株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(6.13.08)

2008-06-12 21:26:22 | 明日のモニタリング銘柄
明日は13日の金曜日です。1日が日曜日なら必ず13日は金曜日となります。つまり、休息を先に取ってから働くと13日目に不吉とされる金曜日が巡ってくると言う訳ですが、だからどうなの?と言われても、返す言葉がありません。まあ世の中、働いてから休息を取るように出来ているのかと。。。

OSCコンバージェンス銘柄数の推移を一応見ておきます。( )内は翌日の日経平均。

20件(+203円)→32件(-184円)→8件(+415円)→12件(+214円)→25件(+102円)→6件(-231円)→37件(+226円)→37件(-94円)→17件(+148円)→35件(-308円)→27件(-160円)→9件(+162円)→15件(-295)→55件(?)

何と55件にも及んでおります。30件以上のケースでは翌日の日経の勝率は7割でした。最近はその確率は落ち込んでおりましたが、ここまで押されてからのこのOSCコンバージェンスは明日に期待が持てそうです。

明日のモニタリング銘柄です。

1.2175エス・エム・エス
 出来高細く、段々と売り込まれておりますが、これまでの高騰の反動でしょうか。この株が復活するためには、①887K以下、②OSCが33%程度まで落下、③指数値があと45K分ほどの低下。この3条件となります。すると、おおよそ800K割れあたりで一度きちんと反発に転じるのではないかと。まだまだですが、そろそろ値動きの監視を強めておく時期かと。45Kなどあっという間の下落ですからね。この株は。

2.2432DeNA
 どういう訳か変調をきたしております。下値は時々切り返しておりますが、高値が3日以来ずっと押されっぱなしです。明日、もう一度下値の632Kを固め、そこから655Kの高値抜きの展開になるのかどうか注目。

3.9020東日本旅客鉄道
 明日は790Kに近づいた時に買いか。激しく乱高下する株ではありません。そんなに揺れると鉄道に悪いためか。安全運転がモットーの株。しかし時として、安全運転ストレスから荒れ狂うこともあるので、明日がその日かどうか試しに乗ってみて下さい。

4.5401JFEホールディングス
 この株、崖っぷちに立っております。OSCの38%は6月2日の37%以来。安値の5520円が破られたら、明日もあかんでしょう。そうでなければ地力を発揮か。5411新日鐵、5405住金も同様なポジション。

5.2914日本たばこ産業
 たばこ1箱100円での増収案が相当に効いているようです。こんなに売り込まれているJTは見たことがありませんが、一昨年の9月に440Kを付けておりました。明日、これを下回ると歴史的な下値模索の動きとなるのかも知れませんが、物事には道理というものもあります。OSC25%、RSI10%のここからは、売り方を何とか煙に巻いて欲しいものです。440Kに注目。

6.9107川崎汽船
 もう一度この株を。OSCは1%下げて31%ですが、乖離幅が8円となりました。指数値も3月26日以来の低さ。1028円の今日の安値前後からは反発か?

7.4541日医工
 ジリジリと押されておりますが、5月21日のOSC29%からのダイバージェンスが強まっております。ここら辺で一度切り返しを見せるのではないでしょうか?2380円までの押し目を凌ぎきるのかどうかが焦点。

8.9424日本通信
 最後にバクチ好きの方向けにこの仕手株を。まさか、ゼンテック・テクノロジーの二の舞にならないだろうね、この株。社長が大法螺に近いことを吹いているのは妙に気にはなります。しかしながら、明日1日だけのお付き合いなら、後腐れもないでしょう。OSCが39%でコンバージェンスし、指数値は5月初めの水準まで下落していることが手がかり。明日は95000円あたりで下げ止まりを確認してからの反転に乗る手。呉々も1日だけのお付き合いです。調子に乗って夜遊びにふけると、白雪姫の二の舞ですよ。

以上です。あまりにコンバージェンス銘柄数が多いので、いつもより銘柄数を奮発してしまいました。その分、当たる数が少しは増えるでしょう。特に、船舶、鉄鋼のセグメントが上げるとすれば一斉に上げるかも知れません。そこは寄り付きの15分程度で判断。
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市場概況(6.12.08)

2008-06-12 15:40:42 | 市場概況
6月12日(木)の各市場の概況は以下の通りです。最初の数字がOSC%。赤字部は13日朝追記

・日経先物:47%(-8%)-290円(RSI:48%で-6%)6月2日の63%から下落中。
・日経平均:46%(-2%)-294円(RSI:48%で-6%)6月6日の67%から下落中。
・TOPIX:41%(-2%)-27ポイント(RSI:48%で-4%)6月4日の66%から下落中。
・マザーズ指数:31%(+2%)-3.08ポイント(RSI:24%で-5%)6月11日の29%から切り返し中。
・ヘラクレス指数:42%(+1%)-9.75ポイント(RSI:15%で-5%)6月11日の41%から切り返せず。
・長期国債先物:36%(-4%)36銭高(RSI:43%で+7%)OSCは直近の底をマーク。明日は押される可能性あり。
・ドル・円:107.93円(1円の円安)65%(+3%)5月30日の63%を抜く。
・大証イーブニングセッション:14000円(大証終値比+120円)
・シカゴCME:14070円(大証終値比+170円)限月切りかえのため差あり。
・NYダウ:12142ドル(+58ドル)37%(同値)6月6日の37%から膠着。

後場は主力市場が若干ですが切り返しを見せたのに対して、新興市場は13時過ぎに一斉に動意づきました。しかし、これは後から考えると「線香花火」でした。

文字通り、すわ大文字山の火祭りの始まりだ!!とばかりに、どなたかが仕掛けたところ、思わず燎原の火のごとく燃えさかると思った烏合の衆が、一斉に我を忘れて飛びつきました。前場に動意付いていた新興銘柄に限られましたが、それでも本当に一瞬の居合い抜きのような値動きでした。ほんの30秒ほどで、監視銘柄の5銘柄ほどが数スティックも上げてしまったのです。

筆者も「烏合の衆」の一人と化しました。愚かでした。

あまり細かく値動きを見ていなかった、3622ネットイヤーの105Kに我を忘れて飛びついたのです。そうは言っても心のどこかに、新興市場に対する根強い不信があったと見えて、かろうじてロットは小さいものに留めました。

案の定、線香花火では山が燃えさかる訳がありません。その後は全く鳴かず飛ばずです。その上、烏合の衆ですから、お互いに獲物を求めて右往左往するものの、誰が獲物を持っているのか、誰が獲物を探しているのか分からず、その真っ黒なカラスの欲望がただ単に漆黒の闇夜でぶつかるばかり。こうなると全くの無秩序状態です。

ふと我に返った烏合の集どもは、後はわずかな残飯をあさるがごとく、下へ下へと逃げ惑う始末。筆者も止む得ずに、少なくともこの醜い喧噪から逃れるため、102K方面へと身体1つで逃げ出しました。

まあ、早めに手持ちの3623ビリングシステムは228Kを利確をしていましたので、今日のところは傷は浅いものの、相変わらず、自らの強欲から来る本能的な高値掴みの癖が丸出しになってしまいました。相当に心してかからねば何度でも繰り返すのが、人間の持って生まれた性かと。。。

今日は、その昔の紙芝居のおばさん、或いは大昔の活動写真の弁士並の、古色蒼然たる大げさな物言いになってしまいました。これでもその時の情景を何とか文字で伝えようとした結果です。筆者の表現力の貧しさが露呈してしまいました。

これから床屋にでも行って、昼間に出来たざんばら髪をすっきりとさせ、いつものように隣の犬を連れ出し、清く美しく生きている(であろう)、犬を連れた老婆達とでも再会してきます。

-------13日朝のコメント-------

為替がまたまた1円も円安に振れております。上値目標の107.8円を上回って終了。次は109円がターゲットですが、既にRSIも74%まで上昇。このまま一気に行くとは思えません。

NYダウは5月の小売業売上げが予想を超えて良かったため、前日安値付近で踏みとどまり、何とか陥落は免れております。金融・ハイテクの切り返しがあったようですので、日本の今日の相場もその影響があるかと思います。但し、MSのヤフー買収断念で、関連する銘柄は影響があるでしょうね。

今の日経平均は14000円を挟んでのボックス圏での値動きですが、NYダウが11000ドル台へと再度陥落すれば、日経も13700円割れからの調整度合いも本格化しそうですが、今日のところは平穏に戻しを演じるかと。。。上値目標値14200円です。相変わらず黄金分割比率が壁。。
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新興市場に底打ちの胎動

2008-06-12 11:19:09 | 株に出会う
持ち越しの3623ビリングシステムへの今日の対策は朝一番で決めておりました。それは、NYダウの下げで弱き筋の投げが出るだろうことを予想しての、寄り付きから程ほどの下げなら、一旦半分を切り、その代わりに下げきったところからの反発で、切った分の買い戻しを行い平均コストを下げてチャンスを待とうと言うことでした。

半分にしたのは、寄り底のケースも多々あり、全部切った場合は、切った値段よりも高いところを即座に拾うのは、人間の心理としてはチョイとハードルが高いためです。半分を残しておけば、寄り底になったとしても、残り半分の利益を「担保」にして、ある程度の余裕を持って上値を追えるということになります。

結果は、最初のシナリオ通りでした。220Kで寄り付き直後に半分を切り、その後213Kで指していたのが見事にヒットしましたが、想定外なのは、昨日の安値の212K以下まで成り売りをした方がいたことでした。これは致し方ありません。ある程度のオーバーシュートは相場につきものです。しかし211Kで待っていてもヒットしない確率の方が高いのではないでしょうか。

その後は、すぐに215Kあたりまでの買い上がりがあり、更に直近IPOの3627プライムワークスの復活劇を目の当たりにしながら、概ねIPO銘柄は好調にプラ転したようです。マザーズ指数も前引けにはわずかにプラ転。OSCも29%→34%と伸ばし、昨日の安値にはほぼ踏みとどまり、そこからの下げ止まりの安心感で買いが入っているようです。

主力市場はどうしてもNYダウやら景気動向の影響をもろに受けるため、こうした日は調整日として投資家心理を冷やすようですが、時として押されすぎの新興市場には資金が流入することがあります。

さて、各市場の動向は以下の通りです。最初の数字がOSC%。

・日経先物:46%(-9%)-310円(RSI:48%で-6%)
・日経平均:44%(-4%)-321円(RSI:48%で-6%)
・TOPIX:40%(-3%)-29ポイント(RSI:47%で-5%)
・マザーズ指数:34%(+5%)+0.04ポイント(RSI:25%で-4%)
・ヘラクレス指数:43%(+2%)-8ポイント(RSI:15%で-5%)
・長期国債先物:36%(-4%)63銭高(RSI:45%で+9%)
・ドル・円:107.29円(36銭の円安)

OSCで見ると、新興市場の切り返しの気配が濃厚ですね。円安に若干振れているにも拘わらず、主力市場は冴えません。

後場にこの流れが継続するかどうかに注目。
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