NYダウの大幅下げの翌日の日経平均はどのような値動きを辿っているのかがチョイと気になるところです。
今年に限っては、ダウの200円以上の下げでは、日経平均はどちらかというと寄り天が多く、引けにかけてジリジリと押されているケースが大勢を占めております。特に、前日に大幅に上げていたケースは、その夜のNYダウの大幅下げへの反応と、日本株の調整サイクルが相乗しての大幅下げで終わっております。
従って、明日はやはり今回の下げの大きさから見て、またこれまでの日経の異常なまでの上げを考慮すると、寄り付きから売り圧力に押されて、引けで最安値を付ける公算が高まっております。
従って、リバウンド狙いでの買い参入をやりたいのは山々ですが、実は結構難しい局面と言えます。
まあこれは過去データに過ぎませんので何とも言えませんが、状況を見ながら柔軟に対処したいところです。本来好業績で安く仕込みたい方々がわんさかといる銘柄は、明日の寄り付きでの悲観的な投げを拾いたい向きが大勢いるのではないかと思います。
また、これまでトコトン押されていた優良銘柄は、これ以上は押しようがないポイントからは意地の反発を見せることがあります。こうした点を考慮しながら、明日のモニタリング銘柄をスクリーニングしてみたいと思います。
その前に念のため、OSCのコンバージェンス件数の推移を見ておきます。
20件(+203円)→32件(-184円)→8件(+415円)→12件(+214円)→25件(+102円)→6件(-231円)→37件(+226円)→37件(-94円)→17件(+148円)→35件(?)となっております。
結構に増えておりますが、明日は一応押されますので、明後日の反発が期待できるかも知れません。
今日は、狙い所となる好業績銘柄を羅列しておくに留めたいと思います。
・3770ザッパラス
好業績でストップ高を付けた銘柄の押し目狙い。5日までの高値レベルの260K前後まで押されてからの一定程度の反発を期待。
・6890フェローテック
太陽電池関連銘柄でもあり、このところ7連騰です。ここは一押しからの反発は期待できるところか。
・6871日本マイクロニクス
5月28日の終値3500円近辺まで落ちれば。
・5214日本電気硝子
業績の好調さは折り紙付き。OSCは77%にも達しております。2000円割れからは、反発に転じるかも知れません。
・5563日本電工
こちらも上方修正連発の資源関連銘柄。1244円が最近の安値ですが、そこまでは落ちなくとも、1360円見当の値段からの反発は必至か?
・3341日本調剤
OSCは曲がりなりにも+3%のコンバージェンス。このところの株価は強気一辺倒の上昇。3200円近くまで落ちれば申し分なし。
・4996クミアイ化学
仕手株からは、OSCがコンバージェンスしているこれを。300円前後までの下落からの反発期待。
・2175エス・エム・エス
この株、金曜日は908Kまで押されてからは、まさかの切り返しを演じて100万円台を奪還。明日は、再度の押し目で900K割れからの反発を、2匹目のドジョウ期待で。
・3811ビットアイル
第三四半期の業績が前年同期比+65%にまで達し、このところ出来高を伴って上昇。しかし、ここ3日ほどで指数値は結構落としております。107Kから100K近辺まで押されたところからの見直し買いへの便乗。
以上です。
なお、新興市場の今後の動向についてご質問がありましたので、筆者なりの勝手な見方をしたためてみました。
まず、新興市場というのは、東証の主力銘柄中心の日本市場においては、単なる1セグメントに過ぎないということです。東証の主力が賑わっている間は、個人中心のニッチマーケットである新興市場が置いていかれることは1つの宿命かと思います。従って、まずその日の業種別騰落率での新興市場のポジションを確認することが必要です。しかし、その特長は値動きの軽さですね。とはいえ、日経平均が下げた3月17日には、新興市場もマザーズ指数でいうと555ポイントまでの安値を付けております。つまり、主力市場と基本的には連動します。
但し、最近はIPO銘柄が極端に少なくなっているように、新興市場の成長神話は剥がれつつあります。あまりに安易に上場を認め、その後の業績下落を繰り返し過ぎ、また不祥事も多発した、その咎が今頃になって効いてきているものと思います。
しかし、その中でも成長を続けることが出来るビジネスモデルを有している銘柄は、やはり主力市場にない魅力を秘めております。その1つの判断材料は、上場後時間を経過していても、値を崩すことなく出来高が細っていない銘柄。その昔のDeNAのような成長銘柄に絞りつつ、押し目狙いをしていくのが、今の新興市場へのアプローチとしては正しいのではないかと思います。ライブドアショック以前のような、新興市場ブームはしばらくは来そうもないと考えております。
その意味では、マザーズ指数でいうと、やはりRSIとOSCが30%台前後にまで押されたところからの反発は、これまで通りに期待出来そうですが、あくまでも業績好調の銘柄群に絞らないと、思わぬやけどをしてしまうのも新興市場であることは忘れないように。結構、テクニカルに短期間に反応するのもこの市場です。
今年に限っては、ダウの200円以上の下げでは、日経平均はどちらかというと寄り天が多く、引けにかけてジリジリと押されているケースが大勢を占めております。特に、前日に大幅に上げていたケースは、その夜のNYダウの大幅下げへの反応と、日本株の調整サイクルが相乗しての大幅下げで終わっております。
従って、明日はやはり今回の下げの大きさから見て、またこれまでの日経の異常なまでの上げを考慮すると、寄り付きから売り圧力に押されて、引けで最安値を付ける公算が高まっております。
従って、リバウンド狙いでの買い参入をやりたいのは山々ですが、実は結構難しい局面と言えます。
まあこれは過去データに過ぎませんので何とも言えませんが、状況を見ながら柔軟に対処したいところです。本来好業績で安く仕込みたい方々がわんさかといる銘柄は、明日の寄り付きでの悲観的な投げを拾いたい向きが大勢いるのではないかと思います。
また、これまでトコトン押されていた優良銘柄は、これ以上は押しようがないポイントからは意地の反発を見せることがあります。こうした点を考慮しながら、明日のモニタリング銘柄をスクリーニングしてみたいと思います。
その前に念のため、OSCのコンバージェンス件数の推移を見ておきます。
20件(+203円)→32件(-184円)→8件(+415円)→12件(+214円)→25件(+102円)→6件(-231円)→37件(+226円)→37件(-94円)→17件(+148円)→35件(?)となっております。
結構に増えておりますが、明日は一応押されますので、明後日の反発が期待できるかも知れません。
今日は、狙い所となる好業績銘柄を羅列しておくに留めたいと思います。
・3770ザッパラス
好業績でストップ高を付けた銘柄の押し目狙い。5日までの高値レベルの260K前後まで押されてからの一定程度の反発を期待。
・6890フェローテック
太陽電池関連銘柄でもあり、このところ7連騰です。ここは一押しからの反発は期待できるところか。
・6871日本マイクロニクス
5月28日の終値3500円近辺まで落ちれば。
・5214日本電気硝子
業績の好調さは折り紙付き。OSCは77%にも達しております。2000円割れからは、反発に転じるかも知れません。
・5563日本電工
こちらも上方修正連発の資源関連銘柄。1244円が最近の安値ですが、そこまでは落ちなくとも、1360円見当の値段からの反発は必至か?
・3341日本調剤
OSCは曲がりなりにも+3%のコンバージェンス。このところの株価は強気一辺倒の上昇。3200円近くまで落ちれば申し分なし。
・4996クミアイ化学
仕手株からは、OSCがコンバージェンスしているこれを。300円前後までの下落からの反発期待。
・2175エス・エム・エス
この株、金曜日は908Kまで押されてからは、まさかの切り返しを演じて100万円台を奪還。明日は、再度の押し目で900K割れからの反発を、2匹目のドジョウ期待で。
・3811ビットアイル
第三四半期の業績が前年同期比+65%にまで達し、このところ出来高を伴って上昇。しかし、ここ3日ほどで指数値は結構落としております。107Kから100K近辺まで押されたところからの見直し買いへの便乗。
以上です。
なお、新興市場の今後の動向についてご質問がありましたので、筆者なりの勝手な見方をしたためてみました。
まず、新興市場というのは、東証の主力銘柄中心の日本市場においては、単なる1セグメントに過ぎないということです。東証の主力が賑わっている間は、個人中心のニッチマーケットである新興市場が置いていかれることは1つの宿命かと思います。従って、まずその日の業種別騰落率での新興市場のポジションを確認することが必要です。しかし、その特長は値動きの軽さですね。とはいえ、日経平均が下げた3月17日には、新興市場もマザーズ指数でいうと555ポイントまでの安値を付けております。つまり、主力市場と基本的には連動します。
但し、最近はIPO銘柄が極端に少なくなっているように、新興市場の成長神話は剥がれつつあります。あまりに安易に上場を認め、その後の業績下落を繰り返し過ぎ、また不祥事も多発した、その咎が今頃になって効いてきているものと思います。
しかし、その中でも成長を続けることが出来るビジネスモデルを有している銘柄は、やはり主力市場にない魅力を秘めております。その1つの判断材料は、上場後時間を経過していても、値を崩すことなく出来高が細っていない銘柄。その昔のDeNAのような成長銘柄に絞りつつ、押し目狙いをしていくのが、今の新興市場へのアプローチとしては正しいのではないかと思います。ライブドアショック以前のような、新興市場ブームはしばらくは来そうもないと考えております。
その意味では、マザーズ指数でいうと、やはりRSIとOSCが30%台前後にまで押されたところからの反発は、これまで通りに期待出来そうですが、あくまでも業績好調の銘柄群に絞らないと、思わぬやけどをしてしまうのも新興市場であることは忘れないように。結構、テクニカルに短期間に反応するのもこの市場です。