テクニカル用語の簡単解説
6月27日(金)の市場概況です。赤字部は28日朝更新
・日経先物:44%(-6%)6月25日の56%から下降中。
・日経平均:44%(-4%)6月23日の54%から下降中。
・TOPIX:42%(-3%)6月18日の56%から下降中。
・マザーズ指数:26%(-4%)昨年8月15日の23%以来の低水準。
・ヘラクレス指数:27%(-1%)1月16日の27%に並ぶ。
・長期国債先物:36%(+-0%)6月24日の44%から緩やかに下降中。
・日経先物イーブニングセッション:13480円(大証終値比-50円)
・シカゴCME先物:13560円(大証終値比+30円)更新
・NYダウ:11347ドル(111ドル安)OSC26%で前日同値。更新
・ドル・円:106.15円(65銭円高)OSC41%(-4%)6月17日の68%から下落中。更新
後場は、チャートだけ見ているとほとんど横這いか、引け際の押し目があったため、前場より悪化したかに見えますが、日経平均が13540円オーバーとなったことに象徴されるように、今晩のNY市場の一定程度の反発を見込んでの、株式市場優勢の展開となって終了しております。
もちろん、これはドル・円の為替が日中は比較的穏便に終始していたことが大きいかと思います。ところが、15時を過ぎてから為替が急落中です。
日本の為替市場は、NYやロンドン市場のような「投機的な市場」ではありません。輸出代金の決済やら、外国拠点からの送金やら、月末要因やら絡んで、実際の貿易決済に絡んだ実需の市場です。
これに対して、NY市場やロンドン市場はいわば投機の市場です。この後、ロンドン時間に入ってからのドル・円の動きが来週の株式市場の帰趨を決する気配ですね。
後場は、仕手株1972三晃金属の4円抜きのトレードだけでした。こういう仕手株は、分足の節目の下で待つに限ります。ちょっと甘めの315円で待っていたのですが、実際は2時前の急落で311円まで届いております。このラインは前場から後場の始めの急騰前の揉み合い地点のほぼ下限です。315円は中間点付近でした。このわずかな違いが後4円抜けるかどうかの違いでしたね。
この315円でさらわれて311円まで持って行かれた時に、経験が浅いとつい慌てて損切りに走ることになりますが、こうした急落局面ではほぼ100%戻します。それもその時点のVWAP近辺まで戻します。絶対に慌てないことです。むしろ311円まで押された段階での追撃買いが正解です。
後は、引け際に日経平均が13540円のの底値ラインを上回っての終了を見て、いくつか指しておきましたがこれらは指し負け。これはこれで来週早々にまっさらの状態で臨めるので問題なし。
それにしても、新興市場はまるで「頓死状態」ですね。テクニカルには押されすぎが多いのですが、頓死状態の株に突っ込んでも、巻き添えを食らって瀕死の重傷を負うのが関の山かと。。。
「窮すれば通ず」は、株式市場の格言集には載っておりません。
生物の世界では、互酬の法則があります。困っている同類がいれば、①まず手を差しのべて助けること、これが最初のステップ。その後、②助けた本人が困った時は、以前に助けた同類から助けを受けること、これが次のステップです。
このパターンに従って生きてきた生物集団ほど、結果的には自然淘汰に打ち勝つ確率が高いことが証明されております。
ところが、②のステップをスキップする輩が時としております。その場合は決定的な仕打ちを受けます。二度と同類からは助けては貰えないのです。そして、その非礼な輩が属する集団は滅びてしまいます。
しかし株式市場でこうした互酬の本能に従って生きていたのでは、当然のように自滅してしまいます。これはやはり非情な世界ですね。人類が生き延びてきた、その互酬の本能まで抹殺してしまうのですから。
これだから、筆者のような、どちらかと言うとお人好しの性格は、本当は株式市場には向きません。これは困った。。。
-------27日朝のコメント-------
NYダウは結局続落。原油がじり高で為替も一時105円台の円高に振れております。しかし、シカゴCMEは大証比+30円。何か変ですね。結局は、思惑で動く玄人筋の市場に過ぎないということでしょうね。
そのNYダウですが、OSCは26%と同値ですが、RSIは18%へとまだ6%落としております。こんなに数字の悪いダウは見たことがありません。来週これらの指標が一旦は反転するものと思います。
日経平均は、やはりまだ割高。外国勢が利益確定をし本国に送金するためも、円高にする必要ありか?
6月27日(金)の市場概況です。赤字部は28日朝更新
・日経先物:44%(-6%)6月25日の56%から下降中。
・日経平均:44%(-4%)6月23日の54%から下降中。
・TOPIX:42%(-3%)6月18日の56%から下降中。
・マザーズ指数:26%(-4%)昨年8月15日の23%以来の低水準。
・ヘラクレス指数:27%(-1%)1月16日の27%に並ぶ。
・長期国債先物:36%(+-0%)6月24日の44%から緩やかに下降中。
・日経先物イーブニングセッション:13480円(大証終値比-50円)
・シカゴCME先物:13560円(大証終値比+30円)更新
・NYダウ:11347ドル(111ドル安)OSC26%で前日同値。更新
・ドル・円:106.15円(65銭円高)OSC41%(-4%)6月17日の68%から下落中。更新
後場は、チャートだけ見ているとほとんど横這いか、引け際の押し目があったため、前場より悪化したかに見えますが、日経平均が13540円オーバーとなったことに象徴されるように、今晩のNY市場の一定程度の反発を見込んでの、株式市場優勢の展開となって終了しております。
もちろん、これはドル・円の為替が日中は比較的穏便に終始していたことが大きいかと思います。ところが、15時を過ぎてから為替が急落中です。
日本の為替市場は、NYやロンドン市場のような「投機的な市場」ではありません。輸出代金の決済やら、外国拠点からの送金やら、月末要因やら絡んで、実際の貿易決済に絡んだ実需の市場です。
これに対して、NY市場やロンドン市場はいわば投機の市場です。この後、ロンドン時間に入ってからのドル・円の動きが来週の株式市場の帰趨を決する気配ですね。
後場は、仕手株1972三晃金属の4円抜きのトレードだけでした。こういう仕手株は、分足の節目の下で待つに限ります。ちょっと甘めの315円で待っていたのですが、実際は2時前の急落で311円まで届いております。このラインは前場から後場の始めの急騰前の揉み合い地点のほぼ下限です。315円は中間点付近でした。このわずかな違いが後4円抜けるかどうかの違いでしたね。
この315円でさらわれて311円まで持って行かれた時に、経験が浅いとつい慌てて損切りに走ることになりますが、こうした急落局面ではほぼ100%戻します。それもその時点のVWAP近辺まで戻します。絶対に慌てないことです。むしろ311円まで押された段階での追撃買いが正解です。
後は、引け際に日経平均が13540円のの底値ラインを上回っての終了を見て、いくつか指しておきましたがこれらは指し負け。これはこれで来週早々にまっさらの状態で臨めるので問題なし。
それにしても、新興市場はまるで「頓死状態」ですね。テクニカルには押されすぎが多いのですが、頓死状態の株に突っ込んでも、巻き添えを食らって瀕死の重傷を負うのが関の山かと。。。
「窮すれば通ず」は、株式市場の格言集には載っておりません。
生物の世界では、互酬の法則があります。困っている同類がいれば、①まず手を差しのべて助けること、これが最初のステップ。その後、②助けた本人が困った時は、以前に助けた同類から助けを受けること、これが次のステップです。
このパターンに従って生きてきた生物集団ほど、結果的には自然淘汰に打ち勝つ確率が高いことが証明されております。
ところが、②のステップをスキップする輩が時としております。その場合は決定的な仕打ちを受けます。二度と同類からは助けては貰えないのです。そして、その非礼な輩が属する集団は滅びてしまいます。
しかし株式市場でこうした互酬の本能に従って生きていたのでは、当然のように自滅してしまいます。これはやはり非情な世界ですね。人類が生き延びてきた、その互酬の本能まで抹殺してしまうのですから。
これだから、筆者のような、どちらかと言うとお人好しの性格は、本当は株式市場には向きません。これは困った。。。
-------27日朝のコメント-------
NYダウは結局続落。原油がじり高で為替も一時105円台の円高に振れております。しかし、シカゴCMEは大証比+30円。何か変ですね。結局は、思惑で動く玄人筋の市場に過ぎないということでしょうね。
そのNYダウですが、OSCは26%と同値ですが、RSIは18%へとまだ6%落としております。こんなに数字の悪いダウは見たことがありません。来週これらの指標が一旦は反転するものと思います。
日経平均は、やはりまだ割高。外国勢が利益確定をし本国に送金するためも、円高にする必要ありか?