株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(6.10.08)

2008-06-09 21:19:30 | 明日のモニタリング銘柄
OSCがコンバージェンスしている件数をまず見てみます。( )内は翌日の日経平均。

20件(+203円)→32件(-184円)→8件(+415円)→12件(+214円)→25件(+102円)→6件(-231円)→37件(+226円)→37件(-94円)→17件(+148円)→35件(-308円)→27件(?)

2日連続、結構な高水準です。明日はこのまま円安傾向が続けば反騰するのではないでしょうか。

そこで、明日のモニタリング銘柄です。

1.3236プロパスト
 受難の不動産ですから長居は無用ですが、6月2日のように時として反発に転じることがあります。もう62500円という直近の安値には手が届きそうなところまでいきました。明日、その近辺までもう一度押されてから不死鳥のように立ち上がるか?

2.6263プロデュース 
 これは3つの理由からモニター。ダイバージェンスが44Kもあり。RSIが26%にまで急落。乖離幅15Kもあり。そして指数値は5月1日以来の低さです。

3.9020東日本旅客鉄道
 よく言えば安定株。悪く言えばクソ面白くない株ですが、たまにどーんと噴き上がることがあります。今日は引けに押されているだけに、明日さらに押されたところからはチョイと面白いかと。3月13日の777Kという、往年のジャンボジェット機のコードネームまで、まさか鉄道の分際で降りてこないだろうね。

4.9843ニトリ
 明日は5210円にできるだけ引きつけておいてからの反転狙い。指数値が5月1日以来の低い値をマークしております。社長の連載も日経の夕刊で始まったことだし。ここは「ご祝儀」上げもありか?

5.2142ユー・エス・ジェイ
 OSCの32%は2月27日の27%以来。65Kあたりからの反発はあるのではないでしょうか。RSIも-9%の28%まで落ちております。いずれにしても夜明けは近いか?

以上です。
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市場概況(6.9.08)

2008-06-09 20:05:12 | 市場概況
6月9日(月)の市場概況です。赤字部は10日朝更新

テクニカル用語の簡単解説

・日経先物:OSC62%(同値)6月2日の63%から下落中。
・日経平均:OSC56%(-11%)6月6日の67%から下落中。
・TOPIX:OSC55%(-10%)6月4日の66%から下落中。
・マザーズ指数:OSC43%(-6%)5月28日の43%に並ぶ。底打ちか?
・ヘラクレス指数:OSC45%(-2%)4月16日の46%を下回る。
・国債先物:前日比88銭安 OSC48%(-1%)6月3日の54%から反落中。
・日経先物イーブニングセッション:14230円(大証終値比+-0円)
・シカゴCME日経先物:14220円(大証終値比-10円)更新
・NYダウ:12280ドル(+71ドル)OSC38%(+1%)5月19日の55%から下落中だが、かろうじて切り返す。更新
・ドル・円:106.29(1円33銭円安)OSC58%(+7%)6日の51%から切り返し中。更新

後場の日経平均は先物がいきなり14200円オーバーで始まり、その後もそこが抵抗線になりながら堅調な動きを展開。NY市場の変調をものともせず、朝方の外国証券経由の外国勢の動きも3日連続の買い越しでした。

各市場指数では、マザーズ指数がギリギリのところで踏みとどまっており、ダイバージェンス度が強まっているのが目立ちます。指数値も4月28日のそれより11ポイントほど高いだけです。RSIの36%と合わせてみれば、明日はひょっとするとマザーズ祭りが見られるのかも知れません。

ということを予見した訳ではないのですが、引けにかけて3627プライムワークスを494Kで試し買い。データが少ないのですが、直近IPOが最初に押されてから切り返す時の典型的なパターンをこの株は示しております。日足チャートを見てもそこは歴然。

-------10日朝のコメント-------

中古住宅販売が、予想の-0.5%に対して6.3%になりNYダウは反発して始まりました。またマグドナルドの5月の既存店売り上げが強い内容だったことから、消費関連銘柄に買いが入るも、リーマン・ブラザーズが28億ドルの赤字決算を発表し、金融株が足を引っ張っております。なお、ナスダックは-15ポイントの下落。S&P500はわずかなプラスで終了。ハイテク関連銘柄は今日は軟調かも知れません。

為替が初めて106円台に乗せての終了ですので、総じて今日の日本市場は堅調に推移するかと思います。106.4円を超えていくようだと次の目標は107.8円。
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日本株、まさかの粘り勝ち中だが

2008-06-09 11:19:49 | 株に出会う
NYダウが大きく下げた翌日の日本市場は、これまでの傾向では寄り天傾向があると書きましたが、しかし、前場はご覧の通りまさかの粘りを見せており、寄り付きからの一押しで突進買いをした方々に、今のところは凱歌が上がっております。

しかし、例のフィボナッチ比率の38.2%戻しである、14200円の突破にはさすがに苦労しております。前場終了段階でこのレベルに固着した状態で先物は終了しておりますが、後場は果たしてここをいきなり突破して始まるのか、それとも、力尽きて本来の軌道である下方へとジリジリと、あるいは一気に押されるのか、極めて微妙なところです。

為替のドル・円が朝からじり高傾向であることが、14200ラインへの接近をサポートしているようですが、ドル・円の綺麗な右肩上がりほどには先物が伸びておりません。

国債先物もOSCを3%落としており、そんなに元気がある訳ではありません。

ということは、黄金分割比率の「重み」か、それとも、予想に反しての頑張りも単なる「空元気」なのか、これは後場の結果が明らかにしてくれるでしょう。

筆者は、寄り付きからの下落基調を予想して見ておりましたので、指し値はことごとく空振り。かといって上値を追う「空元気」もなく、ひっそりと見守るのみです。

昨年、ラリー・ウィリアムズが、6月6日に金が上昇に転じるとの「ご託宣」をしておりますが、まさに気持ち悪いぐらいにその通りになっております。ゴルフでいうと、ホールインワンの快挙か?後で見てみると、日経平均の変化日である4月11日というのも、そのあたりが今回の上げのスタート地点となっており、これもニアピン賞ものですね。

それでも、原油の上げに比べれば、金はむしろ停滞しているといっても過言ではありませんが、ゴールドの実需は原油ほどには増えていないので、ちょうどこれくらいのペースで結構かと。。。

筆者はゴールドを、オンス1500円以下で集中投資して以来、ドル・コスト平均法で毎月5万円分だけ購入は続けておりますが、年初からの投資リターンは14%ですので、下手な金融商品よりかよっぽどましですね。5月10日に、年初からの投資リターンがほぼゼロ値近辺まで落ちて来ましたが、さすがにそこからはピッタリと反発しました。金のドル価格もそのあたりが底であることはチャートからも明瞭ですね。

参考までに、日経平均は年初からのリターンが1度もプラス圏に浮上することなく、今日の前場では-3.4%です。

各市場のテクニカルな位置取りは下記の通りです。

・日経先物:61%(-1%)-320円
・日経平均:56%(-11%)-299円
・TOPIX:56%(-9%)-29ポイント
・マザーズ指数:46%(-3)-7ポイント
・ヘラクレス指数:44%(-3%)-9.4ポイント
・長期国債先物:46%(-3%)66銭高

後場は、繰り返しますが、為替とフィボナッチ比率の14200円を巡る攻防に注目。
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