分に漏れずに、新興市場の調整と共に落ちてはおりましたが、注目すべきは、筆者が見ていた他の直近IPO銘柄ほどには落ちていなかったことです。

何故?といぶかったのは確かです。そこで皆さんは、この株、もうVCの売りは一巡してしまったと思ったに違いありません。

そして、今日の寄り付きから一押しされるもその後はプラス圏へと浮上。ここから再度の600K奪還を夢見て買い上がった方々が、今から思うとこのIPO市場の尊い犠牲者でした。

何と、その後急転直下の怒濤の売りです。大津波の襲来どころではありません。久し振りに、窓を開けての成り売りの嵐を見ました。分足を見てみて下さい。一直線に下降しているその最中に、ポカッと空白が見えるかと。

言いたかったことは、IPO銘柄はVCの売りは、まだまだ上場後10日も経っていない時には、このように、フェイントをかけておいてから炸裂することです。

昨日、下値は底堅いと思わせておいて、今日も一度は押し目を作ってやり、わざわざプラ転まで持っていって、その餌に飛びついた瞬間に破裂させるという、実に巧妙極まりないやり方です。言っておきますが、これは別に違法でも何でもありません。

こうした合法的なフェイントは2-3日のスパンでもって仕掛けられることは、他の銘柄でも度々あります。だから、株式トレーディングを目先の動きだけに振り回されて追っかけていると、人は段々と我を失っていくことになります。

一体全体、何を信用して、何をよすがにして売買していいのか分からないことが、このように繰り返されるからですね。そうなると、撤退するのは時間の問題かと。

自分なりの予防策を講じる以外にはありません。いくつかのポイントがありそうです。

前場は、持ち越しのエンジャパンが堅調なのを見て、210Kと211Kで買い増し。5707東邦亜鉛が、鉄鋼や非鉄銘柄が堅調なのを見て、最初の押し目での557円で買い。この2トレードのみ。

東邦亜鉛は、筆者の未熟さがチョイと露呈しました。横に並べておいてある5563日本電工が、地合は膠着しているにも拘わらず、1403円あたりの10日MAラインを抜けないと見るや、先に1390割れまで調整していたのです。その下落に、この東邦亜鉛はまだ追随しておりませんでした。

ここは、少なくとも分足での昨日からの高値突破ラインの554円もしくは固く見るなら550円あたりで待ち伏せるべきでした。それを中途半端な位置で掴んでしまいました。

この株も、筆者が557円で買った後は、窓を開けての落下で、案の定552円まで転落しております。その後、先物が持ち直したので前場の引けでは買値に戻しておりますが、余計な道草を食ったという次第です。

まだまだ未熟ですね。この未熟さを何とか克服するための「法則」を探し出すため、こうして、反省を込めてブログを馬鹿みたいに毎日更新しているという訳。。。まあ、今日のプライムワークスを、最初の下落局面での530Kあたりで拾わなかっただけ、少々進歩していると慰める以外にありませんね。しかし、これでは単に被弾しないだけであり、敵を一網打尽にして戦果を挙げることがままなりません。せいぜい、新型クラスター爆弾の破片でも拾って、東邦亜鉛にでも換金で持ち込むこととしますか。。。
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