株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(6.20.08)

2008-06-19 19:37:38 | 明日のモニタリング銘柄
最初に、いつものようにOSCコンバージェンス銘柄数の推移を見ておきます。( )内は翌日の日経平均。

20件(+203円)→32件(-184円)→8件(+415円)→12件(+214円)→25件(+102円)→6件(-231円)→37件(+226円)→37件(-94円)→17件(+148円)→35件(-308円)→27件(-160円)→9件(+162円)→15件(-295)→55件(+85円)→27件(+381円)→9件(-6円)→44件(+104円)→23件(-323円)→68件(?)

急増です。明日はイチかバチかですね。やはりNYダウと為替次第ですか。

そのNYダウですが、テクニカルにはいつ反発してもおかしくない状態です。底抜け状態ではありません。ギリギリ粘っているのが昨日の状態。ダイバージェンスが強まっております。もしプラ転するなら150ドル程度は楽勝か。底抜けなら、これはもう11000ドルが定宿になるかと。

それに引き替え、日本市場はまだ押され始めた段階です。底打ち感は全くありません。

まあ、そんな中でも反発するなら井の一番にしそうな銘柄を中心に、明日のモニタリング銘柄です。件数が果たして5件あるのかどうか?

1.3625テックファーム
 先日の不本意な撤退をしましたが、こうした株は念には念を入れる必要がありそうですが、今日はまだ-11K終了です。RSIもまだ下落中。OSCはコンバージェンス。思い切って200K以下に大きく転落すれば良いものを、だらだらと踏みとどまっているため、被害者を拡大しております。しかし、考えてみればこの株、公募価格は8万円だったのですね。それじゃ、やはり175Kレベルまでの調整は何としてもやって貰いましょう。

2.5563日本電工
 今日に引き続きモニタリング。1300円割れはありましたが、そこから大きく押されることなく戻したのはさすが。5月30日の1244円は一応意識しながら、明日再度の1300円越えの力強さ加減に注目。

3.5405住友金属工業
 鉄鋼株が冴えません。5401新日鐵も同様です。それでも明日の切り返しがあるとすれば、出遅れの鉄鋼関連株でしょうか。468円という今日の安値前後からの反発があるかどうか?

4.3236プロパスト
 不動産受難が続きます。この株も本来ならいちはやく反転しているところ、まだウロウロとしております。しかし、ダヴィンチも時として反発しております。この株の受難が明日は一旦解き放たれるのか?

せいぜいこのくらいです。残りの監視銘柄192銘柄ほどは、まだまだ下げきっておりません。これら4銘柄も決して下げきった訳ではありません。何らかの事情を抱えながらも、比較的押されているに過ぎません。

NYダウのそこそこの切り返しを待ちましょう。

追伸:遅まきながら、電池関連や食料関連銘柄のトラッキングを開始しました。
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市場概況(6.19.08)

2008-06-19 15:26:46 | 市場概況
波乱の6月19日の市場概況です。赤字部は20日朝更新

テクニカル用語の簡単解説

【前場終了段階】

・先物:OSC51%(-4%)-260円
・日経平均:OSC56%(-2%)-293円
・TOPIX:OSC53%(-3%)-30ポイント
・マザーズ指数:OSC51%(+5%)-12.97ポイント
・ヘラクレス指数:OSC48%(-2%)-18.2ポイント
・国債先物:OSC37%(-2%)前日比変わらず。
・ドル・円:107.67円(21銭の円高)

【後場終了段階&海外市場】

・先物:OSC51%(同値)-300円(前場比-40円)
・日経平均:OSC56%(-2%)-323円(前場比-30円)
・TOPIX:OSC53%(-3%)-34ポイント(前場比-4ポイント)
・マザーズ指数:OSC50%(+4%)-16.02ポイント(前場比-3.05ポイント)
・ヘラクレス指数:OSC49%(-1%)-17.99ポイント(前場比+0.21ポイント)
・国債先物:OSC36%(-3%)36銭安。(前場比36銭安)
・日経先物イーブニングセッション:14140円(大証終値と変わらず)
・シカゴCME日経先物:14270円(大証終値比+130円)更新
・NYダウ:12063ドル(+34ドル)OSC38%(+1%)6月18日の37%を若干切り返すがまだ弱い。更新
・ドル円:107.96円(8銭円安)OSC57%(-3%)6月17日の68%をピークに下降中。更新

いやはや、後場の売り叩きは久し振りに見事でした。鎌首をもたげたところから、容赦ない突き落としです。

結局後場は、因縁の6310井関農機を320円で拾い、322円返しの速攻技のトレードのみでした。後は一切ひっかからず。

日経平均はまだOSCを2%しか落としておらず、6月13日の45%からはまだ騰勢を保ってはおります。しかし、例の黄金分割比率の14200円を後場に2度奪還するも、最後は力尽きております。

この流れからすると、13900円レベルまでの調整がないと次の反発はないのかも知れません。反発のサインが出た時はコメントするようにします。

個別株を見ても、4分の1程度は良いところまで押されておりますが、まだ大勢は上値で浮上中です。一旦、水中へと落としこんで、この間の饗宴で浮かれた頭を冷やすことが、少なくとも必要かと。。。

最後に繰り返しますが、国債先物も日経先物も、この後場の下落にもかかわらず、共に値を下げております。(金利上昇)

株も駄目、債券も駄目、ではどこに逃げれば良いのか?

世界はどこか不吉な動きが続いております。

-------20日朝のコメント-------

<長くなったので別項にしました。>
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波乱の前場

2008-06-19 11:19:24 | 株に出会う
モニタリング銘柄の6310井関農機。朝方の待ち受け値段が1円届かず。(306円に対して305円待ち)その後の押し目買いも1円届かず。大魚を逃がしております。

もう少しリスク許容度を上げた方が良いかも知れません。特にこの地合で特買いで始まるような日は、昨日の三井松島もそうですが、あまり欲を掻くと良くありません。

これは今日の大いなる反省。欲を掻かなくとも、その後の寄り付き値段を抜く局面では、皆さん買い上げようと涎を垂らして待ち受けているのですから、ここで何故乗れなかったのか? 要は、朝方の買い失敗の後遺症で、再度降りてくるのを待ちたい心理が優勢を占めるというのが、行動ファイナンス理論の言うところなのでしょう。

しかし、どうも潮目が変わったのかも知れません。

これまでのような、押されたところからの反発が一切見られません。ジリジリと押されるばかり。もちろん高値圏に到達していた日本株のポジションもあったでしょうが、アメリカの変調が再度認識されつつあること、そしてG8の合意事項の期限が切れかかっていることが大きいかと思います。

そして、The Royal Bank of Scotland(RBS)のストラテジストが予言したように、インフレが主要国の中央銀行の機能を麻痺させるため、今後3ヶ月間は世界の株式市場と債券市場がクラッシュする怖れが強まっていることが、この潮目の変化を言い得ております。

多分、S&Pケースシラー住宅価格指数が発表される24日22時には、もっと事態の深刻さが認識されることでしょう。

一応、各市場の現状を確認しておきます。

【前場終了段階】

・先物:OSC51%(-4%)-260円
・日経平均:OSC56%(-2%)-293円
・TOPIX:OSC53%(-3%)-30ポイント
・マザーズ指数:OSC51%(+5%)-12.97ポイント
・ヘラクレス指数:OSC48%(-2%)-18.2ポイント
・国債先物:OSC37%(-2%)前日比変わらず。
・ドル・円:107.67円(21銭の円高)

債券先物は思ったほど上昇しておりません。

まさに、株安、債券安といったRBSのストラテジストが言った方向へと流れております。

今は、迂闊な買いは入れるべきタイミングではありません。短期での切り返し局面はもう少し後に出てきます。そこで短期の利鞘を抜くことを基本にするのが得策かと。トレンドは明らかに下降局面です。余裕がある方は、売りを最初のリバウンドで入れるため待ちかまえていることでしょうね。

トレードの方は、結局、前場は何ら約定無し。分足の節目の少し下あたりで指しておき、そこからのリバウンド狙いが、今日の後場の基本戦術です。
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