株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(6.4.08)

2008-06-03 18:18:30 | 明日のモニタリング銘柄
明日、6月4日は虫歯予防の日?いや、単純に虫好きのための日かも知れません。筆者は、道路で見つけた虫や蟻をよけて通るぐらいの殺生嫌いですが、虫好きではありません。隣の犬なら、虫を見つけたら突っ込み食いです。散歩の途中でも食い物を探しながら、あちらこちら筆者を引っ張り回る下品な「雲助犬」(ちなみに、メス犬です。)もいいところです。全く、毎日の散歩で汗だくです。お陰で少しずつ体重が理想体重に近づいております。

さて市場は、何やら不穏な情勢になってきました。FRBの資金供給が細ってきているそうです。それとタイミングを一にして、S&Pによる投資銀行三社の格付変更です。

それに、「原油や穀物の相場操縦での調査」との(あまりに作為的な)記事。

何もかもが、一時の饗宴の終焉を示唆しているかのようです。

ここからの買い上がりには要注意。黄金分割ライン近辺でまだウロウロしているうちはOKですが、それが割れると一気に持って行かれる可能性もありそうです。但し、短期ではNYダウの押され方が尋常ではありませんので、戻す可能性があることは先に触れた通りです。

明日のモニタリング銘柄ですが、最初にOSCのコンバージェンス分析を。

20件(+203円)→32件(-184円)→8件(+415円)→12件(+214円)→25件(+102円)→6件(-231円)→37件(?)となっております。

過去のデータによると、明日は7割の確率で日経平均が反発します。

そこで、少し押されすぎの銘柄を中心にスクリーニングしてみます。

1.3620デジタルハーツ
 504K割れがなければ、指数値面からも30日の反転の再来があるかも知れません。

2.2389オプト
 実に不思議な株です。三菱UFJやらいちよし証券がレーティングを引き上げているにも拘わらず、株価を下げ続けております。そう言えば、電通が380KでTOBをかけると発表してからも400Kにまで行ったものの、そこからは反落。どうも誰かが何かを「操縦」している節があります。何しろ、社員一人一人が「社長」の会社です。(HPをご覧下さい。)一筋縄ではいきません。OSCは37%(-1%)。34%ぐらいに落ちれば、「社長」が多分頑張るのでしょう。

3.4822ハドソン
 任天堂の停滞に引っ張られるようにして、この株も停滞中。5月28日の1818円という安値までは落とされるのかも知れません。指数値がいいところまで降りてきております。後ひと息といったところか。OSCは40%でまだ調整余地あり。ボトムラインは、5月27日、28日の35%です。

以上です。
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市場概況(6.3.08)

2008-06-03 17:02:31 | 市場概況
6月3日(火)の市場概況です。赤字部は4日朝更新

テクニカル用語の簡単解説

・日経先物:OSC56%(-7%)6月2日の63%から反落に転じる。
・日経平均:OSC55%(-3%)5月30日59%から反落に転じる。
・TOPIX:OSC57%(-1%)5月30日の58%から反落に転じる。
・マザーズ指数:OSC45%(-7%)6月2日の52%から反落に転じる。
・ヘラクレス指数:OSC48%(-5%)4月16日の46%以来の低さ。
・国債先物:前日比1円40銭高 OSC54%(+7%)3月17日の55%に迫る
・日経先物イーブニングセッション:14200円(大証終値比+10円)
・シカゴCME日経先物:14220円(大証終値比+30円)更新
・NYダウ:12403ドル(-101ドル)OSC45%(-3%)5月19日の62%から下落中。更新
・ドル・円:105.05円(58銭円安)OSC60%(+6%)5月30日の53%から下落中。更新

後場は、まさに債券市場が暴発。1円40銭もの棒上げです。200万円の証拠金を入れておけば、140万円もの儲けです。たったの1日です。債券も実に投機的な世界。

これが株式衰退、債券市場への資金の逃避なのかどうかですが、チョイと疑問に思えます。OSC54%というのは、高値圏もいいところです。

持ち越しは、久し振りにストップ高での持ち越しの2175SMSのみ。エンジャパンとセプテーニは損切り。セプテーニは5月8日の中間決算で赤字転落しており、いくら下げたからと言って、買いに入るのはチョイと無謀でした。そのうち消さなければ。

エンジャパンは、高成長神話が剥離しての目標価格下げなどでの落ち込みですが、業績そのものはまずまずです。RSIが今日でたったの4%とは、この株にしては前代未聞。昨年の11月12日が8%でしたが、その後は2連騰。もう少しの辛抱かと。

-------4日朝のコメント-------

NYダウは続落。WSJがリーマン・ブラザーズの第二四半期の損失拡大を報じての、金融不安継続が大きな要因。一方、バーナンキがインフレ懸念を口にしたことでの、利下げ停止への方向性が固まったとして、ドルが買われユーロが売られて、円安、原油安となったものです。

シカゴCMEは、この円安方向への切り返しで、大証終値比+30円で返ってきております。今日も14200円を巡る攻防となりそうです。

NY債券は、リスク回避の動きから再び買われており、10年債は再度4%を割り込む3.87%にまで一時低下。

流れとしては、債券買い、株売りの状態ですので、今日の日本市場もその方向が継続するかどうか注目。
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黄金分割比率を巡る攻防

2008-06-03 11:14:09 | 株に出会う
NYダウが、金融不安再燃とやらで売り込まれましたが、少々売られすぎの感があります。

それは、①金投資銀行の格下げは、金融不安が再燃するような新たなネタではないこと、②円高に触れていることを考えると、アメリカがそろそろ日本市場の儲けを、ドルに換えて送金する必要があること。そして、③債券市場はNYの10年債が4%の大台を回復したように、当面の底打ち気配があること。

この3つの背景からの売りではないかと思います。

日本の長期国債市場は、これを受けて前場終了段階で55銭高、OSCも+1%の48%と切り返しております。

対する、日経先物のOSCは57%(-6%)と急落。日経平均(-3%の55%)とTOPIX(-1%の57%)は、昨日の上げ方が控えめだったので、下落もそこそこです。今のところ、黄金分割比率の14200円を巡る攻防となっております。

ついでにマザーズ指数は、-7%の45%、ヘラクレス指数は-5%の48%です。ヘラクレス指数の押され方が少し大きいようです。RSIも27%へと8%急落。このラインは1月の暴落時を除いて、このところの底値ラインですので、明日以降、再度切り返すのかどうか注目です。

さて、前場はモニタリング銘柄から2175SMSを931Kで仕込み、4293セプテーニを140Kが底と見て仕込みましたが、セプテーニは勢いがまだ出ません。

昨日からの(匿名)持ち越しだった4849エンジャパンは、半分だけ208Kで損切り。この新興2銘柄は、新興市場の立ち上がり待ちとなりますが、昨日の安値を下回ることが確実なら、一旦降りる予定です。

今晩のNYダウですが、少々売られすぎの感がありますが、朝のコメントにも書いたように、ここから陥落するのか、一時的に戻して様子を見るのかの瀬戸際にあります。金曜日の雇用統計までは手ひどく売り込まれることはないと思いますが、かといって、このまま綺麗に切り返すようなテクニカルポジションでもありません。切り返すといっても数10ドル単位ではないでしょうか。
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