株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(6.5.08)

2008-06-04 20:02:54 | 明日のモニタリング銘柄
まずは、OSCコンバージェンス件数から。

20件(+203円)→32件(-184円)→8件(+415円)→12件(+214円)→25件(+102円)→6件(-231円)→37件(+226円)→37件(?)となっております。

連続して30件Upです。明日の日経平均の上昇確率は70%ですが、2つ目のデータのように外れているケースもあります。折しも、ドル・円は再度105円割れの104.72銭近辺です。(午後6時50分現在)

大証の日経先物のイーブニングセッションでは、大証の終値比で130円も下げております。円高の影響でしょうね。

NYダウは、RSIを32%にまで落としており、これは3月17日以来の低水準です。雇用統計を控えて、大幅な上昇は難しいとしても、3日の安値近辺からの反転はありえそうです。

さて、微妙な局面ですが、明日のモニタリング銘柄です。

1.3620デジタルハーツ
 この株、今日はOSCを38%(-7%)まで落としてしまい、5月19日の31%がベースラインとなりました。この日の終値の385Kあたりまでの下落があれば申し分ありませんが、5月9日に好決算を発表しており、その日の終値の393Kからその後645Kまで駆け上がったことを考えると420Kあたりまでの調整はありうる状況です。それまでは、反転があったとしても5月30日のような一過性に終わる可能性が大ですので注意。
 
2.2159フルスピード
 OSCを4月18日以来の29%にまで落としました。RSIはまだ39%ですし、指数値面からももう1段の下げがありそうです。すると224Kという5月2日の安値が意識されるところです。そこが抜けると底なしとなってしまいますので、どのあたりで踏ん張れるかが注目点。

3.5707東邦亜鉛
 OSCの37%は久方ぶり。3月21日以来です。RSIも24%にまで急落。亜鉛相場も下落しておりますので、まだまだ雌伏の時が続くのかも知れません。ともあれ、底が抜ければ500円割れ必至ですが、OSCの更なる下落からの底値をマークする時期をじっくりと探ります。

4.4403日油
 いささか、この食糧難の時代には、鳥インフルエンザ銘柄のこれには日が当たらないようです。445円までの押し目があれば。

5.2371カカクコム
 分割騒動で650Kまで上げた後は、例によって、三菱UFJが64万円のフェアバリューに届いたとして、レーティングを引き下げております。この株、以前もこのような仕打ちにあっております。その都度、不死鳥のように蘇ってきた希有な株。後20Kばかりの調整が入れば申し分ありませんが、最初の抵抗線は577Kの今日の安値。ここが防御できれば再度の切り返しもありかと。

以上です。
 
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市場概況(6.4.08)

2008-06-04 15:56:01 | 市場概況
6月4日(水)の市場概況です。赤字部は5日朝更新

テクニカル用語の簡単解説

・日経先物:OSC57%(+1%)6月2日の63%から反落に転じる。
・日経平均:OSC64%(+9%)4月21日の64%に並ぶ。
・TOPIX:OSC66%(+9%)4月21日の68%を目指す勢い。
・マザーズ指数:OSC47%(+2%)6月2日の52%から反落に転じる。
・ヘラクレス指数:OSC49%(+1%)6月3日の48%から切り返しに転じたか。
・国債先物:前日比67銭安 OSC50%(-4%)6月3日の54%から反落中。
・日経先物イーブニングセッション:14250円(大証終値比-130円)
・シカゴCME日経先物:14365円(大証終値比-15円)更新
・NYダウ:12390ドル(-12ドル)OSC47%(+2%)5月27日の42%から切り返し中。更新
・ドル・円:105.17円(12銭円安)OSC61%(+1%)5月30日の63%から下落中。更新

いやはや、後場は何とも凄まじい値動きでした。主力市場は上へ上へと上昇。金融株もアメリカなどクソ食らえとばかりに気を吐く始末。

対する、新興市場には資金が全く回ってきません。昨日活況だった銘柄ほど売り込まれました。

遊びで264Kで指していた3623ビリングシステムなど、あっという間の怒濤の成り売りの大津波で、指し値を変更する間もなく、海中深く飲み込まれてしまいました。こうした新興市場銘柄はこれが良くあります。特に上にも下にも行かずに膠着している高値圏では、痺れを切らしたトレーダーが、利確の投げをすることがあります。

特に前日あたりに年初来高値をマークし、今日はそれに届かないようなケースに、この怒濤の津波は多発するようです。逆もありますのでそれはそれで面白いのですが、日によって下で待つべきでないこともあります。そのあたりの見通しが甘かった。。。

持ち越しは、安値を切り上げた4849エン・ジャパンのみ。結構、執拗に追っかけるのが、最近の筆者の行動パターンです。そうでないと、その日にいきなり見ても、流れが掴めません。本当に動意付いたかどうかの判断も困難です。

さて、これから隣の犬を散歩に連れ出し、心機一転、大汗をかいてくることとします。

-------5日朝のコメント-------

NY市場はダウは小幅安ですが、ナスダックが少々上げました。シカゴCMEもほぼ大証終値で返ってきております。原油は122.2ドルになっているのは在庫の大幅増加で需要の減退が優勢とのこと。

ISM非製造業景況指数は、若干市場予測を上回っておりますが、ムーディーズが、モノライン各社の格下げのニュースが株の上昇を抑えた形。

ここのところ、格付会社が一斉に何かやりだしておりますね。これは今後の変動相場の予兆かも知れません。

今日は、日経平均のOSCが昨日大幅アップしておりますが、14461円の直近高値を超えることができるのかどうか、下値は14200円が抵抗線として働くことができるのかどうかに注目。

NY債券は利回りが上昇(価格は下落)しており、今のところ株と債券が共に小幅下落でほぼ拮抗しております。日本の長期国債先物も6月3日の売り方の買い戻し中心で、OSCが54%というピーク値を付けております。インフレ懸念からはこれ以上順調にのばせるとも思えず、円安と相俟って、もう一段の上げを株式市場が演じる余地はありそうです。その後は反落を予想。
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これは切り返しすぎか?

2008-06-04 11:16:35 | 株に出会う
今日、日経平均が上げる確率は70%とお伝えしましたが、それにしてもチョイと上げすぎではないでしょうか?

まるで今晩のNY市場が切り返すのを先取りしたような動きです。特に日経平均とTOPIXのOSCがほぼ天井圏まで届いております。後は14400円越えがありますが、そこまではどうでしょうね。

各市場の動きは下記の通りです。

・日経先物:OSC58%(+2%)で+190円。
・日経平均:OSC63%(+8%)で+175円。
・TOPIX:OSC65%(+8%)で+18.4ポイント。
・マザーズ指数:48%(+3%)で-6.22ポイントのコンバージェンス。
・ヘラクレス指数:OSC52%(+4%)で+5.26ポイント。
・国債先物:OSC50%(-4%)で前日比60銭安。

国債先物が昨日は上げすぎた反動から、今日は調整しておりますが、昨日を別にすれば5月26日を底にしての切り上げ過程にあります。

S&P500のVIX指数も20ポイントに昨日は乗せております。

但し、ダウの安値はまだ底割れしておりません。むしろダイバージェンスが強まっております。今日は12342ドルの昨日安値割れがないところからは、一旦100ドルほどはプラスにするかも知れません。しかし、雇用統計待ちであることは日米に共通です。

金融不安再燃が、雇用統計に陰を落とすと、一気に12200ドル近辺までの安値をダウは試すのかも知れません。その後の攻防線は12000ドル。

前場は、持ち越しの2175SMSを1070Kで売り。+139Kは久々の大勝でした。

後は、無理をしないでチャンスをじっくり待ってのトレーディングを心がける予定。中途半端なところで入っても、大して勝てないことは経験からも言えることですので、選別トレーディングにシフトすることとします。
コメント (1)
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