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明日のモニタリング銘柄(6.2.08)

2008-06-01 08:28:56 | 明日のモニタリング銘柄
最初にOSCコンバージェンス銘柄数の推移です。( )内は翌日の日経平均。

20件(+203円)→32件(-184円)→8件(+415円)→12件(+214円)→25件(?)となっております。

25件というのは地合としては悪くはありません。ダウもほぼ前日同値。ナスダックは上げており、シカゴCME価格も大証比+30円ですので、金曜日の後半に調子が良かった銘柄は、寄り付きに飛ばしてからの利確の動きになるかと思います。

金曜日に不調だった、不動産銘柄などは、寄り付きに上げ気配が少しあるからと言って迂闊に買いに走ると、思わぬ戻り売り浴びせパンチを受け、その後更に、好調銘柄の下落調整時に、一緒に下落するというダブルパンチの最悪の事態になる怖れもありますので、ここは、じっくりと下値の見極めを行うのが良いかと思います。

明日のモニタリング銘柄です。

1.2175エス・エム・エス
 医療業界への人材派遣を手がけるこの会社、まさに出世魚。公募23万円が129万円にまでいきました。OSCが38%にまで8%急落。乖離幅は20Kと良好。もう1段か2段の下げがあれば、明日以降の反発がありそうです。急伸後だけに80万円弱の25日移動平均までの下落過程にあることは留意して置いた方が良さそうですが。

2.3715ドワンゴ
 金曜日は1度だけ動意付くも、その後は不気味な膠着。さすがに引けに少しは上げましたが、噴火は近いものと思います。やはりこの株、300K超えから本格的な買いが入るかどうかですが、まずは、明日は285K近くになればそのまま試し買いか。

3.4314ダヴィンチ・アドバイザーズ
 不動産関連が絶不調でこの株もRSIが15%にまで下がっております。これは昨年9月6日の17%以来です。この時はOSCも21%にまで下落。今はまだ43%もあります。少なくとも30%台への転落がないと現下の環境ではチョイと厳しいのかも知れません。後5Kの下落が目途ですが、その前に3月11日の76Kで下げ止まるかどうか?一方、3236プロパストは70Kあたりで下げ止まるかどうか?

4.5563日本電工
 不動産と並んで、非鉄商品関連銘柄が、一体どこで切り返すかですが、この株に注目。OSCの38%は、2月12日の39%以来の30%台。ずっと利確に押されておりますので、あくまでも押され過ぎたところからの反発狙いです。1244円の金曜日の安値近辺から押されれば押されるほど反発力が強まるかと。売りができない5566中央電気工業も合わせて注目。

5.9022東海旅客鉄道
 この株、まさに膠着状態にあるかに見えます。その通りですが、OSCがこの膠着状態のお陰?で、32%にまで落ちました。数字の綾かもしれませんが、明日は103万円以下での仕込みができれば。下値は980Kですが、ここまでは持って行かれないでしょう。

以上です。

結構多士済々な顔ぶれが並びました。JR東海を除くと、どちらかと言うと一発屋好みの株です。外れる可能性もあるかわりに、一発、大きく切り返す可能性もあるという、この日経平均がボリンジャーの上に張り付いているご時世に、捻くれ人生を余儀なくされている銘柄群ということにもなります。なかなか面白そうです。強いて言うと、本命はドワンゴ、対抗はまくり(競輪で言う)で日本電工といったところか。大穴はダヴィンチ。

筆者もしがない「予想屋」に、「一発屋」と一緒にどうも転落したようです。

厄払いに、お金持ちの方々のためにまとも系を1つ。7974任天堂です。この円安にもかかわらず押されております。58700円の壁を破るのに苦労しております。出来高もかなり少なくなっております。OSCは43%です。これは何と3月17日の39%以来の低さです。しかし、明日も外れたら、それこそ「泣くなよ!」(7974)。
コメント
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