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市場概況(6.13.08)

2008-06-14 08:01:17 | 市場概況
6月13日(金)の各市場の概況は以下の通りです。最初の数字がOSC%です。赤字部は6月14日更新

・日経先物:50%(+3%)+80円。6月2日の63%から下落中。
・日経平均:45%(-1%)+85円。6月6日の67%から下落中。
・TOPIX:42%(+1%)+8.43ポイント。6月4日の66%から下落中。
・マザーズ指数:34%(+3%)+2.2ポイント。6月11日の29%から切り返し中。
・ヘラクレス指数:41%(-1%)-7.7ポイント。6月11日の41%から停滞中。
・長期国債先物:36%(同値)84銭安。OSCは直近の底を連続でマーク。
・ドル・円:108.12円(19銭の円安)OSC65%(同値)更新
・大証イーブニングセッション:13920円(大証終値比-60円)
・シカゴCME:14220円(大証終値比+240円)更新
・NYダウ:12307ドル(+166ドル)OSC43%(+6%)このところの37%から脱して反転開始か?更新

いやはや、今日の後場は直近IPO4社の連動性を見ながらのドタバタトレードに終始してしまいました。結局、行ってこいの状態でした。3627プライムワークスなど、何度ストップ高に張り付き、その後解けたことか。疲れますね。こういうのをやるのは。

これからは程ほどにします。それより、じっくりと値段が動く東証銘柄の方がやりやすいこともあります。新興は下で待つのが鉄則であることを思い知った1日でした。

やはり、魔の13日の金曜日だったようです。悪魔に身柄を拘束されたような変な気持ちです。

日経平均やTOPIXは、昨日のOSCコンバージェンス件数の多さの「御利益?」からか、かろうじてプラ転。

しかしNYダウは、首の皮一枚で繋がっている半病人状態ですので、上昇に転換したと明らかに分かるまでは、持ち越しはリスクが高いと見ておりますので、今日は何もなし。

少し、週末は静養します。

-------14日朝のコメント-------

アメリカのCPI(消費者物価指数)が、市場予想通りだったことや、原油の反落などでダウは堅調だったようです。しかし、前年比では前月の3.9%から4.2%へと上がっております。予想よりも0.3%上回っております。インフレ状態であることは変わりありません。アメリカの10年債の利回りは4.253%です。フィッシャーの法則によると、金利=実質経済成長率+物価上昇率(期待値)となります。2008年のアメリカの実質経済成長率は、0.3%-1.2%とFRBにより大幅に下方修正されております。

★0.3%ケース:金利=0.3%+4.2%=4.5%
★1.2%ケース:金利=1.2%+4.2%=5.4%

ところが30年債利回りでも4.786%がアメリカの債券市場です。すると、実質経済成長率がゼロ値かそれ以下にならないと、今の金利水準は説明できません。或いは、4.2%という物価上昇率は実質ですが、期待値としてはこれよりも小さくならないと説明できませんが、これは現下の状況ではおかしいですね。

どう見ても、金利上昇圧力が強まっているとしか考えられませんが、これは素人考えというものでしょうか???

ところで、ダウは上げたものの12600ドル近辺まで戻さないと、まだ予断を許さない段階だと思います。
コメント
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